5年ぶり

前回が、令和元年のこと。

コロナ禍の中断から、5年。 この22日、

第40回の クリスマスカラオケ大会。

前回を上回る67組の応募があり、抽選ににより24組がエントリー。

出場者、観覧者の期待感が高まる中、

まずは 菅原まさたかさんが前回優勝曲”津軽じょんがら”を熱唱。

雰囲気を盛り上げたあと、大会の火蓋は切って落とされました。

受賞歴のある方も多く、

今回は、

これまで以上に

ハイレベル。

審査の採点は、

僅差の争いに。

集計の結果、準優勝は 岩手県滝沢市から参戦の

小川原 潤さん。

実力派の歌唱で、審査員を唸らせました。


そして栄えある優勝は、前回高校生で準優勝の 葛岡 有(ある)さんでした。

葛岡さんはもともと東松島市のご出身。

今は、東京で舞台で活躍する女優さん。

彼女がステージに立つと、”空気”が変わります。

”オーラ”なのでしょうか。

想いはそのまま歌声になり、のびやかでしなやか歌声は

聞く者の心の琴線に触れ、穏やかに、しかし熱くやさしく心を揺り動かします。

女優としての今後の活躍も、楽しみです。

ちなみに、YouTubeで彼女の名前を検索すると、弾き語りが聞けますよ。

🎤 ☆ 🎤 ☆ 🎤 ☆ 🎤 ☆ 🎤 ☆

そして、何とこの日、観洋では スターパーティも開かれました。

ただ、残念なことに、天気は雪でしたから、

5階ロビーで ”星のお話”をお楽しみいただきました。

この日は、星空案内人の、遠藤さん、佐藤さん、和田さんが担当。

今見える星や星座、惑星のこと、太陽系のこと、

138億光年の宇宙の果てまでの旅・・・

天体・天文好きのお客様ばかりの様子で、

熱心に聞き入っていらっしゃいました。

実は、屋上では一時的に木星が観えた時間帯もあって、
星のお話も含め、40名以上のお客様からご参加頂きました。

ありがとうございます。

今度のスタパは、

聖夜に、明るく輝く星々を望みます♪

えっ?ハクチョウ

はぐれたのでしょうか?  見出しのはくちょう座は季節外れの画像ではありますが、

先日、休憩時間にチャリを走らせると

観洋からほど近い 水尻川で、ポツンと1羽の”ハクチョウ”を見つけました。

お隣の町、登米市にはマガンやハクチョウが大挙飛来し越冬する
ラムサール条約登録湿地「伊豆沼」があって、

日中には、周辺のかなり広い範囲の田んぼのそこかしこで
採餌している”ハクチョウ”は よく見かけるのですが、
南三陸町内の、それも水尻川で観たのは初めて。

珍しさに、Bluebirder同様
傍を散歩するご夫婦もスマホで撮影していました。

恐らくは、北からの渡りの群れから はぐれてしまったのでしょう。

見た目も、どこか”しょんぼり”した様子で、  何せ 元気がありません。心細そう

北風の冷たかったこの日、首を背中に巻き込んで おやすみしてしまいました。

次の日は もう居りませんでしたから、伊豆沼へ向かったのだと思われます。

🦢 🦢 🦢 🦢 🦢


一方こちらは、伊豆沼と同じくラムサール条約登録湿地、

観洋から望む”志津川湾”で越冬中の”コクガン”。

海のビジターセンターによれば、その飛来数は

6日210羽! 7日270羽! 8日250羽! 11日207羽! 12日290羽!
14日330羽! と、この所急上昇中!

