“Traveller review awards 2021”

 

We are very pleased to inform you that we have received greatful awards named "Traveller review awards 2021" from "Booking.com" which is one of the most reliable worldwide hotel booking company.

We pride ourselves on the constant high word-of-mouth score of our facility throughout the year, as we continue to provide the hospitality our customers demand.


All the staff will continue to give the best memories to our customers. We will do our best. 


A description of "Traveller review awards 2021" from Booking.com

FYI: There are two " l " in " Traveller " because Booking.com uses British English.

We always welcoming you.

Good day from Minhong !

 

* *  Kataribe on the3.11 DENSHO ROAD video uploaded !  **

Message from 3.11 Densho Road Promotion Organization

" Kataribe on the3.11 DENSHO ROAD promotion video has been completed.
We are also creating a tour for everyone around the world to experience the "experiences, lessons learned, disaster preparedness, and the charm of Sanriku" that the storyteller conveys.
We are waiting for you at TOHOKU! "

What is 3.11 Densho Road ?

<Facebook>

https://www.facebook.com/3.11DROP/posts/241014347580297

<Youtube>

【 Participants Version 】

https://www.youtube.com/watch?v=PSdLdKXdUAI

【 Kataribe Version 】

https://www.youtube.com/watch?v=0OEM-VNP3Lk

道の駅津山 もくもくハウスさんの商品追加!

みなさま、おばんです!☆☆☆

売店・南三陸復興ストアのフジタです!!

本日は、道の駅津山 もくもくハウスさんの商品のご紹介!

道の駅津山は、当館より国道45号線を登米市方面に向かう途中にあります!

当売店では以前より、道の駅津山内のもくもくハウスさんの商品を販売させていただいております!

今までは、積み木輪投げカスタネットなど、主にお子様向けの商品がメインでしたが、この度、マグカップ、スプーン、コースター、はしおきなど、日用品を追加いたしました!

杉の産地として栄えた津山町、もくもくハウスさんには、そこで育った木々を使用し、ぬくもり溢れる木製商品がたくさんあります。

そんな道の駅津山さんですが、東日本大震災の際は、当館が大変お世話になりました。

震災時、地震、津波によって当館まで来れなくなってしまった、仙台駅からのお客様を乗せた当館のシャトルバスを受け入れてくださったのです。

時は経ち、昨年10月、台風19号が宮城県を襲いました、、、

その際、道の駅津山さんは1.5mの浸水に合い、メインの建物が大きな被害を受けました、、、

「震災時の恩返しに」

と、当館女将をはじめとするスタッフが、復旧作業に当たる職員のみなさん、ボランティアのみなさんにおにぎりをお届けしました。

私も、他人事には思えず、休日に単身、ボランティアに行かせていただきました。

当館とこういったつながりもある道の駅津山さん、みなさまも南三陸にお越しの際は、是非とも寄ってみてください!

 

追伸:

南三陸は数日前から雪に包まれています。

先日出勤しようと外に出て、慌ててタイヤ交換の電話をしたフジタです(笑)

帰宅時にはなんとー4℃!!( ゚Д゚)

さ、さむいわけだぁ((((;゚Д゚))))

移住して2度目の冬、果たしてフジタは越冬できるのでしょうか!?

水曜ブログの更新が止まりましたら、フジタは冬眠に入ったと思ってください zzZ

というのは冗談として、みなさま、コロナウィルスにもインフルエンザにも風邪にも負けず、お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ!!

 

「第2回 命のらせん階段を伝える会」が行われます。

皆さん、こんにちは!カナです!

先日のマッキーさんのブログでも紹介がありましたが、
気仙沼市にあります「命のらせん階段」の曳家工事が進んでいます。

ブログはこちらから→【「命のらせん階段」曳家工事が始まりました。】

そして、この度「第2回」となる
「命のらせん階段を伝える会」が開催となります。

【日付】 11月14日 (土)
【時間】 11時30分~12時40分
【集合場所】 お魚いちば駐車場(気仙沼市港町)
【参加費】 無料

◎今回は大型バスで送迎を行います。
→バス定員の関係上、「25名」様の限定参加となります。
「参加申込は事務局までご連絡くださいませ」
(事務局:南三陸ホテル観洋 担当:企画課 ☎0226-46-2442㈹)
協力:株式会社 志津川建設様 株式会社 我妻組様 株式会社 阿部長商店)

「命のらせん階段」とは?

