ZTF彗星に注目の眼差し

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

どうです 惹きこまれるように モニター画面を覗き込むこちらの様子

今月11日に開かれた スターパーティの1シーンですが

この日の注目は なんといっても5万年ぶりのZTF彗星〈EVスコープモニター〉

〈星空案内人O氏大口径望遠鏡⇒モニター〉

土曜日ということもあって
150名を超えるお客様が屋上に上がられ
星空を楽しんでくださいました い~い賑わいですww

前日雪の降った南三陸町は 久々の積雪
優に10㎝以上は積もりました

それでも午前中は 快晴に♪
スタパ開催に期待が膨らみました  星空指数は 80%でしたし・・・

ところが 昼前に まさかの「曇り予報」発令!?

午後7時から曇り始めるという情報が入り
急遽 スタパ開始を午後5時半に繰り上げ
曇り次第 終了ということにしました

天気ばかりはどうしようもありませんから

それが 開始直前になって 曇り予報は解消

スタパ自体は 午後9時までという
異例の長時間開催とあいなりました

そもそも「曇り次第終了」とお知らせをしてしまっていましたから

開始序盤から お客様が殺到することに

幸い 今回は星空案内人にOさんが加わってくださっていて
ご案内役が4名居りましたから 大助かりでした

とにかく親子連れが多く 沢山の子どもたちに
望遠鏡を覗き込んで貰えたのが

Bluebirderとしては 何よりも嬉しかった この日のスタパ

大勢のお客 様からスタパに星に興味を持って頂けた嬉しさは一入です

ただ この日 火星に大接近とアピールしていたZTF彗星
位置がわかりやすいだろうということで
双眼鏡で観てみて などと
前回のブログに「軽口」を記してしまいましたが
どうしてどうして・・・

等星が低くて 私物の野鳥観察用スコープで
彗星の姿は捉えられませんでした

これ 午後9時過ぎに撮った火星なのですが・・・
ホウキ星は一体どこに?という状態です

火星とZTF彗星の接近画像が こちら!!

星空案内人O氏提供の画像  きれいです♪
火星に比較して ZTF彗星は ごくかすかな光
これでは 6cm口径のスコープで到底捉えられるはずもありません

そこは フランス ユニステラ社製のEVスコープがしっかり捉えてくれて

タブレットとモニターに映し出された画像の前には
スマホカメラの放列!!!
ある意味 壮観でした

皆さん いい思い出になりましたね
ご参加いただきありがとうございました

5万年ぶりのZTF彗星
この15日のスタパが ラストチャンスになります

 

さてさて 志津川湾で越冬中の
コクガン 12日午後 いつもの港にも
ビジターセンター近くの海域にも
一切姿が観られませんでした

こちらは1月7日の様子ですが
一部の冬鳥たちは 北に向かい始めたと聞きます
眼に出来たコクガンの数からすると 心なしか
寂しい冬になってしまった そんな印象です

12日朝 海のビジターセンターでは70羽を確認していますが
シーズン最後の湾内全数調査の結果を待ちます

ZTF彗星を観よう

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

年初の天体ショーとして期待されているのが ZTF彗星

この22日現在の様子を捉えた貴重な画像は
当方スターパーティ星空案内人にして
星のソムリエ教授 S氏がこの22日に松島で撮影しました

ZTF彗星は 去年3月2日に
アメリカのパロマー天文台にあるパロマーシュミット望遠鏡を使った
広視野天体観測プロジェクト
Zwicky Transient Facilityによって発見された 新しい彗星です

こちらは岡山県井原市美星町にある美星天文台がとらえた20日の様子

1月初旬に 明け方の東の空に6等前後の明るさで見えた彗星は
次第に北へと移動して 北極星に近付く1月22日頃から2月初旬には
周極星となって一晩中夜空に輝くことになります

2月2日の地球最接近の際には
彗星は4等台の明るさになると予想されていて
塵の尾を引いた姿が観測されるものと期待されています

こちらは21日のZTF彗星(美星天文台撮影)

