一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
先月29日に梅雨明けした 東北南部
梅雨明けしたものと・・・という宣言っぽい発表が出たのが
午前9時半のことでした
その っぽい宣言を前に この日の早朝
Bluebirderは たまたま思い付きで観洋の近くを 散歩しておりました
朝もやを 水面に残して 志津川湾
雨上がりの朝は 気分がよかったものでww
国道45号沿道には
葉が白い マタタビ
ユウゲショウ
ドクダミ
タチアオイ
セイヨウノコギリソウ
ヘビイチゴ
満開の 栗の花
マツヨイグサ・・・
と 雨上がりの朝の植物と花々は 実に瑞々しく
活き活きとしてきれい♪
この梅雨明けを3時間後に控えた朝
ささやかな"幸運"を感じたのが
"でんでんむし"との"出会い"
"ガマズミ"と思しき実を食べていました
"出会い"といっては ちょいと大袈裟かもしませんが
まともに 大きめのカタツムリを目にしたのは
おそらく20年ぶりのこと・・・
これまた 少々大袈裟かもww
とにかく
ちっちゃくてあまり元気の無いカタツムリは 時々目にしていたものの
元気で立派なのは
やっぱりそれくらいの間 観ていなかったような気がします
まぁ そもそも雨の日は自然の中に身を置かず インドア化していましたしネ
強く印象に残っているのは まだ幼いころのこと
雨の日 ご近所の庭には
それはそれは当たり前に 何匹も カタツムリが観られたものです
それが 梅雨時であればそれはもう・・・
友達と カゴに入れて
キャベツを食べさせたりして観察
結構な勢いで食べてしまうのが 面白かったのを覚えています
それにしても ほんとに少なくなったようですね
"農地が減少し宅地化が進んで カタツムリの成育する環境が
減少していること"が 原因なのではないかとのこと
居場所を追われ 梅雨がわずか2週間というのでは
雨好きのカタツムリにとっては
とにかく難儀で気の毒なこと
猛暑の中
今頃 一体どうしていることでしょう?
~~~~~~~
さてさて 観洋の岩場で生育中のカモメ兄妹
観洋を訪れた方々から 名前を募集しておりましたが
館内従業員やスタッフの人気投票を経て
当館 阿部憲子女将による審査の結果
"お兄ちゃん"は 「るい君」
"妹"は 「モネちゃん」 に 決定いたしました
「るい君」ご応募 多賀城市 浅野様
「モネちゃん」ご応募 仙台市 中山様
「もねちゃん」ご応募 大河原町 平林様には
観洋オリジナル商品をお送りいたします
ご応募頂きました52名の皆さま 並びに観洋スタッフの皆さま
ご協力ありがとうございました
「星空を観るプランですが
もう少し増やしていただき
子どもたちにも 是非見せるチャンスが欲しいです」
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
当館にお泊りのお客様から
こうしたアンケートをお寄せいただきました
「天候などに左右されるとは思いますが
他にはない素敵なプランなので
もう少し宣伝をして
多くの人に知ってもらえると良いのかなと思いました」
「行事で参加したのですが
子どもたちも本当に感動しているようで
その姿を見たら親御さんはもっと喜ぶと思います」
「是非 観察の機会を増やしてほしいです♪」
とのこと・・・・・
本当に ありがとうございます
スターパーティ星空案内人のみなさんも
関わらせて頂いている 私 Bluebirderも
とても嬉しく光栄で 喜んでおります
今後の日程は・・・
7月31日
続いて 8月は27日に
さらに 9月も27日に予定しています
パンフレットにも記しましたが
雨天曇天の場合は 屋内で
星空案内人の方々から
"星についての楽しいお話"を お聴きいただけます
これがまた興味深い"星話"でありまして・・・
スターパーティ参加をご希望の方は
どうぞ 以上の日程でご宿泊を♪
