海の絶景 ウェディングフォトプレゼント

可愛らしいでしょう?

この21日 当館 南三陸ホテル観洋では
創業50周年記念した
ウェディングフォトプレゼント撮影がありました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

昨年 創業50周年を迎えた南三陸ホテル観洋では
ご応募頂いた方々の中から 抽選で5組の皆さんに
ウェディングフォト撮影をプレゼントしています

昨年中に ふた組が撮影を終え
今回は三組目 多賀城市の 和成さん亜里沙さんです

コロナ禍で 式も挙げられなかった お二人

撮影には4人のお子さんたちも一緒

きちんと衣装を身に着けた姿は それは可愛らしくて
まるで お人形さんのよう♪

そんな子どもたちの明るさ 元気の良さも手伝って
撮影は 終始 朗らかな雰囲気の中で進められました

ご家族揃って 誠に おめでとうございます

続く23日には 名取市の 隆治さん清華さんの撮影

新婦が緊張のせいか少々お疲れ気味のところ

新郎が終始優しく労わりながらの撮影となりました

この晴れの日に 新婦のお母さまがご一緒

実は お二人のご両親も観洋で式を挙げたそうです

そんなご縁もあってのフォトウェディング
晴れがましく 仲睦まじさが微笑ましい撮影になりました

完成した写真は 後日当館女将より
お渡しすることになっています
その様子は また当ブログで ご紹介しますね
まずもって
お二人には 本当におめでとうございます

 

プレゼント当選のカップルの皆さまから
フォトウェディングの場として選んで頂いた
当館 観洋は
とにかく海の景観が美しいのが自慢です

こちらは 観洋からほど近い海水浴場
サンオーレ袖浜から望む
志津川湾の ヴィーナスベルト

今一つ 色鮮やかさを欠きますが
淡い アッシュピンクのグラデーションがきれい♪
夕暮れ時 マジカルアワーの
東の水平線・地平線上に現れます


太陽光の赤色

反対側 東の水平線上に投影される現象で
夕焼けがきれいなほど 色は鮮やかになります

ヴィーナスベルトの下側に見える紺色の部分
地球
幻想的な光景は
当館の露天風呂からもお楽しみいただけます


こうして 自然の美しい景観を湛え
豊かな海の恵みを与えてくれる 志津川湾では
ワカメ 牡蠣 ホヤ ホタテ アワビ
クロソイ ギンザケが養殖され
定置網には カタクチイワシが追い込まれていて
漁業資源的にも贅沢な海域

海底には 海藻の森
海草の草原がうっそうと茂っていて
その種類たるや なんと200種類以上あって
水の浄化にも大きく貢献
お陰で湾内で棲息する水生生物は
600種類を超えるというから驚きです

まさに生物の多様性保てているのが
ラムサール条約登録志津川湾なのです

そんな恩恵に浴して湾内で
毎年300羽以上が越冬しているコクガン
ラムサール条約のシンボル
です

22日午後3時には 5羽を確認
到底 肉眼では到底観える距離ではありませんでした
海のビジターセンターで21日に確認したのは11羽です


相当に湾の居心地が良いようで
未だ おります

こうした海の豊かさ支えているのは
実は山の自然

湾内に注ぎ込む栄養豊かな山の水が 海の資源を育み
同時に海草や海流が水生生物とも相まって水を浄化
絶妙なバランスで湾内の環境は理想的に保たれ
美しい景観を織りなしています

そこで 町内 山手と台地に目を転ずると・・・

キジ (4/20 正鵠の森)

ニホンカモシカ (3/27 観洋近くの森)

ジョウビタキ(3/1 観洋前の森)

メジロ(4/18 海の見える命の森)



テン
(4/20 正鵠の森)

イソヒヨドリ(4/4 林漁港)

ツグミ (4/18 サンオーレ袖浜)

エナガ(3/16 正鵠の森)

キセキレイ(3/16正鵠の森)

みなBluebirderが出会い
たまたま撮られてしまった(ww)彼らの存在
町内の山と台地の豊かさの証に 他なりません

こうした山や台地とのつながりによって
湾の豊かな資源と 美しい景観は
保たれているのです

「山は海の恋人」・・・よく言ったものですね

海 山 とくれば あとは

夜空も美しいのが 観洋屋上”汐風の空”
23日には 恒例のスターパティが開かれました

ところが夕方
朝の星空指数100%はどこへやら・・・
5時前には 黒雲に覆われて雨になり
まで出てしまいました

しかし
この虹が出たのを境に 上空の雲は切れ始め
この日のスタパも開催へ・・・

今回の目当ては 月と金星のランデブー

かくして 見事な天体ショー
観洋の夜空に繰り広げられたのであります

こちらは⇓コンデジ撮影の 金星と月

一方マイクロフォーサーズで撮ったこちら⇓の月は
影の部分も 薄く見えていますね

これ 地球照 と言って
地球が太陽の光を反射して月を照らす現象です

綺麗♪でしょ?

