春を探して 長閑な里山

国道45号沿い

観洋から徒歩数分

珈琲神社の向こう
丘の上に花木が 花を咲かせています 白い花 紅い花

早速、ポタリング中の愛チャリで ”現地”へ急行ww・・・

桜には少し未だ早い南三陸町

曇り空 気温8度程度で 北風の冷たい 肌寒い日でしたが

梅が 今を盛りと咲き誇っていました。

きれい

さらに奥には 赤い梅の花

こぶしの花は

咲き始めて間もないようで

こちらもきれいな

咲きっぷり♪

更に 坂道を進んで行くと

辺りは 梅の花盛り

歩いていて ふと気が付いたのは

この丘が 国道べりよりも、少し暖いく感じれらるということ。

見回してみると、丁度ここは 冷たい風を遮るように

北西側に高みのある南向きの斜面なのでした。まるで、広~い陽だまり♪
これは、花たちにとっても”居心地”がいいはず。


そう言えば 昇り口の看板に”館跡”の看板がありました。

”朝日館城主夫人”の館があったそうな。

きっと城主が、寒い季節でも心地よく過ごせるようにと、
この丘を選んで住まわせたのでしょう。

”落城”という悲劇に見舞われた夫人も
春には美しい梅や桜を愛で、心和ませていた・・・。

長閑な風情が往時を偲ばせます。

梅の花越しに 志津川湾を望む海のロケーションもまた、いい感じ♪

んん?! みちのく潮風トレイルの看板が あるではありませんかぁ

この道は

伊達藩が開いた

古の幹線「旧気仙道」。しづがわの”周辺の魅力スポット”として、紹介されています。

トレイルの一部は、今の国道45号に重なっているようですね。

最近、観洋にお泊り頂いているお客様が
朝に夕に 国道45号の歩道を散歩されている姿を
お見掛けすることが多くなりました。

海辺の景観を楽しまれた後は
”桃源郷”的な、海の見える里山の風情も楽しんでみてはいかがでしょう?

観洋からは 徒歩数分、ちょっと寄り道するだけ。

珈琲神社の前を進んで

横断歩道を右手に渡り

BRT JR気仙沼線を潜って、

黒崎不動尊前の坂道を登っていくと・・・

丘の上に ”温もり”の里山があります。

海を望む長閑な雰囲気に、温かな安らぎが感じられるのは、
Bluebirderだけではない、そう思います。ほのぼのと、ホノボノと・・・

マリンパルだより 3月その4

いらっしゃいませ<(_ _)>

 

関東の方から桜だよりが聞かれるようになりました。

南三陸町でも各地で梅の花が咲き乱れ、いよいよ春到来のシーズンです。

こちらは、神割崎の早咲きの桜です。

今週、卒園式を金曜日に控えマリンパルは、楽しいことが目白押し!

子どもたちの笑顔が見たくて、毎日全力で楽しい企画を頑張りました。

 

  

3月25日火曜日。神割崎にドライブ散歩に出かけました。

 

南三陸ホテル観洋から、神割崎国定公園までなんと車で7分!

震災後新しい道路が出来てから神割崎も国道45号線からとても近くなりました。

とはいえ、町民の私たちが普段簡単に行ける場所ではなく、せっかく近くにある景勝地なのに『後回し』になりがちです。

でも本当は、世界に誇れる美しい場所!とびきり美しい国定公園なのです!!!(力説)

 

  

ご覧ください!この青空とピンク色の桜のコントラスト!そして潮の香り。

ゆったりとした時間の流れに身を任せ、子どもたちと手をつないでお散歩を楽しみました。

 

3月26日水曜日。お別れ会。

 

  

子どもたちの成長を一緒に喜びながら、4月から始まる新しい園でのはじまりを祝うお別れ会なのです。

 

  

保育者一同胸に迫る淋しさをグッと堪えながら、笑顔、笑顔、笑顔で会を楽しみました。

 

   

 

  

 

3月27日木曜日。ブルーインパルスに会いに行きたい!

