ウェディングフォト

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

観洋創業50周年記念 ウェディングフォトプレゼント
最初に撮影を済まされました 井上様に
先日 完成した写真を お渡しすることが出来ました

正月3日の夕方 わざわざ観洋に足を運んで頂き
当館 阿部女将より お渡しさせていただきました

井上様は ご家族ご一緒にお見えになったのですが・・・・・

実は  お2人にお渡しする前に
あえて 先に ご家族にお見せしていたのです⇓

わぁ~ と歓声・・・  ちょっとお2人を じらしてからのぉ・・・

もったいをおつけしてww・・・ ようやく(^^♪写真は お二人の手に

ぐぐっとのぞき込む お2人・・・ 画像から声が聞こえそうですね
写真の出来栄えに 思わず 感激の声と笑顔がこぼれ出ました

お渡し出来た写真は こちら

お2人とも 写真は 一枚だけと思っていたご様子で

写真の出来栄えはもちろん レイアウトデザインにも

ご満足頂けたようです



シーン ポーズ アラカルト いいでしょ? イケてます 素敵ですね

50周年記念ウェディングフォトプレゼントの撮影は
3月に1件 4月に2件予定しております

フォトウェディングが こんなにも素敵な写真になったら
いいですよねぇ
ええ Bluebirderも 実にいい!素晴らしい(^^)/と思います

観洋で フォトウェディング♪

ご結婚の思い出作りに コロナに負けない挙式としていかがでしょう

南三陸ホテル観洋 0226-46-2442 セレモニー課まで
どうぞお気軽に お問い合わせください
みなさまの ご希望 ご相談 お申込みを お待ちしております

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さて さて
国の天然記念物にして絶滅危惧種
志津川湾で越冬中のコクガンですが・・・

7日 いつもの港にいたのは 10羽ほど・・・
やはり この時期としては少ない

南三陸海のビジターセンターで
この日確認できたのは50羽程度

戸倉公民館 旧戸倉中学校2階にある
ネイチャーセンター関係者の見解では
本格的な寒さが未だ来ないからではないかとのこと

ただ 原因はともあれ
コクガンの数の少ない志津川湾はとにかく寂しい印象
厳しい寒さには ご遠慮いただきたいところですが
コクガンは 大いにCome on! です    矛盾してます けどねww

さ~て さて

前回のbluebirderのブログでは
太陽柱が天に伸びた 珍しい初日の出をご紹介しましたが

なんと 驚くなかれ 今年の初日は新年初めての虹も映し出していたのです

日の出の際の 北西の空には

はい この通り!!!

こちらの写真は 当館屋上で 初日の出を拝んでいた
台湾の研修生から 頂きました
ありがとうございます

屋上で 初日の出ばかりか新年初めての虹も観られた
台湾の学生さんや お客さま方には
きっと いいことありますね

皆さまにも 初日(はつひ)の出の虹 をご覧頂いて 幸運のおすそ分けです
改めまして 良い一年に♪

おめでとうございます

あけましておめでとうございます Bluebirder*Sです

本年も そうぞ よろしくお願いいたします

漁船には 新年の大漁を祈る旗が風になびいて 志津川湾も お正月♪

新しい年を 皆さまは どのようにお迎えになられたでしょうか

初日の出は ご覧になられましたか
こちらは 観洋6階ホワイエから望んだ初日の出・・・

今年は  何と 太陽柱が観られました
こちらの画像は その太陽柱が判るように明暗を調整してあります
上に伸びている光の柱 わかります?肉眼の方がわかりやすかったようですが

こちらは 初日の出クルーズの観光船上から撮って頂いた画像 ⇓

上に向かって 光の柱が伸びているのが判りますね
これは 風が穏やかで 空中の六角形の氷晶が水面に対して水平に並び
太陽光を反射して起こる現象で 一定の条件が揃わないと観られません

