皆様こんにちは、マッキーです。
今回は、当館で毎日運行している「震災を風化させない為の語り部バス」についてです。
毎朝8:45~から運行している語り部バス。
当館でも多くの方々にご利用いただいており、
中には手紙やレポートを頂くことも…
本日はその手紙(レポート)の内容を少し紹介したいと思います。
今回お手紙をいただいた
関東在住のこちらのお客様は、
東日本大震災で被害に見舞われた方へ募金活動、
そして、何度も岩手・宮城・福島へお越しいただいており、
今回で震災後5回目の訪問との事です。
仙台を出発して沿岸の地域は、
名取⇒松島⇒石巻⇒女川⇒南三陸⇒気仙沼⇒陸前高田⇒釜石⇒宮古を
2泊3日の旅の1泊目として当館をご利用いただきました。
そして、
翌朝の語り部は、昨年「もてなしの達人」にも選ばれた
伊藤文夫部長のバスにご乗車されました。
震災当時の様子や、南三陸町の復興状況などを1時間掛けて、
「戸倉地区(旧戸倉中学校)」や、
弊社所有の民間震災遺構「高野会館」、
そして、赤い鉄骨の「防災対策庁舎」
(語り部バスでは車窓から少しご覧いただけます)
観洋だけではなく、志津川地区や戸倉地区を目で見た感想も
しっかりと書かれています。
今回の訪問を通して、
被災地の港湾・堤防・道路などの整備は結構進んでいるように感じましたが、
住宅や商業施設の建設はこれからだと感じました。
ただ、商業施設などは人影がまばらで、
元々過疎化が進んでいた地域がこれから
どのようになって行くのか少し心配との事でした。
ぜひ、また少し時が経ちましたらお越しいただければと思います。
このように、全国各地のお客様に当館の語り部バスはご乗車いただき、
中には、お手紙を書かれる方や、お子様の自由研究になる事も…
これからも、震災を風化させない為に、
そして、将来起こるかもしれない災害の防災・減災の為に、
「震災を風化させない為の語り部バス」は今日も走り続けます。
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