また "もっと機会を"というご要望にお応えしまして
晴天率の高い日を見計らって
"いきなりスタパ"と称して イレギュラー開催も予定しております
こちらは 天体に興味をお持ちで
"いきなり"のタイミングでお泊りになられたお客様には
ラッキーチャンスということになりますので
どうぞ お楽しみに♪
さて 観洋の岩場で 目下営巣中のオオセグロカモメですが
11日から12日にかけて孵った2羽のヒナは
父母の加護の下 それはそれは順調に成長を続けておりまして
ご来館のお客様も スコープをのぞきこんでヒナを見つけると
おお~ッ いたいたっ!!! とか カワイイ~♪♪ などと
歓声をあげて 楽しんでいらっしゃって
観察コーナーは ホットスポット化しています
左が妹 右がお兄ちゃん(推定)
カモメ兄妹の名前は 6月26日をもって
募集を締め切り 集計と選定に入ります
6月17日 午後5時27分・・・・・
これが 観洋のカモメ親子5羽が揃った
最後の"家族写真"になってしまいました
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
先週のブログでは "追伸"で
産まれた3個の卵が孵って
3年ぶりに
ヒナが3羽誕生したことはお伝えしていました
こちらは16日の様子
3羽のヒナに寄り添って 満足気な表情
嬉しそうな"父カモメ"の姿が印象的です
そして 17日午後の様子
2時過ぎ・・・
そして 5時半ごろ
ご覧のように 確かに この時まで ヒナは3羽とも居ました
それが・・・
翌日 18日の午前中 カモメが営巣する岩場を観ていた
ティーラウンジのKさんと関係者から
「どうも1羽の姿が見当たらない」とのこと
Bluebirderも まさか と思いながら
観察コーナーに行って観てみると
ヒナの姿は 2羽のみ・・・
こちらは 当館K.Mさん提供の写真
足下に 2羽のヒナ
親鳥からは「何が何でもこの子たちは守るぞ」という"凄み"が感じられます
ティーラウンジのKさんはじめ
当館関係者の証言によれば 岩場の上空をトビが
旋回していたとのこと
ひょっとしたら そのトビにさらわれてしまったのか
それとも 水に落ちてしまったのか・・・
その後の様子を観ていると
親鳥は 2羽のヒナを岩陰に誘導し
人目さえ避けるように ことごとく"隠す"行動に出ています
ということは"上空から襲撃された"と考えるのが
自然でしょう
15日には 3羽のヒナの"名前募集"を開始していただけに
更に ショックは大きくて
3羽揃った動画を見ていると それはもう切なくなってきます
トビに獲られてしまったにしても 水に落ちたにしても
野生の生き物に 弱肉強食や自然淘汰は付きもの・・・とは言え
とても やるせないというのが 本音です
左で 父カモメにくっついているのが"兄"
右に 兄と同じ日に孵った"姉"
そして一番右 羽毛が赤茶っぽいヒナが"妹"と見立てていましたが
頭の斑点からすると
どうやら 行方不明になってしまったのは
"姉"のようです
残念ながら命名は"兄"と"妹"のみとなりますが
ヒナの名前募集は継続しますので どうぞご応募ください
とにかくは 難を逃れた2羽が無事巣立つことを祈り
見守ることにいたします
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
観洋の岩場で営巣している オオセグロカモメのツガイに
ついに 2羽のヒナが誕生しました! それも同時に♪
卵が孵ったのは 6月11日の朝のことでした
前日10日の夕方には 卵の殻が割れ
中から突くヒナのクチバシが見え隠れしているのがわかりましたから
孵化は 時間の問題という状況ではありました
それでも2羽同時に孵化したことは
一昨々年も 一昨年も 去年も ありませんでしたから
ちょっとしたサプライズな出来事でした
来館のお客様もティーラウンジ脇の大窓から見下ろしたり