初日の出とともに 来訪された年神様が
私たちに幸福をもたらすとされていますが
同時に 天に伸びる太陽柱が現れた ということは
この日の出を拝めたお客様には
きっともう一段 いいことがありそうな
ブログをご覧の皆さまにとっても より佳い一年になりそうな
そんな予感がした 新年最初の日の出でした

 

めでたい と言えば 昨年は ホテル観洋の創業50周年を記念して

応募頂いた方々の中から抽選で
5組のカップルにウェディングフォトをプレゼントいたしました

日程の都合や コロナ禍で 先延べになっていた撮影スケジュールでしたが
ようやく 先月始まりました

こちらのお二人は 長身カップル

より一層衣装が映え スマートな印象の 東松島市の井上裕市・綾香ご夫妻


コロナ蔓延の為 披露宴も挙げられずにいらっしゃったので
今回の撮影がお二人にとって事実上の挙式 ということになるのでしょう
ご覧くださいこの笑顔♪ ⇑ ⇓ 幸せいっぱい 晴れがましいですね♪

コロナ禍で 披露宴の開催も敬遠されてしまっている昨今
久々に 観洋館内を一際明るく 素敵に華やいだ雰囲気にしてくださいました

ありがとうございます  お幸せに♪

完成したフォトは 今月3日にお渡しする予定です
(写真とお名前の当ブログへの掲載は 井上様のご承諾を頂きました)

南三陸ホテル観洋では
こうした フォトウェディングも受け付けています
0226-46-2442 ホテル観洋 セレモニー課まで
お気軽に お問い合わせ ご相談ください

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さて 志津川湾で越冬中のコクガンですが
大晦日のいつもの港には 15~16羽の姿を確認できました

午後の晴れ間 船揚げ場のスロープに上がって
アオサを食べていました

去年の今頃は この辺りには優に30羽以上居ましたから 数としてはまだまだ

先週まで 4~5羽しか居なくて
あれこれ 余計かもしれない心配をしてしまっていましたが

ここに来て なんとか15羽の姿を見ることができて
多少ではありますが ホッとしているところではあります

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観洋 毎月恒例 スターパーティ 次は

1月16日の開催です お楽しみに♪

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★お知らせ★

1/10~2/27宿泊分は「南三陸宿泊キャンペーン」と「全国旅行支援」併用可!
ご予約は「みなたび」よりお申込みくださいませ♪

超お得です!!

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星天率80%超

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

恒例のスタパが 12月23日に開かれました

当夜の星空指数は 前日から100%のまま
ほぼ快晴の朝を迎え スタパも端から満天の星を楽しめる♪
そう 思って心躍らせておりました

ところが 冬型の気圧配置が強まり
西方から 雪雲が流れ込んだせいで

なんと午後は雪に・・・

風は強まる 雪は止まない
今回はすっかり諦めムードになっていました

午後5時半ごろ
降り続く雪空に木星がボンヤリ見えましたから
開催への期待をつないではいましたが
それでも 雪は止まないものですから
屋内で星のお話を聞いて頂く会場の準備も同時に進めておりました

おずおずと・・・

屋内会場の椅子を並べ終えて ふとカーテンを開けてみると
どうでしょう♪
ついに雪は止み 海側の雲間に 火星が見えたのではありませんか

そこで急遽 屋上の雪と水をブレードで払い 準備を整えた次第

さあ 午後6:30 スタパが始まる頃には
観洋上空の雲はみるみる切れてゆき
木星が 火星が すばるが おうし座のアルデバランが
そして オリオン座が さらにシリウスが
雪で洗われた漆黒の空に輝いたのでした

オリオン座と 冬の大三角です     薄雲が被っていますが美しい♪

むしろ星座と星の位置がわかりやすいのは
こちらの ピンボケ画像

オリオンの三ツ星と 小さな三ツ星
ベテルギウス(上の赤い星)とシリウス(下)とプロキオン(左下)で構成された
冬の大三角がよくわかります

フィルターを替えて現像すると

恒星やオリオン大星雲の輝きが更に増しました

一方 こちらは 火星とプレアデス星団すばる そしてアルデバラン

一際目を引く 素晴らしい輝きです

星のソムリエ教授の星空案内人の方から
星は ピンが甘い方が
色が出て きれいに見えるものだとうかがいました


決定的なピンボケ写真ですが この通り
左上が火星 右上がプレアデス星団すばる 下が おうし座のアルデバラン
赤や青が きれいに発色しています
この画像だと アルデバランも 色が赤いことがわかりますね