14日に訪ねて嬉しかったのが、いつもの港に 7羽が居てくれたこと。

や~っとのことで、割と近くで その姿を捉えられました。

この港、コクガンたちにとって好都合なのは、

餌にしている”アマモ”が千切れて 打ち寄せられてくることなのです。

彼らは”潜水”が出来ませんから、水中に首を突っ込んで
届く範囲のアマモしか 食べられません。苦労してます。

それでもって、勢い、た易く潜水してアマモを採って来るオオバンから
横取りする”労働寄生”という”暴挙(w?)”に出てしてしまっているのです。

上の写真をご覧ください。
千切れたアマモが 水面下に漂っているのがお分かりいただけますね。

これなら、楽に食べられます。
この分なら、ひょっとすると、また船揚げ場のスロープで羽を休める姿も
ご紹介できるかも知れません。

お楽しみに♪

🌸 🌸 🌸 🌸 🌸

さて、町でハクチョウを見つけた日の2日後のこと、

小春日和に気をよくして水尻川をさかのぼると、

季節外れの桜が、まだ咲き残っていました。


こんな風に⇑ 咲いていたのが11月17日のこと。

この時と比べたら、その数こそすっかり少なくなってはいますが、

もう1カ月も咲き続けていることになります。

春の桜が、気温の上昇と共に、あれよという間に終わってしまうのに比べたら、
なんとも”息が長い”こと。 ”寒さ”のお陰ですね。

🍂 🍂 🍂 🍂 🍂

美しい紅葉を魅せてくれた水尻川の支流”正鵠渓流”。

すっかり冬枯れて、少し寂しい。

色付いた葉がなくなり、姿を現した渓流を改めてよくよく眺めてみれば、

板状の岩が立ち上がっています。  ここは 岩がズレて出来た隙間?

そこに水が流れているように見えます。

荒々しい岩の形を見ると、気仙沼市唐桑の”巨釜半造”。

魚竜やアンモナイトの化石が見つかった町内歌津地区の岩盤、と同じ

ここもペルム紀から現存する

"南部北上帯"の一部なのだというのが判る気がします。


今は長閑な里山も、2億6千万年前から地球上に存在した「南部北上帯」の一部。
渓流の岩も、ダイナミックな地球活動の裏付けなのだとすれば、

もともと自然エネルギーの高い場所なのかもしれません。

実際、足を運ぶ度に癒され、足が向いてしまうこの場所は、
もう”パワースポット”。 まぁ、少なくともBluebirderにとってはwwですが。

南三陸町は、訪れる人たちを癒してくれる素敵な自然でいっぱいです。

縄文遺跡が多いのも、南三陸町。

縄文人たちも、この星空を眺めていたのでしょうか。
年の瀬スターパーティは、

と、

聖夜に、スタパ! 星に願いを♪

再びの美景・フクロウ・土星食

前回、ご紹介しました”気嵐”。

志津川湾を覆ったのが11月25日朝のこと。

その1週間後、12月2日朝。

再びの”気嵐”です。

湾内を覆いつくした25日ほどの勢いはありませんでしたが、

やはり この景色、なんとも言えない”趣き”があります。

しばらくその場で佇んで、眺め入ってしまいます。

自然の営み、季節の移ろいが生み出す美しい光景と出会うと、

心癒され、また、すこし大袈裟かもしれませんが、

生きているっていう”命の歓び”を実感します。

”気嵐”に限らず、大自然の織りなす美観には

神々しさを感じるBluebirderでございます。

 

ところで、この気嵐の3日前、

観洋前の黒崎の森で”フクロウ”に出会いました。

風の強い日で、遠巻きの朽ちた立木にヒラリととまった一羽。「何だろう?」

とにかくファインダーを覗くと、ん?フクロウっぽい。

慌ててシャッターを切りましたが、

なかなか焦点が合わない。ブレる。嗚呼・・

嘆きながらも奇跡的に1枚、その姿を捉えることが出来ました。

フクロウは留鳥ですから、この森に棲み着いているものと思われます。

が、なにせ夜行性ですから”出会いなど まず滅多にありません。

夏場の深夜には”ホホゥ・・・ホホゥ・・・”という声は聴いていて
”いつか捉えたい”と思っておりましたから、やったー! といったところww。

撮れたのが 11月29日、”いいフク(ロウ)”の日だったのは奇遇なことですw。

海に森に、観洋周辺は、今日も深い自然の豊かさに包まれています。

 

さて、9日はスターパーティ。よく 晴れました♪

今年最大の天体ショーは 17年ぶりの”土星食”。

午後6時27分、

土星が

月の陰の部分に

隠れはじめました。

そして、

午後7時、

今度は

煌々と輝く

月面の向こうから

姿が現れました。

今回は、たまたま当館を訪れた
福岡から修学旅行の高校生の皆さんも木星食を観望。

今回の土星食は、福岡では起こりませんでしたから
ラッキーでしたね。

土星の環を望遠鏡でご覧になっては、
「初めて自分の眼で観た!」と喜ぶお客様。

よく晴れてきれいな星空に「ほんと、よかった」と満足されている
お客様もいらっしゃって、
コーディネーター、星空案内人はじめ私どもスタッフも光栄の極みです。

のべ180名のお客様から、お楽しみ頂けました。
ありがとうございます。

次回のスタパは、

更に!! 特別開催としまして、クリスマス当夜にも♪!

otanoshimini!!

