前回、ご紹介しました”気嵐”。
志津川湾を覆ったのが11月25日朝のこと。
その1週間後、12月2日朝。
再びの”気嵐”です。
湾内を覆いつくした25日ほどの勢いはありませんでしたが、
やはり この景色、なんとも言えない”趣き”があります。
しばらくその場で佇んで、眺め入ってしまいます。
自然の営み、季節の移ろいが生み出す美しい光景と出会うと、
心癒され、また、すこし大袈裟かもしれませんが、
生きているっていう”命の歓び”を実感します。
”気嵐”に限らず、大自然の織りなす美観には
神々しさを感じるBluebirderでございます。
ところで、この気嵐の3日前、
観洋前の黒崎の森で”フクロウ”に出会いました。
風の強い日で、遠巻きの朽ちた立木にヒラリととまった一羽。「何だろう?」
とにかくファインダーを覗くと、ん?フクロウっぽい。
慌ててシャッターを切りましたが、
なかなか焦点が合わない。ブレる。嗚呼・・
嘆きながらも奇跡的に1枚、その姿を捉えることが出来ました。
フクロウは留鳥ですから、この森に棲み着いているものと思われます。
が、なにせ夜行性ですから”出会いなど まず滅多にありません。
夏場の深夜には”ホホゥ・・・ホホゥ・・・”という声は聴いていて
”いつか捉えたい”と思っておりましたから、やったー! といったところww。
撮れたのが 11月29日、”いいフク(ロウ)”の日だったのは奇遇なことですw。
海に森に、観洋周辺は、今日も深い自然の豊かさに包まれています。
さて、9日はスターパーティ。よく 晴れました♪
今年最大の天体ショーは 17年ぶりの”土星食”。
午後6時27分、
土星が
月の陰の部分に
隠れはじめました。
そして、
午後7時、
今度は
煌々と輝く
月面の向こうから
姿が現れました。
今回は、たまたま当館を訪れた
福岡から修学旅行の高校生の皆さんも木星食を観望。
今回の土星食は、福岡では起こりませんでしたから
ラッキーでしたね。
土星の環を望遠鏡でご覧になっては、
「初めて自分の眼で観た!」と喜ぶお客様。
よく晴れてきれいな星空に「ほんと、よかった」と満足されている
お客様もいらっしゃって、
コーディネーター、星空案内人はじめ私どもスタッフも光栄の極みです。
のべ180名のお客様から、お楽しみ頂けました。
ありがとうございます。
otanoshimini!!