スリーピー スワン

眠そうです。

恐らく、お腹がいっぱいなのでしょう。

この水辺から道路を挟んで反対側には
田んぼが広がっていて、彼(彼女?)の餌場になっています。

冬型の気圧配置で、随分と北西風が吹き荒れ とんでもなく寒かったもので、
ついこの場を訪ねるのがすっかり遅くなってしまったのが 先月31日、
午後3時40分を回っていました。

きっと、食餌を終えて戻ってきたところだったのでしょう。

近くの方が、「昼ごろは、田んぼにいましたからねぇ」と 言ってましたから。

”休もう”としていたところを邪魔したのが

小生 Bluebirderということになります。

どうも すわんスワン なんて、ふざけてる場合じゃなかった筈。ホント ごめんね。

羽でも痛めたのか、まずハクチョウなど訪れることも無い

観洋からほど近い水尻川河口付近でその姿を確認したのが
去年暮れのこと ⇑。

その後、怪我が癒えて 伊豆沼に向かったと思いきや

中流の池のようになった”水辺” ⇑で羽を休めていました。

その後雪の朝、姿が見えなくなっていましたから、
今度こそは 伊豆沼へ・・・、と思っていたら

更に100m上流の、こちらに移動しておりました。

ご近所の方によれば、餌場の田んぼへは道路を歩いて渡る際、
バイクや車のエンジン音に驚くと

”飛んで”田んぼに入るのだとか・・・。 ん?飛んで?

まったく飛べないものとばかり思い心配していましたから、

「ああ、ならば きっと近い内に仲間と一緒になれるだろう」、と

少しばかり安堵した Bluebirderでございます。

 

ところで、この2日には、今年三回目のスターパーティが開かれました。

注目の ISS 国際宇宙ステーションは、

三日月と金星の下、土星付近を通過。

一番下の小さな星が”土星”。その左に延びた薄~い線が、

ISSの軌跡です。


序盤こそ、辛うじてかすかに

見えましたが、

薄雲に絡む地上の光に邪魔され、

中盤以降は肉眼では 観えなくなってしまいました。なんとも残念。

南西の空、カメラには消え入る最後の軌跡が 薄く写っていました。


ただその後は、時間の経過とともに 観洋上空の雲は取れ、

木星とガリレオ衛星、

オリオン大星雲、

月のクレーターなどを 望遠鏡で観察して頂けました。

やがて午後9時の終了間際には、まさに漆黒の空に。

冬の星座に加え、春の星座”しし座”も東に昇り

星々は、まさに美しく輝いたのでした。

駆け込みで 木星、火星、オリオン大星雲、シリウスをご覧になった

関西言葉の母娘連れを始め、今回は 80名を超えるお客様からお楽しみ頂けました。

ありがとうございます。

次回のスタパは、


金星が、強烈に輝きます。

お楽しみに♪

 

 

まだ 居りました 白い翼

元気でね

と、前々回のブログで別れを告げたはずでした。

怪我をしたのか、去年暮れから

地元 水尻川に迷い込んでいた1羽のオオハクチョウ。

てっきり 伊豆沼へ向かったものとばかり・・・。それがまだ、居たのです!

こちらは、この25日の様子。

こうして田んぼに入って、食餌が出来ているようですから

食べるものの心配は無さそうです。見た目も元気そう。

彼(彼女?)の 戻る先へ付いていくと・・・

そこには 水尻川の流れを湛えた水辺。
前回ご紹介した場所からさらに500mほど上流です。


初めて羽を広げて見せてくれました。

少し泳ぐと、羽繕い。

やがてお腹がいっぱいになったのか、転寝(うたたね)を始めていました。

地元の人たちから、その存在は認知されていて、

子どもたちからは、ピーちゃんとかって

名前を付けられ、餌を貰って可愛がられているそうな。

飛び立つ迄の間、また幾度か 訪ねてみます。

 