初冬 志津川湾に”気嵐”

先月28日朝、観洋の眼前に広がる志津川湾には、幻想的な”気嵐(けあらし)”。

朝陽が昇り、陽の光を浴びた海面から 霧が立ち上りました。

霧は徐々に濃くなり、次第にその表情を変えて

雲海のように、目の前に広がります。

寒くなると、冷やされた陸地の寒気が海や川に流れ込み、

海面から上がる水蒸気を冷やすと、水蒸気自体が白い湯気のように立ち昇ります。

海と陸の極端な温度差によって

”気嵐(けあらし)”は 発生します。

”気嵐”は、「蒸気霧」とも呼ばれています。

この朝の光景の美しさには、つい時間を忘れてシャッターを重ねてしまいました。

幻想的で魅力的なこの景色は、

よく晴れて風が弱い時に発生します。

寒い日にお風呂に入る際、

蓋を開けると、

湯船から一面に湯気が立ち広がるのと同じ現象です。

志津川湾の雰囲気を一変させる”気嵐”の情景は、まさに圧巻♪

寒さの厳しい冬を迎えるこの時期、

その到来を知らせる風物詩として現れ、私たちの眼を楽しませてくれます。

この日は、私ども観洋従業員の健診日で、

たまたま早起きしていたお陰で出会えた”気嵐”でしたから、とにかく幸運でした。


前半のシーンは、AM6:30前後に寮の窓から、

後半は、AM7:00過ぎ、準備も整わず未だ誰も居ない

健診会場の窓から撮らせて頂きましたww。

ただ!!健診待ちの行列の先頭で”カメラ”を手にしているのって、
いかがなものでしょう?Bluebirderさん!!!