今回は 親子連れのお客様も含め

80人以上の皆さまに お楽しみ頂き
きれい!という声が数多聞かれました

ところで 見えても
せいぜい1時間に2個程度というので期待薄だった
こと座流星群でしたが
スタパ終了間際に 見事な尾を引く流星がひとつ
当館の台湾実習生3名と 星空案内人の和田さんが
ばっちり目撃
遅れて振り返ったBluebirderの眼にも 観えましたから
どんなにか 長い尾を引く流星だったことか

”流れ”の全容を観られなかったことは 残念でしたが
まずはスタパ自体 盛況の内に 成功裏にて
この日のスタパの幕を閉じることが出来ました

ご参加頂きました皆さまには 心より感謝申し上げます
ありがとうございました

 

それでは スターパーティ 今後の予定です

4月30日 19:00~
春の大曲線・大三角と月面
雨天曇天時 「星の楽しいお話」


5月1日 19:00~
春の大曲線・大三角と月面
雨天曇天時 「星の楽しいお話」

5月08日 19:00~
西にSTAR大集合
雨天曇天時「星の楽しいお話」

5月23日 19:00~
火星が
ふたご座ポルックス・カストルに接近

金星・月大接近
雨天曇天時 「星の楽しいお話」

6月13日 19:00~
かに座プレセペ星団に金星入る
雨天曇天時「星の楽しいお話」

6月22日 19:00~
月・金星・火星の集合
雨天曇天時 「星の楽しいお話」

7月11日 19:00~
西の空に月 金星 火星が集合
東に夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

7月20日 19:00~
西空に火星しし座レグルス 月 金星が集合
南にさそり座
地球に照らされたきれいな月も楽しもう

雨天曇天時 「星の楽しいお話」

8月13日 19:30~
楽しもうペルセウス座流星群
銀河羽ばたく白鳥座 織彦結ぶ夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

8月22日 19:30~
木星観察好機 そばに螺旋星雲
     楽しもう 夏の星座
雨天曇天時 「星の楽しいお話」

どうぞ スターパーティ当日にお泊り頂き
ご一緒に 美しい星空を楽しみましょう

尚 都合により 日程や内容が変更になることもございますので
その場合は どうかご了承くださいませ

 

桜咲き・・・

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

本日4月10日、
『株式会社阿部長商店』は
創業62周年となります!!
(1961年創業)

 

今後ともご愛顧いただけますようお願い申し上げます

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今月2日・・・

3日・・・

5日・・・

8日・・・

そして 9日・・・と

ついに満開を迎えました”観洋桜”
花曇りですが 明るく見事な華やぎを演出してくれています

心軽やかに 浮きたつようです

本格的な 春の到来♪

桜の花には メジロが蜜を摂りに・・・

近くを散歩すると ホオジロ♂が

声高らかに さえずっています

一方こちらは その♀

海辺では 幸せの青い鳥 イソヒヨドリ

岸壁あたりで やはり気持ちよさそうにさえずります

野鳥にとって 恋の季節本番です

”恋”と言えば 観洋眼下の岩場で
毎年ヒナが孵っている オオセグロカモメ

もう 既に ここで営巣するカップルは確定している様子で

しっかり この場に陣取っています 下が♂ 上が♀
オオセグロカモメは 年々繁殖領域が狭まっていることから
準絶滅危惧種指定されていて
これから始まる巣作り~産卵~ヒナの誕生が楽しみです

こうした時期ともなれば
観洋の眼前に広がる志津川湾で越冬していたコクガンたちも
もう 北へ渡り終えていそうなもの・・・

8日午後 海のビジターセンターに伺うと 受付カウンターには・・・

に!2羽ぁ!? この日の朝確認できたのが2羽だというのです
ひょっとしたら もう すっかり居ないかも!! と
慌てふためいて観察デッキに駆けあがり 双眼鏡を向けてみると

近くの防潮堤沿い沖に22羽を確認 なぜかホッとした次第ですww

最近は 渡りが近いからなのでしょうか 岸壁には近づかず

ワカメの養殖いかだ近辺で過ごしています
と言ってもワカメを食べているわけではありません
食べているのは あくまでアマモ オオバンに頼りながら・・・

果たして 最終組は いつまで残ってくれることでしょう
今しばらく 見守ることに致します

 

さて では最後にスターパーティ 今後の予定です

4月11日 19:00~
金星・すばる接近 水星観望絶好機

雨天曇天時「星の楽しいお話」

4月23日 19:00~
月と金星接近 こと座流星群は?
雨天曇天時 中止

5月08日 19:00~
西にSTAR大集合
雨天曇天時「星の楽しいお話」

5月23日 19:00~

火星が
ふたご座ポルックス・カストルに接近

金星・月大接近
雨天曇天時 中止

6月13日 19:00~
かに座プレセペ星団に金星入る
雨天曇天時「星の楽しいお話」

6月22日 19:00~
月・金星・火星の集合
雨天曇天時 中止

7月11日 19:00~
西の空に月 金星 火星が集合
東に夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