帰り際、じゃあね とその場を離れかけたのですが、
気になって、 今一度その水辺に戻って 眺めていると・・・

?!!! ”鮮やかな ちっちゃなブルー”が、
真っ白なハクチョウの手前を 右から左へ スーッと直線的に過ぎったではありませんか。

カ、カワセミ!!?
バードウォッチャーのBluebirderとしては、なんとか姿を捉えるっきゃない!と

・・・「きっと近場に居てくれる。居てくれよ」そう願いながら、

川べりの道を 下っていくと・・・
護岸の上に その姿を見つけました。


が、”被写体”は 草藪被り。 それも午後4時を回って


陽が山並みに隠れ 薄暗くなっていましたから、
上手く 捉えられませんでした。
それでも レンズを通しての”出会い”は久しぶり、ラッキーでした。きれい♪

 

ところで、志津川湾で越冬中の コクガン。

ご存知の通り 絶滅が危惧されている種で、国内で越冬する約2000羽の内の

600羽以上が この湾内で過ごしているのですから、

南三陸町は、屈指の越冬地と言えます。

好物のアマモがしっかり茂っている証しでしょうか。
波も比較的穏やかで、居心地も良いのではと 言われています。

いつもの港では、船揚げ場のスロープに一組の”家族”。
アオサをついばんでいました。

この分だと、今日は”接写”が出来るぞと、期待を膨らませながらそっと近づいておりました。

ところが、カキの水揚げ作業の音か何かに驚いて、

飛び立ってしまいまったのでした。ww 残念

それでも”北帰行”までは、まだまだ。

また次の機会を窺うことに致します。

 

さて、今度の スターパーティは・・・

お楽しみに♪

 

気嵐 幻想的ヴェール

 

鮮やかな 緋色に眼を見張り、

余りにもきれいなので、撮り始めていました。

1月6日、志津川湾の 朝焼けです。  手ブレは、お許しを・・

6時15分過ぎ、なぜか早くに眼が覚めたBluebirderでございました。

暫く見入っていると、

なんと・・・、

気嵐(けあらし)が沸き立ち始めたではありませんかぁ。

気仙沼や北海道でも、

冬の風物詩として知られる「気嵐」。

「けあらし」は、放射冷却で冷え込んだ早朝に海面で発生する霧です。

呼称自体は、もともと北海道の方言なのだそうで、

「海水と空気の温度差によって水蒸気が大量発生すること」を指します。

北海道のどこの方言かというと、留萌地方。

気象用語では「蒸気霧」(じょうきぎり)と呼ばれます。

この日の気嵐は、昇る朝陽に染まってきれい♪

松の内に出会えた”美景”に、こいつぁ~春から 縁起がいいねぇ~♪と思った瞬間です。

そのままでも美しい”志津川湾”の景観。

海原が、神秘的なヴェールに覆われ・・・

一層 魅力を深めます。

気嵐は、10日にも・・・

この日は 朝8時半ごろのこと。

前の晩に降り始めていた雪が

朝からもの凄い勢いで

降り続いていましたから、

こりゃ、積もるぞぉ・・・と

身構えておりました。

ところが すんなり雪があがるやいなや、ご覧頂いているように

青空が広がり、

湾内には、一斉にもうもうと気嵐が立ち込め始めたのです。

なんとも、幻想的・・・。

そして、12日にも♪

8時15分ごろ、

部屋のカーテンを開けると、

今年、三度(みたび)お目にかかる気嵐。

今回のブログをご覧のみなさん、

もう、気嵐ばかりで”お腹いっぱい”と思われますが、

まぁ、そうおっしゃらず、今一度 ゆっくり見直してみてください。

なかなか、いい景色です。・・・でしょ?(押し売りww)
この気嵐の中を疾走できたら、きっと 新しい発見と感動もあるはず♪

そんなこと出来るのか、って? ええ、出来るんです。

観洋では、目下上映中の 映画「サンセット・サンライズ」にちなんで
日曜朝限定で陽の出を愛でる”サンライズクルーズ”を運行しているから!!

