一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
9月10日は 仲秋の名月でした
こちらは 観洋南東の空 午後8時前
館内には この日 こんなポスターを貼り出して告知
お泊りのお客様も 名月の日だということは
ニュースや天気予報などでご存知だったでしょうから
わざわざ告知などしなくて 良かったのかも知れませんが
観洋にお泊り頂いて "ロビー"でも "お部屋"でも "露天風呂"でも
更に"屋上"でも とにかく"観洋から"仲秋の名月を愛でることが出来た
そんな印象に残る思い出を作って頂けたら と思い
告知させていただいた次第です
夕食会場は午後6時に開場になりますが
南三陸町の月の出は 午後6時6分
丁度 椿島の上を「名月」は 昇り始めました
6時半以降にお食事の席にご案内差し上げたお客様からは
「屋上で 光の道をつくる月が観られてよかった」
「夕食のあとも また観に行こうね」というお話を伺えました
ありがとうございます
それでこそ ご案内を差し上げてよかったというものです
それにしても ハーベストムーンの光の神々しいこと
"月々に 月観る月は大けれど 月観る月は この月の月"・・・・・
今年の仲秋の名月は ちょうど満月
登り掛け 一際映えた"黄金色"が とても きれいでした♪
さて 9月は これから木星が見頃になります
なぜかというと 木星は9月27日に「衝(しょう)」を迎えるのです
木星は約マイナス3等の明るさで輝いていますから
一際 大きな存在感を放っていて それと直ぐわかります
そこで「衝」というのは 太陽系の天体が
地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことで
この頃の惑星は 地球との距離が近くて 見かけの直径が大きく
光っている部分が正面から見えて 陰になる面積が少ないので
明るく見えます
それに 日の入りの頃に東の空から昇って真夜中に南中し
日の出の頃に西の空に沈むので 一晩中観ることができるのですから
観察しない手はありません
さてその木星ですが 直径は地球の11倍ありますから 巨大です
なにせ大赤班には 地球がすっぽり入ってしまうのですから 凄い
更に驚くべきは その自転速度で
なんと10時間で1回転しています この巨大さで!
望遠鏡を使って木星を観察すると 木星の表面には何本かの縞模様が見えます
こちら⇓は 前回もご紹介した 8月28日深夜 観洋上空の木星
そしてこちら⇓は この10日深夜の様子です
木星は 水素やヘリウムから成る「ガス惑星」で
地球の「ジェット気流」と同様に
いくつかのジェット気流が流れています
ただ 地球と違って そうした流れを遮る山などの障害物がないので
木星の上層部にあるアンモニアの雲が"乱気流"などを起こすことなく
ジェット気流によって運ばれて
こうした「縞模様」が出来上がるのだそうです
9月27日のスタパは この木星の縞模様も観察します
お楽しみに♪