火星近くを通過する2月11日

アルデバランやヒアデス星団の近くを通る15日には

ZTF彗星を観るスターパーティを予定しています

そのZTF彗星を観望するのに威力を発揮するのが

前回のブログでもご紹介した 特殊望遠鏡ユニステラ

冒頭でもご紹介したこちらの姿は S氏がこの望遠鏡で捉えました

実はこのZTF彗星 元々 放物線にごく近い楕円の軌道を描いていて
計算上では 前回太陽に近づいたと考えられるのは 5万年ほど前のこと
現在は 惑星の引力の影響で起動が変化していて
将来的には太陽系から離れ二度と帰ってこないと考えられていますから
まさに一期一会!! 観望のチャンスは この機を置いて他にありません

地球に最接近する2月2日前後の数日は
十分に暗い空であれば肉眼で見えそうだと言うことですが
双眼鏡を使うと
ひょっとしたら 形のいびつさや
尾が少々伸びている様子などが見えるかもしれません

最初にして最後の観望となるZTF彗星 皆でしかと観届けましょう

 

さて 志津川湾で越冬中の希少な水鳥 コクガン

先週のブログで 飛来がいよいよピークを迎えます!
な~んて言ってしまっていましたが
28日にいつもの港に居たのは たったの4羽 ( ⇓ 画面からは1羽はぐれてます)

海のビジターセンターで朝確認できたのは80羽程度でしかなく

寒波が強過ぎて 一旦更に南下してしまったものか

湾内で居場所を変えてしまったものなのか
この冬は ここ2~3年とは動向が違うようです

今年最初のスターパーティ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

この16日 今年最初のスターパーティが開かれました

【オリオン座と冬の大三角 2023.01.16】

日中は 厚い雲が垂れ込め 開催が危ぶまれました
まぁ "危ぶまれる”のは 今回に限ったことではありませんが
最初のスタパは なんとしても 成功させたかった

わかってもらえますよねぇ この気持ち  何せ年初なのですから

なかなか取れない雲でしたが
開始時刻の午後6時半には
観洋上空の雲が 切れ始めてくれました  wwいつものように

【火星とすばる 2023.01.16】
ただ 快晴とまでは行きませんでしたが
時折 雲に隠されたりしながらも
オリオン座をはじめ冬の星座や 木星 火星も ほぼ全天を観望できました

【カシオペア座 2023.01.16】
スタパ 今年もついてます!

丁度この日は 韓国内およそ40の大学から選抜され訪れた
140名の学生さんたちが3泊目

観洋屋上 汐風の空には 一班のお客様も含め
100人以上の皆さんが入れ替わり立ち替わり次々と訪れ 賑わいました

それにしても驚いたのは 学生さんたちお持ちの最新スマホの性能
手持ちでも それはきれいに 星座が撮れちゃうのです
自分のでは しっかり固定しないと
ブレてしまって とてもきれいに撮れたものではありません

それが いとも簡単に星空を写し取って
「撮れた とれた」「うわぁ~ きれい!!」って 大はしゃぎでした

それはもう"乗り"がよくって・・・

ご覧の通り♪

また 当館で間もなく研修を終える台湾の大学生も
寒~い中でしたが しっかり防寒対策をして参加してくれました
Kさんと Yさんです ありがとう♪

み~んな
星空案内人の話に 熱心に耳を傾けては

望遠鏡で 木星を観たり

北斗七星の 二重星 ミザールを観たり

オリオン座など

星座を見上げて 思い思いに写真を撮ったりしながら
スターパーティを 楽しんでいました

ところで こちら ノリノリの韓国の学生さんの隣にあるのが

特殊望遠鏡 ユニステラ
オリオン大星雲を捉え 美しい映像を映し出してくれました

接眼レンズにスマホを当てて撮った画像がこちら♪

きれいでしょ?