19日の初クルーズでは、
今回ご紹介した 幻想的な”気嵐”も出現したそうですから、今がチャンス♪
是非、皆さまも乗船いただき、志津川湾の美しい景観に浸ってみてください。

 

さて、今年最初のスターパーティは、この14日のこと。

前日まで、星空指数は10%で、”観れたらラッキー”との予報。
星空観望は諦めておりました。

ところが雲行きの怪しさなどどこへやら・・・

東の岬からは、

今年最初の満月が 昇り、

南西の地平からは、ISS国際宇宙ステーション。

夕方5時半ごろ・・・

南から東の空に

大きなアーチを描くように

飛んでいく様子が、はっきり くっきり!!

西の空では、金星と土星がランデブー。

悪天予報を跳ね返したこの日のスタパ。

60名余りのお客様からご参加いただき、
”歓声”を頂戴しました。

スタパは、19日にも。
始まる頃には”曇る”との予報・・・

またまた そんな予報など、どこ吹く風。⇑ 西には、金星と土星が輝き、

観洋上空は スッキリと晴れ渡って、満天の星♪

どうです、オリオンと冬の大三角!! ベテルギウスの赤、
オリオン大星雲の子三ッ星も くっきり♪

ふたご座、カストル、ポルックスに火星が接近。

「高原の空みたい」「こんなきれいな星空観たこと無い」「楽しかった」と、
ご好評を頂き、70名を超える皆さまからご参加頂きました。

ありがとうございました。

次回スタパは、

お楽しみに!

プライベート スワン


この流れは、野鳥をはじめ 様々な生き物を呼び寄せ、命を涵養してくれます。

正鵠渓流(せいこくけいりゅう)。

二ホンカモシカ。


この8日のこと、

渓流沿いの休耕田で 草を食んでいました。

一方こちらは、渓流を支流とする 水尻川(みずしりがわ)中流。

「まだ、いましたかぁ」

と、地元の方から声を掛けられたのが

この水辺でした。

オオハクチョウです。

北からの渡りの途中、羽でも痛め

群れからはぐれたのでしょうか、

水尻川河口付近で

暮れの14日に見かけてから

25日目。

渡る先の伊豆沼の方角は感知しているように、

西へ 西へと 川を遡って

ここ迄 移動してきたようです。優に5~6㎞はあります。

飛べればいいのですが、どうやら飛べないようで、

まず羽を広げることもありません。

徒歩ならぬ、”鳥歩”で昇ってきたのだとすると かなり大変なことで

それ自体驚きです。

ただ、この水辺は とても快適そう。

水中に首を入れて

何か食べられてもいるようですし、

こうして水に入れば、

獣からも身を守れていたようですから。

けだし、水の上の姿は 美しい♪

地元の人たちも、その存在には気付いていたようで、

声を掛けて下さった方にとっても、

Bluebirderにとっても、

傍でひとりで眺めている間は、

それぞれに、自分だけの白鳥、”プライベート スワン”です。

かねてから 数多(あまた)餌付けに群らがる彼らの様子には
あまり興味を持てていませんでしたが、
”ソロ スワン”の 佇まいの美しいこと。

改めて、その姿の佳さに 魅了されました。

羽の表面には、いかばかりか淡~いグレーが残っていたようで
比較的、まだ若い個体のような気がします(あくまで私見です)。

これまた勝手な憶測ですが、なかなかの”男前”ですww。(”べっぴん”かな?ww)

翌9日午後、雪の中、
背中に首を置いて、クチバシを羽で温めながら眠っているのは目撃していましたが、

次の日 ⇑ 10日には、姿が見えなくなっていました。

うっすらと積もった雪に 小さな獣の足跡がありましたから
ひょっとして襲われた?とも思われましたが、

羽が散らばってもいませんし、多分 飛び立ったのでしょう。

だとすればそれが一番なことはわかっているのですが、
一方的にww好印象を持って愛でていだけに、なんとも寂しい光景です。

実は、Bluebirderも少しあげたのですが、

地元の人からも 餌を貰っていた様子で、

しっかり休んで 力を付けて、
痛めていた羽も飛べる程に癒やせていたのかも知れません。

近寄って来る様子が、どこかあどけなくて かわいかった♪

彼(彼女?)が 飛び立ったのは目撃していませんが、
今度こそ伊豆沼に向かった、
そう あってほしいと願うばかりのBluebirderでございます。

元気でね!

