1週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
先月29日は 仲秋の名月 丁度満月の日でした
Bluebirderは 夕刻 夕食会場の対応で
水平線上を昇る様子は見られませんでしたから
(実は 観えたかどうかさえわかりません)
午後8時半以降 デスクワークの合い間に 当館ベランダへ・・・
ただ 日中の晴天から午後には雲が広がってきていたので
端から お月見は期待しておりませんでした
見上げてみれば もう南寄りの空高くに・・・
それも雲を被って・・・
雲の間に間に見えるお顔は斑模様・・・ 少し気の毒な”名月”ではありました
とにかく 雲が多い中
是非とも”拝顔”をと 雲の切れ間を待ちますが
「おっ 切れ間が近づいて来た!」そんな心の叫びとは裏腹に
同じところに雲が湧いてきてしまい なかなか”素顔”を見せてくれません
代わりに 披露してくれたのが「月光環」 または「月光冠」
薄雲に覆われた際に
月の周りをふちどるように丸く輪ができて輝く現象です
ね!月の周りの雲が光ってる
お月見に相応しくない空模様でも
これはこれで ラッキーだったのかも知れません
ネット検索によれば
そもそも ”月光環”自体が ”ラッキー現象シーン”なのだとか
町内の方も お客さまも おそらく大勢の方がご覧になれた筈です
よかったですね♪
それでもまあせっかくの”名月”ですから なんとか素顔を拝見できればと
今度は午後10時過ぎ・・・ 斑になるような雲は殆ど無くなり
ようやく拝めた ”仲秋のフルムーン名月”です
ただ それでも まだ空はスッキリとはいかず
薄~いヴェールをまとっている状態
2023年 観洋の”仲秋の名月”は
なかなか素顔を見せてくれない”ハニカミ屋さん”でしたが
薄雲越しながらなんとかお眼にかかれ
ブログでもご紹介出来たのは何よりです
ただ ”仲秋の名月”は 風景もあっての趣きになるというもの
志津川湾なら 入り江とか・・・
”月だけ写真”で味気なかったことは お詫びいたします
ところで この際東に眼を移すと 空高くには名月に追随するように
ガリレオ衛星を従えた”木星”が煌々と輝いていました
木星本体からすぐ右にあるのが ガリレオ衛星”イオ” その隣が”ガニメデ”
少し右上に離れたところに”カリスト”
木星の左下 見かけ ほぼ接する位置にある"エウロパ"は
本体の光に取り込まれて観えません
歪んでいる上に不明瞭で とても鑑賞に絶えない木星の画像ではありますが
マイクロフォーサーズ 150mm望遠に2倍電子エクステンダー撮影でも
辛うじて ”縞模様”らしきものが確認出来ました
画素のドットが出ている荒い画で ボンヤリではありますが・・・
惑星撮影に適さない機材構成でも”縞模様”が確認できるということは
木星を観望するのに良い条件なのだという証し
これから いよいよ見ごろとなる木星
その観察が楽しみな時期に入りました
スターパーティにも是非ご期待ください
天体望遠鏡を向けると 縞模様は2本見えます お楽しみに♪
omake・・・
月ばかりでなく木星も薄雲に覆われて こんな現象も観られました
月が”月光環”ならば 木星は ”木星光環(冠)” といったところでしょうかww