そうそう この日は
宇宙飛行士 若田光一さん滞在中のISS 国際宇宙船も観られ
歓声が上がっていました

雲の間に 見えたという証拠写真がこちら・・・・・

西の空 木星の右側に ISSの5秒間の軌跡を確認できますが
動画を1フレームずつ切り出して 数多コンポジットすると
この始末・・・ 酷い
今度は動画ではなく
シャッタースピードを長くして写真として撮ることに致します

まぁ とにもかくにも年初に相応しい賑わいになったスタパ
韓国の学生さんたちからは
「七日間の日本滞在の中で 今日が一番よかった」
という ありがたい言葉を頂戴しました

ご案内している私たちスタッフも
皆さんが存分に楽しんでる雰囲気に浸り 楽しませて頂きました
どうも ありがとうございました

ところで 今 彗星 いわゆるほうき星が 接近中なのを ご存知でしょうか

こちらが そのほうき星 ZTF(ズィーティーエフ)彗星
まだ 尾は長くありませんが きっとこれから徐々に・・・
撮影は 当スターパーティ星空案内人にして
星のソムリエ教授の Sさん
先にご紹介しました特殊望遠鏡ユニステラの写真  左側にいらっしゃる方です

ご提供頂き ありがとうございます

実は このほうき星:ズィーティーエフ彗星を観望するのに
好条件な日に当たる この30日
特別スターパーティを開催します

特殊望遠鏡ユニステラで ほうき星を観ましょう
なお 2月11日15日スタパでも

このほうき星を狙います お楽しみに

 

さて 志津川湾で越冬中の希少な水鳥 コクガン

大寒の寒さと共に 飛来数が ぐっと増えました

21日にいつもの港で観えたのは7羽でしたが
20日ごろ行われた調査では 湾全体
345羽を確認したとのこと

21日には 海のビジターセンターでも118羽を確認出来たそうで
コクガンの飛来は いよいよピークを迎えることになります

 

 

楽しい旅の思い出 ポスターに

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです


もう 去年9月下旬のことになりますが
さいたま市立大宮国際中等教育学校の生徒さんたちが
修学旅行で当館へお泊りになった際
スターパーティに参加されました

正確に言うと 参加された というのではなく
事前にオーダーを受けて 修学旅行の行程に組み込んで頂いた
生徒さん向けのスタパでした

中高一貫の大規模校で 震災学習が主な目的
二班に分かれてのお泊りでした

第一班の生徒さんたちには 台風崩れの低気圧が
100%の星空指数を吹き飛ばしてしまった為
屋内で天文に関するお話を聞いて頂き

第二班の皆さんには 幸い晴天に恵まれたので
当館屋上で実際に星空を観望頂くことができました


今回ご紹介しているのは
その生徒さんたちが その時の思い出を元に作成し
送ってくれたポスターの数々です

天文 星座 星座にまつわる神話など きれいにわかりやすく
まとめてくれていて 実にすばらしい♪    Fantastic!!

引率の先生からお送りいただいたお手紙によれば 生徒の皆さん
口をそろえて 今回の旅行は楽しかった
良い思い出になったとおっしゃっていたのこと    光栄です

晴天当日は 星空案内人が レーザーポインターを手に
星や星座の解説をして差し上げたのはもちろん
天体望遠鏡を 木星や土星に向けて 観て頂きましたが  とにかく賑やかで