寒い中の開催で こぐま座流星群はさっぱりでしたが

今回も 悪天候を押しのけ お客さまから
「いい思い出が出来ました」と喜んで頂くことの出来た
ミラクルスターパーティでございました

概算星天率(造語)80%超を誇る観洋のスタパ
星空案内人の解説付きですからわかりやすい
その上参加無料で どなたでも気軽にお楽しみ頂けます
ご宿泊のお目当てに是非どうぞ

次は 1月16日の予定です

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さて 志津川湾で越冬中のコクガンですが
24日午後3時前に いつもの港で観られたのは 3羽だけ

海のビジターセンターの朝の観察で確認できているのは
23日が79羽 24日が64羽
去年の同じ時期には優に100羽を数えていましたから
今年は 一体・・・

23日の湾内全体の調査では240羽を数えてはいます

が こちらも 去年の同じころ12月27日の調査では
過去最多の475羽を数えていたのですから
ホントにどうしてしまったことやら

やはり 湾内の自然環境が変化しているからなのでしょうか・・・
そんな懸念も どこ吹く風
寒空に 涼しい顔のコクガンたちです

双子座流星群

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

「今日は スターパーティーじゃなくて
スノーパーティーじゃあないんですか?」

そんな風にからかわれてしまったのが
毎月恒例の スターパーティー開催の日

双子座流星群がピークの14日のこと
南三陸町は 雪に見舞われました

スタパの開催が危ぶまれるのも 無理はありません

なにせ この通り

志津川湾も

この様子を見たら 十中八九 星の観望なんてとても無理 と思います

それでも60%という南三陸町の星空指数に 望みを繋ぎつつ
夕方4時頃から われわれスタッフは
屋上フロアの雪を掃きはじめたのでした

しかし 望みの熱を冷ますように 降り続いた雪・・・

それがどうでしょう 5時半を過ぎる頃になると
雲間にちらほらと木星や火星が見え始め
次第に 上空の雲が切れてきたではありませんかぁ
なんとか スタパは開催へ

そして・・・

どうですか 午後7時半を過ぎるころになると

火星が♪ プレアデス星団すばるが♪
カシオペア座が♪

星空が 広く展開してくれたのです
またまたミラクル♪  雪から一転 晴天に!

寒い中でしたが ご参加の皆さまには
椅子をお出しして チェアリング態勢

さながら 劇場か プラネタリウムのよう♪

見事に尾を引く流星が現れると
歓声と共に 拍手が沸き起こっていました

この日は マレーシアから団体のお客様がお泊りで
雪に大喜びされたあとは 双子座流星群で さらに大喜び

2時間で8個観られました というお客様 それは嬉しそうでした

実はどうやら 流星群のピークはスタパ終了後の
午後10時半以降だったようで
なんと 20分足らずで 大小10個の流星を楽しめました
火球クラスの大きい流れ星も!

余りに凄い勢いなもので コンデジを向けてみたところ・・・

まるで オリオンのベテルギウスから発射されたかのような流星を
捉えることができました
双子座は 画像の左上の位置

動画42フレームのコンポジットで 解像度も良くないのですが
その見事さは お判りいただけますね

こちらは 別の流星で27フレのコンポジット
画角を外れる直前で止めました
下の明るい星が 大犬座のシリウス 左上が 小犬座のプロキオン
ベテルギウスと結んで 冬の大三角です

雪空から一転して晴れた空は 塵が洗われ 漆黒に
星々も より一層輝きを増した 奇跡の夜でした

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さてさて 志津川湾で越冬中のコクガンたちですが
14日の寒波のあとも さして数が増えていないようです