 

 

 

バスに乗って【ぼっぽり園外保育】を開催しました。

園長の女将さんにお願いして、ホテルのバスのドライバーさんの応援を頂き、航空自衛隊松島基地にブルーインパルスの演習を見学に行きました。

 

 

この日は、春休みを利用して沢山のお客様が訪れておりましたが、みんなマリンパルの子どもたちの可愛さに注目が集まります!

 

 

それもそのはず!おそろいのブルーの外出スモックに身を包み、ちょっぴり緊張気味の子どもたちの姿は、可愛くないわけがありません!

おやつを食べながらその時間を刻一刻と待っていたその時、

 

 

きた!

轟音と共にスーパースターの登場です!この日は、6機が華麗に空を舞い踊ります。

 

 

うきゃあ!

怖くて泣き出してしまう子もおりましたが保育者に抱かれ、おっかなびっくり空を見上げました。きっと、空からブルーインパルスのパイロットさん達もマリンパルの子どもたちの姿にきっと気づいてくれたはずです。

 

うれしかったね。楽しかったね。そして、いよいよ今日は、卒園式。

卒園式の様子は、来週のブログにバトンタッチです。来週も又見てくださいね(^_^)/~

 

雨か曇りの予報deは・・・

この6日の夕刻・・・

く・も・り・・・空

スタパの時間帯の 予報が良くありません。

良くてくもり。仕舞いには雨予報に・・・

この日の星空観望は、 すっかり諦めておりました。

ですから、5階ロビーは PC画像投影用のプロジェクターとスクリーン、

マイク、演台、と ソムリエさんたちの「星のお話」の準備は万端。

とりあえず、午後6時半の開始時刻まで、

小一時間 様子をみることになりました。

 

期待も出来ずに、おずおずと屋上に上がると

それが、どうしたことでしょう。

上空の雲が切れ、

木星に接近した クロワッサン型の月。

オリオン座に冬の大三角

おおいぬ座

更に、ふたご座に火星まで 見え始めたではありませんか♪

ちょうどお食事を終えられていましたから、

とにかくスタパを楽しみに来られたとおっしゃっていた

台湾からの団体のお客様にお声がけ。

まず、20名以上の皆さまから、星空を見上げて頂きました。

気をよくしたBluebirder、館内放送で スタパをご案内。

ご夕食後のお客様から 上がって来て頂いた迄はよかったのですが、
今度は 雲が広がり、星空への視線は妨げられ・・・

時折、雲の切れ間から 月、 木星、 オリオン座、
ふたご座、 北斗七星、などが ちらり・・・、

またチラリと顔を見せてくれる程度になってしまったのです。

このタイミングで屋上に上がられたみなさまには、
大変 申し訳ございませんでした。

流石に

「もう今夜はダメだね、ロビーで星のお話を聞いてもらうことにしましょうか」
そんな私たちスタッフの話し声が「天」に聞こえたかどうかはわかりませんが、

再び、頭上の雲が大きく切れ、星空カムバック!!

このあとは、満天の星空とまでは行きませんでしたが、

結果的に60名を超えるお客様からお楽しみ頂けました。ありがとうございます。

雨か曇りという、まずもって覆しえない予報を覆して、
この日のスターパーティも観洋の夜空は”奇跡”を呼び、
星と星座を披露してくれました。

今年5回のスターパーティ、5連続の”星天”に 感謝です。

 

さて、志津川湾で越冬中のコクガン。

3月9日朝には、258羽を確認した 海のビジターセンター。

スタッフの方に伺いましたところ、

大体 3月20日前後を境に湾内を去るものが増える傾向にあるそうです。

この日 海辺に居たのは、イソシギ?かな

残念ながら、9日の午後には肝心のコクガンを捉えられなかったBluebirderであります。

志津川湾でコクガンに会えるのも、
もうそろそろラストチャンスということでしょうか。

 

さて、次のスターパーティは・・・

マリンパルだより 2月その3

いらっしゃいませ(*^。^*)

 

 

日本海側の方では、数年ぶりの大雪というニュースですが、こちら南三陸ホテル観洋は、穏やかな天気が続いています。とはいえ、雪の少ない南三陸では珍しくマリンパルにだけ?うっすら雪が積もりました。子どもたちに雪遊びをさせてくれる「恵みの雪」です。