はい、つい夢中になってしまい、気にも留めていませんでした。
美しい”気嵐”の光景に免じて、どうか ご勘弁くださいませ(失笑ww)。

~~~ ~~ ~

さて、先月30日のスターパーティは、141回目。

朝、日中、夕方前と 雨が通って ちょっと心配しましたが、
幸い、開催の時分にはよく晴れてくれました。

午後6時4分30秒から2分間の ISS 国際宇宙ステーション。

「おお、観えた見えた!」「わぁ~」

観洋屋上には、100名以上のお客さまが集まり

ISSが太陽の光を反射して輝きながら飛行する様子を楽しみました。

その後は 木星、

土星、

すばる、

オリオン大星雲を望遠鏡で観望。

「ほんと、いいもの見せてもらいました」「ソムリエさんの話が分かり易くて楽しかった」

ぐっと冷え込んだ夜でしたが、

気が付けば、230名を超えるお客様。
夫々に美しい星空を見上げ、思い思いにお楽しみ頂けたようで、
皆さんの笑顔がとても印象的な スターパーティでした。

~ ~~ ~~~

さてさて、観洋から一望できる志津川湾で越冬中のコクガン。

なんと、先月29日には 304羽を確認しています。

寒気の訪れとともに、

いよいよ渡りのペースが早まってきたようです。

南三陸海のビジターセンターでは、毎朝8時半から9時まで

観察を続けていて、27日には270羽、

28日には274羽確認していました。

冬も、いよいよ本番です。

 

さあ、今度のスターパーティは♪

そして、

さらに、今年のフィナーレを飾って、 "クリスマス”にも開催いたします♪


まるで”聖夜”を祝うように、東の空には 明るい星が大集合♪

クリスマスの夜を、ロマンいっぱいに輝く星々のもと
スターパーティで Merry Christmas ♪♪

秋色 束の間

小さいころから 好きな情景

青空に柿色

この時期はいつも このコントラストの鮮やかさに 思わず足を止め見入ってしまう
Bluebirderでございます
他人がそんな姿を見たら「柿が食いたくて取りたいんだ」と勘違いするかもw
確かに 柿は好きですが それは違いますww


スキっと青天の広がったこの日 先日会えた思いがけない”秋色”の美しさに気を好くして

また 秋の風情に浸ろうと 町内入谷(いりや)へ・・・


小春日和に誘われ 水尻川の支流を遡ります


コメントは 必要ありませんね

とにかく

きれいです

いつもの年より遅れて 南三陸を訪れた”秋色”

正鵠の森(せいこくのもり)   ”正鵠渓流”のせせらぎや輝きとも相まって
そこは心地よいヒーリングエリア

遠くへ出かけなくても

こんなにも”秋色”のきれいな 心癒される場所が

こんな近くにありました  観洋からは 車で15分ほど

ただそれは束の間  小春日和のこの21日を境に

鮮やかな樹々の葉の色は

潮が引くように 褪せてきていて

だんだんと 全体的にブラウンへ・・・

今しばらく もう少し楽しみたいのに そう思うと どこか 寂しい気もしますが
暦の上では もうとっくに冬なのです

気温の急な変化で春かと勘違いして咲いた桜 この前のブログでご紹介しましたが

この日 見てみると その花数を増やしてました
きっと花はまだ少しの間は持つんでしょうね 気温下がってるから

 

さて そんな気温の低下と共に北から訪れ 志津川湾で越冬に入ったコクガンたち

この23日 南三陸海のビジターセンターでは

147羽を確認しています

2つ前の冬までは 午後でも居てくれた小さな港に行っても

前の冬の終わりごろからは 同じ時間帯では姿が見えなくなってきています

震災前は もともと 海上の養殖の浮きのある辺りが

居場所で 餌場で 塒(ねぐら)だったと聞きます

それが 3.11の津波で 養殖の浮きがすべて流され
しばらくは 小さな港を 餌場にしていたようです

が それはあくまで一時的なことでしかなく

本来の”居場所”に ”帰還”が始まったのかも

ということは、コクガンたちにとって

志津川湾の環境が 震災前の状態に戻ってきている?
そういうことなのかも知れません  あくまでBluebirderの勝手な憶測ですがww

彼らの姿を間近で”撮れない”もどかしさはありますが
むしろそれは志津川湾の環境指標としては 好ましい”成り行き”なのかも知れません

それでも 朝の時間帯には 岸壁近くでも観られるって聞きましたから
興味のある方は ぜひ”朝”に 会いに行ってみてください

~~~ ~~~ ~~~

今度のスタパは

もう100羽超え

もう、100羽超えてますよ。

11月に入ったというのに、
その姿を確認にも行ってなかったコクガンのことです。

この16日に出かけた、南三陸海のビジターセンタースタッフが
教えてくました。

国の天然記念物にして、絶滅危惧種であることは
かねてからご紹介済み。


志津川湾では、国内で越冬する総数のおよそ5分の1にあたる
400羽が冬を過ごしていきます。

この16日には、100羽ほど。14・15日には130羽台を
ビジターセンターでは確認しています。

聞けば、去年の今頃は、40羽くらいしかいなかったのに、
この4日には、すでに100羽越え。

そもそも今季初の確認は、去年より8日早かったそうで、
コクガン飛来の時期が早まっています。

これは、ひょっとしたら厳冬も早まるということ?!!

彼らの飛来時期の早さが意味するところは
図りかねますが、そんな”人間様”の心配などよそに、

少し西に傾いた陽を浴びて、スイスイと泳ぎ回りながら

アマモを食べている、コクガンたちでありました。

そうそう、観洋に戻る途中、車の進行方向をひらひらと身軽そうに舞う鳥を発見。

おっ! チョウゲンボウ と思って撮影、館内にも得意げに掲示したのですが、
改めて図鑑を確認すると、ハイタカ♀ と推定されました。
知っている方が掲示写真を見て行かれたら、「違うよなぁ」と思われたことと思います。
お詫びして、訂正いたします。

そう言えば、チョウゲンボウはもっと目がクリっと大きく可愛らしい顔をしていたのを、
今更ながら思い出した次第です(失笑)。かなり以前に撮った写真で恐縮ですが、

こちらが、チョウゲンボウ。メスの幼鳥と思われます。
可愛い顔 してるでしょ? 雲間から柔らかな陽を浴びて・・・
同じハヤブサの仲間ではありますが、明らかにハイタカとは違います。

