“プチ”登山

"雪虫"を見ました
31日午後4時過ぎ R45脇を ふわふわと飛んでいるのを一匹だけ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirdre*Sです

ただ この時 差し出した手に とまってはくれませんでした
それもそのはず 熱に弱く 人間の体温でも弱るというのです

こちらは 去年12月5日に撮った"雪虫"
この時は 手がかなり冷えていたので とまってくれたのでしょう

初雪の降る少し前に現れることが多いため
"冬の訪れを告げる風物詩"にも

雄には口が無く 寿命は1週間ほど

雌も卵を産むと死んでしまう というのですから
実に儚い生き物です

俳句では 冬の季語

雪虫? ということは  もう初雪が近いのでしょうか・・・
いえいえ雪には未だ早いのだとは思いますが もう11月なのですものねぇ

10月最後の土曜日は
雪の季節が近いことなど微塵も感じさせない
晴天に♪

アカトンボも 志津川湾の美しい景色に見入って(?)いましたww
足下には 黄色い花が色鮮やかに群生しています

ググってみたところ この花は"ヤコブボロギク" だそうな

その密生ぶりは 同じキク科の"セイタカアワダチソウ"も タジタジの様子

他の植物を駆逐する"セイタカ"が まさか・・・ これには 驚きました

日差しも心地よい晴天に誘われて
当館から徒歩10分 その頂までは5分 という
"海の見える命の森"へ "プチ登山"を楽しんできました
標高からすると "プチプチ登山"かも・・・)

昇り始めると 登山道わきには シオンの花

こちらもキク科で 秋の花
花びらの色が 気高い印象で きれい♪ですね

そして こちらは ナナカマド

真っ赤でツヤツヤの実 これもきれい♪

こちらは バラ科の植物

山頂あたりからは・・・

海辺の観洋が 紅葉に包まれて見えます

山頂を越え第二展望台へ・・・

派手さはありませんが
秋の深まりとともに ゆっくりと染まる 山の樹々

けだし きれいです♪

ハゼの葉は 真っ赤に

この日の散策は 新しい発見もあれこれ・・・

!!!?  これ 何? と思ったら
アザミの "その後の姿" でした

それにしても ↑この花が

こんなになっちゃうんですから 驚きです

ではこれは?

綿毛と化した "センボンヤリ"でした

まるで ライオンのタテガミ

この日一番の収穫は こちら

"リンドウ"の花を見つけたことでした

こちらも 秋の花
「野生の花で群生することなく 単独で自生する特性がある」とのこと
つまり これは "野生種"ということではありませんかぁ!!!

It's so wonderful!

皆さんも "海の見える命の森"で 秋の散策を楽しんでみませんか?

コクガン飛来!?

コクガンが飛来!

と言っても 南三陸町の志津川湾に ではありません
気仙沼市でのこと

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

お隣 気仙沼市の沿岸で
この18日に13羽の群れが確認されたという一報が
地元 三陸新報の20日の記事に載りました


こちらは 2年前の町内戸倉辺り↑

北極圏で繁殖し 主に東北から北の沿岸部に飛来し越冬しますが
"国の天然記念物"にして"絶滅危惧種"
全国的にも なかなかお目にかかれる野鳥ではありませんし
近い距離で観られる所もなかなかありません


こちらも 2年前の戸倉地区の様子

そんな貴重な鳥が
志津川湾では 毎年300羽から400羽が越冬
それも
"マジか?" と思えるくらい "間近" で観られる場所があるのですから
南三陸町は ミラクルです

こちらは 2年前の12月の様子

志津川湾は 3年前にラムサール条約に登録されましたが
"特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約"で
その水鳥が 志津川湾では "コクガン" というわけです