 

     

 

ちっちゃな雪だるまも作ることが出来ました。

 

 

 

ホールには、おひなさまを飾りました。

 

 

     

 

 

春めいた気分になりますね。

 

ぺんぎんぐみのお部屋では、手作りのおひなさま作りを楽しみました。

 

     

 

クレヨンでおひなさまのお着物の模様を描いたり、シールを貼ったり。

 

 

思い思いに楽しい時間を過ごしました。

 

 

最近は、粘土遊びも楽しめるようになり、じっくり楽しめるようになってきました。

 

 

          

 

 

子どもたちの成長には、喜びと驚きの毎日です。

 

 

給食も、今までは、半分にしていたエビフライを一人で一本食べられるようになりました。

 

 

         

 

とってもうれしそうでしょ?

 

今週もマリンパル、元気に過ごせました!

 

 

来週もまた、見てくださいね~。

 

黄金の歴史

金山の大部分は緑地から上の部分を掘りつくし、(⇓資料画像)

緑地より下は水が多くて掘ることが出来なかった。

一方、中段より上は掘ることが出来たが、

水が無くて 作業は困難であった。

そのため、三千間(約5.4㎞)以上離れた沢から水路を引こうとしたものの、

水は流れず、金堀りたちは嘆いていた。

その時、14、5歳の童子が現れ、「私が水路をつくりましょう」と言って、

先頭に立って水路を完成させたことから、(⇑資料画像)
水を引いて 再び金堀りが出来るようになった。

老人が童子に「あなたは 誰か?」と尋ねると

童子は、「私は 童子です」と答え、放牧場へ飛び立った。

故に、この山を「童子山」と呼ぶようになった。
この童子は、"金の神の化身"だったとも言われている・・・。

これ、一体どこの昔話? かと言いますと、
実は、現 南三陸町は入谷(いりや)地区に伝わるお話なのです。
観洋からもほど近いエリアですが、みなさん、ちょっとピンときませんよねぇ。

そもそも、南三陸町内で往時、金が採れたなんて、
対外的にはあまり知られていないようですから、無理もありません。

ご覧頂いているシーンは、先月20日、
町関係者による産金跡の調査に同行した際の様子。

初めてこの日、町内の採金跡を目の当たりにしたBluebirderでございます。

土中の砂金を掘るのを「みよし掘り」(”みよし”は砂金のことらしい)といって、
掘って掘って掘りまくった山の斜面には
深い溝や窪みが随所にあって、地形が変わってしまっているのがわかります。

この日Bluebirderは、午前中だけの参加だったため、
童子山頂までは登れませんでしたが、

途上でさえ、森の向こうに見下ろす志津川湾の景色が  きれい~。

秘められた地元の歴史に触れながら、野趣溢れる自然と景観を楽しめるなんて
なかなか いいんじゃあない?そんな風に思われた視察でした。

その昔、「陸奥の黄金山」と呼ばれるほどに豊富に金が採れたのが”童子山”。

童子金山が繁栄した14世紀中頃以降には、金を求めて全国から人が集まり、
千軒の家々が軒を連ねたというのが当時の入谷村(いりやむら)。

去年、佐渡金山が世界遺産に登録されましたが、
ここ童子山の産金の歴史もどうやら佐渡に負けず古く
奈良の大仏や中尊寺金色堂を彩った経緯もあるようなのです。

だとすると、文化財的な価値は相当に高いはず。

そんな 採金の歴史を文字通り”掘り起こし”観光資源に♪ というのが
「金ばなトークセッション」。

観洋を会場に、1月24日に開かれた2回目のセッションには

モンスターゴールドが掘り出された (こちら⇑はレプリカ)

鹿折金山(ししおりきんざん)や

昭和13年には、年間1トンを産出した大谷鉱山の関係者をゲストに、
”金ばな”、金のお話に、花を咲かせました。

標高320mの童子山頂には、金華山を祀る石祠があるそうな。
Bluebirderは現地調査日には撮れませんでしたから、こちらは資料画像。

今年は巳年、金華山ご縁年。今年中に訪ねて行ける日を 楽しみにいたします。

 