木星のガリレオ衛星や 縞模様

(観洋上空於撮影)
また 土星の環が見えると

(観洋上空於撮影)
見えた見えたと歓声を挙げたりして
大いに盛り上がっていたのを よく覚えています

一方 屋内の星のお話では やはり星空案内人が

月までの距離や土星の輪の見え方を
手製の模型を使って わかりやすく 説明

さらに PCを使って宇宙空間を投影 再現された
地球発着 宇宙の果てへの旅では

日常の感覚を遥かに超えるスケールの壮大さに
どよめきが起こっていました


そうした 皆さんの驚きや 楽しみが そのままポスターに♪
拝見すれば 即 スター通に♪  館内に展示したい出来栄えです

中には そのまま当館のPRポスターとして
使わせて頂けそうな作品もあって 実に光栄なことです

さいたま市立大宮国際中等教育学校生徒のみなさん
ありがとうございました

~~~~~~~

さて
美しい自然景観 まさに絶景広がる志津川湾で越冬中の
希少な水鳥 コクガン

14日午後2時半ごろ いつもの小さな港に居たのは
2羽  だけ   トホ・・

他には見当たりませんでした

ここは 好物の海草アマモが 流れ着くので
コクガンにとって いい餌場だったはずなのですが
この日 この2羽の様子を観ていても
そのアマモを口にしているのが まれで・・・

加えたアマモは 短くちぎれたものでしかありません

アマモにありつけないからでしょうか
2羽は 岸辺でアオサをついばんでいましたが
そのアオサさえ 前の冬に比べて 大して茂っていないようです

ですから 水中にアオサでしょうか海草の塊を見つけ 一方が引き上げると

競ってむさぼるように 食べていました

気温がこの季節としては高めなせいで
どうやら 他の群れは未だ青森あたりにとどまっているという
情報を聞きましたが

この日 海のビジターセンターで確認したのは55羽程度
去年の同じ時期には センターだけでも
200羽を数えていましたから 寂しいさびしい・・・

去年は湾内で 400羽を超えるコクガンが越冬した志津川湾
今シーズンは 果たして・・・・・

おめでとうございます

あけましておめでとうございます Bluebirder*Sです

本年も そうぞ よろしくお願いいたします

漁船には 新年の大漁を祈る旗が風になびいて 志津川湾も お正月♪

新しい年を 皆さまは どのようにお迎えになられたでしょうか

初日の出は ご覧になられましたか
こちらは 観洋6階ホワイエから望んだ初日の出・・・

今年は  何と 太陽柱が観られました
こちらの画像は その太陽柱が判るように明暗を調整してあります
上に伸びている光の柱 わかります?肉眼の方がわかりやすかったようですが

こちらは 初日の出クルーズの観光船上から撮って頂いた画像 ⇓

上に向かって 光の柱が伸びているのが判りますね
これは 風が穏やかで 空中の六角形の氷晶が水面に対して水平に並び
太陽光を反射して起こる現象で 一定の条件が揃わないと観られません

初日の出とともに 来訪された年神様が
私たちに幸福をもたらすとされていますが
同時に 天に伸びる太陽柱が現れた ということは
この日の出を拝めたお客様には
きっともう一段 いいことがありそうな
ブログをご覧の皆さまにとっても より佳い一年になりそうな
そんな予感がした 新年最初の日の出でした

 

めでたい と言えば 昨年は ホテル観洋の創業50周年を記念して

応募頂いた方々の中から抽選で
5組のカップルにウェディングフォトをプレゼントいたしました

日程の都合や コロナ禍で 先延べになっていた撮影スケジュールでしたが
ようやく 先月始まりました

こちらのお二人は 長身カップル

より一層衣装が映え スマートな印象の 東松島市の井上裕市・綾香ご夫妻


コロナ蔓延の為 披露宴も挙げられずにいらっしゃったので
今回の撮影がお二人にとって事実上の挙式 ということになるのでしょう
ご覧くださいこの笑顔♪ ⇑ ⇓ 幸せいっぱい 晴れがましいですね♪

コロナ禍で 披露宴の開催も敬遠されてしまっている昨今
久々に 観洋館内を一際明るく 素敵に華やいだ雰囲気にしてくださいました

ありがとうございます  お幸せに♪

完成したフォトは 今月3日にお渡しする予定です
(写真とお名前の当ブログへの掲載は 井上様のご承諾を頂きました)

南三陸ホテル観洋では
こうした フォトウェディングも受け付けています
0226-46-2442 ホテル観洋 セレモニー課まで
お気軽に お問い合わせ ご相談ください