スコープをのぞき込んだりして 思わず"かわいい~"と
歓声をあげていらっしゃいました
どこか 親鳥の動きにも 悦びがにじみ出ているようで
活き活きとした様子です
最初の卵が産まれたのが 5月13日
2個目が 15日
そして 3個目が17日のこと
カモメの卵が孵化するまで 大体25日と聞いていましたから
そのまま 産卵日から計算すると
孵化の予定はそれぞれ
最初の卵は 6月7日
2個目は 6月9日
3個目は 6月11日 という計算
孵ったのが3個目の卵ならば 予定通りの孵化
2個目なら 2日遅れ
1個目ならば 4日遅れということになります
さあ そこで
残る卵は 果たして最初の卵なのか2個目なのか
はたまた3個目なのか
この所 気温の低い日が続いてましたから
卵の孵化は遅れたであろうことを前提に
Blubirder の望みとしては 今回孵ったヒナの内1羽は
"ぜひとも"最初の卵からの孵化であって欲しいのです
つまり 4日遅れても当然なのだと・・・
なぜなら その方が 残る卵の孵化も大いに期待できるわけですから
逆に 孵ったのが産卵2個目と3個目だとすると
残る1個は最初の卵で
親鳥は 初めの内
1個目をあまり熱心に温めていませんでしたから
ひょっとしたら・・・ と心配です
ただ よ~く観ると まだ孵らない卵の殻にも
小さな割れが出来始めていて ヒナが内側から突いているようです
とにかくは 3年ぶりに3個とも無事孵ってほしいと願う気持ちに
思わず力が籠もります・・・
かえってこぉおいよぉ~ かえってこいよぉ~
孵って来ぉおい よぉ~!!! (失笑;)
~~~~~~~
追伸
・・・などと 下手なダジャレ演歌も功を奏して(?)か
今回ブログ更新の本日 13日朝
心配された3個目の卵が 無事孵り 3羽目のヒナが誕生しました
右側に 今朝孵った"卵の殻"が ありますね
巣の中 左にうずくまっているのが 孵ったばかりのヒナです
ひとえに 皆さまのご支援のお陰です カモメ夫妻に成り代わって
感謝申し上げます♪ ありがとうございます。
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
先週予告していました スターパーティ
前日 急遽 追加開催されたスタパでは
薄雲が広がりこそしましたが なんとか星々は観望できました
そして翌日・・・ 雨があがり 夕方には青空が見え始め
2夜連続の観望に期待が膨らんだ南三陸町の空でしたが
一転にわかに掻き曇ったかと思うと
なんと 雷鳴が轟き出し やがて雨となってしまいました
雲間を走る稲妻は 実に凄まじい
2時間以上にわたって 東の水平線上は
時折 閃光を放ちながら稲妻が走り
稲光は 一瞬 辺りを真昼のような明るさに!
大気中を走る強い光の束として観測される こうした放電は
1回に数万 - 数十万A 電圧は1 - 10億V
電力換算で平均約900GW(=100W電球90億個分相当)に及ぶ放電量
時間にして1/1000秒程度でしかありませんが
エネルギーに換算するとおよそ900MJに及び
仮に 無駄なくこの電力量をすべてためることができれば
家庭用省電力エアコン(消費電力1kW)を 24時間連続で使い続けた場合
10日間強 使用できるそうです
とにかくこんな天気では とても星空観察どころではありませんから
この日のスタパは
館内で「星についての楽しいお話」に変更
別室で お客様にお集まりいただき
星空案内人 3名が講演くださいました
星座盤の見方から 星雲 星団について・・・ (写真:佐藤講師)
太陽系から銀河系 拡大を続ける宇宙空間・・・ (和田講師)
地球を回る 国際宇宙ステーションの高度や 月までの距離(永井講師)など
わかりやすく 興味深いお話を頂き お客様にも満足して頂けました
ありがとうございます
~~~~~~~~~~
翌朝・・ 午前3時過ぎ・・・
東の水平線上には 木星 火星 金星が 並んだならんだ!
