一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです

10日土曜日 いつもの港へコクガンを訪ねました

岸壁近くに 5羽を発見・・・   ええ 5羽だけです

近場で撮ろうと 近付こうとした
というより そんな気配をほんの少し見せた途端!

飛んで行ってしまいました  ショック・・・

先日 比較的近くで撮影されてしまった相手を
覚えていたのでしょうか

鳥は 記憶力が良くて
特に 危害を及ぼすような人のことは
よく覚えていると聞きます

先日も 手にしていたカメラは 武器とみなされてしまったか
唐突に姿を現した Bluebirderのことを狩人とでも思ったか

この5羽には どうやら敵視されてしまったのかもしれません

コクガンが居なくなった港では 波消しブロックの上
ヒドリガモがうずくまっている脇で
カルガモが ポツリと日向ぼっこをしていました

仕方なく コクガン撮りは諦めて 南三陸海のビジターセンターへ
お尋ねしたところ
9日に61羽 10日には54羽のコクガンを確認できたそうです

そうそう そう言えば
先週の初め 寒冷前線の通過で急に寒くなって
雪が降ったこともあってか 多少飛来数が増えたのかも知れません

観洋に戻る途中 防潮堤で スコープを構えて
バードウォッチングしている方を発見

大方 目的はコクガンだろうと思いましたが
案の定

栃木県からお越しの男性
いつもは 観洋にお泊りだそうです(ありがとうございます) が
今回は 部屋が取れなかったのでとおっしゃっていました
全国旅行支援のお陰様で 混み合っておりまして・・・
恐縮でございます

さて 改めて 防潮堤に上がってみると
なかなか見晴らしのいい 鳥観台です

双眼鏡かスコープがあれば
絶好のバードウォッチングのステージです

当の コクガンたちはと言えば・・・
います 居ます

目視でも 優に30羽以上確認出来ます

ここでも オオバンに労働寄生しながら
つまり 横取りしながらアマモを食べているコクガンも居れば

水中に首を突っ込んで 採っているのもいますね

なぜ 彼らがここに 数多くいるのか・・・・

画像の 明暗と彩度を調整して改めてよく観てみると・・・
彼らの居る海域の下が 黒っぽくなっているのがわかります ⇓

これ 恐らく アマモが茂っている アマモ場と思われます

冬の志津川湾は 特に水が澄んでいて
光線の反射も弱かったので 判り易かったようです

そこで ふと気が付いたのが
いつもの港には海藻が少なかったということ
つまり アマモも・・・

ご覧のように いつもの港の海の中 岸辺近くの様子なのですが
澄んだ水の底に海藻が見当たりません
去年  一昨年あたりは
未だ あちらこちらに 海草がゆらゆら波に揺れていた覚えがあります

それに対し こちら防潮堤前の海域は アマモが豊富なのですから
コクガンたちが集まっているのも 道理です

アマモのあるところに コクガンあり
コクガンの居る所に アマモあり

アマモ場の存在はそのまま自然の深さの指標ですから
コクガンは 豊かな自然の象徴ということになります

もっとも この日コクガンが居なくなっていたいつもの港は
アマモが漂着する場所ですから
条件が整えば きっとまた集まってくることでしょう

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さて 11日のスターパーティ
夕方5時過ぎまでは 完全な曇天だったのが
何と 開始30分前には 快晴に♪ ミラクルです

この日は 修学旅行の高校生と一般のお客様への対応に追われ
撮れた画像は ピンボケの月だけ

ですが水平線を昇ったばかりの色がきれいです

今回も100人を超える皆さまに
観洋の星空を お楽しみ頂くことが出来ました
ありがとうございます

次は14日 双子座流星群に 期待です