 

一方、志津川湾で越冬中の コクガン。

海のビジターセンターでは、11日に263羽、12日には262羽をカウント。

暮れ19日のネイチャーセンターの調査の結果、
湾全域では609羽が飛来していることはご案内の通りですが、

この12日、いつもの港で眺めていると、幸運なことに

4羽の”親子連れ”が、船揚げ場に上がって来てくれて
しきりに 羽繕いをしていました。

そうそう、そう言えば 12日に語り部バスでご案内差し上げたお客様から、
「それっぽい鳥の姿を、観洋の窓から遠巻きの養殖浮きの辺りで見た」
との証言がありました。Bluebirderは、まだその場で観たことがありませんが、
以前にも、やはり ロビー階から見かけたという声があったと
ビジターセンタースタッフから伺いました。

観洋側に餌のアマモは無さそうで、
普段はまずもって寄り付くことはありませんから、
見つけた方は、かなりの”幸運の持ち主”と言っていいでしょう。

是非、探してみてください。
朝の時間帯がチャンスです。

 

さてさて、この6日と

10日。

更に、12日・・・

と、志津川湾には 気嵐が発生しました。

美しい 志津川湾の気嵐の表情の数々は、次回のブログで ご紹介しますね。

⛩柳津虚空蔵尊での元朝参り⛩

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は時を少し遡り…
私自身約10年ぶりに行きました元朝参りをお伝えいたします。
(初日の出は寮の部屋から見ましたが…)

場所は当館から車で約20分!
当館の観光付きシャトルバスの立ち寄りにもなっています
柳津虚空蔵尊」でございます。

臨時の駐車場から少し歩いていくと、
道中には深夜にも関わらず出店が何個か灯りをともしていました。
(温かいお鍋やチョコバナナ、ハリケーンポテトや甘酒等が売っていました)

そして23:30頃から並び、
待つ事約30分、
遂に2025年を迎えました🎉

後ろを振り返ると少なくとも100人位の皆様が列を作り待っていました。
正月のあの琴の音色(春の海)の中、
門を抜け、

鐘楼や手水舎、
狛犬たちを眺めながら歩みを進め、

いざ参拝!

更に歩いて散策すると、
今年は巳年という事で、
白い巳が描かれた大きめの絵馬や…

なで寅やなで丑達も、
夜のかすかな明かりに灯されて、
いつもとは違った様子でした。

(少しでも見やすいように画像は加工してあります)

多くのおみくじや目出鯛、
様々なご利益のある品々が並び、賑わっていました。

(目出鯛は館内にも設置してありますので、ぜひ探してみてください)

傘とちょうちんのエリアも日中とは、
また違うおしとやかな空気が流れていました。

柳津虚空蔵尊」は日中に訪れた事はあるのですが、
夜に訪れるのは初めてで、少し新鮮な印象でした。
(ちなみに私のおみくじの結果は「吉」でした…)

地球ショウ


2025年、夜明け前・・・⇑ AM6:11     ⇑ AM6:19

やがて 東の岬の雲の際は 輝き出し・・・

観洋 6階ホワイエから望む、初日の出♪

穏やかに明けた 令和7年。

日の出ともに、年神様が観洋にも訪れてくださいました。

新年 おめでとうございます。
みなさまにとって、より健やかな一年でありますように。

今年最初のBluebirder*Sのブログ、

まずは”地球ショウ”で お楽しみ頂きましょう。

どうぞぉ!!

???

って、月を見せておいて ”地球ショウ”???
どういうこと?! ”月のショウ”の間違いじゃあ?

はいはい、新年早々、滑り気味? いえ 滑った”ダジャレ”でスタートいたしました。

新年2日、西の空低くに 月齢2.2。

大晦日が新月でしたから”三日月”ということになります。きれいでしょ?

