白いヤマユリが 今 観洋近くでも 咲き誇っています
立てばシャクヤク 座ればボタン 歩く姿は・・・・・ 美しい♪
一方こちらは 白い虹
7月20日 午後6時33分 観洋の屋上より・・・
パッと見 7色が識別しにくくて 白く見えます
虹が出たあとは きっと晴天に向かう♪ と期待したのですが
残念ながら この後 夜の時間帯は 再びの雨から曇りへ・・・
一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
きっと 虹の色の鮮やかさは
天気が好転する度合いを示すバロメーターで
白くボンヤリした虹は この後のはっきりしない天気を
知らせていたのかも知れません
という訳で
この日のスターパーティは
1階大潮で”星のお話”
「星のお話」ご来場のお客様には 美しい天体写真をプレゼントしています
いずれも 星空案内人 永井さんの撮影
オーロラに・・・
銀河・・・ などなど きれいでしょ? 皆さまもいずれご参加の際にどうぞ
さあ本編 星のお話
まずは星空案内人のお一人 星のソムリエ準教授
和田 直彦さんが この日晴れていれば 観えた星々に
星座のお話から
宇宙旅行へ
・・・
20人以上のお客様方は
それはもう熱心に 映像に見入り
興味津々 聞き入っていらっしゃいました
続いてのお話は 同じく星空案内人
天文ボランティアうちゅうせん船長の 永井 秀男さん
「星座の数は 100以上でしょうか 100以下でしょうか・・・」
大半のお客様は 100以上に挙手
実は 正解は 100以下 88あるのだというお話から
腕を目の前に延ばして
手のひらを握ったこぶしの親指側から小指側までの幅が 仰角 約10度
親指を延ばして 約15度 さらに 小指を延ばして 約20度 といった具合に
簡易的な天空の角度の測り方を 教えてくださいました
15度は 地球の自転により 天体が1時間に動く角度で
星空観望の際 よい目安になります
他にも 地球と 人工衛星や月との距離
一見大きく観える月も 五円玉をかざすと
硬貨の穴に入ってしまう大きさでしかないのだということなど
数々の興味深いお話をしてくださり
お客様も 興味深く耳を傾けていらっしゃいました
この日は さいたまのお客様から
「流星の観える仕組みを知りたい」という質問があり 永井さんは
「彗星が残していった塵の層を 地球が通過する際に
砂粒程の塵が 大気圏に入り
摩擦とプラズマによる発光で 流れ星になるのだ」と回答
流星と言えば
8月13日は 三大流星群のひとつ ペルセウス座流星群がピークを迎えます
当日は まさに流星群観望のための スターパーティを予定しておりますので
お楽しみに♪
さて そんな お話をお聞き頂いている間に
屋上には 曇りにも関わらず
延べ50名以上の皆さまが入れ替わり立ち替わり
お越しになり 星を望むチャンスを 待ち構えていらっしゃいました
すると わずか数分間ではありましたが
春の大曲線 カシオペア座 夏の大三角を 観望できたとのこと
ご覧になれた方は 幸運でしたね
☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 ☆ 🐤 🐤 🐤
ところで 観洋のカモメ三兄妹 お客様からのご協力で
兄 海(かい)くん 姉 遊(ゆう)ちゃん 妹 虹(にじ)ちゃん
と命名して頂きましたこと 改めて 心より感謝申し上げます
にも拘わらず ・・・だ 大事件です!!!
前回のブログで 海くんと遊ちゃんが泳ぎ始めて
虹ちゃんがしり込みしているのをご紹介しておりました⇓ (13日の様子⇑ ⇓)
こちら⇓は その4日後 17日午後の岩場 遊ちゃんと 虹ちゃんの姿はありますが
すでに 海くんの姿が観えません
海くんは てっきり遠くで泳ぎまわっているのだとばかり思っておりました・・・
そしてこちらは 翌18日の様子・・・
岩礁で 動き回っているヒナは 虹ちゃんだけ・・・
海くんの姿が見えないばかりか 岩場の中央の窪みに・・・嗚呼・・・
そのまま 身じろぎもしない
というより もう”動くこともない”多分 遊ちゃんの姿・・・
前の日17日の夕方 同じ場所でうずくまり
休んでいるのだという思い込みで眺めてしまっていましたから
ひょっとしたらその時点で遊ちゃんは もう・・・とも考えられます
愕然としました これくらい大きく成長すればもう大丈夫♪
巣立ちを待つだけ などと
高をくくっていた矢先のことでしたから・・・
アクシデントは 14日から 17日の間に起こったものと思われますが
海くんが居なくなった経緯も
遊ちゃんが命を失ってしまった原因も 誰も目撃していないので全くわかりません
隣の岩場のヒナがそうだったように
トビに急襲されたのでしょうか 遊ちゃんはその際に命を失った?
それとも 海くんは 親の守れる範囲を逸脱して泳ぎ回り
その先で 猛禽や獣などの天敵にやられてしまったのか
一方の姉の遊ちゃんは もともと食が細かったようでしたから
余りの暑さに体が持たなかったのか
あるいは 海上で摂ったものに中った?!などと
あれこれ考えてはみるのですが 所詮 憶測の域を出ません
ただひとつ確かな事実は 残ったのが 虹ちゃん一羽だけなのだということ
一番おくてで 親鳥にベッタリ
父鳥母鳥とも 少しずつ まめに餌を与えていましたから
結果的に兄姉とは別行動で安全な所に居て
無事だったのかも 知れません
自然淘汰 自然選択は仕方のないこととは言え
まさかの出来事は まさに青天の霹靂
残念でざんねんで 仕方がありません
あとはとにかく 虹ちゃんが お兄ちゃんお姉ちゃんの分まで 立派に成長し
冒頭でご紹介した白い虹など 遥に凌ぐ鮮やかな色で 生命の「虹」を輝かせ
次の世代にその命をつないでくれることを 願うばかりです
どうか 皆さんで 虹ちゃんの成長を応援してあげてください
よろしくお願いします
虹ちゃん がんばれ!