24日現在 南三陸海のビジターセンターでは
まだ飛来の確認はありませんが
彼らが 再びこの志津川湾に姿を現すのも
もう間もなくのようで 楽しみです

~~~~~~~   ~~~~~~~

さてさて 来月19日 観洋では恒例の"スターパーティー"が開かれます

今回は "部分月食"
時間帯は 16:30~18:30

ただ 雨天・曇天の場合は中止にさせて頂きますので
ご容赦下さいませ
寒さも募る頃ですから 防寒着もお忘れなく

香る秋色

またぁ?

と まぁおっしゃらずにww

 

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

前回のブログでもご紹介しました
セイタカアワダチソウ

先週半ば いよいよ"秋色"を深める辺りを 再び散策してみました

すると・・・

一週間前には 感じなかった
なんとも言えない "爽やかな香り"がするではありませんか

ひょっとして セイタカアワダチソウの花から?

まさか・・・

と 半ば疑いながら 花に顔を寄せてみると・・・
果たして その通り!
香りを放っているのは
紛れもない セイタカアワダチソウだったのです

生まれてこの方 この花の香りを確かめてみたのは 初めて
爽やかな"グリーンノート系"の香りは 意外でした


気分がス~ッとする い~い香り!
また少し この花を"見る目"が変わり "好感度"が上がりました

そう言えば ミツバチが蜜を集める植物だとも聞いてましたから
ならば 当のミツバチは? と 探してみると・・・

居ました いました!

ミツバチたちが 蜜を集めているではありませんか

気温が急落して10度台と 肌寒い日でしたが
せっせ せっせと
寒い季節を迎える 準備でしょうか

キク科 アキノキリンソウ族・・・
キク科ですから やはり秋の花 なのですね

殊 "咲き方"と言ったら 無茶苦茶密集して咲きますから
まぁ 見た目"上品"とは言いかねますが
英名:Canada golden-rod「カナダの金色の鞭」その名の通り
金色に輝く花は 西に傾いた陽に照らされると
その輝きを一層増して 深い黄金色に♪

青き衣をまといし者"ナウシカ"が 降り立ちそうな輝きを見せます

公園に 花壇は整備されていませんが

ご覧の通り "彼ら"が群生するあたりは さながらお花畑♪
自然が造った植物のレイアウトは
まるでディスプレイされた "花壇"にさえ見えて来ます

花は"ハーブ"として利用され
体内の毒を排出してくれる作用があり
ツボミを"入浴剤"に使うと
アトピー性皮膚炎を改善する薬効があると言われています
お風呂は 実際に その名の通り"泡立つ"のだそうな

私たちにとっても有用な植物として 更に 好感度アップ♪ です

花の時期は11月まで

冬の寒さが訪れる前に しばらく
この花の香りと
色鮮やかなゴールデンロッドの輝きぶりを
楽しませてもらうことに致します

さてさて
あまりに"黄色"ばかりの画になってしまいましたので
お仕舞に 多少の"彩り"を添えて・・・

こちら♪

セイタカアワダチソウの"足下"に見つけました
蔓(つる)に 小粒の実が 色 色々に ついています

こちらは "ノブドウ"
いろいろな色や形の実が生(な)っていて きれい♪

花が終わった後に結ぶ 球形の実は はじめは青色に

その後熟すと このように
白・紫・碧色などが混交してマーブル状に! きれいです♪

中には "ヒスイ色"のものもあって どこか"宝石"のよう

しか~し このノブドウ  ヤマブドウとは違って食べられません

鑑賞まで

タイムスリップ

ここは どこ?

まるでタイムスリップをしたような
どこかノスタルジックな雰囲気に包まれています

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

醸し出しているのは こちらの 構築物・・・

こちらは 大正5年着工
昭和7年に竣工した "鴇波洗堰(ときなみあらいぜき)"です
そう アニメ鬼滅の刃で"鬼殺隊"が活躍した"大正期"に着工された堰
まぁ もっともアニメはフィクションですが とにかく古いもの

この堰 コンクリートの構築物にしては
デザイン自体がレトロで 佇まいには趣があります
何より なぜか"冷たい"印象が薄く