この際 現れるのが”地球ショウ”・・・はい、「地球照」です。

”ショー(show)”ではなく、”ショウ(照)”なのですww。
”金星”との ちょいとよそよそしい(?)長距離ランデブーも きれい♪


「地球照」とは、太陽の光が 地球に反射して
陽の当らない月の陰の部分を照らす状態のことを 言います。

”地球”に”照”らされて見えるので、”地球照”。 けだし、金星との共演もあって
その”美しい”見栄えは、もう天体”ショー(show)”、ですね。

地球上で、満月の夜は”月明り”で人の影が出来るくらいの明るさになりますが、

”地球照”は、その反対に”地球明り”が 月面上を照らして明るくします。

それも 地球の表面積は、月の13.5倍ありますから、

月から見える”満地球”は、”満月”の70倍という けっこうな明るさ!!

是非行ってみて”地球明り”の下、月面を散歩してみたいものですww。

Moon walkしながらの 青い地球の眺めは、きっと最高でしょう♪

 

ところで、
この三日月の日、午後3時過ぎでしたが、休憩時間にチャリをちょい乗り・・・

以前、水尻川の河口近くで

一羽だけの白鳥を見つけたことは、こちらの写真を添えて記していましたが、

この日は 少し上流で見かけました。

知った風に「伊豆沼へ向かったのでしょう」などと記しておりましたが、

ひょっとして 同じハクチョウ? ・・・っぽい!

しょんぼりして元気が無く、同じように眠そうにしていましたから、
その可能性は大いにあります。

帰りしなには、もう首を背中に乗せて眠っていましたが、
餌は食べることが出来ているのか・・・、
獣に襲われたりしないのか・・・、ちょいと心配してしまっている
Bluebirderでございます。

 

一方、志津川湾で元気に越冬中なのが コクガン♪

この5日午後2時半ごろ、いつもの港には全く姿が見えませんでしたが、

海のビジターセンタースタッフに伺ったところ、
近くの船揚げ場に居るとのこと。

行ってみると、スロープでアオサを食べている3羽を発見。

曇り空で、あまりきれいに撮れませんでしたが、

今週も、近くで姿を捉えることが出来ました。

湾内で越冬中のコクガンの数が、

過去最高の600羽を超えたことは

既にご案内済みですが、

今季、どれくらいまで増えるのか、楽しみです。

 

今年最初のスターパーティは・・・

 

過去最高600羽超え

先週、地元紙”河北新報”でも報じられていましたが、

この冬、志津川湾で越冬中のコクガンが、

調査を開始して以来これまでで最高の609羽確認されました。

調査は12月19日、全数がカウントされましたが、

これは、これまでの最高値を 100羽以上回る数です。

この28日午後3時半ごろ、いつもの港に出かけてみると、

船揚げ場のスロープで羽を休める”家族”の姿がありました。

羽繕いをするもの、首を高くもたげて警戒するもの・・・

この冬は、水から上がるこんな様子をご紹介できるでしょうと

前回のブログでBluebirderが勝手に予想していた通り、叶ったわけです。

東アジアに渡って来る数だけで8000羽を切るとも言われるほど希少で貴重な水鳥が、

志津川湾だけで600羽以上集結すること自体、ミラクル!

彼らの越冬の場として、相応しいという証しなのかも。

現に、南三陸ネイチャーセンターの阿部拓三研究員は
「波が穏やかで餌が豊富な志津川湾は居心地が良いのだろう」とコメント。

南三陸は、まさに”コクガンの里”と言っていいでしょう。

海のビジターセンタースタッフによると、
このところ、コクガンを観に来る人たちの県外ナンバーの車が増えているそうです。

コクガンの知名度向上に、期待です。

 

ところで、この25日、観洋では”クリスマススターパーティ”が開かれました。

ただ、曇り空にて、星の観望は叶わず。

ロビーでソムリエさんたちの”星のお話”で お楽しみ頂きました。

戸内さんと瀧原さん。

今見える星と星座のお話。

佐藤さんは、赤・青・黄の風船を星に例えて、

星の色による温度の違いや寿命などについてお話しくださいました。

星の

終わりは

!!!

