もう、100羽超えてますよ。
11月に入ったというのに、
その姿を確認にも行ってなかったコクガンのことです。
この16日に出かけた、南三陸海のビジターセンタースタッフが
教えてくました。
国の天然記念物にして、絶滅危惧種であることは
かねてからご紹介済み。
志津川湾では、国内で越冬する総数のおよそ5分の1にあたる
400羽が冬を過ごしていきます。
この16日には、100羽ほど。14・15日には130羽台を
ビジターセンターでは確認しています。
聞けば、去年の今頃は、40羽くらいしかいなかったのに、
この4日には、すでに100羽越え。
そもそも今季初の確認は、去年より8日早かったそうで、
コクガン飛来の時期が早まっています。
これは、ひょっとしたら厳冬も早まるということ?!!
彼らの飛来時期の早さが意味するところは
図りかねますが、そんな”人間様”の心配などよそに、
少し西に傾いた陽を浴びて、スイスイと泳ぎ回りながら
アマモを食べている、コクガンたちでありました。
そうそう、観洋に戻る途中、車の進行方向をひらひらと身軽そうに舞う鳥を発見。
おっ! チョウゲンボウ と思って撮影、館内にも得意げに掲示したのですが、
改めて図鑑を確認すると、ハイタカ♀ と推定されました。
知っている方が掲示写真を見て行かれたら、「違うよなぁ」と思われたことと思います。
お詫びして、訂正いたします。
そう言えば、チョウゲンボウはもっと目がクリっと大きく可愛らしい顔をしていたのを、
今更ながら思い出した次第です(失笑)。かなり以前に撮った写真で恐縮ですが、
こちらが、チョウゲンボウ。メスの幼鳥と思われます。
可愛い顔 してるでしょ? 雲間から柔らかな陽を浴びて・・・
同じハヤブサの仲間ではありますが、明らかにハイタカとは違います。
さて、
色付く樹々の葉が眼に鮮やか♪
チャリで遠乗りしては、紅葉が今一つと嘆いていたBluebiederでしたが、
”燈台下暗し”とはこのことで、意外と綺麗だったのが
観洋から徒歩15分の”海の見える命の森”だったのです。
紅葉越しに、志津川港・・・。 雑木林は、色 華やか♪
志津川湾を望む小高い丘の上に色付く樹々は
早くも冬へと移ろうのかという季節の中、
ようやく”秋"という"アクセント”を付けてくれた、
そんな気がした、Bluebiederでございます。
千葉からお越しのい客様も、「やっと紅葉が観られた。この旅を友達に自慢できる」、と
うれしそうに、しきりにスマホカメラのシャッターを切っていらっしゃいました。
もっとも、田束山に紅葉を探しに出かけてから1週間・・・。
急に気温が下がりましたから、変化があって当たり前でしょう。
観洋から見える景色も、ここに来て、
ようやく”秋っぽい”感じになってきています。
荒島も、鮮やかな”部分染め”。
更に、秋の風情を深めているのが、
町内入谷の”正鵠渓流(せいこくけいりゅう)”。
清流は、すっかり秋色に。
たまたま、休憩時間にチャリを走らせたら
この景色♪
少し得した気分になりました。
しばし佇んで”秋の気”を頂いたあとの、帰り道・・・、
えっ?、さ、桜?!! なんと!!民家の庭先に、桜が咲いているではありませんか。
急な寒さのあとの 暖かさ。
桜も つい春かと思い、咲いてしまったのでしょうね。
秋も無く 冬になりしと思いきや
温む気温に 紅葉(もみじ)鮮やか まさかの桜 (字余りww)
さあ、今度のスターパーティは・・・