さて、二週間ぶりのご紹介となります、只今志津川湾で越冬中のコクガンたち。

この8日も、幸運なことに 船揚げ場のスロープに一家族♪

揃って羽繕いしたりアオサを食べたりしていて、比較的近くで捉えることが出来ました。

中に オオバンが一羽・・・、仲良しなのかな?
隣のコクガンと動作がシンクロしてますww。

この日の朝方、海のビジターセンターでは320羽を確認。

早朝から、日本野鳥の会の皆さんが訪れ 熱心に観察されていたと伺いました。
立春寒波のもとでも、ますます元気に越冬中のコクガンたちです。

 

ところで、寒波襲来中の7日。この水辺からは もう居なくなっていました。

あな寂し・・・。

おそらくは、痛めていた翼は癒え、
伊豆沼辺りの仲間のもとへ向かったのでしょう。今度こそ。

これが水尻川で最後に見かけた はぐれオオハクチョウの姿です。今月4日のこと。

午後5時を回って薄暗い中、はじめは なぜか岸辺にうずくまっていました。

間もなく、水に入って羽繕い。 これが最後になるとは思っていなかったBluebirder、

明るい時間帯に来て姿を撮れなかったのが、いかばかりか心残りであります。

近所の方によれば、昼間は田んぼの上を飛び回っていて、
この日を境に姿を見ていないそうな。
きっと、次の日、5日には飛び立って、仲間と合流したのでしょう。

水尻川には、河口近くで見かけてから2か月近い滞在でしたが、
とにかくは無事を祈りつつ、

See you ♪  またいつか会えるといいね。

ありがとう。

 

 

スリーピー スワン

眠そうです。

恐らく、お腹がいっぱいなのでしょう。

この水辺から道路を挟んで反対側には
田んぼが広がっていて、彼(彼女?)の餌場になっています。

冬型の気圧配置で、随分と北西風が吹き荒れ とんでもなく寒かったもので、
ついこの場を訪ねるのがすっかり遅くなってしまったのが 先月31日、
午後3時40分を回っていました。

きっと、食餌を終えて戻ってきたところだったのでしょう。

近くの方が、「昼ごろは、田んぼにいましたからねぇ」と 言ってましたから。

”休もう”としていたところを邪魔したのが

小生 Bluebirderということになります。

どうも すわんスワン なんて、ふざけてる場合じゃなかった筈。ホント ごめんね。

羽でも痛めたのか、まずハクチョウなど訪れることも無い

観洋からほど近い水尻川河口付近でその姿を確認したのが
去年暮れのこと ⇑。

その後、怪我が癒えて 伊豆沼に向かったと思いきや

中流の池のようになった”水辺” ⇑で羽を休めていました。

その後雪の朝、姿が見えなくなっていましたから、
今度こそは 伊豆沼へ・・・、と思っていたら

更に100m上流の、こちらに移動しておりました。

ご近所の方によれば、餌場の田んぼへは道路を歩いて渡る際、
バイクや車のエンジン音に驚くと

”飛んで”田んぼに入るのだとか・・・。 ん?飛んで?

まったく飛べないものとばかり思い心配していましたから、

「ああ、ならば きっと近い内に仲間と一緒になれるだろう」、と

少しばかり安堵した Bluebirderでございます。

 

ところで、この2日には、今年三回目のスターパーティが開かれました。

注目の ISS 国際宇宙ステーションは、

三日月と金星の下、土星付近を通過。

一番下の小さな星が”土星”。その左に延びた薄~い線が、

ISSの軌跡です。


序盤こそ、辛うじてかすかに

見えましたが、

薄雲に絡む地上の光に邪魔され、

中盤以降は肉眼では 観えなくなってしまいました。なんとも残念。

南西の空、カメラには消え入る最後の軌跡が 薄く写っていました。


ただその後は、時間の経過とともに 観洋上空の雲は取れ、

木星とガリレオ衛星、

オリオン大星雲、

月のクレーターなどを 望遠鏡で観察して頂けました。

やがて午後9時の終了間際には、まさに漆黒の空に。

冬の星座に加え、春の星座”しし座”も東に昇り

星々は、まさに美しく輝いたのでした。

駆け込みで 木星、火星、オリオン大星雲、シリウスをご覧になった

関西言葉の母娘連れを始め、今回は 80名を超えるお客様からお楽しみ頂けました。

ありがとうございます。

次回のスタパは、


金星が、強烈に輝きます。

お楽しみに♪

 