です。


和田さんは、

愉快な”星座体操”も 交えながら、

宇宙の旅♪

で、お楽しみいただきました。

実は、この日の屋上、木星が観えたり隠れたりを繰り返していて、
一時的には、いくつか星座もうっすらと観えた時間帯もありました。

そんな関係で、屋上に上がって頂いた方々がのべ50名以上もいらっしゃって
結果的に、ロビーの皆さまと併せて100名以上のお客様から、

スターパーティをお楽しみ頂くことが出来ました。

年末だけに、ジャンボなプレゼントも用意差し上げた
じゃんけん大会も大盛り上がりの内に、
クリスマスの夜は、楽しく更けたのでありました。

次のスタパは・・・

☆自然を楽しもう☆彡

皆様こんにちは、マッキーです(=^・^=)
今回は大萱沢渓流公園と大盤峠をご紹介します!
☆大萱沢渓流公園☆

透き通った水が流れる川と綺麗な緑に囲まれているここは
中~上級者向けの穴場キャンプ場♪
里山の奥に進んでいくと右手に見えてきますが、
キャンプ場と分からず通り過ぎてしましました(笑)

奥の方には川があり、冷たくきれいな水が流れていました(^^♪

川で遊びながらキャンプができて最高ですね✧˖°
車通りが少なく、自然の音を聞きながら
ゆっくりとした時間を楽しむことができます。

☆大盤峠☆

山道をず~っと上っていくと牧草地!?!?
を通り過ぎまして、もう少し奥に進み草原が...
車から降りて見ると下の方には海が('Д')

上を見ると雲がすぐそこに(笑)
風もそよそよと吹いていて気温も丁度良くお昼寝をしたくなりました♪
少し曇っていて薄っすらと奥の方まで海が見えましたが、
天気のいい日は綺麗に見えそうです☆彡

帰りには釣石神社に寄りました!

入り口には大きな鳥居でお出迎え(^^♪
進んでいくと長~い階段がありました(+_+)

半分登って足が上がらなくなってきました(笑)
一番上まで登りましたが息が切れてなかなか話せませんでした...
(もう私も歳なのでしょうか…)

敷地内には唐揚げのお店こっこ屋があります♪
落ちそうで落ちない唐揚げ('Д')
量も多くすごくおいしかったです(*´▽`*)

一人で食べきるには多いかもしれません(笑)
唐揚げ以外にもお弁当なども売っていますので
お昼ご飯を食べるのにも丁度いいですね(^^♪

自然の綺麗な景色を見る事ができますので
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか(^_-)-☆

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なかなか足を運ぶ事が難しい方におすすめ!
観洋ちゃんねる雰囲気だけでも味わってみてはいかが?

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11月27日にOPEN!道の駅東松島♪

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は当館から車で約45分!
11月27日にオープンいたしました
道の駅 東松島』をご案内いたします。

施設としては…
・物販エリア(9:00~19:00)
・飲食エリア(11:00~19:00)
・軽食エリア(9:00~17:00)
・観光案内エリア(9:00~17:00)
・コンビニエンスストア(24時間営業)
以上がございます。

レストランやお土産などがたくさんありました。
地元の商品は勿論ですが、
近隣のお土産も買えるのが嬉しいですね!

