一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
この15日の 合衆国はウィスコンシン州
”ミルウォーキー・インデペンデント誌”の特集記事を飾ったのが
当館の 阿部憲子(あべのりこ)女将
ミルウォーキー・インディペンデント誌は ”広告なし”の日刊ニュースマガジンで
スポンサーの意向や利益に左右されること無く報道を続けています
2021年5月19日 グリディロン賞のバーチャル授賞式で
ミルウォーキー記者クラブからウィスコンシン州
ジャーナリズム優秀賞の10部門を受賞するなど
2016年以来 合計40の賞を受賞している著名なマスメディア
独自の社説では
東日本大震災による被災者や被災地を継続取材していて
今回は 当館 阿部憲子女将のインタビュー記事が掲載されました
1960年のチリ地震津波ですべてを失った創業者 阿部𣳾兒(あべたいじ)氏は
地域住民を助け 地域を守るという観点も鑑み
景観の美しい岩盤の高台にホテルを建設したこと
そうした先見の明があったからこそ 2階迄の浸水はあったものの
ティーラウンジの食器も売店の陳列棚のものも下に落ちることも無く
建物は損壊を免れ館内の人々の命を守れたこと
水も電気も使えない中での避難民600名分の炊き出しのこと
体験を語り合い共有することで理解が広がり
マインド面の復興に繋がることを見出し
語り部バスツアーを続け 語り部シンポジウムも開催していること
また 被災地の残骸が無ければ
3.11の津波の衝撃を伝えることは出来ないということなどが記され
「実際の体験を学び共有することに根差したこのアプローチは
改めてより良いコミュニティーを構築し考えるべく推し進められている」
と 結ばれています
https://www.milwaukeeindependent.com/articles/keiko-abe-continuing-family-legacy-hospitality-guide-minamisanrikus-recovery/
皆さまには 今回のこの記事をネットでご覧頂くとともに
当館にお泊りの節には
是非 語り部バスツアーで 防災・減災・備災で命を守る為のノウハウを
お持ち帰り頂けましたならば 幸いです
~~~~~☆ ~~~~~☆
さて この20日は 通算120回目のスターパーティでした
風が強いものの 朝から青空が広がり 大いに満天の星が期待されました
と ところが・・・ 午後7時の
開始時分には 空一面に雲が広がり
せめてもの 頼みの月もおぼろにかすんでしまう始末
早い時間帯にお越しいただいたお客さまには
EVスコープで撮りだめた星雲や彗星の画像をご覧いただきながら
星のソムリエのお話を聞いて頂いていました
溜息混じりのこの状況は「天気ばかりは仕方がない」そんなあきらめムードに
それが・・・! 観洋の奇跡は 再び♪
開始からおよそ1時間・・・上空の雲は徐々に薄くなり始め
ついに望遠鏡で月のクレーターの観察が可能に
さらに春の大三角(”アークトゥルス”と”スピカ”。”デネボラ”は月明りの中)
しし座・・・
ふたご座・・・
ぎょしゃ座 主星カペラ・・・
北斗七星・・・
そして ベガ・・・と 星座と星々が次々と姿を現しました
気が付けば いつしか空はスターパーティ日和に♪
前半 せっかくお越しになられたものの 観望できなかった皆さまの為に
午後8時半過ぎには 館内放送でご案内差し上げたところ
更にお客様にお集まりいただけました
天体大好き少年は 望遠鏡の接眼レンズにスマホを当てて月を撮影
綺麗に撮れて 周りからも歓声が上がり 嬉しそうに見せてくれました
「楽しかったです!」「面白かったです!」と
お客様の笑顔がうれしいこの日のスタパは
100名様を越える方々から お楽しみ頂くことが出来ました
ありがとう ございました