南三陸から未来へ贈る言葉

こんにちは、むっちゃんです(*^^)

先月、千葉県市原市のちはら台南中学校にて
語り部として活躍している伊藤次長が講演を行いました。

市原市では、イベント等を通じて家庭・学校が連携し
子供たちにより良い環境づくりをしていく趣旨のもと
毎年数校を指定し「家庭教育学級」という事業が実施されています。

ちはら台南中学校はその指定校であり
今回は家庭教育学級事業の一環として講演をさせていただきました。

全校生徒や先生方、保護者の方々を合わせると700名以上。
大人数の真剣な眼差しに伊藤次長も緊張していたようですが
参加いただいた皆さまには言葉一つ一つ熱心に耳を傾けていただきました。

市原市の中で一番生徒数が多い学校であり
台風19号で甚大な被害を受けた地域でもあります。
だからこそ、実際に足を運び、自分の目で状況を把握する大切さを
改めて実感いたしました。

貴重な機会を設けていただき
関係者の皆さまには心より感謝申し上げます。

今回の講演が、生徒の皆様にとって今後の人生の一助となれば幸いです。

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さむ~い冬こそ、
景色とお風呂がひとつに繋がるインフィニティ温泉であったまろ♪

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「KATARIBE」を日本から世界へ。

皆さん、こんにちは!カナです。

10月24日。当館を会場とし、
「海外から見た東日本大震災の経験/記録と伝承」
神戸大学都市安全研究オープンゼミナールが行われました。

東日本大震災から約8年。
南三陸や周辺の交通状況も日々変わっています。

今回のオープンゼミナール司会進行は
神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦 様。

講義をしていただいた4名の講師の皆様を紹介します。
内容もお話しいただいたものを掲載致しますので、
ぜひ、ご覧くださいませ。

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「神戸市大学都市安全研究センター客員教授」
「ニュージーランド・カンタベリー大学兼任准教授」である
ローズマリー デュ プレシス 様。

【東日本大震災と
ニュージーランド・カンタベリー地震の経験から考える経験と共有】

ニュージーランド・カンタベリー地震
→東日本大震災の一か月前に発生(2011年2月22日※東日本大震災は3月11日。)
その時の被災の状況を現地の方に聞いて、海外の方を始め
伝える活動を行っています。
ニュージーランドは「火山」や「断層」があり島が2つに分断されている。
地震や火山噴火なども多く、日本とある意味似ている地形。
全体の人口は480万人。Anckland(首都)には160万人。
今回の基となるChristchurch(市)には40万人が暮らしている。

カンタベリー地震は4つの地震があったが、
最大地震となったのが2011年2月22日。
原因は火山近くの活断層によるもので、
5kmの浅い直下型地震だったために町が大きく揺れた。
その地震で亡くなった方は185名。
そのうちの日本人を含む約181名は
市内の中心部にある崩壊したビルで亡くなっています。
この時の地震によるビルや家屋の崩壊は1,240棟。
そのあとは復旧作業が終わるまで2年間立ち入り禁止となった。
また、「クライストチャーチ(液状化現象)」による被害もあり、
災害危険区域に指定されたために立ち退きが余儀なくされ、
住宅の建設も禁止とされた。
被害額は日本円にすると2,400億円相当にのぼる。
4つの地震が起き、それぞれの場所で被害が多数あった。

教会など、レンガ造りの建物が多かったために崩壊も多くなった。
震災後、多くの防災対策案などがある日本を見て、対策等を学んだ。

ニュージーランドでは「民間防衛」「国防軍」「警察」「消防」によって救助が行われ、復旧作業等は「赤十字」やアメリカやヨーロッパで「救世軍」と呼ばれる団体や、学生の方々もSNSを通して、活動が始まった。
液状化で被災した家屋の片付けなどを中心におこなっていた。

ニュージーランドの復興庁は5年で終了している。
そのため地域や民間で復興を進めていかなければならない。

そして、一番伝えたいのは、
「再建」とは物理的なものではない。
「支援物資」「救助」「医療」「経済支援」...
人の心の再生(再建・復興)でもある。
語りや、聞くことは社会面での再建の一部である。

なぜ 災害を語り、記録し、共有するのか。
それは、下記に分かれる。
→語り部: 悲しみ、喪失、トラウマを咀嚼し、表現する方法
亡くなった方、負傷した方: 尊重、敬意を払い記憶するための方法
近隣、コミュニティ:共有し、つながるための方法。
未来へ:子孫のために記録し、災害を学び、伝えるため。

ニュージーランドでの災害後の活動。
【地震についての記憶...】
「QuakeBox」の設置。
大型のショッピングモールなどで、災害のことについて尋ね、
「あなたの声を記録しませんか」を声をかけ、みんなのものにしていく。
→ビデオ撮影にて映像を保存していく。

