春を探して 長閑な里山

国道45号沿い

観洋から徒歩数分

珈琲神社の向こう
丘の上に花木が 花を咲かせています 白い花 紅い花

早速、ポタリング中の愛チャリで ”現地”へ急行ww・・・

桜には少し未だ早い南三陸町

曇り空 気温8度程度で 北風の冷たい 肌寒い日でしたが

梅が 今を盛りと咲き誇っていました。

きれい

さらに奥には 赤い梅の花

こぶしの花は

咲き始めて間もないようで

こちらもきれいな

咲きっぷり♪

更に 坂道を進んで行くと

辺りは 梅の花盛り

歩いていて ふと気が付いたのは

この丘が 国道べりよりも、少し暖いく感じれらるということ。

見回してみると、丁度ここは 冷たい風を遮るように

北西側に高みのある南向きの斜面なのでした。まるで、広~い陽だまり♪
これは、花たちにとっても”居心地”がいいはず。


そう言えば 昇り口の看板に”館跡”の看板がありました。

”朝日館城主夫人”の館があったそうな。

きっと城主が、寒い季節でも心地よく過ごせるようにと、
この丘を選んで住まわせたのでしょう。

”落城”という悲劇に見舞われた夫人も
春には美しい梅や桜を愛で、心和ませていた・・・。

長閑な風情が往時を偲ばせます。

梅の花越しに 志津川湾を望む海のロケーションもまた、いい感じ♪

んん?! みちのく潮風トレイルの看板が あるではありませんかぁ

この道は

伊達藩が開いた

古の幹線「旧気仙道」。しづがわの”周辺の魅力スポット”として、紹介されています。

トレイルの一部は、今の国道45号に重なっているようですね。

最近、観洋にお泊り頂いているお客様が
朝に夕に 国道45号の歩道を散歩されている姿を
お見掛けすることが多くなりました。

海辺の景観を楽しまれた後は
”桃源郷”的な、海の見える里山の風情も楽しんでみてはいかがでしょう?

観洋からは 徒歩数分、ちょっと寄り道するだけ。

珈琲神社の前を進んで

横断歩道を右手に渡り

BRT JR気仙沼線を潜って、

黒崎不動尊前の坂道を登っていくと・・・

丘の上に ”温もり”の里山があります。

海を望む長閑な雰囲気に、温かな安らぎが感じられるのは、
Bluebirderだけではない、そう思います。ほのぼのと、ホノボノと・・・

震災の記憶を次世代に

こんにちは、むっちゃんです。

弊社では、2011年3月に発生した東日本大震災直後より
「震災を風化させない語り部バス」を運行しております。
おかげさまで、47万人の方々にご乗車いただきました。
いつどこで起こるか分からない自然災害、
その時に命を守るため、さらに多くの方々へ語り継いでいくことが
大切であると考えております。

そこで、南三陸ホテル観洋では
気仙沼・本吉地区にお住まいの小学生、中学生、高校生を対象
春休み期間中「震災を風化させないための語り部バス」への参加を
無料にてご予約承ります。

次世代へ伝え、広げ、繋げていくために
小中高生の皆様にとって良い学びの機会になることを願っております。

期間:2025年4月7日(月)まで
時間:8時45分~9時45分(約1時間)
対象:気仙沼・本吉地区にお住まいの小学生、中学生、高校生

申し込み、お問い合わせはお電話にてご連絡くださいませ。
電話:0226-46-2442

東日本大震災から14年目の3.11

皆様こんにちは、マッキーです。

2011年3月11日に発生した東日本大震災発災から
本日で14年を迎えました。
当時から現在まで応援やご支援を賜りました皆さまへ
改めて心より御礼申し上げます。

3月11日 14時46分。
震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表し
ロビーから海へ向かい、黙祷いたしました。

また、海の見える命の森でも追悼セレモニーが行われました。

当館の阿部副社長のご挨拶等、
そして海の見える命の森実行委員会の後藤一磨様からお話しをいただき、

大仏前で献花が行われ、

お集まりいただいた皆さまと共に
記念碑前で志津川湾へ向かい、黙祷いたしました。

本日は晴天にも恵まれ、
14年前のあの日多くを奪った海とは思えないほど、
穏やかに見えました。

震災から14年、
周りの様子や話を見聞きするとやはり以前に比べ、
風化しつつあるのが現状であると個人的には思います。
毎日運行している「震災を風化させない為の語り部」や
隔年で開催している「全国被災地語り部シンポジウム」、
「東北被災地語り部フォーラム」等を通して、
東日本大震災を後世に伝え、
一人でも多くの方が防災・減災について学ぶ機会となるよう、
ホテル観洋のSDGSとして継続的に取り組んで参ります。