むしろ 手造り的な"温もり"さえ感じられ
当時の土木技術者たちがこの構築物に向けた
"温かな思い"が偲ばれます
何より 景観に溶け込んでいるのが いい~♪

鴇波洗堰は
東北最大の川にして 古くから氾濫を繰り返してきた北上川
その洪水を 北上川本川と旧北上川に
計画的に分水するために建設されました

その後 昭和22年のカスリン台風に加え
23年のアイオン台風による甚大な被害のあと
北上川の治水計画は変更
昭和24年には洗堰の手前に"鴇波水門"も新設されました

それがこちら・・・

淵には 魚を獲るカワセミの姿も ♪ 水がきれいです

近くにはJR気仙沼線の鉄橋が北上川を渡り
一両編成の列車が往来・・・ 長閑

こうした景観と雰囲気を楽しめるのが
今回ご紹介している"北上川河川歴史公園"

実はここ 北上川と旧北上川の分岐地点なのです
北上川は志津川湾の南隣にある 追波湾(おっぱわん)に向かい
旧北上川は石巻湾に注ぎ出ます

公園内には 他に 脇谷洗堰(わきやあらいぜき)も

こちらも 往時を感じさせる佇まい
大正14年に着工 昭和7年の完成です

鴇波洗堰と機能は一緒ですが
右手に見える"トンネル"が 脇谷閘門(わきやこうもん)

いわば船のエレベーターで
船を北上川と旧北上川の間を船で越えるための施設を備えています
堰自体は 鴇波洗堰同様 レトロな風情ですが

右の閘門は
ゲート上部の開閉装置と相まって
どこか"口を開けたカエル"の顔のようで
可愛らしく見えてしまうのはBluebirderだけでしょうかww

公園自体は 北上川と旧北上川の流れに囲まれた
"中州"のようになっていて 実に広大

北上川の流れとともに
土木工事の壮大さと
治水の歴史の深さを湛える"分流施設群"は
貴重な"土木遺産"です
(2004年認定 社団法人 土木学会選奨土木遺産)

公園は 国道45号から柳津大橋を渡って間もなく右手
三陸道 桃生津山インターからは 車で数分
道路脇に 公園入口の看板があります
散策に お勧めです♪

さてさて台風16号が近づいていた9月29日
公園上空には 飛行機雲が長~く伸び

天気は"下り坂"という観天望気でありました

天気が崩れたのは 翌々日の10月1日

そして2日は 台風一過の青空が広がり
観洋近くにあるサーフポイント
"黒崎スポット"には  サーファーたちが集いました

仙台ナンバーの車がずらり  中には花巻ナンバーも

台風の影響で 波は 北側から押し寄せ
志津川湾の右岸壁に当たって
この場に入ってくるだ と聞きました

震災前には 波は素晴らしいチューブを巻いたのだとか

この日はと言えば 比較的"いい波"が割れて
ピークの朝7時には 20人が"波乗り"していたそうです

ほらほら

カッコいいでしょ~?

天気が荒れた日の翌朝は サーファーたちも惹き付ける 志津川湾です

そうそう あるサーファーさんに伺ったところ
ここは 弁天崎にあるので もともと
"弁天スポット"と呼ばれていたそうです
Bluebirderの勘違いもあって"黒崎スポット"と
呼んでしまっていたということになりそうですが
とりあえず"呼称併記"ということで ご容赦願います

仲秋

まさに"今宵" 仲秋の名月を望もうという 昼どきの志津川湾です

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

9月21日 よく晴れ渡った志津川湾
マリンブルーの海に溶け込んだグリーンの水域もきれい

雨の後のような濁りもなく 水の透明度が高い日でしたから
より一層 輝きを増して 美観を"アピール"していたようです

今夜は さぞきれいな名月の予感♪

・・・期待の夕刻・・・・・

日中晴れ渡った空からすれば
この展開は意外

昇る月とともに 水平線上の雲が広がって
月を拝むまで しばらく時間を要しました

少し気温が下がって風が吹いていましたから 半袖では寒いさむい
幾度か 建物の中に待機しながら
外階段の踊り場で 月が雲から抜けるのを待ちました

そして・・・

スマホカメラにて
輝度の高い月の光が膨らんで 巨大になってしまっていますが
湾の佇まいは わかりますね
月の作った"光の道"を挟んで 左が"椿島" 右が"神割崎"

最新のスマホカメラなら
もっとクリアに撮れるのでしょうけれど