7月20日 19:00~
西空に火星しし座レグルス 月 金星が集合
南にさそり座
地球に照らされたきれいな月も楽しもう

雨天曇天時 中止

8月13日 19:30~
楽しもうペルセウス座流星群
銀河羽ばたく白鳥座 織彦結ぶ夏の大三角

雨天曇天時「星の楽しいお話」

8月22日 19:30~
木星観察好機 そばに螺旋星雲
     楽しもう 夏の星座
雨天曇天時 中止

どうぞ 観洋恒例 スターパーティ当日にお泊り頂き
ご一緒に 美しい星空を楽しみましょう

尚 都合により 日程変更の場合もございますので
ご了承ください

マリンパルだより 3月その5

2022年度最終号!笑顔いっぱいの旅立ち!の巻

いらっしゃいませ。マリンパル保育士小野寺です。今日は3月31日。。。今年度最後の日にマリンパルが担当するのは、運命的。。。今日は、マリンパルの卒園式でした。いつもは朝にアップしますが、この時間になったのは、今日が卒園式だったから。。。今回はいつもに増して、写真いっぱいで今年度を締めたいと思います。

ここで毎日過ごしてきた7人の園児達全員全員が卒園しました。え~~っ!みんな卒園しちゃうの?と、はじめは戸惑いましたが、それなら、マリンにしかできない卒園式にしよう!それまで、みんなで特別な思い出を作ろう!と、これまで過ごしてきました。・・・・クルージングをしたり、ブルーインパルスを見せたかったのはこのためだったのです。見せれて良かった。。。何をするにもコロナの感染が心配で、思い切った保育が出来ませんでした。そんな中でも、のびのび天真爛漫に育ってくれた子どもたちと、見守ってくれた保護者のみなさまには感謝でいっぱいです。(写真は2月の懇談会の時)

大好きでたまらない子どもたちの、入園時と卒園時の写真の見比べ。。。

Tくん、1歳6月で入園(2年保育)

Sちゃん、生後6か月で入園(3年保育)

Tちゃん、生後6か月で入園(3年保育)

Hちゃん、1歳7か月で入園(2年保育)

Nちゃん、生後11か月で入園(2年保育)

Yちゃん、1歳6か月で入園(1年保育)

Hくん、生後5か月で入園(1年保育)

こんなにたくさんの笑顔に囲まれて毎日保育できた事は、本当に幸せな日々でした。

ブログを書かせていただいているおかげて、この子たちの写真を撮り記録としてたくさん残すことが出来ました。中でも、毎年同じシチュエーションで撮ってみたのがこちら。。。

事務所前でいつも「せんせい、あそぼう!」と誘いに来てくれて、3年。柵よりもこんなに大きくなりました。

1年目

2年目

3年目

成長を実感しますね!

そんな子どもたちとのお別れ会は、卒園式の3日前に行いました。

ペッパーミルポーズも欠かしません!

どんな時でも、全力な小野寺ミッキーも登場♪

最後のクッキングで大好きなポップコーン作り!

そして、これまでいつも温かく見守ってくださったホテルスタッフのみなさまにもありがとうを伝えに。。。副社長からはお菓子のプレゼント!

給食では、大好きメニューのバイキングの食べ放題コース!

そして、最後のデザートは。。。保護者のみなさまがこの日の為に準備して下さったビッグケーキのサプライズ!

保護者の方々に、たくさん支えていただき、今日を迎えることが出来た事。。。感謝でいっぱいです。子どもたちとお別れするのはもちろんさみしいですが、保護者の方々とのお別れもとってもさみしくて、名残惜しくて仕方ありません。。。

そして迎えた3月31日卒園式。。。とうとうこの日が来てしまいました。ここでしか出来ない卒園式にしよう!そう誓って、準備を進めてきました!

お天気も味方してくれて、最高の青空に!!神様ありがとうございます!

室内の装飾も準備完了

華やかに心を込めて。。。こどもたち・保護者の方々が、明るく旅立てるように。。。

アルバムにも花を添えて、一人一人のこれまでの成長の記録をしるしました。裏面には職員と保護者さんそれぞれのメッセージ。。。

さあ。。。いよいよ式が始まりました。

式には、子供たちが大好きな、サンタクロースのお友達の佐藤善司さんがご来賓としてご出席くださり、皆にノートをプレゼントしてくださいました。

最後の記念写真。。。

涙もいっぱい流しましたが、笑顔もいっぱいの式でした!

・・・・が!ここでサプライズタイム!今日が晴れると信じてやまなかった小野寺。。。この日のために温めておいた想いを形に。。。

みんなの幸せを願ってのバルーンリリースをしよう!