~~~~~~~

さて 志津川湾で越冬中のコクガンですが
大晦日のいつもの港には 15~16羽の姿を確認できました

午後の晴れ間 船揚げ場のスロープに上がって
アオサを食べていました

去年の今頃は この辺りには優に30羽以上居ましたから 数としてはまだまだ

先週まで 4~5羽しか居なくて
あれこれ 余計かもしれない心配をしてしまっていましたが

ここに来て なんとか15羽の姿を見ることができて
多少ではありますが ホッとしているところではあります

~~~~~~~

観洋 毎月恒例 スターパーティ 次は

1月16日の開催です お楽しみに♪

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★お知らせ★

1/10~2/27宿泊分は「南三陸宿泊キャンペーン」と「全国旅行支援」併用可!
ご予約は「みなたび」よりお申込みくださいませ♪

超お得です!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

双子座流星群

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

「今日は スターパーティーじゃなくて
スノーパーティーじゃあないんですか?」

そんな風にからかわれてしまったのが
毎月恒例の スターパーティー開催の日

双子座流星群がピークの14日のこと
南三陸町は 雪に見舞われました

スタパの開催が危ぶまれるのも 無理はありません

なにせ この通り

志津川湾も

この様子を見たら 十中八九 星の観望なんてとても無理 と思います

それでも60%という南三陸町の星空指数に 望みを繋ぎつつ
夕方4時頃から われわれスタッフは
屋上フロアの雪を掃きはじめたのでした

しかし 望みの熱を冷ますように 降り続いた雪・・・

それがどうでしょう 5時半を過ぎる頃になると
雲間にちらほらと木星や火星が見え始め
次第に 上空の雲が切れてきたではありませんかぁ
なんとか スタパは開催へ

そして・・・

どうですか 午後7時半を過ぎるころになると

火星が♪ プレアデス星団すばるが♪
カシオペア座が♪

星空が 広く展開してくれたのです
またまたミラクル♪  雪から一転 晴天に!

寒い中でしたが ご参加の皆さまには
椅子をお出しして チェアリング態勢

さながら 劇場か プラネタリウムのよう♪

見事に尾を引く流星が現れると
歓声と共に 拍手が沸き起こっていました

この日は マレーシアから団体のお客様がお泊りで
雪に大喜びされたあとは 双子座流星群で さらに大喜び

2時間で8個観られました というお客様 それは嬉しそうでした

実はどうやら 流星群のピークはスタパ終了後の
午後10時半以降だったようで
なんと 20分足らずで 大小10個の流星を楽しめました
火球クラスの大きい流れ星も!

余りに凄い勢いなもので コンデジを向けてみたところ・・・

まるで オリオンのベテルギウスから発射されたかのような流星を
捉えることができました
双子座は 画像の左上の位置

動画42フレームのコンポジットで 解像度も良くないのですが
その見事さは お判りいただけますね

こちらは 別の流星で27フレのコンポジット
画角を外れる直前で止めました
下の明るい星が 大犬座のシリウス 左上が 小犬座のプロキオン
ベテルギウスと結んで 冬の大三角です

雪空から一転して晴れた空は 塵が洗われ 漆黒に
星々も より一層輝きを増した 奇跡の夜でした

~~~~~~~

さてさて 志津川湾で越冬中のコクガンたちですが
14日の寒波のあとも さして数が増えていないようです

南三陸海のビジターセンターで確認できたのは
16日に66羽 17日に57羽とのこと

17日午後 Bluebirderが目撃したのは
戸倉地区の河口付近で4羽

いつもの港で4羽

そして ビジターセンター付近で7羽

の 都合15羽だけ

いつもの港の様子を観る限り アマモが漂着していませんし
そもそもそのアマモを含め 海藻自体が大して茂っていません

これに対し ビジターセンター付近の海域には

アマモが浮いていて コクガンたちが食べていますね


ただ 岸壁に漂着しているのは少な目

こうしたことからすると
コクガンたちがこのあたりに居付かなくなっているのは
やはり アマモが少なくなったのが原因なのではないか
そんな風に 推察せざるを得ない 目下の飛来数の少なさです

気になるのは
なぜアマモや海藻が少なくなってしまっているのかということ

ラプラスを探せ!!

