日本最大級の政策コンテスト
「第14回マニフェスト大賞」におきまして
株式会社阿部長商店 南三陸ホテル観洋の
『震災を風化させないための語り部』活動
【最優秀コミュニケーション戦略賞】を受賞しました!

2019年11月8日、
六本木アカデミーヒルズにて
「第14回マニフェスト大賞」授賞式が開催され、
過去最多の応募総数2,619件から
6部門30件の優秀作品が選出されました。

【コミュニケーション戦略部門】では
南三陸ホテル観洋の
「震災を風化させないため語り部バス」を含めた
6件の取り組みが『コミュニケーション戦略賞優秀賞』を受賞!

さらに、『コミュニケーション戦略賞』を受賞した
6件の取り組の中から、当館が
【最優秀コミュニケーション戦略賞】を受賞いたしました!

震災直後より語り部活動を意識してきた阿部女将と
語り部・防災士の伊藤次長が登壇し、
賞状とトロフィーを授与されました。

その後、各部門の最優秀賞受賞者が
壇上でプレゼンを行いました。


5分という短い時間ではありましたが、
会場の皆様にご清聴いただき、想いを伝えることができました。

震災直後からの「語り部」活動の独自性・継続性と、
地域の交流人口拡大や経済活性化に貢献したと評価され、
この度の受賞となりました。
応援いただいている皆様、関わってくださっている
すべての皆様に心より感謝申し上げます。

南三陸ホテル観洋は東日本大震災発災時より、
公的な指定避難所ではなかったものの住民はじめ
多くの方々を受け入れ、震災当日から
避難所の役割を担ってまいりました。


多くの大切な命を守る砦となる事と
復興の牽引役となる事を使命として感じながら、
住民と従業員、ボランティア、医療工事関係者、
多くの方々が関わる避難所運営を行い、
自助・共助の取り組みを率先して行いました。


その震災の経験と学びを伝える「語り部」活動を
2011年より現在まで継続して行ってきました。
「語り部」の活動は災害伝承だけでなく、
交流人口拡大の糸口になり、地域経済活性化や
地域産業を守ることに繋がりました。

2015年からは、
「語り部の震災の記憶と教訓を伝えたい」
「多くの方が交流する場を作りたい」
という想いから、
「全国被災地語り部シンポジウム in東北」
実行委員会を結成しました。


民間企業の枠に留まらず、
様々な方々と連携しながら全国に働きかけ、
これまでに宮城・兵庫・熊本にて
4回の「全国被災地語り部シンポジウム」を開催。
南三陸町では、語り部フォーラムや座談会も行いました。

シンポジウムを重ねるたびに人と人が新しく、
またさらに深く繋がり、語り部活動そのものが
普遍的、持続可能な取り組みとして広がっております。

地方の民間企業でありながら、
ここまで取り組みを継続できたのは
『自助・共助』の考えを胸に、
ひとり一人がその課題に真摯に向き合っている
からこそだと考えております。

皆様に感謝致しますと共に、
機会がございましたら是非現地へ足をお運び頂き、
南三陸の風光明媚な景観と、豊かな海の恵み、
震災からの復興への歩みを感じて頂ければと存じます。

今後とも南三陸ホテル観洋を
ご愛顧の程よろしくお願い致します!