カラフルな風船を見ると気持ちも明るくなるね!掛け声は「卒園おめでとう!!」

青空に向かってゆっくりゆっくり飛んでいく風船。子供たちの成長もゆっくりでいいんだよ!自分のペースで急がずにゆっくり大きくなってね!というメッセージが伝わるようでした。

そして、卒園式の後は、保護者の方々が準備を進めてくださった懇親会「マリンパル保育園ありがとうの会」を開催していただきました。

これまではコロナで、みんな一緒にご飯を食べることもかなわなかった時世でした。窮屈な中でも、私たちの保育にたいしても多大な理解と協力をいただきました。一緒に子育てしてこれたこと、本当に楽しかったです。マリンパルを選んでくれてありがとうございました!

これからも、子供たちの成長を陰ながら見守り続けさせてくださいね・・・。みんな大好きです!卒園おめでとうございます。今まで本当にありがとうございました!

今年度のブログは、今日で終了です。これまで、たくさんの方々にい目を向けていただき感謝しております。

 

Vol.84 スターパーティ

6日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

24日のスターパーティの風景です・・・

え?? と思いますよねww

実はこの日夕方の観洋上空は  雲に覆われておりまして(^_^;)

晴れるという予報を信じ
空が切れるまで しばらく屋内でお楽しみ頂きましょうと
登場しましたのが 謎?のトランプマジシャン K氏でございます

お客様が選んだカードを 最初から予測してみせたり

お客様の好きなカード一枚を 他のカードの中に紛れ込ませた後
お客様に押えてもらっていたはずのカードが
なぜかテーブルに並べたカードの中に一枚だけ表向きなって現れ
押えていたカードは お客様の好きなカードに入れ替わっていた・・・

といった驚きのマジックを 数多披露してくれました

男の子も 大喜び♪

手さばきの鮮やかなマジックは まさにミラクル!Amazing!

マジシャン K氏は 実はまだ中学を終えたばかり
仙台在住で 他人を楽しませるのが大好きと爽やかな笑顔で語る
新年度の新高校生
栁 昂之介(やなぎ こうのすけ)
プロデビューも叶いそうな これからが楽しみな少年です
いずれまた観洋でマジックを披露してくれるそうですから お楽しみに!!

 

た~だ
残念ながら ミラクル!という訳にはいかなかったのが
この日の観洋の空でした  雲で覆われたまま・・・


それでも 星空案内人 S氏からEVスコープで撮りだめて頂いていた
星雲や 星団 彗星の数々の画像を モニター画面でご紹介しながら


興味深いお話を交えて お楽しみ頂くことが出来ました


隣には 望遠鏡を街の灯りに向けて 星空観望のシミュレーションコーナーも

モニター画面には・・・

全天で最高の光度で輝く シリウス


馬頭星雲(ばとうせいうん)


オリオン大星雲


フクロウ星雲

そして ZTF彗星(ズィーティーエフすいせい)など


晴れていれば この辺に観えるといった解説も加えながら
延べ80人以上のお客様に お楽しみ頂きました


春休みの子どもたちも多かったので
ほんとは観洋の星空を存分に楽しんでもらいたかった・・・

でもこれも また今度来て観てくださいね というご縁でしょう
次の機会に またお会いできることを楽しみにしております

そこで スターパーティ 今後の予定です

4月11日 金星・すばる接近 水星観望絶好機
19:00~ 雨天曇天時「星の楽しいお話」

4月23日 月と金星接近 こと座流星群は?
19:00~ 雨天曇天時 中止

5月08日 西にSTAR大集合
19:00~ 雨天曇天時「星の楽しいお話」

5月23日 火星がふたご座ポルックス・カストルに接近
       金星・月大接近
19:00~ 雨天曇天時 中止

6月13日 かに座プレセペ星団に金星入る
19:00~ 雨天曇天時「星の楽しいお話」

6月22日 月・金星・火星の集合
19:00~ 雨天曇天時 中止

どうぞ 観洋恒例 スターパーティ当日にお泊り頂き
ご一緒に 美しい星空を楽しみましょう

 

さて 志津川湾で越冬中のコクガンですが いつもの港には皆無・・・
海のビジターセンター前の 遠い海域にぃ~(遠い~(^_^;))

そして センター近くの防潮堤沿い沖に

少々まばらな群れ(家族単位の集合体)をつくり
これまでにも増して旺盛な食欲っぷり
オオバンにアタックをかけアマモを横取りしています

北帰行に向けて急速充電中の様子

ビジターセンターで24日朝には102羽を

25日には82羽を確認しています

スターパーティ Vol.84

8日ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

今日3月21日は春分の日 暑さ寒さも・・・
光の春に続いて
春を思わせる陽気も時折訪れている南三陸町です
もう 東京では ソメイヨシノが開花しましたが
皆さんの地域では いかがでしょう?