7Plusでは この程度  ご容赦を・・・

ただ
ISOやシャッタースピードを調節できる
アプリを使って "名月の表情"撮りに挑戦したところ

はい

名月の"お顔"を
これくらいに捉えることが出来ました (2倍zoom撮影 少々トリミングアップ)

更に トリミングで ズ~ム イン!

古い機種のスマホにしては まあまあ かも
"杵臼で餅を搗いているウサギの形"が 辛うじてww

今年は
8年ぶりに "満月"の仲秋の名月でしたね

晴天に恵まれ
ことのほか 美しい名月を愛でることが出来たのは幸運です
皆さんのところでは いかがでしたか?

さてさて 次の日
前夜の晴天がそのまま続き 昼間の気温は急上昇
ほぼ真夏日と暑~くなった22日

仲秋の名月の英名は"Harvest Moon"
"実りの秋の月"の時期に相応しく
近郊では あちこちの田んぼで稲刈りが行われていました

そんな光景を眺めながら 車を走らせていると
"真っ赤な花"♪♪

そう "彼岸花" "曼殊沙華(まんじゅしゃげ)"が 道脇に♪


ささやかな本数ですが
美しく色鮮やかな紅い花は ひと際 目を引きます
確か テレビアニメ"鬼滅の刃"のエンドタイトルバックにも
描かれていましたね

23日が秋分の日 秋彼岸
花が咲いているのはせいぜい1週間と聞きますから
ぴたりと この時期に咲くのには驚きです
球根を含め 花や茎自体に強い毒性があることを利して
昔 土葬をネズミやモグラから守る目的で
墓地に植えられていたので
"地獄花"など 怖い呼び名もいくつか付いているのですが
彼岸花の別名"曼珠沙華(マンジュシャゲ)"は
サンスクリット語で"天界に咲く花"という意味

"めでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる"
という仏教の経典が由来になっています

紅い花びらの華やかさは 確かにそんな印象
まさに 祝いの色♪ きれいです

ちなみに "球根"は水につけると毒が抜けるので
飢饉の際には 食用にされたそうですし
何より 亡くなった家族を守ってくれていたのですから
私たちにとって"備え"と"守護"の花  忌み嫌うことは無さそうです

そして 暑さをもたらした陽は西に  暮れ行く仲秋の一日
サンオーレ袖浜から 観洋を望む夕景です

"キンモクセイ"が 香り始めました

秋 ですねぇ~

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

こちらは 観洋のサブ玄関脇にある "キンモクセイ"の樹
大きいでしょ?

まさに 咲き始めた花が 香りを放ち始めています

甘美な香りは最高♪ Bluebirderも 大好きです

どこか切ない気分にさせる香りに 実感する"秋"
花言葉は 立派に良い香りを放つのに
花が小さくささやかなことから"謙虚・謙遜"
散り際が潔いことから"気高い人"
良い香りは隠さずそのままということで"真実"

そして"初恋"
夕焼けとともに香ってくる甘い香りには 胸がきゅんとします!

この香り "ストレス解消"と"安眠効果"があるほかに
古くからヨーロッパでは"潜在意識を高めて
願いを叶えてくれる"と言われてきました

ならば 活用しない手は無いようですね♪

是非 "キンモクセイ"香りを楽しみながら
観洋近辺を散歩・散策してみてください
香る風に浸るだけでも ホッコリ心癒されます

またほかにも 最近 「秋だなぁ~」と感じたのが こちら

"ひつじ雲"

この17日の夕暮れ時 柳津あたりで空一面に広がっていました

青空を背景に 白い"ひつじたちの群れ" 見事にきれいです

この"ひつじ雲"は  "うろこ雲"が大きくなり変化したもの

"うろこ雲"の隙間が無くなり大きくなるのは
低気圧や温暖前線が近づいている兆しなので
しばらくすると雨が降る傾向が

ですから"うろこ雲"と"ひつじ雲"は
"雨のサイン"だと言われています

そんな"うろこ雲"の「観天望気」は見事的中
翌18日 南三陸町や気仙沼は
大雨警報下 実に激しい雨に見舞われました
ひょっとしたら
雨の強さは 現れた雲の見事さに比例するのかも知れませんね

そして こちら

穂が膨らみ始めた"ススキ"にも 秋を感じます
ハギと並んで 秋の七草のひとつ