南三陸海のビジターセンターで確認できたのは
16日に66羽 17日に57羽とのこと

17日午後 Bluebirderが目撃したのは
戸倉地区の河口付近で4羽

いつもの港で4羽

そして ビジターセンター付近で7羽

の 都合15羽だけ

いつもの港の様子を観る限り アマモが漂着していませんし
そもそもそのアマモを含め 海藻自体が大して茂っていません

これに対し ビジターセンター付近の海域には

アマモが浮いていて コクガンたちが食べていますね


ただ 岸壁に漂着しているのは少な目

こうしたことからすると
コクガンたちがこのあたりに居付かなくなっているのは
やはり アマモが少なくなったのが原因なのではないか
そんな風に 推察せざるを得ない 目下の飛来数の少なさです

気になるのは
なぜアマモや海藻が少なくなってしまっているのかということ

そこには アマモが

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

10日土曜日 いつもの港へコクガンを訪ねました

岸壁近くに 5羽を発見・・・   ええ 5羽だけです

近場で撮ろうと 近付こうとした
というより そんな気配をほんの少し見せた途端!

飛んで行ってしまいました  ショック・・・

先日 比較的近くで撮影されてしまった相手を
覚えていたのでしょうか

鳥は 記憶力が良くて
特に 危害を及ぼすような人のことは
よく覚えていると聞きます

先日も 手にしていたカメラは 武器とみなされてしまったか
唐突に姿を現した Bluebirderのことを狩人とでも思ったか

この5羽には どうやら敵視されてしまったのかもしれません

コクガンが居なくなった港では 波消しブロックの上
ヒドリガモがうずくまっている脇で
カルガモが ポツリと日向ぼっこをしていました

仕方なく コクガン撮りは諦めて 南三陸海のビジターセンターへ
お尋ねしたところ
9日に61羽 10日には54羽のコクガンを確認できたそうです

そうそう そう言えば
先週の初め 寒冷前線の通過で急に寒くなって
雪が降ったこともあってか 多少飛来数が増えたのかも知れません

観洋に戻る途中 防潮堤で スコープを構えて
バードウォッチングしている方を発見

大方 目的はコクガンだろうと思いましたが
案の定

栃木県からお越しの男性
いつもは 観洋にお泊りだそうです(ありがとうございます) が
今回は 部屋が取れなかったのでとおっしゃっていました
全国旅行支援のお陰様で 混み合っておりまして・・・
恐縮でございます

さて 改めて 防潮堤に上がってみると
なかなか見晴らしのいい 鳥観台です

双眼鏡かスコープがあれば
絶好のバードウォッチングのステージです

当の コクガンたちはと言えば・・・
います 居ます

目視でも 優に30羽以上確認出来ます

ここでも オオバンに労働寄生しながら
つまり 横取りしながらアマモを食べているコクガンも居れば

水中に首を突っ込んで 採っているのもいますね

なぜ 彼らがここに 数多くいるのか・・・・

画像の 明暗と彩度を調整して改めてよく観てみると・・・
彼らの居る海域の下が 黒っぽくなっているのがわかります ⇓

これ 恐らく アマモが茂っている アマモ場と思われます

冬の志津川湾は 特に水が澄んでいて
光線の反射も弱かったので 判り易かったようです

そこで ふと気が付いたのが
いつもの港には海藻が少なかったということ
つまり アマモも・・・

ご覧のように いつもの港の海の中 岸辺近くの様子なのですが
澄んだ水の底に海藻が見当たりません
去年  一昨年あたりは
未だ あちらこちらに 海草がゆらゆら波に揺れていた覚えがあります