 

さて、

色付く樹々の葉が眼に鮮やか♪
チャリで遠乗りしては、紅葉が今一つと嘆いていたBluebiederでしたが、


”燈台下暗し”とはこのことで、意外と綺麗だったのが


観洋から徒歩15分の”海の見える命の森”だったのです。


紅葉越しに、志津川港・・・。 雑木林は、色 華やか♪


志津川湾を望む小高い丘の上に色付く樹々は


早くも冬へと移ろうのかという季節の中、
ようやく”秋"という"アクセント”を付けてくれた、
そんな気がした、Bluebiederでございます。


千葉からお越しのい客様も、「やっと紅葉が観られた。この旅を友達に自慢できる」、と


うれしそうに、しきりにスマホカメラのシャッターを切っていらっしゃいました。


もっとも、田束山に紅葉を探しに出かけてから1週間・・・。
急に気温が下がりましたから、変化があって当たり前でしょう。


観洋から見える景色も、ここに来て、
ようやく”秋っぽい”感じになってきています。
荒島も、鮮やかな”部分染め”。


更に、秋の風情を深めているのが、


町内入谷の”正鵠渓流(せいこくけいりゅう)”。


清流は、すっかり秋色に。

たまたま、休憩時間にチャリを走らせたら

この景色♪


少し得した気分になりました。


しばし佇んで”秋の気”を頂いたあとの、帰り道・・・、

えっ?、さ、桜?!! なんと!!民家の庭先に、桜が咲いているではありませんか。

急な寒さのあとの 暖かさ。

桜も つい春かと思い、咲いてしまったのでしょうね。

 

秋も無く 冬になりしと思いきや
温む気温に 紅葉(もみじ)鮮やか まさかの桜 (字余りww)

 

さあ、今度のスターパーティは・・・

 

いい催しですねぇ

いい催しですねぇ。

今回、来て良かった♪

ナイスサイト! ビューティフル♪

そんな声を頂いたのが、この9日に開かれた”スターパーティ”でした。

仙台はもちろん、神奈川、横浜、東京、カナダ パンクーバー、香港、と


海外のお客様も大勢お泊りになっていた日で、国際色も濃くなったスタパに!!

月2回の開催予定外で、予告なしの特別開催は、
仙台の天文ボランティアうちゅうせんメンバー7名の皆さんによるもの。

実は、メンバーのお1人が、当館スタパの星空案内人で

うちゅうせん代表の永井秀男さん。

観洋での”うちゅうせん例会”に合わせて、開かれました。

観洋屋上は、お客様方のわくわくのサプライズ感で溢れ、

月、木星、土星に向けられた望遠鏡にも長蛇の列。

歓声が頻発していました。

夕刻広がった雲の”不安”は、どこへやら・・・  上弦の月も煌々と。

ほぼ快晴の空に、星々はうつくしく輝いたのでした。⇑ 東に昇るオリオン座。

星空を楽しめた幸運なお客様は、200名くらいいらっしゃったかな?

ありがとうございます。

 

当館、スタパは、予定の日が雨や曇りの場合、

カバープログラム”星のお話”をご用意しております。

この5日の開催が 生憎の曇り空に・・・。見どころの細い月と金星の接近もこの通り。

お客様には、5階ロビーでお楽しみいただきました。

お話は、いずれも星空案内人で、

故郷まちづくりナインタウンの和田直彦さん。


星のソムリエ成りたて 戸内弓子さん。


小さな天文学者 佐藤吉晴さん。

集まられたお客さま方も、天文に興味がおありの方が多かったようで、

食い入るように聞き入っていらっしゃいました。

お仕舞は、スタパコーディネーター 小林 裕さん提供の
紫金山アトラス彗星や天の川銀河の額入り写真を賭けて、じゃんけん大会も。

雲が広がる直前、細い月と金星の接近をご覧になられたお客様を含め、
この日は、120名ほどのお客さまにお楽しみ頂けました。

ありがとうございます。

☆☆ 🚲 ☆ 🚲 ☆ 🚲 ☆ 🚲🚲


さて、先日、あまりに天気がいいので、
チャリにて、紅葉を探しに 田束山へ行ってきました。

今回は、町内”磯の沢”経由で。

抜けるような青空。 気持ちいい~

山頂手前。ちょっとだけ紅葉・・・

そして山頂

相変わらずの、い~い眺め♪

うっすらモヤがかかっていたのは残念でしたが、
きれいな青空とも相まって、
壮大にして雄大な眺望は 田束山ならでは。

当日は、歌津崎がよく見えていました。

ただ、肝心の紅葉はと言えば、

この程度。

はい、この程度。

まだまだ、というところ。って、もう11月なんですけど・・・。

山の神平経由の帰り道、まだ色付き浅い山々が、

西に傾く陽に、少し秋色を深めて

Bluebiederの ヒルクライムの疲れを癒してくれました。

 