写真は 星空案内人のお1人 永井講師撮影
自分の目で観てみたかったBluebirderも 5日未明 コンデジで撮ってみました
マジックアワーに昇る金星 水平線際では 真っ赤に観えていました♪
そして 右上に 火星と木星
この時期 観洋で早起きして東の空に目をやると
こんなに美しい夜明けが 楽しめます
日の出も美しく・・・(永井講師3日撮影)
ところで 余談ではありますが
スタパ「星のお話」も終わり 会場を撤収後 事務所に向かうと・・・
「稲妻観望も よかったんじゃないの?」と
当館関係者2名に相次いで話しかけられ
「嗚呼 それでもよかったのかなぁ」と思った次第ではありますwww
~~~~~~~~~~
さて 観洋の岩場で営巣中のオオセグロカモメ(6/4の様子です)
産卵日からすると 最初のヒナが孵るのは7日か9日か それとも・・・
いずれにしても 孵化迄 秒読み段階なのですが
この日 カモメのカップルと共に
なぜか ハート形に群れを成し集まったウミネコたち・・・
2羽は 彼らを追い払いもせず なんとなく不思議な雰囲気でしたが
果たして これが孵化の兆しなのかどうか
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
毎月 観洋屋上で開催中のスターパーティ
通称 スタパ
もう ご参加いただけましたでしょうか こちらは5月8日の様子・・・
何せ 月一回ですから
まだですよ という方の方が圧倒的に多いのだとは思います
スターパーティの会場 観洋屋上は その名を"汐風の空"
環境省からも "美しい星空が望める場"として認められていて
これまで50回を超えるスターパーティの中で 大勢の方から
観洋の星空をお楽しみ頂いています
そんなスタパに最新鋭の望遠鏡がお目見えしたのが49回のこと
その後 記念の50回から51回
そして24日に開催したイレギュラーのスタパでも
その力を発揮しています
こちらがその 最新鋭望遠鏡 "ユニステラ"
写真右側の望遠鏡がそれで 左側のモニターに天体の映像を映し出します
星空案内人のお1人 佐藤さんのご厚意のもと
当館のスタパで 活用頂いております
最大の特徴は 長時間露光することによって
肉眼では確認し辛い "天体の色"を蓄積
遥か彼方の銀河や星団の美しい色を
再現して 魅せてくれます
5月24日のスタパで 佐藤さんがユニステラで捉えた
銀河と星団の数々です
M60(おとめ座の楕円銀河)とNGC4647(おとめ座の渦巻銀河)
山形県の板垣公一さんが
今年4月に発見した超新星(右上NGC4647の左)が写っています
矢印の先に 超新星が!!! (拡大しました)
M13(ヘルクレス座の球状星団)
北天で最大の球状星団で全天で最も美しい星団と言われています
M57(こと座の惑星状星雲)
リング状に見えることで有名な惑星状星団で
寿命を迎えた星が放出した外層のガスが
残った中心の星からの紫外線を受けて蛍光灯のように光っています
M51(りょうけん座の渦巻銀河)
大小2つの銀河がつながっているので
"子持ち銀河"とも呼ばれています
M101(おおぐま座の渦巻銀河)
渦巻銀河の中でも
真上から非常に美しい渦の広がりを見ることができます。
回転花火銀河や風車銀河とも呼ばれて 親しまれています
いかがですか?
まさに観たことも無い星の世界に誘ってくれる最新鋭の望遠鏡
ユニステラ
次回スタパは 6月2日 主に 初夏の星座と月を楽しみます
美しくも謎に満ちた星の世界 どうぞ心行くまでお楽しみください
参加は無料
是非町内の方も 遠慮なくご参加ください
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
観洋眼下の岩場では
毎年 オオセグロカモメが営巣します
今年は・・・と様子をうかがっていたところ
どうも巣を温めるのに積極的ではありませんでしたから
産卵に あまり期待はしていませんでした
それでも 13日朝には
親鳥がしっかり巣に入っていましたから
「感心 感心」と 思ってはいたのですが
まさか 既に産んでしまっていたとは・・・
巣の中に卵があるのに気付いたのは この日夕方のこと
ツガイのメスが小雨の中 巣で立ち上がっていたので
双眼鏡で巣を覗いてみると
( ,,`・ω・´)ンンン? 中に何かある・・・
何せ 雨雲が広がり 霧でぼんやりしていて
辺りはあまり明るくありませんでしたから
小さな双眼鏡では 識別が出来ない
そこで スコープで覗いてみたところ
たっ 卵が 1個!!! あるではありませんかぁ~!
完全に意表を突かれました
11日には まだ巣の中は空でしたから
産まれたのは 12日かこの日13日未明のこと
去年は12日の正午前に1個目を確認していましたから
大体去年と同じタイミングということになります
それにしても ですよ
こうして 巣から立ち上がっている時間が長い!