「QuakeCity」の設置。
町の一角を借りて、造られた。
建物の外観は赤。
→地震の衝撃を伝えるための工夫。
中では災害の写真や映像などを流している。
教会が子供たちの為に震災を語り継ぐ本を作成したりした。

「復興(再建)」とは、
「人生の再建」でもある事を忘れてはいけない。

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「東北大学災害科学国際研究所准教授」である、
マリ エリザベス 様。

【海外の災害博物館について。】

災害博物館の事例を紹介します。
それは,アメリカ・インドネシア・台湾の3つ。

【インドネシアの事例】
2004年のインド津波を受け、
「アチェの津波博物館」が完成。
イスラム教にならい、博物館の中にも
「人間」と「神様」の関係なども展示されている。
他には救助に使用した「ヘリコプター」などの展示もある。

気仙沼同様、海岸沿いにあった船が内陸部まで流された。
その船を改装し、そのまま中を博物館へ。

また、ジャナ島では、
地元の人が全部手造りで造った展示場所もある。
被災した自宅も博物館へと変え、現状を伝えている。

【台湾の事例】
「921 地震教育園区」
→野島断層のように、「被災した断層そのもの」を残して、
当日の状況を教える場所もつくった。
しかし、外にあるために管理が難しい課題がある。

【アメリカの事例】
災害の展示の一つで、
「2006年アメリカの南側で起きたハリケーン被害」を展示。
ルイジアナ州博物館が当日の状況を展示している。
洪水になり避難できなかった方々が、
自分の家の壁に当時の状況を記したその壁をそのまま、
博物館にもっていき展示している。
救助の様子もすべて壁にしるし、掲示板の役目も果たした。

「ハワイ太平洋津波博物館」
小さい博物館だが、地元の方の発案で建てられた。
ハワイもチリ地震津波の影響を受けている。
1946年には日系人が多く住む地域も被害にあい、
その後はその場に住んでいた方々が語り部となり、
今も伝える活動をしている。

また、アメリカ カリフォルニア州にある
「科学博物館」の中に「災害展示」がある。
科学博物館なので、地震や津波のメカニズム。
人類に何の被害があるかわかるため、学ぶことが多い場所でもある。

「場所(博物館)」「物(展示物)」「人(語り部)」があれば、
より一層伝える力が強まると考えています。

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「気仙沼市観光コンベンション協会」
二シャント アンヌ 様。

【外国人と気仙沼市東日本大震災伝承活動の取組】
「世界とつながる豊かなローカル」

二シャント様はアメリカより、大学を卒業し2014年に日本に来日。
ジェットプログラムにて、ARTの先生として気仙沼で2年間英語を教え続けた。
一旦帰国ののち、再び気仙沼へ。

2014年に来た時、「復興屋台村」と言う仮説商店街の裏に住んでいた。
最初こそ、何もわからなかったが温かく迎えてくれた商店街の人達が忘れられない。
2017年に観光の仕事をやるようになり、
「気仙沼観光協会」に勤め始めたのが今につながきっかけ。

観光協会が行っている仕事の一つとして「旅行のサイクル」をつくること。

一般の人でもできるサイクルは、
「旅行に行ってSNSで情報を発信すること」
その情報を見た人が、興味をもって次の人につながる。
お店などでも「美味しい」や「楽しい」だけではなく、
その店の人と関わることによって人とのつながりが増えていく。

全体的な「サイクル」をつくるには、
現地の良いところ。美味しいもの。
そして。震災の状況を日本だけ、その場だけではなく、
来てくれた外国の人にも伝えること。が大切になってくる。

「座禅の体験」ができる場所が気仙沼本吉町の
「清涼院」と言う場所で行える。
こちらは震災直後に「対策本部」となっていて、
自衛隊の方々はこの場所を中心に「支援物資」などを配布していた。
炊き出しもお寺で行っており、避難所にもなっていた。
「お寺」なので「語り部」だけではなく、
「お寺」らしく「座禅」なども含めて体験できるようにした。

「私が伝えたいのは、
当時のストーリーだけではなく、「今を生きる」にスポットを。
来た人が、「また来たかった」「またこの人に会いたいな」と
思っていただけるようなものへ、これからも務めていきたい」
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「神戸大学地域連携推進室学術研究院」
山地 久美子 様

「阪神淡路大震災」

神戸大学都市安全センターと言うところがあります
こちらの建物は震災の翌年に設立されました。

「震災の語り部」と言うのは
「次世代」「地元」「ほかの国」へ
縦と横を伝えるのが大切。

そして語り継ぐにあたり、
「日本がまずはどうゆうことを伝えていかなくてはならないのか」
多種多様な伝え方があると思います。
「震災遺構」や「展示」「街歩き(語り部)」など..
どれもすべて「語り部」に含まれるものです。