さて 南三陸ホテル観洋毎月恒例 スターパーティ
次は 24日に開催の予定です

目当ては 金星と月の大接近

およそ こんなイメージで
かわいい笑顔でウインクをしているようにも見えます

金星は 明けの明星 宵の明星として親しまれていて
一際 明るく輝く星

その金星 実は今年 年初から5月に向けて
西の空の比較的高い位地に移動していて
観望するのによい条件になっています

7月には地球に最接近です

そのほか プレアデス星団

和名すばるや

オリオン座の オリオン大星雲も ご覧いただけます

オリオン大星雲は 肉眼で望遠鏡を覗いてみても
さほどの迫力は感じられませんが
光を蓄積するスコープで捉えると

まるで フェニックスが大きく翼を広げて
羽ばたいているようにも観えて 宇宙の壮大さが感じられます

星雲の推定年齢1万年と全宇宙的には若く
星が誕生している現場でもあります

そんな 若さに溢れ 新しい星が誕生している星雲を
眺められたら 活気に満ちたエネルギーが貰えそうで
玄がいいですねぇ

丁度 お子様たちは春休みの時期
ご家族で楽しみにしていらっしゃる方も多いことかと思われます
仮に 雨や曇りで 観望が出来なくても
天文に詳しい星空案内人による「星の楽しいお話」を
お楽しみ頂くことにしました

どうぞ スターパーティにご参加ください

さて 志津川湾で越冬中の 希少な水鳥 コクガン
いよいよ 北帰行に向けてと思しき行動を見せ始めています

この19日に南三陸海のビジターセンターへ伺い
観察デッキに上がると
30羽以上のコクガンが
まるでムクドリのような群れを成して
海上をひらひらと飛び回っていました
まるで他に遅れまいとするように

まさか 群れで水上を舞っているのがコクガンだとは思いませんでしたから
残念ながら シャッターは間に合いませんでした
それでも 着水後の様子は
ビジターセンターのスコープにスマホカメラを当てて
なんとか撮影・・・・・

ただ 何せ センターと湾内海上に浮かぶギンザケの生け簀の間の海域に居て
デッキからの距離が 遠い遠い・・・

それでも 30羽以上が降り立った辺りに 居ます居ます!
丁度 ワカメの養殖いかだが連なっているところ
午後3時というのに 恐らく100羽以上は居たでしょう

越冬の只中は 余り群れて飛び回ることがありませんから
「群れ飛び」は もう 北へ向かうシミュレーションなのかも知れません

この日の朝 センターでは113羽を確認

北へ・・・ 夫々の群れが 夫々に秒読みに入っているようです

 

一方こちらは 渡る必要のない 漂鳥の エナガ

このところ ちょいと巷で人気のシマエナガくんと同系の野鳥で
観洋近くの雑木の森では
数羽の群れで森の周りをぐるりぐるりと周回しながら採餌しています
以前 当ブログでシマエナガなどと ご紹介していたことがありましたが
頭全体が白くないので正しくはエナガ・・・

お詫びして 訂正いたします

主に北海道に棲息する
シマエナガの真っ白なモフかわさもさることながら
エナガくんだって負けずにかわいい♪

写真はばっちり 背後の杉の葉に焦点が合っていてww
失敗ショットになってしまいましたが
そこは 雰囲気でごかんべんをww

近くの電線には キセキレイ

冬の間は喉の部分が白いのですが
黒色が濃くなって来ていて
いわゆる夏羽に変わってきています

巡る季節の中で

 

渡りの季節

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

希少な水鳥 コクガン

そろそろ北へ渡り始めている様子

南三陸海のビジターセンターによれば

3月11日の観察で125羽 それが12日には56羽だったということで

北へ繁殖に向かう一群が 志津川湾に立ち寄っているのではないかと
関係者は話しています

いつもの港では
そのコクガンが さっぱり岸壁に近寄らなくなっていることは
かねてから ブログに記していた通りで 寂しい限りであることも
記述しておりましたww

そこで前回はデジスコの高倍率で「引き寄せ」たりしていた次第・・・ww

そんな嘆きを知ってか(?)
先日 快~く相手をしてくれたのが・・・

こちら!!

ジョウビタキでした

丁度この日は 寒波が去って 春めいたうららかな陽気に♪

どうです この表情♪

気分が良くて どこか微笑んでいるように見えませんか?

冬鳥とはいえ やはり 温かな陽射しがお好きなようです

彼らの場合 「あ~っ居たいた!!」などと どかどか急接近すると
逃げてしまいますが 幸い 警戒心が比較的緩いタイプ

急な動作は避けて佇んでいると やがて人の「存在」を受け入れてくれて

鮮やかな色の姿を 惜しげも無く披露してくれます

尉(ジョウ)は銀髪のことで ジョウビタキは 銀髪のヒタキという意味です

翼にある白い斑点をキモノの紋に見たてて モンツキドリとも・・・

時々ぴょこんぴょこんおじぎをして尾をふるわせる
かわいい冬鳥で ホントカワイイやつです♪

? ? ? ? ? ?