2019年には「震災伝承施設」として登録。
その時のブログはこちらよりご覧くださいませ↓
【震災伝承施設に…「高野会館」と「命のらせん階段」が登録されました。】

こちらの建物が建つ、気仙沼市内の脇地区では
高台の避難場所まで遠く、すぐには逃げられない地域でした。
そのため、この地区の高い建物だった自宅の屋上に
住民が避難する目的で階段を取り付ける事を阿部会長は決めました。

そして、取り付けた後は地域住民の方々と一緒に避難訓練を3回ほど行い、
震災当日、約30名が避難し大津波から命を守ることができました、

当日の会では、「命のらせん階段についての語り部」と、
「10月から工事が進む震災遺構曳家移転のプロジェクト」についても見学頂けます。

施工業者は「弘前城」の曳家を担当した「株式会社 我妻組」の皆様です。

曳家は先のブログでも紹介している通り、
建物を解体することなくそのまま、動かす方法です。
全部を一度に動かすわけではなく、「木造部分(左)」と
らせん階段が取り付けてある「鉄骨部分(右)」とで分けて曳家を開始します。

あの当時、命をすくったこの場所で防災、減災、
そして避難行動を考える場として、2回目の伝える会が行われます。
気仙沼から震災教訓の学びを。
皆様のご参加をお待ちしております。

「命のらせん階段」曳家工事が始まりました。

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は、遂に始まりました。
創業者である旧阿部会長宅「命のらせん階段」の模様をお伝えいたします。

今回の工事を行うのは、
私の地元、山形県米沢市に本社を置く「株式会社我妻組」様。
(自分の故郷の会社だけあって少し親近感が湧きますね)

まずは10月14日の様子。
およそ50トンある和風木造部分から曳家工事が始まっていました。

建物をおよそ一人分の高さほど地面から持ち上げます。(ジャッキアップ)
今回は、基礎となっているコンクリートから離して行うみたいです。

こちらでは、建物の移動準備を行っているようです。(多分)

そして鉄骨部分と木造部分の繋がっていた部分は綺麗に分かれていました。

それから2週間後の10月28日の様子。
木造部分は10数メートルほど移動していました。

まっさらな土地を少しずつ時間をかけて移動しています。

弊社スタッフをはじめ、
地域の方々と交流しながら工事の様子を見守ります。

ネットからも予約受付中です!

こんにちは、むっちゃんですʕ•ﻌ•ʔฅ

震災を風化させないための語り部バスは
乗車前のアルコール消毒はもちろんのこと
定員の半分までの乗車と換気装置のついたバスを使用するといった
感染症対策を行いながら現在も毎日運行しております。

ご宿泊のお客様は
どのプランでお申込みいただいても
オプションとしてご予約が可能でございます。

また、宿泊ではなく日帰りで
語り部バスのみのご予約も承っております。

お電話での受付以外にも
ネット予約も可能です!

じゃらん遊び・体験にてご予約の受付を行っております。

1名様からご予約可能!
じゃらん会員であればお持ちのポイントや
クーポンを利用しての予約もできますので
こちらからのお申込みがオススメです♪

ああああ↓ ご予約はこちらから ↓
じゃらん遊び・体験 南三陸ホテル観洋

直近のご予約も、先々のご予約も簡単にできちゃいますので
ぜひご利用くださいませ!

●- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – -●

あああ★★★ Happy Halloween ★★★

海の見える命の森で自然を満喫!

皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)

とうとう10月最後の日曜日に!私は食欲の秋を満喫中なんですが..
登米市にございます「たい焼きcafe genkitai」のメニュー、
(住所: 〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池桜小路102)
「お好み焼きたい焼き」が本当に美味しくて...( *´艸`)
具がたっぷり入っていて香ばしい香り..何個でも食べれちゃいます。
みやぎの明治村様の近くになりますのでぜひ~!

さて今日は美味しいお知らせも含めての投稿です!

震災後よりボランティア様と一緒に開拓を進めている「海の見える命の森

ピザ窯が完成した話題は皆様の記憶にも新しいかと思います。
ブログはこちら→【ついにピザ窯完成!!!@海の見える命の森】

ブログでも紹介がありましたが、
ピザ窯が完成したことにより「防災減災伝承体験プログラム」の
「➁避難所体験”食べる事は生きる事”石窯で手作りピザをつくろう」に
参加ができるようになりました~!
【プログラム詳細はこちらをクリック!】→お申込方法も記載してあります。

海音、風、鳥の鳴き声を聞きながら、手作りピザは...自然の中で!

