皆さん、こんにちは!カナです(・∞・*)
この頃は本当に寒くて、お風呂上りも薄着だと
風邪をひきそうです(・・;)
皆さんもお気を付けてくださいね!!
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
さて、今日はFacebookでもお知らせをしていた、
「TUNAMIチェロ ミニコンサート」の様子をご紹介します!
今回、演奏で使われた「チェロ」...
2011年3月に起きた東日本大震災が大きく関わっていました。
「-千の音色でつなぐ絆-」プロジェクト
だからコンサートの名前にも「TUNAMI」と、
全世界でも分かるよう、ローマ字表示で名付けられています。
なぜ「TUNAMI チェロ」と言うのか。
(当館にて、お配りしていたパンフレットより引用)
それは、被災した方々の支援の為に、
弦楽器製作者の「中澤宗幸」様が被災地で生まれ育った木材で、
ヴァイオリンを制作したのがきっかけです。
(画像 右の方が「中澤宗幸」様)
その制作した楽器の演奏を通して、
被災された方を励まし、亡くなられた方に鎮魂の祈りを捧げ、
震災でおきた事を風化させずに世代を超えて語りついでいくと同時に、
最も心にやさしい音楽として、より多くの方にクラシック音楽に
ふれて頂くことを目的としています。
ヴァイオリン制作に使う木材は「奇跡の一本松」や、
大切な思い出のつまった家屋の「床柱」や「梁」です。
暮らす人々の歴史が刻まれた木を弦楽器として蘇らせ、
世界中の千人ヴァイオリニストがリレーのように、その楽器を受け継ぎながら
千の音色を奏でその思い出を繋げていくプロジェクトです。
2012年3月11日よりリレーが始まり、
世界中の演奏家1,000人によるリレー達成を目標に活動を行っています。
2014年6月、「ヴァイオリン4挺」「ヴィオラ2挺」「チェロ1挺」が制作され、
世界中でその記憶を語り響かせています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
今回、南三陸にお越し頂いたアーティストの2人のプロフィールは...
【チェロ奏者】
マレック・シュパキエヴィッチ様
出身はポーランド生まれ。ロサンゼルス在住。
ポーランドのルブリン市にて6歳の時、チェロを始めたのがきっかけです。
その後は渡米し、ジョンズ・ホプキンズ大学ピーボディー音楽院で、
スティーヴン・ケイツ氏に師事。
その後、南カリフォルニア大学ソロートン音楽学校で、
エレノア・ショーンフェルド女史に学び、
【音楽修士号】と【音楽芸術博士号】を取得し、
数々の国際コンクールで優勝、入賞し、
ヨーロッパ各国とアメリカでソリストして活躍しています。
2008年には、アメリカ政府から
「特殊で卓越能力をもつアーティスト」として永住権を授与されました。
2011年には、「東日本大震災チャリティーコンサート」を企画し、
ロサンゼルス郡参事より、その献身的活動に対して表彰を受け、
2015年に東京で初リサイタルを開催した際には、
「生命体としての音楽を自らのメッセージと共に纏め上げていく濃密な表徴は印象的」
「自身の中に深い音楽世界を内包している稀有な音楽家」
と評価され、現在は、カリフォルニアのアズサ・パシフィック大学音楽学校で
弦楽及び室内楽のディレクターを務めています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
【ピアノ奏者】
ジアイ・シー様
上海出身。上海音楽院の予備学校を経て渡米。
イーストマン音楽学校で【音楽修士号】及び、【ピアノ・ソロの演奏家資格】を取得。
さらに、ニューヨークのマンハッタン音楽学校の【音楽技術博士号】を取得。
現在は室内楽奏者、器楽伴奏者として活躍しています。
モーストリー・モーツァルト音楽祭にて、ヴァイオリストの五嶋みどり様と共演。
その後、ニューヨーク・デビューを果たし、
以来、サンフランシスコのデイヴィス・シンフォニーホール、
ロンドンのセント・ルークス・ホール、
東京の王子ホールなど世界的にも著名なホールで、室内楽演奏会に出演しました。
ニューヨーク・デビュー時に共演した、
五嶋みどり様とは現在音楽の録音プロジェクトや、
中国民族音楽のコラボレーションなど、
多岐にわたった活動に才能を発揮し、情熱を注いでいます。
これまで南カリフォルニアのバイオラ大学及び、
ラ・シエラ大学の教師を務めるほか、
ドイツのノイベルグ・フェスティバルでも教えています。
その他にもアメリカの都市部から離れた地域にクラシック音楽を広めるための財団、
「パートナーズ・イン・パフォーマンス」の関連マスタークラスを開いたり、
また韓国や中国でも授業を行うなど後進の指導にも精力的にあたっています。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
昨日の20時からミニコンサートが開始。
会場には、時間前から多くのお客様にお越し頂き、
定刻になり、ミニコンサートが開演となりました。
演奏する曲は全部で5曲。
静かに流れる時間と、チェロとピアノの演奏に
お越し頂いたお客様もうっとり。
全曲の演奏が終わると、
お客様から「もう一度聞きたい!」のアンコールが。
マレック様とジアイ様は顔を見合わせると笑顔でもう一度応えて頂きました。
(チェロの後ろ側には「奇跡の一本松」の絵が記されています)
演奏中、目を閉じて聞き入る方や、
小さいお子様もお母さん、お父さんと一緒に演奏を聞いてました♪
最後は「サイン会」や「撮影会」なども開かれ、
制作のお話や貴重な話も、お客様にマレック様よりご説明頂き、
記念撮影も皆で行いました!!
(↓私も写真に参加させて頂いたので掲載しますl∞・*)))
マレック様、ジアイ様。
秋の長い夜、南三陸の夜がもっと素敵になりました!
素晴らしい演奏をありがとうございました!!
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
秋も深まってきましたね~!
「#ふ湯タビ宮城」のあの素敵な手ぬぐいは皆様GETしましたか?!
SNSを見ていてもたくさんの方が既に聖地巡礼...各温泉地を巡って
獲得しているみたいですよ!
当館にもぜひぜひお越し下さいませ~♪
【楽しみ方は...??】
私が先週掲載したものですが、ご参考になればと思います↓
「宮城→南三陸を巡る旅!」
寒くなってきたので露天風呂に入るときは
温度差や、足元にお気を付け下さい!
ご宿泊予約は下記のバナーから!
それでは今日はこの辺で!また来週!
初雪が降った所もあるみたいです..
いよいよ冬が来ますね(^o^)