まさに"今宵" 仲秋の名月を望もうという 昼どきの志津川湾です
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一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
9月21日 よく晴れ渡った志津川湾
マリンブルーの海に溶け込んだグリーンの水域もきれい
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雨の後のような濁りもなく 水の透明度が高い日でしたから
より一層 輝きを増して 美観を"アピール"していたようです
今夜は さぞきれいな名月の予感♪
・・・期待の夕刻・・・・・
日中晴れ渡った空からすれば
この展開は意外
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昇る月とともに 水平線上の雲が広がって
月を拝むまで しばらく時間を要しました
少し気温が下がって風が吹いていましたから 半袖では寒いさむい
幾度か 建物の中に待機しながら
外階段の踊り場で 月が雲から抜けるのを待ちました
そして・・・
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スマホカメラにて
輝度の高い月の光が膨らんで 巨大になってしまっていますが
湾の佇まいは わかりますね
月の作った"光の道"を挟んで 左が"椿島" 右が"神割崎"
最新のスマホカメラなら
もっとクリアに撮れるのでしょうけれど
7Plusでは この程度 ご容赦を・・・
ただ
ISOやシャッタースピードを調節できる
アプリを使って "名月の表情"撮りに挑戦したところ
はい
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名月の"お顔"を
これくらいに捉えることが出来ました (2倍zoom撮影 少々トリミングアップ)
更に トリミングで ズ~ム イン!
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古い機種のスマホにしては まあまあ かも
"杵臼で餅を搗いているウサギの形"が 辛うじてww
今年は
8年ぶりに "満月"の仲秋の名月でしたね
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晴天に恵まれ
ことのほか 美しい名月を愛でることが出来たのは幸運です
皆さんのところでは いかがでしたか?
さてさて 次の日
前夜の晴天がそのまま続き 昼間の気温は急上昇
ほぼ真夏日と暑~くなった22日
仲秋の名月の英名は"Harvest Moon"
"実りの秋の月"の時期に相応しく
近郊では あちこちの田んぼで稲刈りが行われていました
そんな光景を眺めながら 車を走らせていると
"真っ赤な花"♪♪
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そう "彼岸花" "曼殊沙華(まんじゅしゃげ)"が 道脇に♪
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ささやかな本数ですが
美しく色鮮やかな紅い花は ひと際 目を引きます
確か テレビアニメ"鬼滅の刃"のエンドタイトルバックにも
描かれていましたね
23日が秋分の日 秋彼岸
花が咲いているのはせいぜい1週間と聞きますから
ぴたりと この時期に咲くのには驚きです
球根を含め 花や茎自体に強い毒性があることを利して
昔 土葬をネズミやモグラから守る目的で
墓地に植えられていたので
"地獄花"など 怖い呼び名もいくつか付いているのですが
彼岸花の別名"曼珠沙華(マンジュシャゲ)"は
サンスクリット語で"天界に咲く花"という意味
"めでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる"
という仏教の経典が由来になっています
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紅い花びらの華やかさは 確かにそんな印象
まさに 祝いの色♪ きれいです
ちなみに "球根"は水につけると毒が抜けるので
飢饉の際には 食用にされたそうですし
何より 亡くなった家族を守ってくれていたのですから
私たちにとって"備え"と"守護"の花 忌み嫌うことは無さそうです
そして 暑さをもたらした陽は西に 暮れ行く仲秋の一日
サンオーレ袖浜から 観洋を望む夕景です