皆様こんにちは、マッキーです。

今回は当館から車で約1時間!
塩竈市にある鹽竈神社・志波彦神社を紹介いたします。

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志和彦神社は志波彦大神をお祀りしております。
あまり馴染みのない御神名ですが、
『延喜式』の神名帳に記載されている2861社の中でもわずか225社しかない
「名神大社」と言う格別の崇敬を
朝廷より受けていた神社でございます。

鹽竈神社は古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として、
朝廷を始め庶民の崇敬を集めて今日に至ります。
当神社創建の年代は詳らかではありませんが、
平安時代初期、嵯峨天皇の御代に編纂された「弘仁式」に「鹽竈神を祭る料壱万束」と記され、
厚い祭祀料を授かっていたことが知られます。
つまり、奈良時代国府と鎮守府を兼ねた多賀城が当神社の
西南5km余の小高い丘(現在の多賀城市市川)に設けられ、
その精神的支えとなって信仰されたと考えられます。

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駐車場から歩いていくと…
木が生い茂る中、
金色に輝く「鹽竈神社」の名前と
歴史ある石造りが印象的な鳥居がお出迎えいたします。

そしてさらに進むと…
今年は辰年という事で格好いい巨大絵馬があり、

分かりやすい境内図がございました。

振り返ると遠くに塩釜港と松島のきれいな海景色を見る事ができます。

そして志和彦神社の境内は、
年季を感じられると言いますか、
風情ある雰囲気でございます。

こちらの神社は
手を近づけると自動で出てくる「手水舎」が
とても斬新で良いなと思いました。
(柄杓を使用するタイプ以外が初めてだったのて…)

そして鹽竈神社の境内へ足を運ぶと、
東神門には七夕の時期に訪れたからでしょうか、
吹き流しがお出迎え。

境内には沖縄のシーサーにも似た「狛犬」のような石像、

開運や商売繁盛の良いとされている「撫で牛」

日本舞踊等を披露するのでしょうか「舞殿」等、


神社ならではの様々な物がございました。

そして「唐門」を抜け、
石畳を歩いて参拝を行いました。
志和彦神社に比べると煌びやかな印象を受け、
その趣の違いを楽しめるポイントの一つかなと思いました。

最後にせっかくなので、
表参道の木々に囲まれた約200段の石段を
昇り降りしましたが、運動不足なのか結構疲れました。
(あまり張り切り過ぎると足を負傷するので注意を…)

近くにお立ち寄りの際は
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

宮城県塩竃市一森山1-1
【開閉門時間】
3月~10月: 5:00~18:00
11月~2月: 5:00~17:00
境内の参拝は自由でございます。