一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
先日、2017年 津軽すこっぷ三味線世界大会の覇者が観洋を訪れ、
とある宴会の席に登場しました。
その名は、若葉 舞(わかば まい)さん。
宮城県は 南三陸町のお隣 登米市のご出身。
新日本舞踊を若葉流家元のお母さまの指導で
幼少期から始め、中学二年の時名取を取得。
2014年筆頭師範を取得した才女です。
その後、2014年には すこっぷ三味線に魅了され、
2017年青森県の五所川原で開催された
第十一回津軽すこっぷ三味線世界大会で優勝を果たしました。
その舞さんが、南三陸町内のとある事業所のちょっと遅い新年会に招かれ、
すこっぷ三味線の演奏を披露してくれました。
そもそも、すこっぷ三味線とは、すこっぷと栓抜きを使って、
音楽に合わせてあたかも津軽三味線を弾いているかのごとく演奏。
津軽三味線の叩きつける音とすこっぷを叩く音がマッチして、
本当に弾いている感覚を 演奏者、聴衆ともに味わうことができる、
すこっぷの金属部分を栓抜きで叩き弾くのですから、
音は至って単調なものなのだろうなぁ・・・と思っていました。
が、ひと度 舞さんの演奏が始まると・・・あにはからんや!
リズミカルな「バチ」さばきと叩きの強弱は
まるで三味線の音色を奏でているようで、
「音程」さえ聞こえてくるような印象です♪
まさに、すこっぷ三味線の女王ならではの真骨頂♪
この日は、お客様も巻き込んで、
トークで笑いを取ったり・・・、と 大いに盛り上がりました。
宴会場のお客様は拍手喝采~♪
最近は各地のあちこちですこっぷ三味線グループも立ち上がり、
その輪がどんどん広がりをみせているのだとか。
この日は、カラオケでお客様とデュエットもしてくれた 若葉 舞さん。
日々、日本各地ですこっぷ三味線を披露しながら、
演奏の奥深い魅力を伝えようと
自ら主宰するすこっぷ三味線教室も通じ、愛好者の輪を広げています。