それに対し こちら防潮堤前の海域は アマモが豊富なのですから
コクガンたちが集まっているのも 道理です

アマモのあるところに コクガンあり
コクガンの居る所に アマモあり

アマモ場の存在はそのまま自然の深さの指標ですから
コクガンは 豊かな自然の象徴ということになります

もっとも この日コクガンが居なくなっていたいつもの港は
アマモが漂着する場所ですから
条件が整えば きっとまた集まってくることでしょう

~~~~~

さて 11日のスターパーティ
夕方5時過ぎまでは 完全な曇天だったのが
何と 開始30分前には 快晴に♪ ミラクルです

この日は 修学旅行の高校生と一般のお客様への対応に追われ
撮れた画像は ピンボケの月だけ

ですが水平線を昇ったばかりの色がきれいです

今回も100人を超える皆さまに
観洋の星空を お楽しみ頂くことが出来ました
ありがとうございます

次は14日 双子座流星群に 期待です

コクガンまだまだ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

気圧配置は冬型へ
コクガン飛来も加速か・・・・・
などと前回のブログで記しましたが
まだまだ 大して・・・


2日に仙台で初雪が降りましたが

先週訪れた寒さは
"寒波"というほど強いものではありませんでした

仙台の初雪は 平年より6日遅く 去年と同じ
ただ 同じ日に確認された
泉ヶ岳の初冠雪は平年に比べ1日 去年に比べ8日遅いそうな
南三陸町内の初雪は未だで "雪虫予報"はハズレ
3日4日と 日中の寒さは 幾分緩んだ印象です

そんな影響でしょうか
やはり志津川湾へのコクガンの飛来も遅れているようです

南三陸海のビジターセンターで3日朝確認できた数は20羽ほど

いつもの港では 15羽ほどが いつものようにスイスイ泳ぎながら
アマモを食べていました  3日午後の様子です

曇り空だったこの日

船揚げ場のスロープにあがって
アオサを食べる姿も観られました

こちらの個体は
首の模様が大きくくっきりしていて 立派な成鳥
風格もあって 恐らく この4羽の中ではリーダー的存在です

彼らは 体の大きさがカルガモ程度ですから
威圧感はなく
どこか親しみの湧くかわいらしさがあります

そんな彼らが  遥かシベリアの北方から渡って来るのですから
大したものです


こちらは 白鳥座

コクガンたちも きっとこんな風に翼を広げてやってくるのでしょう

上の写真は 先月28日に開かれた スターパーティのひとコマ

白鳥座もこの日にスマホで撮ったのですが
星座のメンバーも 秋から冬に代わりつつあります
そうそうそう言えば 春夏秋冬全天の星座の数は88 あるんですって
(これ 29日の"星の楽しいお話"ネタです)

実は この日 昼間は暗雲が垂れ込め星空指数は確か20%

開始の午後6時半ごろになっても 上空を雲が覆っていて
星空の観望は まず 絶望的と思われ 日程の設定を後悔しておりました

ただ 辛うじて 石巻方面に雲が無いことに一縷(いちる)の望みをかけて

するとどうでしょう 徐々に雲が切れ
惑星や星座が姿を見せ始めたではありませんか

午後8時前後には
上空の雲が殆ど無くなるという奇跡が起こったのです

まるでW杯ドイツ スペイン戦のように♪
(注:試合前の大方の予想を覆したという観点からの"奇跡"であって
結果的に 日本の実力を世界に示すことになりましたね♪
語弊があってはいけませんので 悪しからず)

かねてから 観洋のスタパは 晴天率が高く
日中どんなに天気が荒れていても
開催時間帯には すっきり晴れてしまうというケースが大半なのです

日中の空の状況からして あまり期待していなったお客様も大喜びで
惑星や星座の輝く星空を楽しんでいらっしゃいました

こちらは 火星 赤く輝いています


一方こちらは 木星 この時期 一際明るい星

東の水平線から姿を現した オリオン座

皆さんご存知 冬の星座の代表格です


今回は100人余りの皆さまに 星をお楽しみ頂くことが出来ました

ただ二夜連続のスタパで
2日目は 端からの雨予報にはとても敵わず
お客様には "楽しい星のお話"をお楽しみ頂くことにはなりました

次回は 今月 11日と14日

11日は修学旅行生の皆さん向けで開かれるのですが
一般のお客様もご参加頂けます

14日は双子座流星群ピークの日   火星も接近中

お楽しみに

スターパーティ ぷらす2DAYS開催へ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