海の見えるチャペルウェディング 和みの宴

本日の司会進行役は、私共 新郎と新婦が務めさせていただきます。

そんな”乗り”と”スタイル”で始まった、今月2日の”結婚を祝う会”。

福島県相馬市の八木沼 遼介さん と 地元 栗原市の 大内 智子さん。

当館、南三陸ホテル観洋の海の見えるチャペルで、

結婚式を挙げてくださいました。

7年の交際を経てご一緒に。

お付合いも長いし、挙式も披露宴もなくていいかな、とお考えだったお二人。

けれど、折角だから、親族揃っての挙式をと選んで頂けたのが観洋。

お二人とも大の釣り好きで、智子さんにとって 志津川湾は絶好の”漁場”。
ならば、美しい志津川湾の景観を望む”観洋”で式を挙げよう♪ということに。

 

ところで、遼介さんの影響で釣りを始めた智子さん。釣り歴は3年ですが、

今や、その”沼りよう”は、遼介さんを遥かに凌いでいて、

最近では、すっかり素晴らしい、いえ、”凄い”釣果を挙げていらっしゃいます。

”釣果・・・” ww  天真爛漫な智子さんは、その凄い腕前で

やさしく包容力のある素晴らしい旦那様を釣り上げることが出来ましたぁ~♪ww。

 

挙式後、宴の前には、

ロビーで 遼介さんの弟さんがお祝いのピアノ演奏。

君の名は。で使われたラッドウィンプスの曲、”スパークル”や

百恵ちゃんの”秋桜”も最高でした。

披露宴では、新郎甥の颯翔くんと柊哉くんが、

「僭越ではございますが・・・」と、大人顔負けの乾杯のあいさつと

ご発声!  ばっちり決めて♪♪

これには、ご出席の両家親族の皆さんも大感激♪

 

南三陸の海鮮と宮城の地酒をじっくり楽しんでもらおうという趣旨の祝宴は、

新郎新婦がおもてなし役。

という当のお二人も、大のお酒好きでありまして。

酔うほどに、お祝いの歌声が響き渡るほどに、

祝宴はいよいよ”和み”を増し、いつしか会場の皆さんの心はひとつに♪

温かく、暖かに、両家のご縁が結ばれた、

そんな祝宴でした。

司会には、新婦の弟さんも加わっての、ニュータイプの披露宴。

会場を担当させて頂いたBluebiederも、
皆さんの”和”の中にすっかり溶け込んでしまい、
ついそのまま楽しませていただいてしまった、
そんな祝宴でした。

皆さまには当館にお泊り頂き、
観洋での二次会も心ゆくまでお楽しみ頂けたようで、なによりです。

幸せへ お二人の船出に、

乾杯!!!

 

ご報告。

31日に、観洋屋上で開かれたスターパーティ。

星空指数100%の予報の通り、満天の星空に♪


180名のお客様から、お楽しみいただきました。

まず、夕刻には、EVスコープで 紫金山アトラス彗星。

東の空に 冬の星座、プレアデス星団 スバル。 木星も煌々と。


時間が経つと、オリオン座が昇り始め。

望遠鏡で、土星、

木星もご覧いただきました。

天の川もよく観えたこの日。 観洋”星天の神様”には、

心から 感謝です。


この日の日中、スタパ会場の屋上では、

当館マリンパルと

あさひ幼稚園の園児たちが

合同ハロウィン昼食会。

上空には、”ハロ”になる勢いの、

”上部タンジェントアーク”が出現。

当の太陽には、黒点が。 多くなってますね!