・・・・・・・昔々 スズメモンツキドリは 姉妹でした

ある日 母親が重い病気になり スズメは 塗りかけのお歯黒も中途にして
取るものも取りあえず駆けつけたので 死に目に会えたのですが

モンツキドリの方といえば

化粧をしたりモンツキを着たりと時間をかけてしまったので
死に目に間に合いませんでした

怒った父親はモンツキドリに
「もう 金輪際タベモノをやらない」と告げたのです

だから今でもモンツキドリジョウビタキは おじぎをして謝っている・・・

そんな お話があります

もっとも 銀髪紋付姿の個体 の方ですから
そもそも化粧はそぐわないのですが あってはいけない教訓を語るのに

都合の良い姿と「キャラクター」だったのでしょうね


観洋からほど近い 雑木の山の入り口付近
1時間ほど Bluebirderの相手をしてくれた
可愛くて気のいいヤツです


こちらは 12日の様子

どうやら お腹がいっぱいのようで 体がまん丸!!
赤ちゃん的な体形が ひよこにも似て また輪をかけて かわいい♪

栄養と体力を付けて
北へ繁殖に向かう準備を 着々と整えているようですが
渡りは もう少し先に延ばして 今しばらく遊んで欲しいと願う
わがままな Bluebirderでございますww

語り部の未来形は?

未来の語り部には
「小説家」と「アクター」「アクトレス」のスキルが
求められる!!!

Bluebirderにとって
芸術は爆発だ!by 岡本太郎 並みのインパクトある提言でした

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

先月26日 気仙沼観洋で開かれた 語り部フォーラム
パネルディスカッションでの発言です

フォーラムは 命を未来へつなぐ重要な役割を担う語り部
地球規模で考え 足下から行動を起こそうと開かれました

このフォーラム 開いているのは国でも県でも町でもなく
震災の記憶を風化させまいと
震災後12年間毎朝休むことなく語り部バスを運行している
ホテル観洋なのであります

会場には 語り部の皆さまをはじめ
阪神淡路大震災関係者に一班の方々も含め
100名を超える皆さまからご出席いただきました

民間でこうした規模の震災フォーラムを継続開催しているケースは
他に例が無いようです

今回 パネリストからは

今後 年を経れば
被災体験を持つ人だけで 語り継いでは行けない
そこで「物語」が教訓などを伝える最強のツールになる

よって将来の語り部に求められるのは
震災からそれまでの関連事象を取材し まとめ
「物語を綴り」storytellerを「演じ切り」
発信する 小説家と役者的な力

例え「物語」がフィクションであって
内容が事実であれば 紛れもない「リアリティー」であり
効果的に伝える表現があれば
聞く側の身体が反応し 心が動くものである
という内容です

実はBluebirderも 直接被災を体験していない語り部の一人
今回の提言には 勇気を頂きました

また 語り合いやコミュニケーションから
初めて生まれるものがあり そこから語り部の未来形が生まれること

今後ユニークな新しい視点を持つ語り部も求められ ひとつのことに固執せず

広い視野で 年齢など様々な枠を越えて意見を闘わせること

オープンマインドで 改善と成長を図る姿勢で
「語り」「学ぶ」ことの大切さアピールされていました

? ? ? ? ? ? ?

さて この2日には当館恒例の星空観望会
スターパーティが開かれました

注目は 宵の明星「金星」と「木星」の接近

二つの惑星が西の山並みに沈む前  午後6時にスタート

ところが この日の空は 雲の波状攻撃に見舞われ

金星火星も この通り・・・

ただ肉眼では このようにかなり接近して観えて

並んだ輝きが とてもきれいでした♪

右上が「金星」    左が「木星」で

ガリレオ衛星
4つの内が3つ並んで観えます

もう1つは本星に重なって 観えません

こちらは 星空案内人 佐藤氏撮影の木星金星の接近
金星(右上)が キラリ! っと光ってキレイです♪

さらに 前回のスタパが最後のチャンスとご紹介していたZTF彗星

去り行く姿 かすかな光をあの特殊望遠鏡
EVスコープが映し出してくれました♪

この日は

も観測日和でしたし

オリオン座と 大犬座と 小犬座  そして冬の大三角(上部の白みは月の光)



オリオン座大星雲
 (佐藤氏EVスコープにて)

北斗七星

渦巻星雲 (佐藤氏EVスコープにて)


カシオペア座 ・・・と

ご参加いただいた50名以上の皆さまは嬉々として
スマホカメラをモニターに向けたり 空に向けたり
望遠鏡のレンズに当てたりして 撮影しては大喜び

関東 大阪方面など
普段星空など見上げることもないような都会の方々が多く
観洋の星空の美しさに 魅了され 喜んでいらっしゃいました

? ? ? ? ? ? ?