 

まだ 居りました 白い翼

元気でね

と、前々回のブログで別れを告げたはずでした。

怪我をしたのか、去年暮れから

地元 水尻川に迷い込んでいた1羽のオオハクチョウ。

てっきり 伊豆沼へ向かったものとばかり・・・。それがまだ、居たのです!

こちらは、この25日の様子。

こうして田んぼに入って、食餌が出来ているようですから

食べるものの心配は無さそうです。見た目も元気そう。

彼(彼女?)の 戻る先へ付いていくと・・・

そこには 水尻川の流れを湛えた水辺。
前回ご紹介した場所からさらに500mほど上流です。


初めて羽を広げて見せてくれました。

少し泳ぐと、羽繕い。

やがてお腹がいっぱいになったのか、転寝(うたたね)を始めていました。

地元の人たちから、その存在は認知されていて、

子どもたちからは、ピーちゃんとかって

名前を付けられ、餌を貰って可愛がられているそうな。

飛び立つ迄の間、また幾度か 訪ねてみます。

 

帰り際、じゃあね とその場を離れかけたのですが、
気になって、 今一度その水辺に戻って 眺めていると・・・

?!!! ”鮮やかな ちっちゃなブルー”が、
真っ白なハクチョウの手前を 右から左へ スーッと直線的に過ぎったではありませんか。

カ、カワセミ!!?
バードウォッチャーのBluebirderとしては、なんとか姿を捉えるっきゃない!と

・・・「きっと近場に居てくれる。居てくれよ」そう願いながら、

川べりの道を 下っていくと・・・
護岸の上に その姿を見つけました。


が、”被写体”は 草藪被り。 それも午後4時を回って


陽が山並みに隠れ 薄暗くなっていましたから、
上手く 捉えられませんでした。
それでも レンズを通しての”出会い”は久しぶり、ラッキーでした。きれい♪

 

ところで、志津川湾で越冬中の コクガン。

ご存知の通り 絶滅が危惧されている種で、国内で越冬する約2000羽の内の

600羽以上が この湾内で過ごしているのですから、

南三陸町は、屈指の越冬地と言えます。

好物のアマモがしっかり茂っている証しでしょうか。
波も比較的穏やかで、居心地も良いのではと 言われています。

いつもの港では、船揚げ場のスロープに一組の”家族”。
アオサをついばんでいました。

この分だと、今日は”接写”が出来るぞと、期待を膨らませながらそっと近づいておりました。

ところが、カキの水揚げ作業の音か何かに驚いて、

飛び立ってしまいまったのでした。ww 残念

それでも”北帰行”までは、まだまだ。

また次の機会を窺うことに致します。

 

さて、今度の スターパーティは・・・

お楽しみに♪

 

気嵐 幻想的ヴェール

 