これからは「次世代」の語り部を。
しかし「語り部」自体を行っている人自体が少ない。
なぜか...
「語り部」で生きていくのは難しい。
積極的に行っているのは高齢者の皆様が多くをしめます。
そのため、「次世代」は「高校生」になってしまい、
高齢者の方から見たら、孫のような存在。「次々世代」となってしまう。
その間の20代30代40代50代の人達がなぜできないのか。を考えると、
「語り部」と言うのものがどうゆう役割を持って社会的な意味を持っているか。
と言うことにも通じると思っています。

こちらを踏まえた上で「阪神淡路大震災」の一部分ではございますが、
紹介いたします。

まず「阪神淡路大震災」は「阪神地区」と「淡路地区」が一緒になってできた
国で決定されて名前です。
非常に大きい火事も起こった「断層型地震」でした。

地震が起きたのは「朝5時54分」
亡くなった方は6,434名。
朝の時間と言うこともあり、女性が多かったそうです。

「野島断層」の一部分に断層が生じ、
その断層を保存館にて展示しています。
「野島断層保存館」は「公共建築賞」を受賞しており、
このような建物を遺す事も「語り部」となります。
職員様の中には、もともと高校の英語職員の方が居て、
語り部を英語と日本語両方で行えるため、
館内の案内なども英語で行うこともでき、外国からのお客様にも
詳しく学んでいただけます。

「英語の語り部」も行えたらこれから、もっとよくなります。
地元でそのような方を発掘していくのも大切になっていくかと考えています。

神戸市にある「人と防災未来センター」の中には、
ボランティアで語り部を行っている方もおり、
中にはインドネシア語ができる方もいらっしゃいます。

また、神戸には「ルミナリエ」があり、
鎮魂の意を込めると共に、都市の復興・再生への夢と希望を託して、
大震災の起こった平成7年の12月に初めて開催しました。
以来、震災の記憶を後世に語り継ぐとともに
神戸の希望を象徴する行事として多くの皆様に支えられ、
神戸の冬の風物詩として定着し、
昨年は約343万人もの来場者の皆様にお越し頂きました。

多種多様な形でも、やはり後世に伝えていくことは
これからの日本にとっても外国にとっても大切なことだと考えます。

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講義の後は、コメントも頂きました。

東北大学災害科学国際研究所助教
ゲルスタ ユリア 様

「語る」と言う重要性をたくさんの意見を通し学ぶことができた。
外国でも、日本に似ている形の語り部がありますが、
「語る」と言うのは被災した方々にどのような影響があるのか
その大事さがとても印象に残っています。
また、自分のためではなく、周りの方の復興や、未来の人へ伝えるための活動。
「語る」が形になれば「博物館」へ。
災害の事を知らない方々ひぇどのようにして伝えていくのかが興味深かった。
今日は非常に色んな事を聞けて視野が広がった。
ありがとうございました。

東北大学災害科国際研究助教
フルコ フラヴィア 様

語り部について、観洋に来ているのは4年目ほど。
外国と日本は語り部に似ている部分があり、
それぞれの良さ、伝え方があった。

イタリアでも語り部のようなものをしているが、
つながりが少ないため、皆様の話をきいて「つながり」が必要だと
再度認識できた。
「語り部」のように「語る」ことはできないが、
「伝える」ことはできる。

当事者ではないため、「記憶はできない」が「記録はできる」。
これは私達の役割だと思います。

今日講義して頂いた事を忘れず、研究を進めていきます。
ありがとうございました。

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講義が終了した後も約1時間にわたり、
それぞれの語り部活動や、

「語り部」を「KATARIBE」として世界発信していることについてなど、
様々な視点より「意見交換」が行われました。

非常に充実したゼミナールとなり、これからの活動についてもそれぞれ発見できるのもがあった時間でございました。

講義していただいた講師の皆様。
お集まりいただきました語り部の皆様、
参加者の皆様。ありがとうございました。

これからも観洋含め、語り部活動を続けていく、
研究していく皆様をよろしくお願いいたします。

当日、取材に来ていた三陸新報社の方が記事として
掲載頂きました!

道の駅津山もくもくランド 台風19号による被害へのお見舞い

(追記)

(2019/10/17現在) 大変ご心配をおかけしましたが、

当館につきましては、現在「平常通り」営業しております。

台風の中でも、お客さまより「安全・安心でした」との評価をいただいております。

安心してご来館くださいませ。

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このたびの台風被害に際し、心よりお見舞いを申し上げます。
各地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

南三陸町内、ホテル観洋周辺でも
浸水や土砂災害が発生し、交通や通信障害など
様々な影響を受けました。

また、ホテル観洋にご宿泊の多くのお客様に
ご好評頂いておりました観光付きシャトルバスの
立ち寄り場所にも、被災した施設がございます。

こちらのブログでも度々紹介しておりました。
『道の駅 津山 もくもくランド』は
クラフトショップや産地直売所、喫茶コーナーや
お子様が遊べる遊具などがあり、
観光客の方から地元の方にまで親しまれていた施設です。
南三陸へお車で来る途中、桃生津山ICを降りてから
休憩スポットとして利用された方も多いのではないでしょうか。

