皆様こんにちは、マッキーです。
今回は震災伝承施設「せんだい3.11メモリアル交流館」後編をお届けいたします。
先週は1階部分にある交流スペースについてお伝えいたしましたが、
本日は2階の展示室及び屋上庭園についてお伝えいたします。
まず展示室前に見えるのが…「仙台沿岸イラストマップ」
来館者の皆様が沿岸部の思い出を付箋で貼り、
仙台在住のイラストレーター佐藤ジュンコ氏が少しずつ描き上げる、
誰もが参加できる展示となっています。
そして今回のメインとなる展示室の中へ、
この展示スペースの床や机の天板には、
環境にも配慮しているのでしょうか、
津波により東被害を受けて解体された
東六郷小学校の体育館の床板を再利用しています。
また館内の各所にある椅子は
震災遺構となった荒浜小学校の椅子が使われています。
震災以前の仙台市沿岸部の様子から始まり、
震災時の被害状況や復旧・復興に向けた状況を多くの写真やパネルを使用して、
被災者の声も織り交ぜながら分かりやすく説明しています。
この中で個人的に気になる写真をいくつかピックアップいたします。
1枚目は震災前の深沼海水浴場。
震災前に多くの人々で賑わうこの場所も、
地震による津波により多くの人々が犠牲になりました。
私はその時、米沢で高校生活を送っていたので、
実際に現場には居ませんでしたが、
当時の報道・映像で見る仙台市沿岸部(荒浜地区)の様子は、
今でも少し覚えている程、衝撃的な内容でした。
2枚目は荒浜小学校。
恐らく地域住民の方々でしょうか、
多くの人が屋上に避難しているのがよく分かります。
そして辺り一面が黒い津波に覆われ、
荒浜小学校がまるで孤島のように見えます。
この荒浜小学校は2017年より震災遺構として公開となっています。
そして3枚目は震災から2年後に日本一になりました
「東北楽天ゴールデンイーグルス」
多くの被災者を勇気づける活躍に、
心を打たれた東北の皆様も多いはずです。
また展示室内には、
この一角だけタイムスリップしたかのような雰囲気漂う中で、
昭和30年代の昔話を聴く事ができるコーナーと…
こちらの一角は、
まるで絵本の中に入ったかのような空間で楽しめる、
仙台市東部沿岸地域の伝承と物語の企画展もございました。
さらに上の階へ進むと…
データで見る3.11として、
震災と健康に関するパネル等がございました。
そして屋上庭園は、
木目の床と植物が街中の喧騒を忘れらせる空間となっています。
ベンチも何席がございますので、
晴れた日はここでランチとかも良いかもしれませんね。
また荒井駅周辺や仙台市内の様子も遠くに見ることができます。
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当館では宿泊者様限定で
仙台駅東口より無料シャトルバスを運行しております。
仙台駅のどこから乗るの? 何時に出発するの?
どれくらいの時間がかかるの?といった質問にお答えするべく
観洋ちゃんねる班のメンバーが実際に乗車し
撮影を行いました。
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