皆様こんにちは、マッキーです。

今回は宮城県内の温泉旅館等を対象に開催中♪
ぷかぷかラプラスとみやぎポカポカ旅
についてご紹介いたします。

当館ではホテル内に隠された
手乗りサイズの「ぷかぷかラプラス」を探して、
ラプラスの写真を撮影!
ハッシュタグ (#南三陸ホテル観洋 #ラプラス)をつけ、
インスタグラムへ投稿投稿した画面を
フロントに見せると…
ホテル観洋オリジナルグッズがもらえます。
(数量限定でございます)

現在、無期限入院中のBIGラプラスに代わり、

先日、マッキーがフロント・ロビー等がある5階に、
合計7体の可愛らしいラプラスを隠しました。
(少し広いですがそんなに難しい場所には居ませんので、
目を凝らすとすぐ見つかるかも…)

 

当館にお越しの際には、
ぜひラプラスの写真を撮って、
観洋オリジナルグッズをGETだぜ!!
※館内に隠されたラプラスは
決してGETしないようにお願いします(-_-)

●- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –●

ああ\ 三陸の美味しい海の幸や加工品、雑貨まで勢揃い! /

お買い物はぜひ、ネットショップ「南三陸復興ストア」で!

Yahoo!ショッピングはこちら↓

楽天市場店はこちら↓

●- – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –●

ああああ \ 感謝 / チャンネル登録者数1300人突破!
あああああああ【観洋ちゃんねる】

いいねチャンネル登録をぜひよろしくお願いしま~す\(*ˊᗜˋ*)/

公式YouTubeチャンネルはこちら⇒南三陸ホテル観洋【公式】

コクガンまだまだ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

気圧配置は冬型へ
コクガン飛来も加速か・・・・・
などと前回のブログで記しましたが
まだまだ 大して・・・


2日に仙台で初雪が降りましたが

先週訪れた寒さは
"寒波"というほど強いものではありませんでした

仙台の初雪は 平年より6日遅く 去年と同じ
ただ 同じ日に確認された
泉ヶ岳の初冠雪は平年に比べ1日 去年に比べ8日遅いそうな
南三陸町内の初雪は未だで "雪虫予報"はハズレ
3日4日と 日中の寒さは 幾分緩んだ印象です

そんな影響でしょうか
やはり志津川湾へのコクガンの飛来も遅れているようです

南三陸海のビジターセンターで3日朝確認できた数は20羽ほど

いつもの港では 15羽ほどが いつものようにスイスイ泳ぎながら
アマモを食べていました  3日午後の様子です

曇り空だったこの日

船揚げ場のスロープにあがって
アオサを食べる姿も観られました

こちらの個体は
首の模様が大きくくっきりしていて 立派な成鳥
風格もあって 恐らく この4羽の中ではリーダー的存在です

彼らは 体の大きさがカルガモ程度ですから
威圧感はなく
どこか親しみの湧くかわいらしさがあります

そんな彼らが  遥かシベリアの北方から渡って来るのですから
大したものです


こちらは 白鳥座

コクガンたちも きっとこんな風に翼を広げてやってくるのでしょう

上の写真は 先月28日に開かれた スターパーティのひとコマ

白鳥座もこの日にスマホで撮ったのですが
星座のメンバーも 秋から冬に代わりつつあります
そうそうそう言えば 春夏秋冬全天の星座の数は88 あるんですって
(これ 29日の"星の楽しいお話"ネタです)