まだ穂自体は若くて モフモフした穂先になるのは いよいよこれから

それでも 夕陽を絡めた穂先は きれいに輝いていました

いよいよ秋が深まります
夜の草むらからは しんみり虫の声
季節の変わり目 どうか 体調を崩しませんように

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【観洋ちゃんねる】気仙沼姉妹館といちば寿司にてカツオを堪能してみた♪ ~気仙沼編~ 第3話

宮城県本吉郡南三陸町にある太平洋に面した高台にある南三陸温泉「南三陸ホテル観洋」のスタッフがおすすめする観光スポット!

前回に引き続き気仙沼編第3話です♪
姉妹館の「気仙沼プラザホテル」で紹介があった仙台シャトルバスは今現在、仙台から気仙沼まで無料で毎日運行中です?事前予約制になりますので、ご利用の際は各施設までご連絡くださいませ。

そして「サンマリン気仙沼ホテル観洋」では「ナガキン??」に遭遇?!
果たしてその正体とは...!!

サムネイルの写真は
「気仙沼 海の市」内にある「いちば寿司」にて!
今が旬(※現在は戻りかつおシーズン)の美味な「かつお」や
珍しい魚介を堪能( *´艸`)

海の市の中には関連施設の「阿部長」で新鮮なお魚やウニ・ホヤなどを紹介♪
もちろん、かつおなどの旬な魚も購入いただけます!
当館からお車で約30分くらいなので南三陸を楽しんだ後は
港風景広がる気仙沼も楽しんでみてはいかがでしょうか?

黒崎バレー

空は秋色

刷毛で描いたような白い雲も 秋の雰囲気

一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

こうした中 久しぶりに顔を合わせたヤツが居ます

こちら!

はい 野生のカモシカです
姿を現した現場は と言いますと・・・

黒崎バレー・・・

国道45号を通す 小さな谷間

Bluebirderが勝手に命名しました
このブログ上の呼称ということで・・・悪しからず
ここから観洋迄は徒歩5分

カモシカは はじめこの国道を右から左へ
横切ろうとしていたのですが なぜか躊躇したように立ち止まり
"驚いて"停まった車に"驚いて" 右の林に戻ってしまったのです

Bluebirderが 歩道を行くと更に奥へ行ってしまい 撮れずに残念!
と思いきや・・・通り過ぎようとする私の目の前に
ひょっこりは~ん とばかりに顔を見せたのです


若い個体のようです  
おそらくは好奇心の塊

手前に 錆びたガードレールがありますが
これ 旧道の名残りで 彼(彼女?)にとっては文字通りガードなのでしょう
さながら 結界 ってところでしょうか

唐突な出現に こちらも驚きましたが
彼らは こうして私たちの行動を じ~っと見て
よ~く観察する傾向があります

出合い頭ならば
脱兎のごとく走り去ってしまうこともありますが
セーフティーディスタンスを確保できれば
特に慌てることなく
幾度も振り返って
ジッとこちらを眺めることを繰り返しながら
離れてゆきます
面白い♪

ところで こうしたカモシカが出没する"黒崎バレー"では
四季折々の野の草花を愛でることが出来ます

こちらは "アザミ"

キク科の植物で 花の季節は4月から7月にかけて というのですが
こちらは 9月の"ノアザミ"
花言葉は 『独立』『報復』『厳格』『触れないで』など
特に 紫のアザミの言葉は『気品』なのだそうな

確かに ジッと見入ってしまうほどに美しい色です

そして こちら

"アカツメクサ" 別名"ムラサキツメクサ"

英名red clover  シロツメクサの親戚になるのかな
ヨーロッパ原産で
箱に詰める緩衝材に使われていたことから「詰め草」の名があります

花言葉は『善良で陽気』『ゆたかな愛』『勤勉』『実直』

本来は春の訪れを知らせる花で
春の4月〜5月をピークに
夏の暑さで減っていきますが
秋口には復活し 長く咲くとのこと

先日 夜分に黒崎バレーを歩いていたら
暗がりの斜面が
まるで雪でも積もったように白く見えたので 近づいてみると
それは白い花でした

調べてみたら "センニンソウ"
馬や牛も食べない毒性の強い植物ですが
「安全」「無事」という花言葉を持っていて
国道沿いに咲く花としては
ドライバーにとって験(ゲン)のいい植物と言えそうです