夕刻には雲が広がって、開催が危ぶまれたスタパだったのですが、
どうしてどうして・・・。

ミラクルで豊かな表情を見せてくれた、31日ハロウィンの観洋上空でありました。

チャリダーが トンネルを抜けると・・・

トンネルを抜けると、

そこは 登米市だった。

一週間ぶりのご無沙汰です、Bluebirder*Sです。

今回は、チャリにて 登米市を訪ねました。
先ずこの日は、国道398号を一路 入谷(いりや)方面へ・・・

車で走れば、大したことはなくとも、チャリにとっては
結構上り応えのある坂道が続きます。

もっとも、峠を越えるわけですから、まぁ それは当たり前のことww。

登り切ってトンネルを抜けると、

そこは 南三陸町と登米市の境界線。

渡る北上川の水面は、水鏡♪  空が映って きれい♪

青空だったら もっときれいだったでしょうね。

この後、暫く登りが続いて、 今度は一転下りに。

軽快に流していくと、「んっ?右手高台に なにやら金色の建物!!」

日頃、車で通っていて 気づきもしなかったものが、
眼に飛び込んできました。

階段を上ると・・・、そこには巨大な山門が!

ロードバイクがこの小ささですから、
山門の威容はおわかり頂けると思います。

こちら、登米市の文化財のようです。

「さて」、と まだまだ先の街に向けて走り始めようとしたところ、

道を挟んで金色の山門があった寺の反対側にも、”古刹”の表示が。

概要の文面に「坂上田村麻呂」や「芭蕉」の文字があったので、
気になって、なだらかな坂道をチャリで進んで行くと・・・

石の鳥居。

鳥居から 続く石段。

何とも言えない、趣きと風情あり。

夏場、蝉の鳴く頃に上ったら、きっと一句詠んでみたくなるような

そんな気分にさてくれる雰囲気があります。

ここが、芭蕉が通ったとされる 参道。


ひなびた風情の古刹の佇まいは、束の間 、心を いにしえの時へと誘います。

この日、登米市を目指したのは、
実は チャリの微調整をしてもらおうと、自転車店を訪ねる為でした。

が、店長さんがお休みで、目的は空振り・・・。

帰り道、刈り取りの終わった田んぼで整列した、天日干しの稲のミミズクに見送られ、

峠 近くでは、

きれいな夕焼けから”おつかれさま”と労ってもらえた、Bluebirderでありました。

 

この2日後、再び 登米を目指したBluebirderでございます。
今度は、一路 県道172号にて。

観洋からほど近い”水尻川”沿いの道路が、県道172。

南三陸町から登米市への最短ルートですが、
険しく曲がりくねった道はどうやら敬遠されているようで、車は殆ど通りません。

まぁ、結構な坂道ですから ヒルクライムのトレーニング向きの道ではあります。

この日は、良く晴れていました。

ピーク直前の 見晴らし・・・ ちらりと海も見えます。

ひとつ、余談になりますが、我が愛車、
最近、昔車輪に”負った”小さな傷が、
走りの面白さに沼って やたら乗り回すBluebirderのせいで

ついにリムに亀裂が入ってしまい、異音もして危険なので やむなく車輪を交換。

その際、少し軽いギアに交換出来たので、
ようやく坂の多い南三陸仕様になれたのでした。
それで、登りもいかばかりか 楽しくなってしまい、文字通り”悪乗り”状態ww。

余談は さて置いて、

”坂道を登り切ると、 そこは登米市だったww。 峠の青天が、澄み切ってきれい♪


下る道路脇には、小川の清流。

澄んだ水には、魚も。


更に下っていくと、今度は 川には岩がゴロゴロ。

どうやら、この辺り 岩盤がむき出しになっているようです。

以前、南三陸町内の入谷を流れる川でも⇓同じような光景をご紹介しましたね。

入谷では、”角の取れた”丸みのある岩で、
こちらは、角張った荒々しい感じの岩。

形の違いこそあれ、どちらも同じ恐竜が出現した三畳紀の地質で、
南三陸町も含めたこの一帯は、2億5千万年から地球上に存在した陸地部分、

南部北上帯のエリア。日本列島が未だ無かった頃から
すでに海上の小さな島として存在したのです。

先を急いでいて、沢べりまで入って行けませんでしたが、

そうした岩で出来た「畳石」なる”景勝地"も沿道には存在します。

次、行ったらご紹介しますネ。

こうした個人的な”新発見”は、それはそれでよかったのですが、
結局、この日、Bluebirderは市内で迷ってしまい、
自転車店にたどり付くことが出来なかったのですww、(;´д`)トホホ。