実は この日 昼間は暗雲が垂れ込め星空指数は確か20%

開始の午後6時半ごろになっても 上空を雲が覆っていて
星空の観望は まず 絶望的と思われ 日程の設定を後悔しておりました

ただ 辛うじて 石巻方面に雲が無いことに一縷(いちる)の望みをかけて

するとどうでしょう 徐々に雲が切れ
惑星や星座が姿を見せ始めたではありませんか

午後8時前後には
上空の雲が殆ど無くなるという奇跡が起こったのです

まるでW杯ドイツ スペイン戦のように♪
(注:試合前の大方の予想を覆したという観点からの"奇跡"であって
結果的に 日本の実力を世界に示すことになりましたね♪
語弊があってはいけませんので 悪しからず)

かねてから 観洋のスタパは 晴天率が高く
日中どんなに天気が荒れていても
開催時間帯には すっきり晴れてしまうというケースが大半なのです

日中の空の状況からして あまり期待していなったお客様も大喜びで
惑星や星座の輝く星空を楽しんでいらっしゃいました

こちらは 火星 赤く輝いています


一方こちらは 木星 この時期 一際明るい星

東の水平線から姿を現した オリオン座

皆さんご存知 冬の星座の代表格です


今回は100人余りの皆さまに 星をお楽しみ頂くことが出来ました

ただ二夜連続のスタパで
2日目は 端からの雨予報にはとても敵わず
お客様には "楽しい星のお話"をお楽しみ頂くことにはなりました

次回は 今月 11日と14日

11日は修学旅行生の皆さん向けで開かれるのですが
一般のお客様もご参加頂けます

14日は双子座流星群ピークの日   火星も接近中

お楽しみに

スターパーティ ぷらす2DAYS開催へ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

月一回 観洋屋上で開催している スターパーティ
今月は既に 8日に皆既月食をお楽しみ頂きました
ご宿泊のお客様からは

「観られて幸運でした」
「良い思い出になりました」との言葉を頂戴しました
ありがとうございます

そんなに喜んで頂けるならば!
と スターパーティで天体の解説をして下さっている
星空案内人の皆さまの中から
追加で開いてはどうかという声が上がりました

そこで ちょうど
JR様の"大人の休日倶楽部パス"の有効期間に当たる
28日29日の連夜 開くことに決定!!

今回は "惑星の共演"

今年は既に 8月には"土星"が (8月29日撮影 ⇓)

9月には"木星"  (南三陸町上空)

そして 10月には"天王星" (月の左下 11月8日皆既月食当日撮影 )

さらに 今月に入って"火星"

相次いで午後8時頃の東の空に登場し
目下 秋から冬に向かう澄み渡った夜空で共演中です

中でも火星は中接近の年で その輝きはいよいよ増してきていて
赤く明るい光は まるでルビーのよう(⇓ 資料画像)

午後10時ともなると 天頂近くには一際赤く光って
その存在感を増しています

また 8日の皆既月食中に月の陰に隠れ
世紀の天体ショーを演じてくれた"天王星"
みかけの明るさが 5.6等級なので
肉眼で見つけにくい 控えめな存在ですが
実は 太陽系では 木星 土星に次いで 大きな惑星で

半径は2万5559km  地球のおよそ4個分あります
ただ太陽系で7番目の惑星で 太陽から約28億7000万kmも離れているので
反射光は弱く 見つけにくいのも無理はありません
ちなみに 太陽~地球間は約1億5000万kmです

こちらは 火星とは対照的に青く輝く星
そう言えば
皆既月食で撮った失敗ピンボケ画像でも

滲んで写った天王星は青く光っていました

その成分の殆どは
ヘリウムと水素 メタンで構成された"ガス惑星"