10月13日午前のもくもくランドです。
写真の奥にクラフトショップなどの建物が見えます。
駐車場一帯から建物内部まで浸水する被害がありました。

15日には水が引いておりましたが、
水の力で建物の一部が破壊されたり、
木工商品も傷んでしまたったりと、
甚大な被害がみられました。



道の駅職員の皆様やボランティアの方々が
毎日清掃や復旧作業を行っております。

津山もくもくランドは、
ホテル観洋が東日本大震災に遭遇した際、
お客様をお乗せしたバス3台が足止めになりましたが、
快く受け入れてくださり、大変お世話になりました。

この度の災害で、私たちも少しでもお役に立ちたい!
という思いから、少しでも皆様の
励みになればと、おにぎりとお新香を用意!




調理場、サービス課、事務所スタッフと
各部署で協力して100個以上のおにぎりを握りました。


また、『南三陸てん店まっぷ』に参加している商店も、
コミュニティ・カフェ こもんずさんの呼びかけをきっかけに
佐長商店さん、遊電館さんたちが
『南三陸てん店まっぷチーム』として
お弁当やお茶やマスク、軍手など
支援物資を用意して、もくもくランドへお届けしました。


少しでも皆様の力になれたのなら幸いです!

職員の皆様も、地元の学生の皆様も、
一致団結して復旧活動に取り組んでおられます。

道の駅津山もくもくランドは、
他の被災地域に比べると報道で取り上げられることもなく、
被災をあまり知られていないため、復旧に取り組むための
人の手が足りていないのが現状です。

駅長の西城さんは、そんな中で「1日も早く再開したい!」
と強い思いを聞かせてくださいました。

全館再開はいつになるか目途が立っていませんが、
敷地内で浸水被害がなかった三角屋根が特徴の
『物産館』で、まずは仮オープンを目指しているそうです。



あたたかいぬくもりのある木工品販売
産直コーナーもしばらくの間は休業ですが
再開の折には、皆様応援の程よろしくお願い致します!

 

 

余談ですが、復旧作業にあたっていた方が
教えてくださったお話をひとつ。

もくもくランドの駐車場に積まれていた発泡スチロール。
これらは元々道路の下に埋め込まれていたものだそうです。
地盤沈下防止に地中に埋めていた発泡スチロールが、
今回の台風による川の氾濫で押し出されて
ここまで流されてきたのだとか。
自然の驚異を物語る光景でした。

改めまして、被災された皆様に、
心よりお見舞い申し上げますとともに、
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

災害の教訓に~売店で販売中の震災関連の本をご紹介~

皆様こんにちは、マッキーです。
先日、東日本を中心に襲った台風19号、
皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか。
全国各地で河川の氾濫や大雨などによる土砂崩れも多く、
被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
(当館の建物は大きな影響なく、通常通り営業しております)

さて、今回は自然災害の教訓に…
東日本大震災から8年7か月が経過した現在、
先週もご紹介した「震災を風化させない語り部バス」の他に、
当館の売店では震災関連の書籍を販売しております。
(読書の秋ですので…)

その1…「震災の記憶(新訂版)(南三陸町福話会)」⇒741円(税別)

当館の女将さんや先週も紹介した伊藤文夫部長、
そして、金曜日のブログ担当小野寺先生など、
合計30人の震災当日の体験談をまとめた一冊。
一人一人、立場や置かれた状況の異なる人々が
当日起きた出来事や思いを語ります。

その2…「巨震激流(三陸新報)
故郷永久(三陸新報)(各1,429円税別)

気仙沼市と南三陸町、
地域に密着した新聞社が克明に記した記録。
あの日、そして避難生活の様子、さらに未来へ。
実際の写真や記事、体験談をまとめました。
未曾有の大震災をたくましく生き抜いた様子が描かれています。

その3…「イリエの情景(今田ずんばあらず様)

 

作者の今田ずんばあらず様が実際に被災地を訪れて、
しっかりとした取材のもと、執筆されております。
美しい表紙に目を惹きつけられるこちらの作品では、
一巻に当館も登場しております。(一巻は税別1000円にて)
第三者の目線から描く被災地の在り方をぜひご覧くださいませ。
詳細は去年のブログにも載っています。

売店にお立ち寄りの際は、
見本もご用意しておりますので、
ぜひお手に取ってご覧くださいませ。


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台風一過。お見舞い申し上げます。

(追記)

(2019/10/17現在) 大変ご心配をおかけしましたが、

当館につきましては、現在「平常通り」営業しております。

台風の中でも、お客さまより「安全・安心でした」との評価をいただいております。

安心してご来館くださいませ。

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一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