 

日暮れが近付き、帰宅を余儀なくされることに・・・。
ただ、夕暮れ時・・・辺りが赤くなってきたなぁ、と、ふとチャリを停めて振り返ると、

”♪あぁ~きのゆ~うひ~にぃ~

て~るぅ やぁ~まぁ

もぉ~みいじぃ~♪”

そこには、未だ色付き浅い 山の紅葉が夕陽に照らされ
真っ赤に染まっていたのでした。
その鮮やかな紅い輝きには、すっかり目を奪われてしまいました。

まぁ、本来の目的である自転車店には辿り着けませんでしたが、
この”秋の夕陽に 照る山もみじ”の感激フィナーレにて、
今回のミニチャリツアーも「すべて良し!」

”と、日記には書いておこう”。
(引用:龍角散トローチCMよりwww)

 

彗星観望特別開催

この17日、緊急のスターパーティが開かれました。

目当ては、話題の 紫金山アトラス彗星。

当初からスタパを予定していた18日は、
どうやら 文字通り「雲行きが怪しい」ということで、
急遽、前日にも開いて観て頂こうということになりました。

この日の開催は、正解でした。

お泊りの大勢のお客様から、
紫金山アトラス彗星を観て頂くことができたのです。

夕刻、日の入り後、西の空低くに現れるということでしたから、
スタパは午後5時半スタート。

東の水平線上には、スーパームーンが昇り始めました。


一方、肝心な西の空には、宵の明星 金星が。


皆さん、固唾を飲んで、彗星を待ち受けます。


かくして、紫金山アトラス彗星は 金星の右上に姿を現したのでした。


ただ、肉眼では見えませんから、双眼鏡や望遠鏡、
望遠レンズのカメラからモニターにも映し出して、ご覧頂きました。

ただ、西の空には雲が多く、
その隙間を縫って捉えるしかありませんでしたし、
そもそも薄雲がかかっていましたから、
くっきり映る彗星を観られたのは、参加された方全員ではありませんでした。

そうした中でも、「彗星! 見えました!」という知らせの声に、

モニター前には、お客様が殺到!!!もう、興奮気味!!

スタパでは久々のエンターテイメント、(⇑天文ボランティア宇宙船 永井秀男さん提供)
この日は、120名以上の方々からご参加頂けました。
ありがとうございます。

次の日・・・・・・・・・・

18日は、予報通りの”曇り空”。

午後8時から 5階ロビーで星のソムリエさんたちによる
「星のお話」でお楽しみいただきました。

まず、和田さんが、”今見える星や星座”についてご紹介。

続いて、戸内さんと瀧原さんコンビが、


”紫金山アトラス彗星”について。

佐藤さんが、来年ピークを迎える”太陽の活動”について お話しくださいました。

お集まり頂いたお客さまには、美しい天体写真などを1枚ずつプレゼント。

お仕舞には、スタパコーディネーター 小林さん撮影の  ⇑ これこれ!
紫金山アトラス彗星を見事に捉えた これまた美しい写真や
南三陸町のマスコット オクトパスくんなどを賞品に
じゃんけん大会もお楽しみいただき、
星のお話も含めて お客様には
それぞれにちょっといいひと時をお過ごしいただけたようです。

 

更に!何と、この20日にも 緊急スタパが!!


ここ最近では、ピンポイントで”この日だけ”が
変わることなく星空指数が最高に良かったこと。


それから、何といっても、これが紫金山アトラス彗星の見納めとなるだろう

ということで開かれました。西の空には雲一つ無く、絶好の観望条件に♪

ご覧ください!かくして、彗星は姿を現したのでした。

空が暗くなるにつれて、その姿は より鮮明に!

ついには、薄ぼんやりとではありますが、肉眼で確認出来るほどに迄なったのです。

空気が冷えて澄んで、良いシーイングに恵まれたお陰です。

木星や土星に月もよく観えましたから、これには、お客さまも大喜び♪

何とこの日は、200名を超える方々からご参加頂けました。
こちらもありがとうございます。

次のスターパーティは、10月31日。

お楽しみに♪