現地スタッフも一緒に行いますので美味しい思い出をつくりましょうっ

☆生地をこねるところから...

☆ソースをぬって..

☆具材を並べて...

☆手作りの石窯へ!

↓釜に入れる作業も体験できます♪普段はなかなかできない体験です。


しばらくすると....チーズがトロりととろけたピザ...✨
できたてアツアツなので気を付けてくださいね。

手作りのピザが完成!自分で作ると美味しさも格別!

さっそく森に囲まれた場所で♪

手作りは家でもできますが自然の中で行うことはあまりないですよね。
もともと山だった場所で新鮮な空気を感じながらの手作り体験は
お子様や大人の方にとっても忘れられない思い出になること間違いなし!

「生きる事は食べる事」
震災当時は全国、全世界の方より、
食材をはじめとした支援物資をお送りいただきました。
電気や水道が止まってしまったなかでの
温かい料理、炊き出しは忘れられません。

山頂の大仏様がいる場所には「津波てんでんこ」の石碑があります。

震災の時にはこの場所が避難場所になるように、
そして、祈りの場所となるようにこれからも開拓を進めて参ります。

こちらはどなたでも自由に向かうことができますが、
整備をしていても山ですので、
動きやすい靴、服装でぜひ山頂へ向かってみてくださいね。
※駐車場が近くにございませんので、
お車は当館の駐車場に停めていただいて、徒歩で!
道順などはフロントでご紹介いたします。よろしくお願いいたします!

「海の見える命の森「学生委員会事務局」の公式HPが完成しました!
今までの活動内容などもご覧いただけます。
上記の名前よりHPへ行けますのでぜひご覧くださいませ。

それでは今日はこの辺で!また来週お会いしましょう。

志津川湾から見る南三陸町。

皆様こんにちは、
最近は何処からかお部屋に侵入してくる
アリがとても気になるマッキーです。

今回は、志津川湾から眺める南三陸の風景をお伝えいたします。
※こちらは、観光船の撮影の合間に撮られたものです。

まずは、観光船の発着場ともなる志津川港!
その一角には、もちろん卸売市場など、
三陸の豊かな海の幸が水揚げされる(はずの)
南三陸町卸売市場がございます。

こちらでは南三陸の名産品の一つ
脂がのった「みやぎサーモン」の水揚げが行われています。

※個人的に、魚の中ではサーモン(鮭)が一番好きです

少し進むと、
漁船と出くわす事もございます。
青い空と海の中を走る漁船!

海上ならではのものすごく映える一枚ですね~

そして海上から見る事ができる「荒島

揺れる水面と木々の緑、
ちょっぴり淡い空の色とのコントラストが印象的です。

最後に、白くどっしりと建てられている震災遺構「高野会館

震災時は、この志津川湾から津波が押し寄せ、
建物の4階付近まで海水に浸かりました。
かさ上げ工事や防波堤工事が行われている今もなお、
南三陸(志津川町内)を見つめています。

公園完成 街の賑わい復活へ

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

志津川湾は、サケ漁の船が寄港する季節になりました。

さて、9年余りの歳月をかけてかさ上げや築堤など

復興工事が進められてきた南三陸町志津川地区に

「震災復興記念公園」が完成しました。

広さ6.3ヘクタール。

この12日に記念式典が行われ、

13日から一般開放されます。

 

今秋には完成するということは知っていましたが、

式典などの日程も知らずにいた小生。

たまたま先日、

そんな完成間近という雰囲気に誘われるように

「公園」に設けられた「祈りの丘」を 散策してみた次第。

 

「丘」の上へは、螺旋スロープと直線的な階段でアクセス。

スロープには、地震の発生から津波の襲来までの時を刻んだ

金属プレートが埋め込まれていて、

らせん状の坂を登りながら読み進んでいくと

当日の様子が 生々しく思い浮かんできました。

午後2時46分 地震発生。

波高 6m予想。

30分経たない内に 急な引き潮。

予想波高は10mに!