この度、台風19号により犠牲なられた方々の

ご冥福をお祈りするとともに、

被害に遭われました皆さま方には

心より お見舞い申し上げます。

 

10月12日夜から13日未明にかけて、

南三陸町内、ホテル観洋周辺でも倒木があったほか、

浸水や土砂災害が各地で発生し、交通や通信にも障害が出ました。

観洋の 震災伝承施設「高野会館」 周辺は この通り・・・

国道45号から 「高野会館」に至る道は・・・

これでは、入って行けません。「震災を風化させないための語り部バス」も入れません。

「高野会館」は、震災前、中心市街地にあった結婚式場だったのです。

 

長野県で千曲川が決壊して大きな被害が発生したのをはじめ、

全国各地で人命を奪うなど 大きな爪痕を残した台風19号。

復旧は まだこれからですから、

避難先で不安を抱えていらっしゃる方々もさぞ多いことと存じます。

とにかくは 記録的な雨量で

地盤が緩くなっていて河川も増水が続いていますから、

このあとも身の回りの安全に配慮して、

十分注意を払いながらお過ごしください。

 

さて、実は10月13日に、

町内の「南三陸プラザ」で結婚をお祝いする会がありました。

3.11東日本大震災の津波被害が無ければ、

前述の 「高野会館」で開かれていたかも知れません。

ちなみに、「会」自体は

台風一過、青空の広がる晴天にも恵まれ

賑やかな盛会になりました。

ただ、出席された方々も

台風の跡片付けも後回しにしてのご参集だったことは

ご理解ください。

 

Bluebirderは、こに結婚を祝う会のMCを担当することになっていたので、

先週、なんとなく

恋人たちの聖地「北の恋人岬」へ 足を運んでいたのでした。

去年誕生したばかりの町の新名所。袖浜地区の明神崎に誕生しました。

コキアも赤くなって、秋色に包まれています。

知らぬ間に、幸せの鐘を支えるアーチの向こう側には

ラブラブフィッシュの看板が。

また、その左側には、木製のモアイ像がペアで「登場」していました。

モアイ像には、名札が・・・???

 

植物もきれいに植栽されているこの公園、

手入れが行き届いていて、

復興整備が続く周辺とは 一線を画し

まるで違う 空間が広がっています。

ですから、ここに身を置くだけで 心が癒されます。

光は秋色、磯の香りがさわやかな「北の恋人岬」へは、

観洋から車で15分程。

志津川湾の海原の景色も素晴らしいので、

観洋へ、またお近くへお越しの際には、

是非、観光してみてください。

仲の良いお2人は、幸せの鐘を鳴らして 恋愛成就を!

第14回マニフェスト大賞 優秀賞受賞!

南三陸ホテル観洋が長年行っている取組

『「語り部バス」をはじめとした「語り部」による地域の伝統・文化の伝承継続への取組みと全国被災地語り部シンポジウム開催による災害伝承、地域間交流活性化モデルの構築』

この度、「第14回マニフェスト大賞」
【コミュニケーション戦略賞 優秀賞】を受賞しました!

<マニフェスト大賞とは?>
地方自治体の議会・首長等や地域主権を支える市民等の、
優れた活動を募集し、表彰するものです。
これにより、地方創生を推進する方々に栄誉を与え、
さらなる意欲向上を期するとともに、
優れた取り組みが広く知られ互いに競うように
まちづくりを進める「善政競争」の輪を
拡げるために設けられました。("公式HPより引用)

第14回目となる今回は、
応募総数2,619件の中から、
優秀賞30件が選出されました。

これまでにも様々な議会や地方自治体が賞を
受賞されていましたが、南三陸ホテル観洋は
数少ない民間企業としての受賞となりました。

皆様のこれまでのご支援、ご協力に
心より感謝申し上げます。

南三陸ホテル観洋では、2011年より
東日本大震災の憶・教訓を後世に伝える為、
観光客や教育旅行を中心に「語り部」を行う
震災語り部事業を継続して参りました。

ホテルが所有するバスで被災地を案内する
『震災を風化させないための語り部バス』と、
ホテル内の会議室での『震災講話』、
震災伝承施設「高野会館」を案内する
『震災遺構の保存と継承』を行っています。

語り部をきっかけに人々がが地域を訪れ、
交流人口の増加と地域活性化や
継続的なシンポジウム開催による
「語り部」ネットワークの拡大と取り組みが評価され、
この度の受賞となりました。

今後、11月8日(金)に東京で行われる
授賞式にて、優秀賞の取り組みの中から
【グランプリ】【最優秀賞】が発表されます。

授賞式の一般の方の参加については、
今後"公式HPより発表される予定です。
近隣のお住まいの方、受賞事例に関心のある方は
是非お越しくださいませ!

