皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)
9月になった途端に肌寒くなりましたね...
まだ薄い毛布で過ごしているのですが
もうそろそろ厚手毛布の出番のような気がします...?
さて!前回の「牡鹿半島・女川駅周辺」に引き続き、
夏開催地域の「石巻」へ行って参りました。
前回のブログはこちら⇩(牡鹿半島・女川駅周辺)
「Reborn-Art Festival 2021-22「夏」㏌牡鹿半島・女川駅」
町の中に展示されている作品が主なため、
24時間パーキング、もしくは
「いしのまき元気いちば」の立体駐車場(初回120分無料)に
駐車してご覧いただけますとスムーズです?
※石巻駅周辺には複数の有料パーキングがありますので
事前に調べてから行くと安心ですね。
インフォメーションセンターがある
石巻駅はこんな感じ!
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「009」のキャラクターたちが出迎えてくれますよ。
パスポートの検温、消毒、パスポート提示、名前の記入を終わると
その日のバンドに番号を印字していただき、配布されます。
(※これがないと作品を観覧できませんのでご注意※)
※掲載写真は随時スタッフさんに確認をとり、
「OK」を頂いたものを掲載しております。
今回は映像作品が多く、動画撮影、作品によっては写真撮影も
ご遠慮頂くものがあります。撮影時にはスタッフさんに確認をとりましょう!
ここからは「観洋ちゃんねる」メンバーが回った順番に掲載します!
まずは、石巻駅から近い「A6~A9」の作品。
展示場所は【旧つるの湯】
「つるの湯」様は石巻で唯一の公衆浴場。
2019年7月30日に92年の歴史に幕を閉じた銭湯です。
震災後は2012年から営業を始め、市民の方々に愛されてきました。
そんな思い出が溢れる場所が今回の展示場所となっております。
MES様の作品「サイ」
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温泉として使用されてきた中に足場を組み、
サーモグラフィのライティングや
お風呂に入った時に思わず声にしてしまう「あぁ~♨」という声も
録音できる仕掛けもあり、参加型として楽しめるなと思いました。
次に同じ敷地内にある「旧サウナ石巻」
こちらでは3名のアーティストの作品が展示されていました。
マユンキキ様の作品「SIKNU(シㇰヌ)」
作品の名前にもなっている「SIKNU」のアイヌ語には
「生きる、死なずにすむ、命を取りとめる、生き返る」という意味が
こめられています。
マユンキキ様は現代の日本でアイヌとして日本人として
存在する自分に非常に複雑な立場にいると作品にて展開しています。
写真撮影はできない作品だったため、マユンキキさんのお部屋として
展示されたいた品々はどこか安心できるような、それといて
懐かしいような気持ちになりました。
映像作品もありますので、ぜひご覧ください。
片山 真理様の作品「hole on black」
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牡鹿半島の山の中にも溶け込むような作品がありました。
壁に映し出される映像作品では、前に一歩ずつ進む片山様、
そして展示された写真は裏表で別々の写真が展示されています。
西尾 康之様の作品
「磔刑」
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「唐櫃」
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3mの彫刻作品である《磔刑》と
レリーフ作品《唐櫃》が展示されています。
人間の想像力によって生まれる様々な物語や信仰から着想を得て制作されたもので、
展示されている場所は「健康に良い」と信じられて流行したラドン風呂跡。
西尾様は人間が何かを「信じる」ことや
恐怖心や執着から派生する願望・快楽について問いかけています。
3mの彫刻は圧倒されるほど大きく、天井からつるされて圧巻でした。
問いかけられたものに対しての答えはすぐには出せず、
様々な解釈の仕方、考え方があるなぁと感じました。
「A1」の作品
展示場所は【旧観慶丸商店 2F】
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廣瀬智央様の作品は3つ。
「無題(ミント・ガーデン)」「無題」「クール・ダウン」
中には手織りの絨毯があり、寝転ぶと天井にもミントが。
ミントの香りとほどよい風の心地よさで癒されました。
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また、様々なミントの香りを体験でき、
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それぞれのミントの特徴を活かした淹れ方で淹れて頂いたお茶を
頂きました。
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頂く前に数種類のミントの香りを堪能したので
それに加わり、美味しいお茶を頂きスッキリしました?
「A5」の作品
展示場所は【日和山公園(旧レストランかしま)】
※駐車場がございますので、そちらに駐車してください。
雨宮 庸介様の作品「石巻13分」
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こちらは映像作品でしたが、中を撮影するのは大丈夫との事で
終わってから撮影をさせて
もともとレストランとして使用されていたこの場所。
震災時には支援物資の倉庫として使用されました。
その場所で描かれる作品。
映像が映し出される中、室内にあるすべてのものが作品として
成り立っていました。
「A10」の作品
展示場所は「プレナミヤギ・アイススケート場」
※作品は建物を正面からみて左のアイススケート場です。
バーバラ・ヴァーグナー&ベンジャミン・デ・ブルカ様の作品
「Swinguerra」
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映像の中にはブラジル北部の郊外に実在する3組の
ダンスグループが登場し、様々な思いは交錯するなかで
現代の若者の群集劇としてダンスを通して抑圧された自己を生き生きと解放し、
力強く表現する姿を描いたこちらの作品は2019年に
ヴェネチア・ビエンナーレで発表され脚光を浴びました。
その作品が冬季にはアイススケート場として利用いただける場所に
大きなスクリーンを設置しての作品展示となっておりました。
最後は「A2~A3」の作品。
作品場所は【旧千人風呂】
お話を聞くと東日本大震災の時、自衛隊の皆様が
被災地の方々へとお風呂を準備した場所だそうです。
映像作品がありましたがこちらは「予約制」
予め時間などを確認して、ご覧頂くとスムーズですね。
まずは、
片山 真理様の作品「Ballet#002」です。
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石巻の開催地では二ヵ所目の展示となります。
今まで見てきた作品とはまた違い、大人びていて、
ゴシックのような雰囲気をまとった一枚。素敵でした。
HouxoQue様の作品「泉」
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建物の二階に展示をされていて、行ってみると
長靴を履いてくださいとスタッフさんからの案内がありました。
作品が展示されている場所は防水加工が施され、
建物内しかも二階の中に泉が存在するというなんとも不思議な感覚です。
また、ちょうど私達が見に行ったときは水がバシャバシャと出ている時。
スタッフさんによれば「幸運が訪れるかも」と作者の方から
伝えてくださいとの事で、水が出ている時間帯は少ないみたい...!
たまたまその時間帯に観覧することができました?✨
そして、最後の映像作品。
映像、と言いますか 昭和の家電のオーケストラ。が
新旧の町の記憶を受け継ぐ空間にずらりと並んでいました。
こちらはあの「あまちゃん」の音楽の制作にも携わった
大友良英様の作品「バラ色の人生」
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15分の上映時間で耳にする様々な家電の音は
日常的に聞いているのもあれば、
聞いている音同士が重なった時に聞こえる音、
ノスタルジックなアンサンブルを見て、耳にして楽しめました。
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「夏」開催は 9月26日(日)まで。
来年「春」に開催される分についても、向かう予定でございますので
お楽しみに!
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