いざという時に!サバ・メシを作ってみた。

皆様こんにちは、マッキーです。

今回はいざという時に役立つサバ・メシをご紹介いたします。

第5回東北被災地語り部フォーラム2025」では…
新しい取り組みとして
サバ・メシ(サバイバル飯) 実演&試食」を行いました。

「仙台市泉地区女性防火クラブ連絡協議会」より
会長「古内昭子」様、
理事「佐藤亜矢子」様の協力の下、
先日紹介いたしました気仙沼中央公民館の調理室をお借りし、
フォーラムスタッフと力を合わせて、
ご来場のお客様の試食用として作成いたしました。

動画で見ると分かりますが、
混ぜご飯はビニール袋に具材を入れて、
ビニール袋に入れて混ぜてコネコネして、
お湯で加熱すると出来上がるという
非常時にも役立つメニューでございます。

その他にもちょっとした一品を加えて、
皆様にお配りいたしました。

今回サバ・メシには…
当館の売店やネットショップ等でも販売している
港町のパスタソース(いわし×ぺペロンチーノ)
三陸食堂(さんま蒲焼)を使用いたしました。
もちろん普通にお召し上がり
ぜひお買い求めくださいませ。

 

第5回東北被災地語り部フォーラム「震災を風化させない語り部バス」

こんにちは、むっちゃんです。

3月2日と3日
気仙沼中央公民館にて
第5回東北被災地語り部フォーラムが開催されました。

初日の2日には
オプションプログラムとして
「震災を風化させない語り部バス」を運行し
AコースとBコースに分かれ
気仙沼市内をご案内いたしました。

Aコースは気仙沼中央公民館を出発後
気仙沼市復興祈念公園へ。

気仙沼市復興祈念公園は
津波火災等で壊滅的な被害を受けた
鹿折地区・内湾地区を眼下に望み
地域の復興の様子を実感することができます。

公園内には
復興祈念のシンボルとなる「祈りの帆(セイル)」や
犠牲になった方々の名前を刻む銘板があります。

続いては
リアス・アーク美術館へ。

リアス・アーク美術館では
東日本大震災を災害史、災害文化の視点から考えるための
様々な資料を常設展示しており
被災現場写真203点、被災物155点、その他歴史資料等137点
資料総数約500点をご鑑賞いただけます。


リアス・アーク美術館館長 山内宏泰様

最後は
震災伝承施設「命のらせん階段」へ。

命のらせん階段は
株式会社阿部長商店ホテル観洋の創業者宅であり
1960年のチリ地震津波で被災した教訓から
後付けの工事でらせん式の外階段が取り付けられました。
東日本大震災当時、約30名がらせん階段を登り
屋上で大津波から命を守ることができました。


気仙沼市語り部 宝田和夫様

Bコースは
震災伝承施設「命のらせん階段」の他に
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館へ。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は
旧気仙沼向洋高校の校舎であり
展示室や映像シアターの他
津波の被害を受けた校舎内を見ることができます。


気仙沼市観光協会 橋本茂善様

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
これからも当館は、伝承活動を続けて参ります。

第5回東北被災地語り部フォーラム2025~語り部バス(南三陸・石巻編)~

皆様こんにちは、マッキーです。
今回は「第5回東北被災地語り部フォーラム2025」より、
3月3日のオプションプログラム
気仙沼・南三陸・石巻を巡る語り部バス」の内、
私が乗車いたしました「南三陸・石巻」分を紹介いたします。

まずは、震災遺構の「高野会館」。
こちらは当館の語り部米倉信一様によるお話しをお聞きしました。
(当館から車で約5分)

こちらは震災当時のまま大幅な改修などをせず、
まるで14年前あの時から止まっているかのように、
今もなお現状維持に努めている民間の震災遺構でございます。

当日は町の高齢者の方々の
芸能発表大会が行われていましたが、
現場スタッフの冷静かつ勇敢な行動により、
327名と2匹の犬の尊い命を救った場所になりました。

そして高野会館屋上からは、
「南三陸町震災復興祈念公園」がご覧いただけます。

園内には、
・町内の犠牲者804名の名簿を納めた「名簿安置の碑」
・津波により多くの犠牲者を出した赤い鉄骨が特徴の
「防災対策庁舎」
・そして南三陸産の杉を使用している「中橋」
等がございます。