月一回 観洋屋上で開催している スターパーティ
今月は既に 8日に皆既月食をお楽しみ頂きました
ご宿泊のお客様からは

「観られて幸運でした」
「良い思い出になりました」との言葉を頂戴しました
ありがとうございます

そんなに喜んで頂けるならば!
と スターパーティで天体の解説をして下さっている
星空案内人の皆さまの中から
追加で開いてはどうかという声が上がりました

そこで ちょうど
JR様の"大人の休日倶楽部パス"の有効期間に当たる
28日29日の連夜 開くことに決定!!

今回は "惑星の共演"

今年は既に 8月には"土星"が (8月29日撮影 ⇓)

9月には"木星"  (南三陸町上空)

そして 10月には"天王星" (月の左下 11月8日皆既月食当日撮影 )

さらに 今月に入って"火星"

相次いで午後8時頃の東の空に登場し
目下 秋から冬に向かう澄み渡った夜空で共演中です

中でも火星は中接近の年で その輝きはいよいよ増してきていて
赤く明るい光は まるでルビーのよう(⇓ 資料画像)

午後10時ともなると 天頂近くには一際赤く光って
その存在感を増しています

また 8日の皆既月食中に月の陰に隠れ
世紀の天体ショーを演じてくれた"天王星"
みかけの明るさが 5.6等級なので
肉眼で見つけにくい 控えめな存在ですが
実は 太陽系では 木星 土星に次いで 大きな惑星で

半径は2万5559km  地球のおよそ4個分あります
ただ太陽系で7番目の惑星で 太陽から約28億7000万kmも離れているので
反射光は弱く 見つけにくいのも無理はありません
ちなみに 太陽~地球間は約1億5000万kmです

こちらは 火星とは対照的に青く輝く星
そう言えば
皆既月食で撮った失敗ピンボケ画像でも

滲んで写った天王星は青く光っていました

その成分の殆どは
ヘリウムと水素 メタンで構成された"ガス惑星"

青く見えるのは 赤い光を吸収し青い光を散乱させるメタンの性質のせい
まだまだ多くの謎に包まれたミステリアスな星です

今頃はちょど地球の真後ろに太陽が位置していて
正面側に天王星が見えるいわゆる「衝」の時期

太陽の光が正面から当たって
観察に好ましい条件です

日暮れも早くなりましたから
28日 29日のスターパーティは
午後6時半スタート

"Star" ・・・文字通りの
夜空の"花形"たちの共演をお楽しみください

尚 雨天 曇天の場合は 屋内別会場で
天文に詳しい星空案内人の皆さんによる「星のお話」をお楽しみ頂きます

案内人のお1人Nさんから
皆既月食終了直後の「ターコイズフリンジ」の写真をご提供頂きました

それも解説付き♪ ありがとうございます
「チョット露出オーバーだった為色味が良く有りませんが(笑)ご笑覧下さい」
というのがご本人の弁ですが ターコイズカラー きれいです♪

一方 こちらは 皆既開始直前のターコイズフリンジです
(Bluebirder撮影:補正強めです)

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さてさて 半年ほどご無沙汰しておりました
コクガンが 志津川湾に飛来し始めています
南三陸海のビジターセンターによれば
10月20日町内初目撃情報が届き
センターでも22日1羽確認
11月18日までに50羽のを確認しています
この19日の午後2時半ごろ 町内の小さな港に行くと居ましたいました♪

6~7羽程度ですから 2家族かな?

両ファミリー 互いに"ガヒガヒ"鳴いて
けん制し合いながらアマモを食べていました

オオバンが潜って採ってきたアマモを横取りする
労働寄生のシーンも お久しぶり♪

例年 冬のピーク時 湾内には400羽が飛来します

皆既月食 スターパーティ

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

11月8日 皆既月食の日に
"スターパーティ"は開かれました

この日は 午後に雨が降り
上空には雲が広がって 観測が危ぶまれましたが
いつしか雲は消え 満を持して
ついにこの日の主役が東の水平線上に 登場いたしました♪
昇ったばかりで黄金色に輝いています

その後観洋上空は 雲一つない快晴に♪

午後6時過ぎに食が始まって 間もなくの様子です
地球の影が 月にかかり始めました

今回は "天王星"が月に隠れる"惑星食"も同時
"皆既月食中の惑星食"は 442年ぶりとのこと
"土星食"があった安土桃山時代に 日本に望遠鏡の渡来は確認できておらず
かの武将 織田信長も 月食は眺めていたとしても
