一週間ぶりのご無沙汰です、Bluebirder*Sです。
6月の花嫁は 幸せになる、って言いますよねぇ。
June Bride!
南三陸町の6月の花嫁は、M.Hさん。
同じ町内に住む Y.Tさんと、
向こうに太平洋を望む 志津川湾の絶景を背景に挙式。
親族をはじめ、友人を前に 永遠の愛を誓いました。
この15日のこと。
純白のドレスがよく似合う M.Hさん。
皆さんから フラワーシャワーで祝福を受けました。
披露宴には、239人が出席。
観洋6階のコンベンションホール羽衣が会場です。
円卓の数は40。
観洋では 久々に大規模な披露宴になりました。新郎新婦は、まさに「ご縁」あってのご結婚。
震災が無ければ無かったご縁なのです。
というのは、新郎の実家の工場が東日本大震災の津波の被害に遭い、
急遽、決まっていた企業の内定をお断りして故郷へ帰って来ることに。
新郎のお姉さんの旦那さまがサーファーで、
たまたま当館で開かれた街コンに連れてこられた時に
岩手のサーファーと仲良くなり、
今度サーフィンに行こうと誘われて、出かけた先がサーフショップかぶとむし。
そこで、当時高校生だった新婦と初めて遭遇。
いつしか、新婦は新郎から理数系のテスト勉強を教えてもらうようになって
その後、お付き合いが始まりました。
実は、
新婦のご両親も出会いの場がサーフショップかぶとむしだった
というのですから、奇遇ですね。
その上、新婦はサーフィンの他に写真も趣味で、
撮影用のカメラは、
何と、新郎の祖父から譲り受けたものなのだそうな。
新婦のご両親のお店の常連さんでした。
新郎新婦が出会うずっと前のことでしたから、
このころから、もう二人のご縁は遠巻きながら
紡がれ始めていたのかも知れませんね。
お二人のご縁を決定づけたのが、震災だったというのはミラクルです。
交際5年8か月の間、一度たりとも喧嘩をしたことはないという仲のお二人。
ある意味「おのろけ」にも聞こえてしまうのは私だけかもしれませんが(笑)、
とにもかくにも ご縁あって
何か見えない手によって引き合わされたような印象もあるお二人、
おめでとう! そして、お幸せに!