鮮やかな 緋色に眼を見張り、

余りにもきれいなので、撮り始めていました。

1月6日、志津川湾の 朝焼けです。  手ブレは、お許しを・・

6時15分過ぎ、なぜか早くに眼が覚めたBluebirderでございました。

暫く見入っていると、

なんと・・・、

気嵐(けあらし)が沸き立ち始めたではありませんかぁ。

気仙沼や北海道でも、

冬の風物詩として知られる「気嵐」。

「けあらし」は、放射冷却で冷え込んだ早朝に海面で発生する霧です。

呼称自体は、もともと北海道の方言なのだそうで、

「海水と空気の温度差によって水蒸気が大量発生すること」を指します。

北海道のどこの方言かというと、留萌地方。

気象用語では「蒸気霧」(じょうきぎり)と呼ばれます。

この日の気嵐は、昇る朝陽に染まってきれい♪

松の内に出会えた”美景”に、こいつぁ~春から 縁起がいいねぇ~♪と思った瞬間です。

そのままでも美しい”志津川湾”の景観。

海原が、神秘的なヴェールに覆われ・・・

一層 魅力を深めます。

気嵐は、10日にも・・・

この日は 朝8時半ごろのこと。

前の晩に降り始めていた雪が

朝からもの凄い勢いで

降り続いていましたから、

こりゃ、積もるぞぉ・・・と

身構えておりました。

ところが すんなり雪があがるやいなや、ご覧頂いているように

青空が広がり、

湾内には、一斉にもうもうと気嵐が立ち込め始めたのです。

なんとも、幻想的・・・。

そして、12日にも♪

8時15分ごろ、

部屋のカーテンを開けると、

今年、三度(みたび)お目にかかる気嵐。

今回のブログをご覧のみなさん、

もう、気嵐ばかりで”お腹いっぱい”と思われますが、

まぁ、そうおっしゃらず、今一度 ゆっくり見直してみてください。

なかなか、いい景色です。・・・でしょ?(押し売りww)
この気嵐の中を疾走できたら、きっと 新しい発見と感動もあるはず♪

そんなこと出来るのか、って? ええ、出来るんです。

観洋では、目下上映中の 映画「サンセット・サンライズ」にちなんで
日曜朝限定で陽の出を愛でる”サンライズクルーズ”を運行しているから!!

19日の初クルーズでは、
今回ご紹介した 幻想的な”気嵐”も出現したそうですから、今がチャンス♪
是非、皆さまも乗船いただき、志津川湾の美しい景観に浸ってみてください。

 

さて、今年最初のスターパーティは、この14日のこと。

前日まで、星空指数は10%で、”観れたらラッキー”との予報。
星空観望は諦めておりました。

ところが雲行きの怪しさなどどこへやら・・・

東の岬からは、

今年最初の満月が 昇り、

南西の地平からは、ISS国際宇宙ステーション。

夕方5時半ごろ・・・

南から東の空に

大きなアーチを描くように

飛んでいく様子が、はっきり くっきり!!

西の空では、金星と土星がランデブー。

悪天予報を跳ね返したこの日のスタパ。

60名余りのお客様からご参加いただき、
”歓声”を頂戴しました。

スタパは、19日にも。
始まる頃には”曇る”との予報・・・

またまた そんな予報など、どこ吹く風。⇑ 西には、金星と土星が輝き、

観洋上空は スッキリと晴れ渡って、満天の星♪

どうです、オリオンと冬の大三角!! ベテルギウスの赤、
オリオン大星雲の子三ッ星も くっきり♪

ふたご座、カストル、ポルックスに火星が接近。

「高原の空みたい」「こんなきれいな星空観たこと無い」「楽しかった」と、
ご好評を頂き、70名を超える皆さまからご参加頂きました。

ありがとうございました。

次回スタパは、

お楽しみに!