そして こちらが宮城県の県花"ミヤギノハギ"・・・(と思われます)

ちっちゃなつぼみが 膨らみ始めました
こちらは 秋の七草の筆頭で代表的な秋の花
花言葉は 「内気」「思案」「柔軟な精神」

内気・・・と言えば
巣があった岩場から なかなか離れられないでいた
カモメの"ようちゃん"のその後ですが
どうやら 兄の"かん君"と一緒に
立派に巣立ち出来たようです

こちらは 巣立ち前最後のツーショット

親に引けを取らない大きさに成長しましたが やはりカワイイ♪
彼らがここで子育てするのは 果たして何年後のことでしょう

今年も 観洋のカモメ親子にご注目頂き
誠に ありがとうございました

お客様のお見送りを終え
そこはかとなく秋の気配も感じられる風に吹かれて
佇んでいると
空から "クァー クァー クァー クァー"というカモメの声・・・

訳あって 日曜夜の更新になり 6日ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

見上げると そこには

カモメの かん君 と ようちゃんが
空高く舞い飛んでいました(写真左の隅 右は親鳥)

今年 観洋眼下の岩場の巣で生まれた二羽です

二羽はまだ"声変わり"はしていない筈ですから
聞こえた鳴き声は おそらく親鳥

折しも 海風が観洋の建物や斜面に当たって吹上げ
強い上昇気流が発生していたようで

ヒナたちは 親鳥に見守られながら
大空を 悠々と滑空していたのでした

上の写真 先を飛ぶのがおそらく母カモメ
追随するのは 多分"ようちゃん"だと思われます

ゆったり円を描くように旋回しながら
空の高みへと上昇していく様子は
とても気持ちよさそう♪

この3日金曜 朝のことでした

実際
さわやかに青空が広がる景色を眺めているだけでも
最高の気分でしたから

そんな中を 羽ばたきもせず自由に飛び回れたら
それはそれは 気持ちがいいのでしょうね

ただ "気持ちよくない"
ハッキリ言って"気持ち悪い"のが
今回ご紹介している 写真の画角・・・・・

スマホを空に向けたものの 空が明るすぎて逆光
ごく小さな点にしか見えないカモメの姿を
液晶画面でまったく確認出来ないまま
"大体この辺だろう"と見当をつけて
撮るしかなかった

その結果 カモメは端っこに というありさま・・・
どうか ご容赦の程を

ところで この日は
観洋の保育施設"マリンパル"の子どもたちが
屋上にやって来て 遊んでいました

この子に至っては なんと!

カモメよろしく
"空中" を "飛んで"いるではありませんか! www

 

どうやらこの日 子どもたちは
ウミネコと遊びたかったようなのですが
海に向けて 餌を放り投げても
強い風で吹き上げられ
屋上の床に散らかってしまう状況でしたから
ウミネコたちを集める きっかけさえ作れませんでした

天気がいいのに 残念


それでも 子どもたちは
汐風の青空の中 歓声を挙げながら走り回ったりして
お散歩タイムを楽しんでいました

P.S


この4日の"ようちゃん"
まだ この岩場に執着しているようで

この場で 母カモメに餌をねだっていました

飛行機雲

♪~白ぉい~坂ぁ~道~がぁ~ 空まで~
つ~づいていたぁ~ ゆらあ~ゆらぁ~かげろうがぁ~・・・・・

6日ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。

この詩は ユーミンの歌 "飛行機雲"の冒頭の一節

こんな風に
青空に 真っ白な飛行機雲が見えると

そのまま この歌詞が
頭の中でリフレインしてしまう曲です

空・・・と言えば "おかえりモネ"

そして モネの"観天望気"を連想します

"観天望気" とは
自然現象 や 生物の行動 の様子などから
天気 の変化を予測すること

例えば "夕焼けは晴れのしるし"だとか
"ツバメが低く飛んでいると雨になる"とか
"太陽に傘がかかると雨になる"などなど

ならば この

飛行機雲が消えずに きれいに長~く伸びて見えるのは
どんな天気になる兆しでしょう?

はい もうご存知の方も多いと思いますが
"雨"の兆し

実際の次の日(8/28)の同じ時間帯の空は

曇り

ロビーから眺める志津川湾の景色は 空の白を映して真っ白!