5日 いつもの港に コクガンは2羽だけ

オオバンが潜水して採ってきたアマモを横取りして
食べているのは コクガンだけではありませんでした

なんと!ヒドリガモが コクガンを上回る速さで奪い
食べていたのです

前の冬でもヒドリガモの労働寄生は観たことがありませんでしたから
驚きです
ひょっとして コクガンの行動を学習?してしまったのでしょうか

流石のオオバンも コクガンばかりかヒドリガモにまで
好物のアマモを横取りされ イライラしている様子でした


南三陸海のビジターセンターでは
3日に112羽 5日に69羽を確認

前の週は 殆ど居ないような日もあったのに

急に増えたのは
北帰行途中で立ち寄っているからではないかと
関係者は 話しています

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復興応援よろしくお願い致します。

最後のチャンス

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

きれいでしょ?

おうし座の赤い星 アルデバラン(右下)と ZTF彗星(左上) の接近です

当館恒例のスターパーティ 星空案内人のS氏こと
佐藤 吉晴さんが 2月15日のスタパ当日に撮影
提供してくださいました ありがとうございます

前回11日のスタパでは

火星に接近していましたから
どうやら ZTF彗星 赤い星が お好きなようですww

開始直前まで 雲が邪魔していましたが
始まってみれば すんなり星空が広がってくれたこの日のスタパ
(毎度毎度のミラクルでございますww)

時々 雲が過(よ)ぎっていた序盤から
時間が深くなるにつれ
空は いよいよ快晴に♪

何より この日は ZTF彗星を観望する最後のチャンス

ちょうど埼玉から震災学習で訪れていた高校生たちも参加

地元放送局のテレビ取材や 姉妹館関係者の視察もあって

活気のあるスタパになりました
Gカメラマンさん寒い中ありがとうございます!

なにせ

5万年ぶりに飛来した彗星は 惑星の引力の影響で

もう二度と地球には”帰還”せず 行ったっきりになってしまうといいます

当館では今回のスタパが ZTF彗星の見納めになることから

高校生たちをはじめ

お泊りのお客様方も スマホを向けて
パシャリパシャリと一期一会の撮影です

埼玉から来館の高校生は・・・

今回は高校生たちが半数を占めましたが 80~100人の皆さまから

観洋の星空を お楽しみ頂くことが出来ました ありがとうございます
(※東北放送様のテレビニュース画面も織り交ぜて紹介させて頂きました)

次回スタパは3月2日

夕刻に 木星と金星の接近を観たあとは
来年にも初の女性宇宙飛行士着陸を目指すアルテミス計画の進む
月面も 観察  冬の星座もお楽しみ頂きます

 

さて 美しい景観を湛える志津川湾で越冬中の
希少な水鳥 コクガン

18日午後 いつもの港で観られたのは 4~5羽

漁船が入って来ても 逃げもしませんが
なかなか岸辺には 寄って来てくれません カメラが嫌いなようで トホ・・・

南三陸海のビジターセンターでは
13日の週にはに70~80羽を確認していて
この日 センター近くの防潮堤へ行ってみると
養殖用の浮きのある辺りには
規模は小さいながらも 群れが観られました

震災前は このように養殖用の浮きの辺りが 彼らの居場所で 塒(ねぐら)
そして餌場だったと聞きましたから 元の状況に戻ってきたのかも知れませんね

それでも  未だ2月  あともう2~3度は 間近でその姿を見せて欲しい・・・
そう願う Bluebirderでございます
(もっとも早起きすれば叶うことなのかも知れませんがぁ・・・www)

5万年前

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

前回地球に接近したのは 5万年前
かの ネアンデルタール人が見たかどうかは
知る由もありませんが
実に それ以来というほうき星が  ZTF彗星

先週のブログでもご紹介しましたね         (⇑ 星空案内人S氏撮影)

実は急遽1月30日と2月2日に スターパーティを開きました
彗星を観るのに 30日は 月明かりがあまり邪魔にならない日でしたし
2日は 最接近する日でしたので

ところが 30日の夜は 雪に!!