長すぎる! のです
その後 巣を離れると
岩場に帰ってきたオスに 餌をねだっていたので(メス:餌欲しいのポーズ)
きっとお腹を空かせて パートナーの帰還を待ち切れずに
立ち上がってしまっていたのでしょう
餌を貰って食べた後 メスは巣に戻りましたが
巣で立ち上がってから この間30~40分
こんなにも 卵から離れる時間が長くて
果たして無事に孵るものなのでしょうか?
心配しながら 眺めていました
ところが そんな心配もよそに
メスは何分もたたない内に立ち上がって またまた巣の外へ・・・?
えっ? 今度は何? どうした?! と思いつつ見ていると・・・
「次は あなたの番よ」と 伝えたかどうかはわかりませんが
卵の温め役 交代を要請したようで
オスが 替わって・・・
巣に入りました
こんな状態で
果たして1個目の卵の孵化や いかに?!
頑張れ 1個目!!
~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~
追伸
翌14日夕方には
オスがしっかり巣に入って 卵を温めていました
メスも仲良く寄り添って・・・微笑ましい♪
が 夜10時前には 巣から離れてしまった2羽を目撃
ホントに大丈夫ぅ~?
と思いきや 15日午後2時ごろには
なんと 2個目が産まれてました
今度は人が変わったように いえ 鳥が変わったようにww
オスがせっせと巣材を運んで来ては
巣の中のメスがそれを まめに敷き詰めたり
とにかく 熱心に卵を温め始めています
どうも お騒がせタイプと思しき今年のツガイ
頼むよぉ お二人さん いや お二羽さん
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
去年11月~12月あたりから 早々と
営巣のため観洋眼下の岩礁で場所取りをしていた オオセグロカモメのツガイ
来春は 自分たちが ここで卵を産み
ヒナを育てるのだと言わんばかりに繁殖に満々の意欲を見せていた2羽でしたが
ここにきて 産卵するのかしないのか
今ひとつ釈然としないのが 気になるところです
というのも こんな風に 巣を温めていたかと思うと
長続きせずに すぐ巣から出てしまう
かと思うと 今度は飛び立って 近くを旋回して岩場に戻ってきたり
巣外の場所でうずくまっていたり
なぜか 巣に入っている時間が短くて 落ち着かない様子
先月(4月)25日には このようにメイティングシーンが見られましたが
果たして これが本交尾なのか疑交尾なのか 推測の域を出ません
まぁ 疑交尾だとしても"求愛行動"のひとつですから
ツガイであることと 二羽の親密さは確認できたのですが
ならば 期待の産卵は? 孵化は? どうなの? と
このところの行動を見ていると つい気が揉めてしまっています
去年のカップルの場合 ちょうど今頃 一方が巣材を運んで来ると
巣に入ったもう一方が 真ん中に窪みが出来るように
上手に周りに積み重ねては熱心に温めていました
それに比べると
何となく 巣のつくりが"雑"なようにも見えて
その上 大して巣に入ってもいないようですから
果たして この状態で卵を産み
温められるものなのかどうかわからない という印象です
とにかくは これから去年同様卵が生まれ 無事に孵ることを願うばかり
ちなみに 去年は 5月8日には親が巣を温め続けていましたし
翌日にはオスが巣をキープしつつメスが餌を運ぶ様子も見られ
12日には1個目の卵を確認することが出来ました(上の写真は去年のツガイ)
仕事の合い間に カモメの動きを目にしているティーラウンジ担当のKさん曰く
「GW中に温泉に入りに来られるお客様の多さに面食らって
落ち着いて巣に入っていられないんじゃないですかぁ」・・・
そう 巣のある岩場は二階大浴場の目の前にあって
コロナ禍でひと頃までお客様が比較的少なかったわけですから
その可能性もありです
だとすれば ただ単に 今年は産卵が"遅れている"だけ?
