スタパのスペシャル開催は 天気も意外にスペシャルな展開でした
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
この18日 今月2回目のスターパーティを開催しました
何がスペシャルなのかと申しますと
仙台を中心に活動していらっしゃる
天文ボランティア宇宙船のメンバーの
研修会を兼ねての開催だったのです
実は 当館のスターパーティ星空案内人のお一人
永井秀男さんが主宰する天文ボランティアグループで
当館での研修を企画
ならばせっかくなので 一般のお客様に星空案内を
と 開かれたのです
メンバーは女性3名を含む9名
敢えて個々のご紹介は割愛させて頂きますが
やさしく 自然体な雰囲気の星空案内に
お客様も満足気に 星空を見上げ 楽しんでいらっしゃいました
そうそう そもそも開催時間帯の天気が
良くて曇り 悪いと曇り時々雨という期待薄な予報でしたから
観望出来ない場合の屋内での座学とのダブルスタンバイとあいなりました
夕方5時40分ごろの
ISS国際宇宙ステーション通過時には
100人以上のお客様が当館屋上汐風の空へ
日中は青空がいっぱいに広がり 雨の心配も無さそうでしたが
この時間帯になって 西から雲が広がり始めていました
ただ 何とかISSの観望は叶い
空を見上げたお客様方からは 感動の拍手が沸き起こりました
しか~し このあとは 文字通り”雲行きが怪しく”なり・・・
天文ボランティア宇宙船メンバーは
曇天時の”星のお話”の準備に入ることになったのです
ところがどうでしょう 観洋の奇跡 再来です
強い北西風が どんどん雲を押し流してくれたではありませんか
お陰で 木星が 土星が すばるが ペガスス座が
白鳥座が 夏の大三角が カシオペア座が 天の川が
その輝きを 惜しげも無く魅せてくれました
上の写真は親子でご覧になっているところですが
木星を初めて望遠鏡で観た男性は うわぁ~きれい! と
それは大きな声で叫んでいらっしゃいました
こういう反応 正直私たちスタッフはとても嬉しいです!
ただ 風が冷たく寒かった・・・寒い分きれいに観えたようです
⇓はプレアデス星団”すばる” 蒼い輝きが美しい
その後 再度 雲が押し寄せて 嗚呼・・・ と思われましたが
どうしてどうして 奇跡は再度訪れ いつしか観洋上空は満天の星
ギラギラと星たちが 自己主張を始めたのです ⇓こちらはオリオン座
今季最高の見応えの空には しし座流星群も姿を現し
ああっ!!観えた! 喜びの声が上がりました
Bluebirderも ひとつ 長~く尾をひく流星を観ることが出来ました
撮影できなかったのは残念・・・
寒~い中でしたが 親子連れ家族の男の子が
一旦は雲に隠された土星を どうしても望遠鏡で観たいと
粘っていたのは 微笑ましくもスタッフとしても嬉しい光景でした
この日は 250名のお客様からお楽しみいただけました
ありがとうございます
次は25日です
尚 来年前半の予定が大枠で決まりました
ご宿泊のお目当てに どうぞ♪
尚 都合により急遽変更の可能性もございますのでその際はご了承くださいませ
さて、志津川湾で目下越冬中のコクガンは といいますと
この18日朝 南三陸ビジターセンターでは 49羽を確認
いつもの港には 目視で20羽は居りました
北西風が強く 先週同様 大きく波に揉まれながら
秋の日に輝く水面をすいすい泳ぎ回って
アマモを採って食べていました
相変わらずレンズが”お嫌い”なようで
接写出来ないのが残念・・・