星空指数は80%で 余裕で晴れるものと思いきや
この通り

それでも午後9時には晴れるという情報を信じて
懸命に雪掃きをしておりました

掃かないと 足下がとても滑り易くて危険なもので (写真提供:星空案内人N氏)

すると どうでしょう

雪のち晴れ 空はほぼ快晴に♪

またまたミラクルです!!!
こうなれば もうしめたもの

秘密兵器フランスユニステラ社製の特殊望遠鏡
EVスコープの威力を発揮するチャンス

見事に映し出されたZTF彗星


太陽とは反対側に水蒸気を飛ばし 美しく輝きながら

宇宙空間を”飛ぶ”姿を捉えることができました

寒い中でしたが


50名以上のお客様から年初の天体ショーを
お楽しみ頂けました

そして 彗星最接近の2日 上空には厚い雲が垂れ込めていましたが
開始の午後6時には 雲は散りじりに消え
無事 スターパーティは 開催へ

この日は 午後6時過ぎに 宇宙飛行士若田光一さん搭乗中の
ISS国際宇宙ステーションが観洋上空を通過
もう一つの天体ショーに歓声が上がりました

ただ 撮影は失敗 画像はご紹介できませんが
この日も EVスコープは やはり見事にZTF彗星を捉え
お客様に 5万年ぶりの輝きをお届けし ご覧いただくことができました

https://youtu.be/C6qEJrXsqV4

真っ赤な惑星 火星に彗星が最接近する11日と

おうし座のアルデバランに最接近する15日にも

スターパーティを開催します

ZTF彗星は 行ったっきりになり
金輪際 地球に接近することはないそうです

11日と15日には 目印になる星のすぐ隣にあって
アマチュアファンでも見つけやすいので双眼鏡やスコープ
望遠鏡を向けて
一期一会の輝きを楽しんでみてはいかがでしょうか

 

さて 希少な水鳥 コクガン
この冬は どうも 居場所に異変があって

4日土曜午後には 戸倉方面の 河口付近で 2羽 確認できただけ
いつもの港では 一切姿はありませんでした

ただ 海のビジターセンターではこの日の朝
108羽を確認していますから
湾内の全体数が 減っているわけではなさそうです

現に センター近くの防潮堤沖では 一定の”賑わい”が見られました

いつもの港に居場所としての魅力がなくなった理由はわかりませんが

近くで撮れなくなくなったのが 残念で仕方ありません(^_^;)

 

ところで 2月5日は 今年地球から一番遠い満月
スノームーンでした

志津川湾には見事な光の道を伸ばして
美しい光景を湛え 魅せてくれました

2月4日が立春で 暦の上では春♪ そろそろ光の春に突入

月も目下最小で 後は近づく一方
ということは! 月が ツキが 段々大きくなる
な~んて 何とも玄がいいではありませんかぁ

今年は 大きくなっていく満月を愛でて
ツキをどんどん膨らませましょうww  いいこと一杯ありますように♪

ZTF彗星を観よう

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

年初の天体ショーとして期待されているのが ZTF彗星

この22日現在の様子を捉えた貴重な画像は
当方スターパーティ星空案内人にして
星のソムリエ教授 S氏がこの22日に松島で撮影しました

ZTF彗星は 去年3月2日に
アメリカのパロマー天文台にあるパロマーシュミット望遠鏡を使った
広視野天体観測プロジェクト
Zwicky Transient Facilityによって発見された 新しい彗星です

こちらは岡山県井原市美星町にある美星天文台がとらえた20日の様子

1月初旬に 明け方の東の空に6等前後の明るさで見えた彗星は
次第に北へと移動して 北極星に近付く1月22日頃から2月初旬には
周極星となって一晩中夜空に輝くことになります

2月2日の地球最接近の際には
彗星は4等台の明るさになると予想されていて
塵の尾を引いた姿が観測されるものと期待されています

こちらは21日のZTF彗星(美星天文台撮影)

火星近くを通過する2月11日

アルデバランやヒアデス星団の近くを通る15日には

ZTF彗星を観るスターパーティを予定しています

そのZTF彗星を観望するのに威力を発揮するのが

前回のブログでもご紹介した 特殊望遠鏡ユニステラ

冒頭でもご紹介したこちらの姿は S氏がこの望遠鏡で捉えました

実はこのZTF彗星 元々 放物線にごく近い楕円の軌道を描いていて
計算上では 前回太陽に近づいたと考えられるのは 5万年ほど前のこと
現在は 惑星の引力の影響で起動が変化していて
将来的には太陽系から離れ二度と帰ってこないと考えられていますから
まさに一期一会!! 観望のチャンスは この機を置いて他にありません

地球に最接近する2月2日前後の数日は
十分に暗い空であれば肉眼で見えそうだと言うことですが
双眼鏡を使うと
ひょっとしたら 形のいびつさや
尾が少々伸びている様子などが見えるかもしれません

最初にして最後の観望となるZTF彗星 皆でしかと観届けましょう

 

さて 志津川湾で越冬中の希少な水鳥 コクガン

先週のブログで 飛来がいよいよピークを迎えます!
な~んて言ってしまっていましたが
28日にいつもの港に居たのは たったの4羽 ( ⇓ 画面からは1羽はぐれてます)

海のビジターセンターで朝確認できたのは80羽程度でしかなく

寒波が強過ぎて 一旦更に南下してしまったものか

湾内で居場所を変えてしまったものなのか
この冬は ここ2~3年とは動向が違うようです