・・・であってほしいものです
今年はBluebirderも 二羽の営巣環境に負荷をかけないよう
極力2階露天風呂からの撮影は避けて
ティーラウンジ脇からガラス越しにシュートしつつ
産まれ来る卵 全てが無事孵化するよう配慮することにいたします
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
さて 5月に入りましたね
8日のスターパーティーは
春の星座 おとめ座観望も テーマのひとつ
左手先には 純白の星 スピカが輝く 豊穣の女神
12星座はギリシャ神話が元になっているそうな・・・
では おとめ座にまつわる神話とは・・・
豊穣の女神デーメテールと神々の王ゼウスとの間に
ペルセポネーという それはそれは美しい娘がおりました
ある日 ペルセポネーが花摘みをしていると・・・
急に地面が割れて 冥界の王ハデスが現れ
美しいペルセポネーを 冥界に連れ去ってしまったからさあ大変
大切な娘がさらわれたと知った 母デーメテールは深い悲しみの余り
女神としての役目をすべて放棄 洞穴に閉じこもってしまうのです
すると・・・地上では草木は枯れ 作物は採れなくなり
人間も動物も命を失って 3分の1に減少してしまう事態に
困った神々たちは 冥界王ハデスにペルセポネーを返すように命令
なんとか ペルセポネーが 地上に帰ると
母 デーメテールは大喜び
すると 草木は芽を出し 作物も実るようになったのです
ところが…
実は ペルセポネはハデスから渡された冥界のザクロの実を
4粒食べてしまっていたのです
冥界の物を食べた者は 冥界で過ごさねばなりません
それでも母デーメテールはゼウスに
ペルセポネが地上で過ごせるように懇願
そこでゼウスは 1年を4つに分けて
4分の1の3か月を冥界で過ごすように決めました
それ以来 愛しの娘ペルセポネがいない3か月
悲しみに暮れるデーメテールは洞穴にこもるようになり
それが作物の育たない"冬"に
娘が戻ってくると デーメテールが洞穴から出て
草木が芽吹く春になったというお話
このデーメテールが娘を想い心配している姿が
乙女座なのだと言われています
豊穣の女神の洞穴籠りで"冬"が生まれ
娘が戻れば女神の喜びで"春"になる
おとめ座は 母が娘を想う姿であり
四季の起源なのだ・・・
そんなギリシャ神話を知ることでまた
星空を望む楽しみも増すというもの
今月8日のスターパーティ ご一緒に楽しみましょう
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
この16日の ホテル観洋玄関前の桜
・・・の1週間後 ごらんのように
葉~桜ぁ~ になってしまいました
それでも 葉はまだ少ないので
紅い小さな花が付いているようにも見えます
樹の下には 桜吹雪の"吹き溜まり"
桜色が やさしくきれいです
観洋玄関前の桜が終わり 季節はゆっくりと初夏へ・・・
5月に入ると 8日には 51回目のスターパーティが開かれます
今回のテーマは "春の大曲線"と "春の大三角"
そして "月面X"
特に"月面X"は この日 観望に好条件
月面にくっきり浮かぶ X字が見られそうで楽しみです
"春の大三角"は "しし座"の尾にある"デネボラ"
"おとめ座"左手先の"スピカ"
そして "うしかい座"太ももの"アークトゥルス"を結んだ
三角形
一方 "春の大曲線"は
"おおぐま座"の尻尾先から うしかい座の"アークトゥルス"
"おとめ座"の"スピカ"を結ぶ 壮大な円弧を描く曲線です
この図には記されていませんが
スピカの先に曲線を延ばすと "からす座"があります
「春の大三角」は ちょうどこの「春の大曲線」の円弧の中心あたり
春の星座を探す時の 恰好の目印にもなります
予備校のCMではありませんが 観洋スターパーティでは
"充実の講師陣"が わかやすく星空をご案内します
何といっても
観洋のスタパの良さは こんな風に "浴衣姿で星空を楽しめる"ところ
この 気軽さが いぃ~ のです
ゆかた で スタパ♪ ゆかた・・・スタパ・・・
"ゆかた"で "スタパ"
どこか 韻を踏んでいて これもいい♪
ちなみにこちらの写真は "ゆたか"さん ご提供ですww
ご宿泊の皆さまはもちろん
町内で 興味をお持ちの皆さまも
どうぞ ご参加ください
会場は 南三陸ホテル観洋 屋上 "汐風の空"
5月8日 午後7時 スタートです