一週間ぶりのご無沙汰です。
Bluebirder*Sです。
このところ、南三陸町でも 少しだけですがみぞれや雪が降ったりして
寒い日が増えてきました。 まだ、積もりはしませんけどね。
さて、そんな11月下旬、三連休の中日に
観洋では、一組のカップルが 披露宴を挙げました。
地元南三陸町を愛し、地元で暮らすお二人は
善史さんと恵里さん。
善史さんは 気仙沼支援学校、
恵里さんは 地元の のぞみ福祉作業所にお勤めで、
お二人とも福祉関係のお仕事をしています。
出合いは、去年6月、
たまたま善史さんの研修先になった のぞみ福祉作業所でのことでした。
同じ志津川中学出身で、お互い見かけたことくらいはあったのでしょうが、
学年が違って 面識はありませんでした。
「かわいい~」というのが、善史さんの第一印象。
けれど、恵里さんは「中学で見たことあったかなぁ」という程度の印象だったそうです。
そんな出会いのお二人でしたが、その後 ほどなく とにかく 交際は始まりました。
恵里さんはディズニーランド好きの旅行好き。
この一年、あちらこちらへと一緒に旅行にでかけてはお互いの仲を深めてきました。
そして、今年6月 恵里さんの誕生日にも ディズニーランドへ。
お二人、あれこれアトラクションを楽しみながら、シンデレラ城の前にさしかかった
まさにその時でした !
「結婚してください!」と善史さんがプロポーズ。
恵里さんは「はい」と答えたそうです。
利府高校では甲子園を目指した 善史さん。会場では当時のナインからも祝福を受け、
また、気仙沼支援学校の生徒や先生からも新郎を慕うメッセージビデオが届きました。
生徒たちに慕われ、仲間の人望も厚い善史さん。
復興途上の南三陸には「新興」が必要だという持論を持っていて、
夢は大きく 「地元にアミューズメント・パークを創ること」。
そして、「自分たちの住む 志津川の為になることをやっていきます」というのが
出席した皆さんへのお二人の誓いの言葉でした。
東日本大震災で 街ひとつ無くなった南三陸町にあって
新たな街をどのように再建していくるかは、喫緊の課題。
町の未来に頼もしい想いを強く抱いた 新しいカップルの誕生です。