本日7月10日は、南三陸ホテル観洋の創業日。
つまりお誕生日でございます!
おめでとうございます! ありがとうございます!
1972年の開業から皆様のご愛顧を賜り、
東日本震災後は多くのご支援やお力添えを頂きながら
今年もこの日を迎えることができました。
心より感謝申し上げます。
創業者である 故 阿部泰児会長は、
若い頃より魚の卸しを行い、仙台と気仙沼を往復しながら
途中の休憩ポイントであった志津川湾の絶景に感銘を受け
この南三陸でホテルをはじめました。
会長は1960年のチリ地震津波で被災した経験をもとに
この場所が絶景であるだけではなく
堅い岩盤である高台に建てることができる等
防災・減災の面も熟慮し南三陸ホテル観洋を建てました。
気仙沼にあるふたつの姉妹館も
すべて高台の上に建っております。
創業から二十余年経ってからの
貴重なお写真がございましたので是非ご覧くださいませ。
こちらは2004年に南三陸温泉が開湯するまでの
温泉の掘削写真でございます。
(上は採掘時の写真、下は今年の春の写真です)
三陸沿岸部は地形から学者には「この地域では温泉は出ない」と
言われておりましたが、
会長は「温泉を掘れば地域の価値が上がる」と信じて
「富士山の高さまでは掘ろう」と覚悟し挑戦しました。
「一念岩をも通す」の想いで取り組んだ結果、
温泉がでないと言われていた地域で3本の温泉を掘削し、
念願の「南三陸温泉」「気仙沼温泉」を開湯しました。
普段全く酒を飲まない会長でしたが、
温泉が湧いたときには、
天にものぼるような気持ちで
「お酒が飲めるなら、一晩中飲み明かしたい」
と語ったそうです。
南三陸温泉も今年の4月に15周年を迎え、
多くの皆様に親しまれております。
創業50周年、開湯20周年を目指して、
感謝の気持ちを忘れず、笑顔いっぱいのおもてなしで
これからも皆様のご来館をお待ちしております。
今後とも、よろしくお願い致します!
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