語り部バスから見る~被災地・南三陸のいま~

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は、当館で毎日運行している「震災を風化させない為の語り部バス」についてです。

毎朝8:45~から運行している語り部バス。
当館でも多くの方々にご利用いただいており、
中には手紙やレポートを頂くことも…
本日はその手紙(レポート)の内容を少し紹介したいと思います。

今回お手紙をいただいた
関東在住のこちらのお客様は、
東日本大震災で被害に見舞われた方へ募金活動、
そして、何度も岩手・宮城・福島へお越しいただいており、
今回で震災後5回目の訪問との事です。

仙台を出発して沿岸の地域は、
名取⇒松島⇒石巻⇒女川⇒南三陸⇒気仙沼⇒陸前高田⇒釜石⇒宮古を
2泊3日の旅の1泊目として当館をご利用いただきました。

そして、
翌朝の語り部は、昨年「もてなしの達人」にも選ばれた
伊藤文夫部長のバスにご乗車されました。

震災当時の様子や、南三陸町の復興状況などを1時間掛けて、
戸倉地区(旧戸倉中学校)」や、

弊社所有の民間震災遺構「高野会館」、

そして、赤い鉄骨の「防災対策庁舎
(語り部バスでは車窓から少しご覧いただけます)

観洋だけではなく、志津川地区や戸倉地区を目で見た感想も
しっかりと書かれています。


今回の訪問を通して、
被災地の港湾・堤防・道路などの整備は結構進んでいるように感じましたが、
住宅や商業施設の建設はこれからだと感じました。
ただ、商業施設などは人影がまばらで、
元々過疎化が進んでいた地域がこれから
どのようになって行くのか少し心配との事でした。

ぜひ、また少し時が経ちましたらお越しいただければと思います。

このように、全国各地のお客様に当館の語り部バスはご乗車いただき、
中には、お手紙を書かれる方や、お子様の自由研究になる事も…
これからも、震災を風化させない為に、
そして、将来起こるかもしれない災害の防災・減災の為に、
「震災を風化させない為の語り部バス」は今日も走り続けます。

 


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リボーンアートフェスティバル 2019

一週間ぶりのご無沙汰です、Bluebirder*Sです。

「新たなる空間への道標」

草間彌生さんの作品です。

二年前に続いて、二回目の開催。

REBORN  ART  FESTIVAL  2019 は

石巻市などで 8月3日に 始まりました。

桃浦(もものうら)の展示

たまたま お客さまをご案内させていただき、

比較的早い時期に訪ねることが出来ました。

 

原色使いの水玉模様 草間彌生さんの作品の特徴です。

前回二年前には、彼女の作品は

もっと奥まった山の上の公園に展示されていましたが、

今回は、旧荻浜小学校からほど近いところ。

 

青空と森の緑を背景に 赤に白い水玉模様がよく映えます。

ちょうど背後のタブの木とも相まって 素敵なバランスで調和しています。

オブジェは、水の上に。

 

光沢ある作品の表面には、観る者と 回りのオブジェが映り込み、

そこにまた 別の空間の広がります。

目視ではそれ以上確認できませんが、

作品の映り込みには、映り込み、その映り込みには また映り込みがあって

延々と内なる空間は繋がっていくことになります。

空間は繋がり 無限連鎖的に広がっていく そんな印象の作品です。

 

こちらは、久住有生さんの 淡(あわ)

『全ては ほんの一瞬の出来事である

何億年も前から続く循環も進化も永遠ではない

一喜一憂する毎日も

産まれてくることは 儚い』というのが 久住さんのメッセージ。

「儚さ」とは裏腹に 真っ青な球の集合体には 強烈な存在感があります

 

Lonely Museum of Wall Art (孤独な壁の美術館)

壁と向き合った表現の歴史を展示

完成したばかりの防潮堤の上に設けられた「美術館」には、

 

過去の歴史と未来の想像力に溢れる 表現の種が植えつけられています。

壁に覆われると 景色は・・・

「美術館」の一角にはこうした風刺的な展示も。

 

パルコキノシタ

『命は循環していて 命は神に送られて 神は命を人に与える

我々の魂は永遠に続く』

木端で形作られた豚のオブジェは独創的です。 その体内には 一枚の絵・・・

そこには テーマである「循環する命」が 表現されています。

豚も 恵のひとつして捉えられています。

 

ほかにも、・・・・・

今年のテーマは 「いのちのてざわり」

7つのエリアに 63の作品が展示されています。

 

『東日本大震災の津波被害から復興し、

まさに生まれ変わろうとしているこの場所だからこそ

他では出会うことのない価値観や人に出会うことができる』

というのが今回のコンセプトです。

 

行って観て、聞いて、触れて、作品のエネルギーを感じてみてください!