この日は冷たい風が吹き抜ける中でございましたが、
皆様熱心に耳を傾けており、
参加者からは、
•津波が来た所(線)に印を付けたら良いのでは?
•東日本大震災の経験から、指定避難所にしたら良いのでは?
という意見も頂戴いたしました。

そして、海の見える命の森で実行委員会にお世話になっている
森の番人こと阿部寛行様には、
南三陸ホテル観洋から大川小学校に向かう道中に
石巻、南三陸をテーマに、
集団移転や防災、北限のオリーブ、志津川湾の漁業についての
お話しいただき、
帰りに大川小学校から石巻駅に向かう道中は、
大川小学校に関する質疑応答を行いました。

大川小学校に到着後、
今回は大川伝承の会協同代表の鈴木典行様による語り部が行われました。
東日本大震災の津波で児童・教職員84人が死亡・行方不明になった大川小学校。
自身も当時6年生だった次女を亡くした鈴木典行様。

被害の甚大さが克明に記録されている大川小学校を観ながら、
当時の想いやここまでの歩みを語っていただきました。

身振り手振りを交えて話す様子に、
参加者の皆様も真剣に聞き入っていました。
大川小学校は、多くの方が犠牲となってしまった場所です。
鈴木様も、大事なお子さんをなくしておりますが、
このような悲劇を繰り返さぬよう、伝える活動をしておられます。

鈴木様のお話しをお伺いして、
私が特に共感したのが、
あの日何故、先生•生徒は校庭に留まっていたのか
(地震から津波が恐らく到達したと思われる約50分の行動)

実は、まるで自分達の庭のように野外学習で使用していた
学校近くの山は実際に登って見ても、
本来は恐らく3~5分で足を運べる場所であり、
様々な状況を考慮しても10~15分程で避難できるのではと思いました。

しかし実際は多くの先生・生徒が何故か
川の近くにある三角地帯に避難したようです。
(生徒の中には、山に避難しようとした子供もいましたが、
 先生に呼び止められ、校庭に戻ったという話を聞きました)

そして恐らく避難途中に津波に巻き込まれ、
土砂や瓦礫の中に子供達が居るかもしれないという中、
道具を使わずに素手で掘り起こすという
鈴木様含め保護者の想像を絶するような状況、
またこのような状況にも関わらず、
自分の子供の遺体を探し出した際に保護者でさえ、
家族の元へ運んだりする事が出来ず、
色々な決まり事に縛られるやるせない気持ち。
その2つが印象に残っています。

地震や災害は、将来必ず起こること。
その被害をいかに最小限にできるか、
どのようにしたら一人の犠牲者も出さずに済むか。
いざというとき、どうするか。
それぞれのご家庭で話すきっかけとなり、
防災・減災に繋がると幸いです。

第5回東北被災地語り部フォーラム2025の会場!気仙沼中央公民館とは?

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は来週開催!
「第5回東北被災地語り部フォーラム2025」のメイン会場
気仙沼中央公民館」についてご紹介いたします。

大きな公園や川のある場所に建つこちらの公民館は、
2021年12月にグランドオープン!
震災遺構「命のらせん階段(旧阿部家住宅)」も近くにございます。

300名以上を収容できるメインホール
よくみえる、よく響く多目的ホール」をテーマに造られており、

こちらでは
・オープニング(浪板虎舞)
・開会
・基調講演
・パネルディスカッション
以上が行われます。

そして今回初の試み!
(私の記憶が正しければ確か…)
サバ・メシ(サバイバル飯) 実演&試食」が行われる調理室!


学生時代の家庭科の調理実習を思い出す造りでございます。
(あくまで個人的な感想です)

その他にも、様々なホールやスタジオ。

和室や体育館もあり、

地元住民の憩いの場の一つになっています。

第5回東北被災地語り部フォーラム2025は現在、
参加申込受付中です。
下記より申込書をダウンロードしてFAXにてお申込みいただくか
WEB申込フォームをご利用くださいませ。

■WEBからのお申込みは こちら

■申込書のダウンロードは こちら

お申込みは明日2月24日(月)までとなっております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

【申込は2/24(月)迄】第5回東北被災地語り部フォーラム2025

こんにちは、むっちゃんですʕ•ﻌ•ʔฅ

2025年3月2日(日)
気仙沼中央公民館にて
第5回東北被災地語り部フォーラム2025
を開催いたします。


(2023年開催時の様子)