プライベート スワン


この流れは、野鳥をはじめ 様々な生き物を呼び寄せ、命を涵養してくれます。

正鵠渓流(せいこくけいりゅう)。

二ホンカモシカ。


この8日のこと、

渓流沿いの休耕田で 草を食んでいました。

一方こちらは、渓流を支流とする 水尻川(みずしりがわ)中流。

「まだ、いましたかぁ」

と、地元の方から声を掛けられたのが

この水辺でした。

オオハクチョウです。

北からの渡りの途中、羽でも痛め

群れからはぐれたのでしょうか、

水尻川河口付近で

暮れの14日に見かけてから

25日目。

渡る先の伊豆沼の方角は感知しているように、

西へ 西へと 川を遡って

ここ迄 移動してきたようです。優に5~6㎞はあります。

飛べればいいのですが、どうやら飛べないようで、

まず羽を広げることもありません。

徒歩ならぬ、”鳥歩”で昇ってきたのだとすると かなり大変なことで

それ自体驚きです。

ただ、この水辺は とても快適そう。

水中に首を入れて

何か食べられてもいるようですし、

こうして水に入れば、

獣からも身を守れていたようですから。

けだし、水の上の姿は 美しい♪

地元の人たちも、その存在には気付いていたようで、

声を掛けて下さった方にとっても、

Bluebirderにとっても、

傍でひとりで眺めている間は、

それぞれに、自分だけの白鳥、”プライベート スワン”です。

かねてから 数多(あまた)餌付けに群らがる彼らの様子には
あまり興味を持てていませんでしたが、
”ソロ スワン”の 佇まいの美しいこと。

改めて、その姿の佳さに 魅了されました。

羽の表面には、いかばかりか淡~いグレーが残っていたようで
比較的、まだ若い個体のような気がします(あくまで私見です)。

これまた勝手な憶測ですが、なかなかの”男前”ですww。(”べっぴん”かな?ww)

翌9日午後、雪の中、
背中に首を置いて、クチバシを羽で温めながら眠っているのは目撃していましたが、

次の日 ⇑ 10日には、姿が見えなくなっていました。

うっすらと積もった雪に 小さな獣の足跡がありましたから
ひょっとして襲われた?とも思われましたが、

羽が散らばってもいませんし、多分 飛び立ったのでしょう。

だとすればそれが一番なことはわかっているのですが、
一方的にww好印象を持って愛でていだけに、なんとも寂しい光景です。

実は、Bluebirderも少しあげたのですが、

地元の人からも 餌を貰っていた様子で、

しっかり休んで 力を付けて、
痛めていた羽も飛べる程に癒やせていたのかも知れません。

近寄って来る様子が、どこかあどけなくて かわいかった♪

彼(彼女?)が 飛び立ったのは目撃していませんが、
今度こそ伊豆沼に向かった、
そう あってほしいと願うばかりのBluebirderでございます。

元気でね!

 

一方、志津川湾で越冬中の コクガン。

海のビジターセンターでは、11日に263羽、12日には262羽をカウント。

暮れ19日のネイチャーセンターの調査の結果、
湾全域では609羽が飛来していることはご案内の通りですが、

この12日、いつもの港で眺めていると、幸運なことに

4羽の”親子連れ”が、船揚げ場に上がって来てくれて
しきりに 羽繕いをしていました。

そうそう、そう言えば 12日に語り部バスでご案内差し上げたお客様から、
「それっぽい鳥の姿を、観洋の窓から遠巻きの養殖浮きの辺りで見た」
との証言がありました。Bluebirderは、まだその場で観たことがありませんが、
以前にも、やはり ロビー階から見かけたという声があったと
ビジターセンタースタッフから伺いました。

観洋側に餌のアマモは無さそうで、
普段はまずもって寄り付くことはありませんから、
見つけた方は、かなりの”幸運の持ち主”と言っていいでしょう。

是非、探してみてください。
朝の時間帯がチャンスです。

 

さてさて、この6日と

10日。

更に、12日・・・

と、志津川湾には 気嵐が発生しました。

美しい 志津川湾の気嵐の表情の数々は、次回のブログで ご紹介しますね。

南三陸冬の風物詩!鮑の開口♪

大家好,我是惠。
皆さん、こんにちは、恵です。

時間進入了嚴冬,平靜的志津川灣迎來了冬日的幻想景色毛嵐。
寒い冬に入り、穏やかな志津川湾は幻想的な冬の風景である気嵐を見ることができました。

南三陸的冬季,除了特別的風景,
擁有豐富海產的志津川灣也到了一年一度的鮑魚捕撈的漁期。
冬は特別な景色だけでなく、魚介類が豊富な志津川湾では、
毎年恒例の鮑の開口の季節にもなります。

一早,在酒店的窗外可看見冬日裏鮑魚收穫的風景。
用箱式探視鏡伸向海底和竹勾一個一個從海底撈起。
早朝、ホテルの窓から冬の鮑の開口風景を眺めることができます。
箱型の展望鏡で海底に手を伸ばし、
竹のフックを使って海の底から次々と引き上げて行きました。

今天就到這裏,下周再見。
それでは、また来週。