波は水門を越え・・・津波が街を襲ったのは

地震発生から45分足らずのこと。

そして・・・

 

 

 

 

目の前で 巨大な津波が街を飲み込み、

家々を破壊し 流し去ったとしたら・・・

読み進むうちに、思わず身震いしてしまいました。

 

「丘」の上には、

町内800人を超える犠牲者の名簿が納められたモニュメント。

このモニュメントを挟んで

町に残る二つの震災遺構を望みます。

左に 町の「旧防災対策庁舎」。

町職員ら43人が犠牲になりました。

目下、県が保存中。

 

そして、右には 観洋が保存する「高野会館」があります。

結婚式場だったこの建物は

ギリギリのところで327名の命を救いました。

 

散策した日、「丘」の中腹に置かれていた献花台・・・は、 10日に防災対策庁舎前に移設されました。

 

「祈りの丘」の麓には、JR気仙沼線「旧志津川駅」。

気仙沼方面を望む。

志津川高校からほど近い「駅」のホームに立ってみると、

ふと、列車を待つ高校生たちの姿が思い浮かびました。

役場までは おそらく徒歩数分。

震災前、

町内外の人たちに広く愛された 賑わいの街の存在は

もう ひと昔前のことになろうとしています。

 

ところで、

先日 語り部バスでご案内した仙台のお客様から

「商店街の商品 高いよねぇ」

「地元のスーパーで志津川名産のタコを買おうと思ったら

北海道産しか無くて驚いた」という声を聞きました。

 

商品に価格を上乗せしなければならない事情や

スーパーに地元のものが置かれていない背景など

改善すれば、遠方からの観光客だけでなく

地元でも広く支持される街になり

普遍的な賑わいを取り戻せるはずです。

また、かさ上げや築堤により分断された水の流れなど

志津川湾の環境を保全し私たちが住みやすい街にするために

改善すべき点も見えてきています。

公園の完成は、街 再興への一里塚。

「復興」の英訳は revival リバイバルで

この言葉は「復活」と「再生」も意味します。

Revival goes on 南三陸 !!

そして 賑わいの街を再び !!!。

そう願っているのは Bluebirderだけではない筈です。

仲秋アラカルト

8日ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

 

1日、中秋の名月は、

南三陸町でも 煌々と美しく輝いていました。

十五夜の月が 実にきれいに見えた翌日2日は、

それはよく晴れました。

 

観洋屋上からの絶景がこちら!

こんな晴天につい誘われて、

「海の見える命の森」へと足を延ばしてしまった 昼休み。

「命の森」は、一昨日更新の当ブログ

ピザ窯お披露目会で むっちゃんが紹介していましたね。

観洋からは この向こう側

国道45号を気仙沼方面へ歩いて10分にあります。

沿道には、ガマズミの赤い実・・・

野菊 カントウヨメナ・・・

コスモスの仲間でしょうか・・・

咲き残るサルスベリ、よく見ると 実が付いていますね。

・・・と、あれこれ 沿道の秋の草花を眺めながら 歩いていた所、

途中で 埼玉からお越しのお客様ご夫婦とご一緒に。

手には、命の森のパンフレットをお持ちでした。

こちらの入り口から ちょいと急峻な坂を上り 命の森へ 5分程。

少し息が切れましたが、

こちらも、観洋に負けず劣らず 素晴らしい海の絶景が楽しめる場所。

ご覧の通り・・・

左手に 志津川港 右手には 観洋が見えます。

 

現地では ちょうど海の見える命の森実行委員会副会長が作業中で、

埼玉からお越しのご夫婦も 運よく

新しく出来たピザ窯のことやバーベキューの設備をはじめ

桜やモミジの植樹が進む 命の森に期待される「機能」について、

あれこれ お話を聞くことが出来ました。

萩の花が咲き

葉が色づき始めた「命の森」には

津波てんでんこの碑。

そして、南三陸大仏が 鎮座しています。

海の見える命の森は、

まず 3.11の鎮魂の場であるとともに、

防災減災を学びつつ

山と海と人の命は 水を介して繋がり

支え合うものだということを学ぶ場でもあり、

私たちの憩いの場となる一方

万が一の大津波から 命を守る場にもなります。

~~~~~~~

志津川湾の海上からは、こんな風に観えます。

丘の上にポツンと小さく 大仏が見えますね。

3日に運航した観光船には、青森・山形・石巻のお客様が乗船。

ウミネコと戯れ 楽しんでいらっしゃいました。

お客様一家のアイドル 杏南(あんな)ちゃん。

なんとか自分の手で ウミネコに餌をあげようと

 

小さな体をう~んと伸ばして がんばっていました。

今回は、ひいおじいちゃんの卒寿をお祝う お泊りだったそうです。

おめでとうございます。お若くて とても90歳には見えませんネ。

ありがとうございました。