【開催メッセージ】
本年、東日本大震災発災から15年
また阪神・淡路大震災から30年目となります。
昨年の元日には能登半島地震が起き
繰り返される災害に多くの人が心を痛めました。
いつどこで起きるかわからない自然災害
その時に大切な命を守るために
私たちには何ができるでしょうか。
時間が流れる中で変わり続ける思い
変わらない大切なこと
語り部として現在伝えたいことは何なのか
何を伝えていくべきなのか。
世代を問わず多くの方々に知っていただきたい“命”の話を
気仙沼の地で皆様と共有できることを願っております。

(一社)日本遺産普及協会代表監事
黒田尚嗣様による基調講演をはじめ
震災の教訓や語り部の在り方
震災遺構との向き合い方を考えるディスカッションや
分科会などが行われます。


(2023年開催時の様子)


(2023年開催時の様子)


(2023年開催時の様子)

当日は仙台駅からの無料シャトルバスも運行いたします。

現在、参加申込受付中です。
下記より申込書をダウンロードしてFAXにてお申込みいただくか
WEB申込フォームをご利用くださいませ。

■WEBからのお申込みは こちら

■申込書のダウンロードは こちら

お申込みは2月24日(月)までとなっております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

語り部活動への感謝状贈呈式が行われました!

皆様こんにちは、マッキーです。

先日、復興大臣より「語り部感謝状」が、
東日本大震災の記憶を後世に伝えるために活動されている語り部の方々に贈呈されました。
贈呈式では、震災の経験や教訓を共有し続ける活動の功績が称えられ、
感謝状が贈呈されます。

今回、南三陸ホテル観洋で行われた授賞式では、
以下の4名が授賞されました。
・三陸復興観光コンシェルジュセンター/佐藤良夫さん
・南三陸ホテル観洋/芳賀光夫さん、鈴木昌敏さん、宮川ルミさん

授賞者の皆様は、
それぞれの立場で震災の教訓を伝える語り部活動に尽力されてきました。
震災体験ツアーや語り部ガイドとして、
多くのお客様に震災の教訓や防災意識の重要性を伝える活動を続けてきました。
また、地域に根ざした取り組みを通じて震災の記憶を風化させない努力を続けておられます。
宮城復興局より宮川様、長澤様にご来館いただき、
受賞者を祝福するとともに、震災の教訓や語り部活動の意義についてのお言葉をいただきました。
これらの温かいメッセージは、参加者一同の心に深く刻まれました。

この感謝状贈呈式は、震災からの教訓を未来に活かし、
地域の絆を再確認する大切な場となりました。
受賞者の方々の活動が今後もさらなる発展を遂げ、
地域全体に希望と防災意識を広げる一助となることを期待しています。

皆様もご宿泊・お立ち寄りの際には、
ぜひ語り部バスにご乗車の上、
震災当時の様子や南三陸の今をご覧いただければと思います。

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「第5回東北被災地語り部フォーラム2025」の開催をお知らせいたします。

※最新版印刷用※語り部フォーラム2025(両面)のサムネイル

【日程】2025年3月2日(日)、3日(月) 2日間開催
(メインプログラムは3月2日(日)です)

【会場】気仙沼中央公民館(気仙沼市内の脇一丁目16番6号)

皆様ぜひご参加ください!

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全国そろばんコンクール気仙沼地区大会!受賞報告♪

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は当館の別館(てらこや)にて
東日本大震災直後の2011年から引き続き
館内で支援しているそろばん教室がございます。
(毎週火・木・金曜日の午後4時~7時まで
多くの子供達が真剣に学んでいます)

そして12月1日、日本珠算連盟・気仙沼珠算連盟主催の
全国そろばんコンクール・気仙沼地区大会」が
開催されました。

当館のそろばん教室の生徒も参加し、
・千葉裕加里さんが…「気仙沼市長賞」※2連覇でございます
・佐々木詩乃さんが…「小学2年生以下の部2位」
・佐藤世菜さんが……「小学3・4年生の部2位」
以上3名が好成績を収めました。
🎉おめでとうございます🎉

地元の三陸新報でもそろばんコンクールの様子は
掲載されました!

当館では今後も「そろばん」活動等を通じて、
子供達の更なる成長を支えていきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします♪

 

(一部の写真は3年程前の学習風景を使用しています)