そして航空自衛隊「松島基地」の近くに位置する事から、
BLUE IMPULSE」グッズもございました♪

更に!海の街らしい「サンドアート」もございました♪

当館から仙台方面ですと元矢本パーキングから直接行けるのですが、
南三陸・気仙沼方面からの下りは
1度矢本インターで降りないと行けないですのでご注意を❗️

えっ?ハクチョウ

はぐれたのでしょうか?  見出しのはくちょう座は季節外れの画像ではありますが、

先日、休憩時間にチャリを走らせると

観洋からほど近い 水尻川で、ポツンと1羽の”ハクチョウ”を見つけました。

お隣の町、登米市にはマガンやハクチョウが大挙飛来し越冬する
ラムサール条約登録湿地「伊豆沼」があって、

日中には、周辺のかなり広い範囲の田んぼのそこかしこで
採餌している”ハクチョウ”は よく見かけるのですが、
南三陸町内の、それも水尻川で観たのは初めて。

珍しさに、Bluebirder同様
傍を散歩するご夫婦もスマホで撮影していました。

恐らくは、北からの渡りの群れから はぐれてしまったのでしょう。

見た目も、どこか”しょんぼり”した様子で、  何せ 元気がありません。心細そう

北風の冷たかったこの日、首を背中に巻き込んで おやすみしてしまいました。

次の日は もう居りませんでしたから、伊豆沼へ向かったのだと思われます。

🦢 🦢 🦢 🦢 🦢


一方こちらは、伊豆沼と同じくラムサール条約登録湿地、

観洋から望む”志津川湾”で越冬中の”コクガン”。

海のビジターセンターによれば、その飛来数は

6日210羽! 7日270羽! 8日250羽! 11日207羽! 12日290羽!
14日330羽! と、この所急上昇中!

14日に訪ねて嬉しかったのが、いつもの港に 7羽が居てくれたこと。

や~っとのことで、割と近くで その姿を捉えられました。

この港、コクガンたちにとって好都合なのは、

餌にしている”アマモ”が千切れて 打ち寄せられてくることなのです。

彼らは”潜水”が出来ませんから、水中に首を突っ込んで
届く範囲のアマモしか 食べられません。苦労してます。

それでもって、勢い、た易く潜水してアマモを採って来るオオバンから
横取りする”労働寄生”という”暴挙(w?)”に出てしてしまっているのです。

上の写真をご覧ください。
千切れたアマモが 水面下に漂っているのがお分かりいただけますね。

これなら、楽に食べられます。
この分なら、ひょっとすると、また船揚げ場のスロープで羽を休める姿も
ご紹介できるかも知れません。

お楽しみに♪

🌸 🌸 🌸 🌸 🌸

さて、町でハクチョウを見つけた日の2日後のこと、

小春日和に気をよくして水尻川をさかのぼると、

季節外れの桜が、まだ咲き残っていました。


こんな風に⇑ 咲いていたのが11月17日のこと。

この時と比べたら、その数こそすっかり少なくなってはいますが、

もう1カ月も咲き続けていることになります。

春の桜が、気温の上昇と共に、あれよという間に終わってしまうのに比べたら、
なんとも”息が長い”こと。 ”寒さ”のお陰ですね。

🍂 🍂 🍂 🍂 🍂

美しい紅葉を魅せてくれた水尻川の支流”正鵠渓流”。

すっかり冬枯れて、少し寂しい。

色付いた葉がなくなり、姿を現した渓流を改めてよくよく眺めてみれば、

板状の岩が立ち上がっています。  ここは 岩がズレて出来た隙間?

そこに水が流れているように見えます。

荒々しい岩の形を見ると、気仙沼市唐桑の”巨釜半造”。

魚竜やアンモナイトの化石が見つかった町内歌津地区の岩盤、と同じ

ここもペルム紀から現存する

"南部北上帯"の一部なのだというのが判る気がします。


今は長閑な里山も、2億6千万年前から地球上に存在した「南部北上帯」の一部。
渓流の岩も、ダイナミックな地球活動の裏付けなのだとすれば、

もともと自然エネルギーの高い場所なのかもしれません。

実際、足を運ぶ度に癒され、足が向いてしまうこの場所は、
もう”パワースポット”。 まぁ、少なくともBluebirderにとってはwwですが。

南三陸町は、訪れる人たちを癒してくれる素敵な自然でいっぱいです。

縄文遺跡が多いのも、南三陸町。

縄文人たちも、この星空を眺めていたのでしょうか。
年の瀬スターパーティは、

と、

聖夜に、スタパ! 星に願いを♪