二週間ぶりのご無沙汰です。BlueBirder*S です。
新しい年の幸せをお祈りした1月も末、
もう2月に入りますね。
幸せ・・・と言えば、青い鳥。
クック クックゥ~ クック クックゥ~
青い とぉ~りぃ~ と歌ったのは
昭和歌謡’70年代のアイドル 山口百恵、森 昌子とともに
人気を集め 一世を風靡した 花の中三トリオの一人
桜田淳子でございました(ふ、古!)。
さてさて、 メーテルリンクの童話「青い鳥」は、
「どんな願いでも叶えてくれる青い鳥が存在するのだよ。
それさえ見つければ、足の悪いお隣さんだって
たちどころに治ってしまうんだよ」という
ある老婆の言葉をきっかけに、
チルチルとミチルの青い鳥を探す冒険が始まるというお話。
あのお話が「青い鳥が幸せをくれる」、
だから「青い鳥」が「幸せの象徴」ということに
なっているようです。
ストーリーの結末は、
「青い鳥」は意外にも傍にいて
「幸せは 実はごく身近にあった」ということを
教えてくれる物語。
探すものが「青い鳥」でなくてはならないということは
無かったのかも知れません。
が、それでも実際に美しい「青い鳥」を目の当たりにすると
その色の素晴らしさに「幸せ」も感じられます。
瑠璃色の語源になったオオルリは
そんな「青い鳥」の代表格。
羽は「瑠璃色」。夏を前に南三陸町にもやって来ます。
深い「青」が 印象的です。
写真のオオルリは成鳥になりかけで
羽に一部グレーの部分が残っています。
一方、南三陸町で一年を通じ棲息している「青い鳥」が
イソヒヨドリ。
全長23㎝。
オスはご覧のように 頭から胸、背、腰までが青藍色で、
お腹は赤褐色をしています。
磯でさえずるヒヨドリ似の鳥で、メスは全体が灰褐色。
背は腹より黒っぽく、鱗のような模様が沢山あります。
大西洋から太平洋までユーラシア大陸の中部に
連続して分布。
日本では全国で繁殖していますが、北海道では少なく、
本州以南には普通に分布しています。
海岸の崖地に生息しているのですが、
時に海岸から離れた崖地、
さらに人工的な建物にも生息することがあります。
繁殖期には当館のバス車庫の屋根裏にも営巣して、
毎年 巣から雛の声が聞こえてきます。
さえずりは柔らかな澄んだ声で、かなりの美声。
時々、他の野鳥の鳴き真似をしている声を
耳にすることもあります。
晴天の日には、よく
岩の上やコンクリート堤防の上などでさえずっています。
海岸の磯で見かけることが多く、
遠目には灰黒色に見えて ヒヨドリと大きさも似ているので
「磯鵯(イソヒヨドリ)」という名は、
生息地にちなんだ名前です。
この「青い鳥」が ごく身近に
数多く生息しているのが 南三陸町。
つまり「幸せ」がいっぱいの町なのです♪
ところで、年初に建てた計画は順調ですか?
今年も残すところ あと11か月・・・。
新年はまだ始まったばかりで
余裕よゆう♪な~んて考えていると
光陰矢のごとし、
気が付いたらもう年の暮れ
ということにも成りかねません。
毎日を大切に、
年初の計画もこつこつと進めていきましょう。
などと 偉そうに説教がましいことを言っていて
一番危ういのが 私 BlueBirder*S でございます。
「幸せ」は ごく身近にあるという思いを新たに、
是非とも、毎日少しずつでも 着実に計画を進め
実は身近に居る「幸せの青い鳥」を手にするため
がんばりましょう!!!
おしまいに、志津川湾の冬の夜明けの風景を一枚。
雪雲に隠れた陽が海に反射して 輝きは黄金色!!
きれい♪です。
☆ 尚、写真は全て南三陸町内で
BlueBirder*S が 撮影いたしました。