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皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

昨年はおかげさまで、当館の「震災を風化させない為の語り部バス」が
全国239の事業の中から、
【第3回 ジャパン・ツーリズム・アワードの大賞】を受賞しました。
ホテルスタッフや地元の方が「語り部」となり、
「次世代へ震災を語り継ぐ」という点が評価されました。
関係各位の皆様におかれましては、
多大なるご協力を頂きまして深く感謝致します。

昨年は、星空を観察するスターパーティーなど館内でも新しい試みを始めたり、
様々な情報発信をしてきました。
季節ごとに変わる地域の魅力を情報誌やSNSで発信したいと思いますので、
ブログスタッフ一同、本年も頑張ります(^○^)/

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こんにちは! 

2週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*S です♪

何より まずは新年おめでとうございます

昨年中はみなさまのお世話になり 真にありがとうございました

本年も どうぞよろしくお願い致します

みなさま夫々に 良いお年を

お迎えになっていらっしゃることと思います

とり年が明けて いぬ年になったばかりですが

今回も野鳥ネタで参ります

ベニマシコ  

漢字では 「紅増子」 と記します

胸を中心に いちご色をした小鳥で 

冬になると北海道や下北半島から本州にやってきます

雪の積もる地域では

雪とのコントラストで赤みが より一層鮮やかに浮き上がって 

きれいに見えます

体の向きを変えながら「フィッ フッ」と鳴いて冬を告げます

全長15cm オスは赤く メスは茶色

尾が長く 体の向きを変えながら「フィッ フッ」

あるいは「ピッホー」と聞こえるやわらかい声を出します

日本では北海道と青森県の下北半島で繁殖

平地の低木林や”ヤブ”のある草原に生息しています

そうなんです ヤブの中に居ることが多いので 

なかなか全貌を美しく撮影できないのが このベニマシコです

大体ヤブの中の枝やツルが邪魔なって

撮りづらい「被写体」なものですから 

ピントが今一つなのは どうかご容赦下さい!

冬は本州以南の山地の落葉樹林のヤブや

水辺のアシ原でよく見られ

短めの翼を速くはばたかせて 波形を描いて飛びます

草原の赤い鳥といえばベニマシコのオス

メスは全体的に薄い茶系の羽色で オスに比べたら地味です

ベニマシコ♀

分類では スズメ目アトリ科で 
体系と大きさはスズメに似ていてアジア北部に分布しています
ご多分に漏れず 警戒心の強い鳥で 
待ち受けでもしていなければなかなか近づくことは出来ません
が 鳴き声を耳にすると 
「ああ 冬が来たんだな」 そう実感させられます
和名の「マシコ」とは「猿」のこと
体の中でも顔が特に真っ赤で 猿のように見えることから
この名前が付いたそうです
古くは江戸時代中期から別名「さる ましこ」
或いは「てりましこ」と呼ばれていたんですって
これからがまさに冬本番
ベニマシコのイチゴ色も 志津川湾の絶景も 
いよいよ色鮮やかさを極めていきます
そんな南三陸の自然と景観に触れに 遊びに来て下さい
きっと 心深く癒されますから♪
「猿」顔 をした 野「鳥」 ベニマシコをご紹介しましたが
 
申(さる)酉(とり)と来て 今年は戌(いぬ)年
酉年に収穫したものを まとめ守る段階の年なのだとか
犬は安産の象徴で 安産祈願をする「戌の日」が毎月あります
まさに今年 生まれ来る赤ちゃんたちが
元気で健やかに成長してほしいと 願うのはもちろんのこと
戌年にあやかり みなさまにとって佳きことがどんどん生まれ
心豊かに毎日を過ごせる そんな一年に出来ることを 
南三陸ホテル観洋スタッフ一同 
心より ご祈念申し上げております