 

リボーンアート・フェスティバルは、牡鹿半島、網地島、石巻市街地、

松島湾(石巻市、塩釜市、東松島市、松島町、女川町)を会場に、

9月29日まで開かれています。

 

「#BuzzCamp南三陸」~南三陸へ人を呼ぶには?(1日目・後半)~

皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)

南三陸も連日かなりの暑さになっています。
30°を超える事はないのですが、涼しいはずの海風も熱風。
以前にSNSにも掲載しましたが、
ウミネコも口を開けて、ふれあい体験に参加された皆様を待ってました。
「アツ--------イッ...」って叫んでるみたいですよね↓

さて、日曜日のマッキーのブログに引き続き、
第3回目の開催となる「#BuzzCamp南三陸
今年は約50名近くのクリエイターの皆様、若い世代の経営者の方々や
様々な分野の専門家の方々にお越し頂いております!

【#BuzzCamp南三陸 1日目(前半)のブログ】

本日の「#BuzzCamp南三陸(1日目・後半)」のブログでは、
10チームに分かれ行った「アイデアソン」と
審査員による結果発表・表彰と夕食の様子をお伝えします!

アイデアソンの課題は、
「南三陸に人を呼ぶには?」「南三陸に対して自分ならこうする」
2つ。

発表の仕方もチームそれぞれに任せ、課題解決に向け意見交換が始まりました!


模造紙や画用紙を使って、イラストを用いたり、文章でまとめたり、

南三陸では「今、何が問題なのか」「景色などをどう活かすか」...

...時間が経過し、それぞれの発表へ!
たくさんの意見がございましたが、全部載せてしまうと
かなり長くなってしまいますので、要約させて頂きます!
それほど、今の南三陸、これからの南三陸が輝く意見がうまれました。

「」はチーム名になります!

➀「+1(プラスワン)」

災害から町を守る「堤防」を「風景に溶け込む観光資源」に。
「Culture Bank(カルチャー バンク)」
「バンク」は「銀行」のイメージが強いですが、「堤防」も「バンク」と呼ぶ。
→モニュメントなどよりも、今南三陸に存在して、
現在も工事を進めているものを活用し、子供たちのイラストや
スポンサーの広告などに使用すれば有効的ではないか。

➁「萌々(もえもえ)」

「空に住もう!」
震災後、高台に住居をうつしたことにより不便になっている事を解消。
今や様々な事に使用されている「ドローン」を用いて、
高台に住み移動が困難な方へ「薬」や「食品」、漁業ならではの「魚」も運べるように。
未来は「人」も運べるようにし、病院までの移動解消へ。

➂「カンヨ-娘」

「月5組 限定 パパママさぼりプラン」
都会の子育て問題を解決。
仙台と南三陸を結ぶバスはプラン限定者のみのものを。
お子様が泣いても大丈夫な専用バスで南三陸へ!
到着次第、ホテルにて専属スタッフでお子様を楽しませる。
その時間はパパママで商店街にでかけたり、ゆったりしてもう。
保育園も貸し出しを行い、「昼寝プラン」もいいのではないか。

➃「チーム課長」

災害の事を実話の基づいて再現した連続ドラマを撮影。
登場人物は南三陸町民の皆様他、クラウドファンディングなどで募る。
最終回はホテル観洋で撮影予定。
外からも中からも盛り上げることのできる企画。

➄「Sakexshange100(サケスチェンジ)」

「お酒をチェンジする」の略語。
同じく震災で被害を受け、
今もなお南三陸と交流のある「チリ」をパートナーに。
「お酒を深海に沈める熟成方法」を使用し、
パートナー先のお酒をそれぞれの海に沈める。
「このお酒を10年経ったら大切な人と飲みたい」などの記念日を設けるなど、
復興へ歩みを進めている地域や人との交流を深める取り組み。

➅「三陸メモちゃんズ」(メモちゃん様は顔出しNGの為、イラストをお借り致しました)

「震災を次の世代へ」事実に基づいた「アニメ」で若者世代の関心を得る。
それと共に当館と南三陸の点々とするお店が連携し作成された
「南三陸てん店まっぷ」を改良し、グレードアップ。
南三陸聖地化プロジェクト!

➆「夏休み研究部」

「町が復興へ向けて工事が進み終わっていく中で、
海が見えなくなってしまうのは悲しい」
震災があった日。「3.11」に、
ハッシュタグ「#3.11オールギャラリー」を作成。
町内にもBOXを設置。思いを呟いたり、投稿していただく。
それを、アーティストの方に、堤防へのデザインを行って頂く取組。

⓼「世界進出」

南三陸の「景色」に「食べ物」に、そして「人」に会いに来る。
当館の女将が「Youtube」を使用し、情報発信!「南三陸」の「人」へ。
様々な体当たりチャレンジで南三陸を伝えます。
模造紙を使って、動画の一部を再現してくださいました!
(ウミネコに襲われる.....!?!!)

