「潮風トレイル」を利用して「海の見える命の森へ」向かう約60分のコースを散策。
「潮風トレイル」は昔の「気仙街道」をトレースしているため、
登山道より広く、木々に覆われ直射日光にさらされることなく、なだらかに登っていくため大変気持ち良く、歩きやすいです。
森林浴効果なのか、とてもリフレッシュして爽快です。
ネイチャーガイドは、この地域の植生や歴史を時々立ち止まりながら、
ご案内いたします。時には、植物を使った遊びを交えたりもします。

「海の見える命の森」は、震災前は雑木林でした。
震災後、2012年から多くの有志やボランティアの皆様の手を借りながら
桜やもみじを植樹し、将来的には来訪者が自然とふれあえる観光スポットや
地域住民の憩いの場、そして春はお花見、秋は紅葉狩りができる
地域の散歩道となるようにという想いを込めて整備を進めてきました。

さらに、東日本大震災を通じて
『学んだ事』『後世に伝えねばならない事』
『祈りたい事』『残したい風景』を伝える場所として
2021年には「震災伝承施設」に登録されました。