~~~~~~~

観洋サブ玄関脇には、大きな金木犀の樹があるのですが 

金木犀の花が 4日

突然 香り始めました。 いよいよ 秋色が深まってきます。

とりとめもなく アラカルトなブログにて 悪しからず。

それでは・・・

 

 

 

 

温帯低気圧がもたらしたもの

 

6日ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

訳あって更新が一日早くなりました。正確には9時間。

 

台風崩れの温帯低気圧は

南三陸町に ひとつの好条件とひとつの不都合を もたらしました。

あくまで、10時便の語り部バスのご案内をしていて

気付いたことでしかありませんが・・・。

 

町の黒崎海岸には サーフポイントがあるということは知っていました。

外海が 時化ていればいるほど、

サーフィンに最適な波が来るのだということも。

しかし、実際に波乗りをしている光景は全く見たことがありませんでした。

それがこの25日と26日、まさにその好い波をもたらしたのが

台風12号とそれが崩れた低気圧でした。

志津川湾を望む国道45号黒崎海岸沿いに停まる

10台以上の車に気が付いたのは、午前10時過ぎ。

語り部ガイドを終えて出かけたのが正午過ぎでしたから、

停まっている車の数はすでにまばら。

防潮堤沿いを歩いてくる壮年サーファーお二人にお尋ねしたところ、

『仙台から来た。海が荒れて仙台は全くダメだったので、

小泉海岸に行ったが、やはり荒れてダメ。

以前から知っていた「黒崎スポット」に来てみたら、

好い波だった』というのです。

この日、早い人はなんと朝5時にやって来て

楽しんでいたというのですから驚きです。

聞けば、サーファーは「気象予報士並みに」

お天気にも詳しいのだとか。

でないと、いいポイントを見つけて「いい波」は掴めないから。

 

暫く、波乗りの様子を眺めていましたが、

初めて南三陸町で観るサーフィンに いかばかりか心高鳴りました。

印象は、「ビューティフル!」「美しい!」の一言。

美形の女性ではなし・・・

なぜ、美しく感じるのだろう??? と  ふと考えました・・・。

 

Bluebirderが行き着いた答えは、『バランス』。

目まぐるしく変化する荒波の上で

不安定なボードを繊細かつ大胆に操りながら

バランスを取って乗り込む姿、それが美しい♪

「美しさは、バランスにも 起因するもの」

ということに 改めて気付かされた次第。

ダビデ像のように均整の取れた体、

化粧も整ったお顔も「美しい」って感じますし、

豊かな自然景観や 自動車など様々な物の形も

美しいと感じるその秘密は きっとバランス、均衡にある。

 

写真で波乗りをご紹介している こちらの成年&青年サーファー。

お二人は やはり仙台からお越しでした。

さわやかな笑顔が 愉しさを物語っていますネ。

 

「いい波でした。何本か乗れて よかったです」

そうおっしゃっていました。

成年サーファーさん↓ は、10年ぶりの黒崎スポット。

10年と言えば、震災直前のことですね。

南三陸町の新しい一面を見つけられて、ちょっと嬉しい日でした。

 

ただ、この日 語り部バスでご案内した震災遺構 「高野会館」が、

泥池のような水たまりに囲まれていたことには

閉口しました。

入口はこの通り。

写真左側にあるタイル張りの花壇からお客様の手を引いて

やっとのことでご案内してきました。

回りに国道など構造物が出来て、水がはけない状況で

こうしてポンプを使って排水するしかありません。

これも、やはり低気圧がもたらしたもの。

 

それにしても、これでは

とても大津波による未曾有の被害から

復興を遂げようとしている町とは思えません。

 

何より、町に興味を持ってお越しになるお客様を

ご案内する場なのですから。

 

美しい景観を持つ 志津川湾、

それは 自然のバランスが取れ 保たれている表れ。

南三陸町の復興の現状には

残念ながら まだ「美しさ」が感じられないのです。

サーファーの波乗り並みに、

南三陸町が

均衡の取れた復興で 美しい街になることを期待します。