こんにちは、むっちゃんです。

3月2日と3日
気仙沼中央公民館にて
第5回東北被災地語り部フォーラムが開催されました。

初日の2日には
オプションプログラムとして
「震災を風化させない語り部バス」を運行し
AコースとBコースに分かれ
気仙沼市内をご案内いたしました。

Aコースは気仙沼中央公民館を出発後
気仙沼市復興祈念公園へ。

気仙沼市復興祈念公園は
津波火災等で壊滅的な被害を受けた
鹿折地区・内湾地区を眼下に望み
地域の復興の様子を実感することができます。

公園内には
復興祈念のシンボルとなる「祈りの帆(セイル)」や
犠牲になった方々の名前を刻む銘板があります。

続いては
リアス・アーク美術館へ。

リアス・アーク美術館では
東日本大震災を災害史、災害文化の視点から考えるための
様々な資料を常設展示しており
被災現場写真203点、被災物155点、その他歴史資料等137点
資料総数約500点をご鑑賞いただけます。


リアス・アーク美術館館長 山内宏泰様

最後は
震災伝承施設「命のらせん階段」へ。

命のらせん階段は
株式会社阿部長商店ホテル観洋の創業者宅であり
1960年のチリ地震津波で被災した教訓から
後付けの工事でらせん式の外階段が取り付けられました。
東日本大震災当時、約30名がらせん階段を登り
屋上で大津波から命を守ることができました。


気仙沼市語り部 宝田和夫様

Bコースは
震災伝承施設「命のらせん階段」の他に
気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館へ。

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館は
旧気仙沼向洋高校の校舎であり
展示室や映像シアターの他
津波の被害を受けた校舎内を見ることができます。


気仙沼市観光協会 橋本茂善様

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
これからも当館は、伝承活動を続けて参ります。