"土星"が月に隠れる"惑星食"までは観ていなかったはず

日本では 私たちが初めての"惑星食"の目撃者になりました

まして "皆既月食""天王星食"が重なるのは
日本では 過去5000年で一度も無かったというのですから
この日の皆既月食観望の価値たるや いかに!!!
まさに "世紀の一大天体ショー"と相成りました

その天王星が 徐々に月に近付いて・・・・・

8時46分(コンデジ内臓時計で)

天王星が 月の陰に入ると

星空案内人からは「只今天王星が月の陰に入りました」というアナウンス!
スタパご参加のお客様の間からは 自然と拍手が沸き起こりました

私たちが まさに歴史的な天体現象の目撃者になった瞬間です

この日は たまたま修学旅行の高校生のみなさんも 屋上へ

もう 気分はウキウキ ノリノリ♪

スマホのカメラを望遠鏡の接眼レンズに当てたり
モニター画面に向けたりして あれこれ工夫しながら撮影していました

皆既月食中には 木星や土星も望遠鏡で

こちらが当日の木星 二本の縞模様も観えてますネ

一方 望遠鏡を覗きこんで観える土星は
下の写真のようにごくごく小さいのですが
それでも環が確認できると

皆さん 感激していらしゃいました
4時間にも 及ぼうかという 天体ショー


天王星食の終わりは月が明るくて確認出来ませんでしたが
皆既を抜け 月食も 終わりへ・・・

こちらは もう10時前の様子です

かくして この日の皆既月食スターパーティは
感激の余韻を残して 終わりを告げました

次の 皆既月食中の惑星食は322年後の西暦2344年
信長の時代と同様 土星が 隠れます

そのころの日本は そして地球は
どんな世界になっていることでしょう

全能の神 Jupiterは お見通しなのでしょうか?

願わくば 生まれ来る子供たちのために
私たち人類と自然が完全に調和し
少なくとも戦禍の無い世の中になっていればいいな というのが
Bluebirderの呟きです

ギリシャ神話でいうところの地球はガイア(Gaia)
ガイアは神々の母 大地の女神なのですから

カモシカ come on!!

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

観洋から徒歩5分のところにある 当館の男子寮
先日 たまたま その寮へ休憩に向かう途中

当館のお客様 ご夫婦連れでしたが
歩道に立ち止まって
じっと西側(写真右)の斜面を見上げていらっしゃいました
国道45号沿いです

もう遠目から お2人の姿には気付いていましたから
何か居るんだろうな とは思っていましたが
すれ違う際・・・
「何か いるんですか」
「ええ カモシカが  あそこに!」

「ほんとだ いるいる」
「珍しいですよねぇ この辺ではよく見かけるんですか」
「そうですね 時々ですけど」
「あんなに急な斜面なのに どうやって戻るのか見てみたい」

急斜面で 涼しい顔の カモシカ・・・(カメラ目線 ww)

南三陸町内の山手ではもちろんのこと
観洋近辺でも出没している こちらのニホンカモシカ
ついこの前は 寮の前で 母子で居る姿を見かけました

ニホンカモシカは 国の特別天然記念物

氷河期から姿を変えていない
原始的な特徴を持つ動物なのだそうです

生物学的にもかなり貴重な『生きた化石』として
学術的価値が認められ
1934年(昭和9年)に国の天然記念物に

その後 第二次世界大戦後の食料難で 肉や毛皮目的に乱獲
生息地の開発も進み 生息数が3000頭程まで激減・・・
事態を重く見た政府が1955年(昭和30年)に
「特別天然記念物」に引き上げた経緯があります

あのジャイアントパンダが日本に初来日したとき
中国にお礼としてニホンカモシカが贈られたそうな(知りませんでした:恥)
つまり 珍獣パンダと同じくらい貴重な動物ってことになります

ニホンカモシカは 鹿ではなく"牛の仲間"で 草食性
草 木の葉 新芽を主食に 木の皮やフルーツなども食べるのだとか

こちらは 只今 椿の葉 あるいは小さな花芽でしょうか
むしゃむしゃと 食べている所
もう そろそろ冬を迎える準備なのかも知れません

観洋へお泊りの際には
国道45号を南へ お散歩をどうぞ
ひょっとしたら
実はパンダ並みの"珍獣"カモシカに出会えるかも知れません

合言葉は "カモシカcome on!"です(ww)

 

追伸
翌日 カモシカが葉を食べていた椿と思しき木を見上げると・・・
見る影もなく 全体の葉の半分ほどが無くなっていました (-_-;)
もの凄い食欲です
"椿"にとっては
"嘆き"の "come on↓"でしょう