そしてこの日の午後2時過ぎ 確かに雨が降りました
大降りこそしませんでしたが
飛行機雲の観天望気は ズバリ! 的中です

 

さてさて 観洋自慢の絶景を湛える海と反対の西側には
鬱蒼とした 緑の森が茂っていて

夏ともなれば オオルリ

やキビタキ

サンコウチョウ

といった
夏鳥たちのさえずりや鳴き声が聞こえてくるのですが
この夏は なぜか さっぱり・・・(どれもこの森で撮れた写真です)

気候変動の影響でしょうか
今年も猛暑でしたから
きっともっと山手か北の方に
渡ってしまったのかも知れません

寂しい限りの Bluebirderでございます

そうした中 観洋のカモメ親子は と言えば
最近 すっかり遠出が多くなっていて
この日 営巣した岩場を"留守番"していたのは
ウミウでした  かわいい顔してます

本館ティーラウンジのKさんから
「28日には ようちゃんが母鳥と泳いでいましたよ」という
目撃証言がありまので
カモメ親子は まだ
この志津川ベースを引き払ってはいないようです

まだ居ます

巣のある岩場近くの水面に
"ようちゃん"の姿を見つけました
どこか哀愁が漂う そんな雰囲気・・・ この20日のこと

一週間と一日ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
今週は訳あって 一日遅れの更新です

去年 妹のみなみちゃんが
巣のある岩場から
なかなか離れられなかったのと同じように
今年も 妹の"ようちゃん"の方が
この巣のある辺りから 離れられない様子です

"かん君"の方はと言えば
もうあちらちらへと遠くへ飛び回っているのですが・・・

このあとの"ようちゃん"・・・

上空を見上げているのがわかりますか?

母カモメが 彼女の頭上に飛来
どうやら ようちゃんを"呼びに"来たようです

おもむろに飛び立つ ようちゃん


母親を追うように 一旦南方へ


そして 旋回して 北へ・・・

更に 母の後を追って

南の空へと 飛んで行ってしまいました
旋回しながら 徐々に飛行高度を高くしていた様子
どうです この飛翔する姿 ♪  カメラに視線を向けてる・・・?
立派でしょ?

すっかり逞しく成長し
飛ぶ姿には 力強さが感じられます


何せ こんなに ちっちゃかったのが

今では こんなに 大きく成長したのですから
素晴らしい~♪

おそらく
また "巣離れを促そう"という
親鳥の"思惑"なのでしょう
母親に誘われ
飛んで行った先で
餌をもらったのだと思われます

撮れた写真を確認したあと
"ようちゃん"が飛翔するシーンをプリント・・
館内6階ホワイエへ 展示しに行ったところ
ベランダの角に 父カモメの姿を発見!!

大きいでしょ?  ええ 大きいんです

周囲に 睨み(?)をきかせながら
営巣してきた岩場辺りを見下ろし
ゆる~く見張っているようにも見えるし

パートナーと一緒に進めてきた
子育てを 振り返りつつ 感慨にふけっているようにも見えます

近々 この岩場から カモメ親子が居なくなってしまうのが
とても寂しくて仕方のない
Bluebirderでは ございますが
せめてここに居てくれる間は
カモメ親子の姿を 見守らせてもらうことにいたします

~~~~~~~~~~

P.S     22日の営巣場です  午前10時過ぎ・・・
母鳥が なぜか巣の中に・・・

Bluebirderは
この場を離れなければならなかったので
カメラは ラウンジのKさんに託しました
すると・・・

"ようちゃん"がやって来て

餌をねだっているではありませんか

母親は 小魚を与え

"ようちゃん"は それは嬉しそうに食べていました

まだ ここから離れたくないといった印象の
"ようちゃん"ですが
親鳥より大きくなっているのには
じぇじぇじぇ! でした

Kさん 撮影ご協力ありがとうございました

~~~~~~~~~~~
更に P.S

23日 午後2時過ぎ
母カモメが
岩場に子どもたちを呼んで
餌を与えていました

久しぶりの 3ショット


そして 2ショット ♪   左が "かん君" 右が "ようちゃん" です

かわいい♪ でしょ?

~~~~~~~~~~~~

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