➈「ハワイ」

海辺に「モバイルハウス」「トレーラーハウス」で移動する村を!
リゾート化を図る。
1つ1つが分かれているため、わいわいしても大丈夫。
季節によって、宿泊場所やお店としても生まれ変わらせる。
一時的な遊休地をつくる。

➉「ALOHASAP(アロハサップ)」

「南三陸に来ることは、
「身の回りの小さな幸せはすごく尊い。それを再確認する」」事。
忙しないネット社会から少し離れて、海を眺めながらゆったりする。
そこで、ハッシュタグ「#南三陸凪メンタル」を作成。
自分自身と向き合える時間をつくり、南三陸を感じてもらう。

そして、もっと交流を深めるべく夕食と結果発表へ!
海鮮をふんだんに使ったお夕食をお召し上がりいただき、


様々な分野で活躍されている皆様の話にも花が咲きました♪

そしていよいよ...アイデアソンの結果発表へ!
第3位-実話を基にした連続ドラマを考案!
「チーム課長」

第2位-女将さんが動画クリエイターに?!
「世界進出」

そして...栄えある..
第1位-震災を次に世代へ!南三陸聖地化プロジェクト考案!
「メモちゃんズ」(メモちゃん様は顔出しNGの為、イラストをお借り致しました)

たくさんの意見が誕生した今回のアイデアソン。
1日目の「#BuzzCamp南三陸」。
2日目もございます。後程、様子を掲載致しますのでお楽しみに!

最後は皆さんでウニポーズ!1日目、お疲れ様でございました!

「Kataribe(語り部)」を世界へ。キックオフミーティング㏌南三陸

皆さん、こんにちは!カナです。

さて今回は、7月16日・17日に当館で行われた
「Kataribe(語り部)キックオフミーティングin南三陸」
の様子をご紹介いたします。

今回は宮城・岩手三陸沿岸部の語り部、
観光施設、宿泊施設、行政等、観光に携わる方々が集まり、
連携を深め、訪日外国人を誘客するとともに、
「語り部」を世界へ広げるための事業です。

1日目の最初は当館が運行する、
「震災を風化させないための語り部バス(高野会館コース)」
のインバウンド仕様を見学。

インバウンド仕様では「タブレット」を使用し行われます。

「多言語」を選ぶことができ、
語り部が行われている最中には説明文付の写真も映し出されるため、
訪日外国人の方にもわかりやすく、学んでいただけます。

また「高野会館(コース)」では内部への見学も行います。


「震災遺構」として遺る建物の内装は津波が襲ってきたときのまま。

足元の瓦礫などは安全にご案内ができるよう、片付けを行っておりますが、
津波で折れ曲がった鉄骨や、引き剥がされた絨毯や壁。
天井からぶらさがるシャンデリアや電気ケーブルなどはそのままの状態です。
【高野会館 屋上】※あの日津波は写真の人が居る場所まで到達しています。

↓高野会館についての詳細が掲載されています。ぜひご覧ください。
【高野会館と「命のらせん階段」が「震災伝承施設」に登録されました。】
【語り部バスのご案内はこちらよりご覧ください】

そして今回、テーマになっているのが「Kataribeを世界へ」
当館で行われたシンポジウムなどでも意見交換がされています。

高野会館の語り部を終え、ホテルに戻ってきた後はワーキンググループ会場へ。

当館阿部女将より「Kataribeを世界へ」への取り組み、
背景や思いをご参加いただいた皆様に伝え、

そのあとに、ご参加いただいている施設様より
「過去の取り組み」「現状」「南三陸への想い」を紹介いただきました。

「Kataribe」を世界に発信するにあたり、
「誰に何を発信していくことが大切なのか。重要であるのか」

「訪日外国人向けに語り部を体験していく上で、
何をつたえていくべきなのか。対日本人に対しての違いは何なのか」

をグループディスカッションにて、意見の交換がおこなわれました。

この事業は1年を通して意見交換会やワーキンググループや統計調査を行い、
持続的で自走できる海外誘客を目指す取り組みです。

秋には、釜石でもワーキンググループを開催する予定です。
宮城・三陸岩手沿岸部が県を超え、1つになり今後も頑張ってまいります。

2日目は、
じゃらんリサーチセンターの松本様に
「現在におけるインバウンド事業」についてセミナーを行って頂きました。

そのあとは、1日目に意見交換をしたまとめを
また各チームに分かれグループディスカッションを行いました。

意見のまとめが終わったあと、
気仙沼へ移動し、「気仙沼伝承館」へ向かい、
こちらでは、気仙沼観光コンベンション協会の宝田様にご説明を頂きながら、
施設の見学を行いました。

今回の事業がまた次の取り組みにつながるよう、
情報発信をしてまいります。
ご参加いただいた皆様、引き続き、よろしくお願いいたします。