~~~~~~~~~

さぁ いよいよ8日は皆既月食

スターパーティは月食の始まる直前の   午後6時スタートです

今回は 月の出直後から部分月食が始まり
すべての過程が終わるまで観察できる好条件♪
その上 月に天王星が隠れる
珍しい"天王星食"も観られます

皆既月食と惑星食が同時に起こるのは442年ぶりで
次回は322年後ということですから 必見です

一大天体ショー あとは晴天に期待です

紅葉を見に行こうよう(w)森舞台

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

既に 山手の紅葉は 散り際へ
今度は 平場に 紅葉の舞台は移ります

当館 南三陸ホテル観洋のある 南三陸町のお隣
登米市(とめし)に "明治村"があるのはご存知の方も多いと思います

"みやぎの明治村"登米市登米町(とよまちょう)
まさに そのシンボルが この重要文化財の旧校舎

明治時代に建てられ  和風と洋風が融合したなんともハイカラな様式
矢絣(やがすり)衣装姿の "はいからさん"こと
花村 紅緒(はなむらべにお)が登場してきたら そのまま溶け込みそうな雰囲気♪

また 門や塀に囲われた閑静な江戸時代の町並みには

武家屋敷が連なり 白壁と甍(いらか)が往時の雰囲気を醸し出しています

実は 見どころはこうした明治時代の文化だけではなく
現代の建築文化も


こちらが"登米能"を継承する「森舞台」  平成8年に建てられました
東京オリンピックの会場でも話題になった建築家 隈研吾さん作の舞台です

この"森舞台"周辺は 11月前半ともなると・・・

この通り♪   素敵でしょう?

こちらの画像を拝見した際には 心が震えるほどの感動を覚えました

とにかく 美しい♪ そのひとことに尽きます  so beautifull !  so amazing !

これほどまでに美しい紅葉 観ない手はありませんね!

ご紹介しました画像は 去年までに撮影されたようですが
みやぎの明治村 株式会社とよま振興公社様よりご提供いただきました

ありがとうございます

さあ いよいよ 平場の紅葉も本番の11月
"森舞台の紅葉"を愛でに
登米市登米町まで足を延ばしてみてはいかがでしょう

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さて 美しいと言えば
当館屋上"汐風の空"に展開する "天然のプラネタリウム"

月一回 天体を観望する"スターパーティ"を開いて
お客様から 星座や惑星などをご覧いただき お楽しみ頂いておりまりすが
11月は8日の予定で
今回は一大天体ショー"皆既月食"をご覧頂く予定です

食が始まるのは 午後6時9分 皆既は7時16分から1時間26分間続きます
今の所 当日の南三陸町の星空指数は100%

大いなる天体ショーに期待が高まります♪

月食スターパーティ 午後6時スタートです