青く見えるのは 赤い光を吸収し青い光を散乱させるメタンの性質のせい
まだまだ多くの謎に包まれたミステリアスな星です

今頃はちょど地球の真後ろに太陽が位置していて
正面側に天王星が見えるいわゆる「衝」の時期

太陽の光が正面から当たって
観察に好ましい条件です

日暮れも早くなりましたから
28日 29日のスターパーティは
午後6時半スタート

"Star" ・・・文字通りの
夜空の"花形"たちの共演をお楽しみください

尚 雨天 曇天の場合は 屋内別会場で
天文に詳しい星空案内人の皆さんによる「星のお話」をお楽しみ頂きます

案内人のお1人Nさんから
皆既月食終了直後の「ターコイズフリンジ」の写真をご提供頂きました

それも解説付き♪ ありがとうございます
「チョット露出オーバーだった為色味が良く有りませんが(笑)ご笑覧下さい」
というのがご本人の弁ですが ターコイズカラー きれいです♪

一方 こちらは 皆既開始直前のターコイズフリンジです
(Bluebirder撮影:補正強めです)

~~~~~~~~~~~

さてさて 半年ほどご無沙汰しておりました
コクガンが 志津川湾に飛来し始めています
南三陸海のビジターセンターによれば
10月20日町内初目撃情報が届き
センターでも22日1羽確認
11月18日までに50羽のを確認しています
この19日の午後2時半ごろ 町内の小さな港に行くと居ましたいました♪

6~7羽程度ですから 2家族かな?

両ファミリー 互いに"ガヒガヒ"鳴いて
けん制し合いながらアマモを食べていました

オオバンが潜って採ってきたアマモを横取りする
労働寄生のシーンも お久しぶり♪

例年 冬のピーク時 湾内には400羽が飛来します

紅葉を見に行こうよう(w)森舞台

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

既に 山手の紅葉は 散り際へ
今度は 平場に 紅葉の舞台は移ります

当館 南三陸ホテル観洋のある 南三陸町のお隣
登米市(とめし)に "明治村"があるのはご存知の方も多いと思います

"みやぎの明治村"登米市登米町(とよまちょう)
まさに そのシンボルが この重要文化財の旧校舎

明治時代に建てられ  和風と洋風が融合したなんともハイカラな様式
矢絣(やがすり)衣装姿の "はいからさん"こと
花村 紅緒(はなむらべにお)が登場してきたら そのまま溶け込みそうな雰囲気♪

また 門や塀に囲われた閑静な江戸時代の町並みには

武家屋敷が連なり 白壁と甍(いらか)が往時の雰囲気を醸し出しています

実は 見どころはこうした明治時代の文化だけではなく
現代の建築文化も


こちらが"登米能"を継承する「森舞台」  平成8年に建てられました
東京オリンピックの会場でも話題になった建築家 隈研吾さん作の舞台です

この"森舞台"周辺は 11月前半ともなると・・・

この通り♪   素敵でしょう?

こちらの画像を拝見した際には 心が震えるほどの感動を覚えました

とにかく 美しい♪ そのひとことに尽きます  so beautifull !  so amazing !

これほどまでに美しい紅葉 観ない手はありませんね!

ご紹介しました画像は 去年までに撮影されたようですが
みやぎの明治村 株式会社とよま振興公社様よりご提供いただきました

ありがとうございます

さあ いよいよ 平場の紅葉も本番の11月
"森舞台の紅葉"を愛でに
登米市登米町まで足を延ばしてみてはいかがでしょう

~~~~~~~

さて 美しいと言えば
当館屋上"汐風の空"に展開する "天然のプラネタリウム"

月一回 天体を観望する"スターパーティ"を開いて
お客様から 星座や惑星などをご覧いただき お楽しみ頂いておりまりすが
11月は8日の予定で
今回は一大天体ショー"皆既月食"をご覧頂く予定です

食が始まるのは 午後6時9分 皆既は7時16分から1時間26分間続きます
今の所 当日の南三陸町の星空指数は100%

大いなる天体ショーに期待が高まります♪

月食スターパーティ 午後6時スタートです