2羽目のヒナが孵ったのは、前回のブログがアップになった翌日、
雷雨予報で 激しく雨やひょうの降った
15日の夜から16日の朝にかけてのことでした。
一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
とにかく、カモメのツガイは 雨の日も風の日も、
もちろん嵐の日も、日差しが強くて暑い日も、
交代しながら ひたすら巣の中の卵を守り 温め続けてきました。
2羽目のヒナ誕生に心躍らせた Bluebirderとしては、
当然のことながら
3個目の卵の孵化を心待ちにしていたわけでございます。
ただ、1羽目のヒナが孵って1週間というのに、まだ・・・。
一体 どうしてしまったことか・・・
18日木曜日には、抱卵を交代するはずの父親が なかなか巣に入らず、
巣に入っても 立ったまま、という状態が長くなっていました。
これでは、卵が冷えてしまう。
何としても孵そうと 懸命に温めている母親とは反対に、
父親はまるで孵すことを諦めてしまったかのようでした。
両親とも巣から離れてしまい 温めようともしない状態が
30分以上も続く始末・・・。「ダメかぁ」とがっかりした瞬間です。
ところが、20日土曜日には、共に熱心に卵を温め始めたのでした。
もう孵らないものと見切りをつけた、という推察を覆す行動で、
大いに期待を膨らませてくれたのでございます。
しかし・・・・・・・・・
21日朝、最後の卵は ↑ 巣の外に・・・。
3羽目誕生への期待は 完全に潰えました。
孵化しなかったのは 恐らく最初に生まれた卵だったと思われます。
とすれば、繁殖に成功した2羽は、
3週間ちょっとで孵化したことになります。
振り返れば、1個目が生まれたばかりなのに、
などということもありましたし、
先に孵化した2羽が 巣の中で元気に動く度
親鳥は頻繁に立ち上がらずを得ず、
結果的に 卵は「冷えてしまった」のではないか、とも考えられます。
救いなのは、先に孵った2羽がとにかくすこぶる元気だということ♪
観洋の珈琲ラウンジ脇の観察コーナーには、
カモメのヒナを一目見ようと
親子連れやカップルをはじめとするお客様たちが次々と訪れ、
双眼鏡を覗き込んでは「かわいい~♪」という声を
連発していらっしゃいます。観洋の「アイドル」誕生です。
孵化から巣立ちまでは 45日くらい。
既に1週間が経ちましたから、あと38日程の間、
ヒナがこの巣を後にするまで
カモメ親子の奮闘ぶりを
追ってみることに致します。