いつも「ときめきピチピチ便り」をご覧いただいている皆様、こんにちは。
しゅんです。
驚きましたでしょうか?(笑)
・・・・すごーく久々に登場ですが、どうしても!伝える事があって今日はUPします!
『第2回全国被災地語り部シンポジウムin西日本』開催
淡路夢舞台 2017.2.26
第1回目の「全国被災地語り部シンポジウムin東北」(2016年3月 会場:南三陸ホテル観洋)
開催から続く私たちの道は1年後に繋がってます。
舞台(会場)は ”夢”舞台!。
兵庫県淡路島の「淡路夢舞台国際会議場」。
ここは阪神淡路大震災の復興のシンボルともいえます。
第1回目のシンポジウム宣言のとおり、私たちはあの後にも様々な取り組みを行ってまいりました。
(宣言文抜粋)
1.私たちは、地域の歴史を学び、自身、地域の自然災害の経験を記憶・記録
し、「命を守る」ため次世代、社会へ広く伝える活動を実践、支援します。
2.このシンポジウムをきっかけとして始まった全国の語り部との交流を深め、
ゆるやかなネットワークを広げていきます。交流により各地の災害、
語り部の活動を理解することで、自身の語り部活動の学びとします。
3.災害の悲惨さを伝えることで、防災・減災・縮災を語り部の力で広げてい
きます。そのために様々な提案を行います。
そのために東北だけでなく、新潟にも、北海道にも足を運び、このことを語り継ぐための
課題・問題と向き合うだけでなく、それを実践していくためのネットワークづくりにも取り掛かりました。
昨年11月の「三陸被災地語り部座談会」、そして年明け1月29日の「東北被災地語り部フォーラム2017」の
開催を経て、私たちは「語り部」をさらにかけがえのないもの、生きていく力にしていくための
活動を継続していきます。
(参加定員をはるかに上回る430名もの方が会場にお越しくださいました)
オープニングセッション、飯田美奈子さんによる「アメージンググレイス」
淡路高校生による復興応援歌「ここに」にて開幕。
五百旗頭真先生の基調講話、
そして阪神淡路・東日本大震災・熊本、それぞれの語り部の発表。
メインディスカッションのテーマは「被災地と未災地が紡ぐ未来知―タテとヨコのつなぎ方」。
世代間、家族間の伝承だけでなく、風化と共に広がる被災経験地からまだ経験の無い方々「未災地=未災害地」
へのメッセージを未来への知恵として提案するトークになりました。
パネラー
阿部 憲子 (宮城県・南三陸ホテル観洋女将)
長井 大輔 (長崎県・雲仙岳災害記念館)
米山 正幸 (兵庫県 北淡震災記念公園震災の語りべボランティア)
コメンテーター 植松浩二 (熊本市副市長)
コーディネーター 室崎益輝 (兵庫県立大学防災教育研究センター長)
分科会も2つのワークショップが行われ、
「私たち語り部ワークショップ」、「未来世代の語り部ワークショップ」共に、
濃密で有意義な意見交換の機会となりました。
会場内では日本だけでなく海外の事例も含め、100枚のパネル展示も行われ、多くの方々にご覧いただけただけでなく
さらにパネルは全国に散らばる各拠点でも展示していこうというネットワーク化も進もうとしています。
こういう機会でなければできないこともしかり、
こういう機会があって私たちはまた次へのステップに歩むことができることを実感します。
今回は閉会にあたり「淡路語り部宣言」を提唱し、
さらにこれからへの誓いを参加者の皆さまと共有しました。
(以下宣言全文)
淡路語り部宣言
私たち「被災地語り部」は全国から阪神・淡路大震災被災地、兵庫県淡路市に集い、
2月26日、27日の2日間、各地における取組み、課題、希望を伝え、議論しました。
閉会にあたり、誰もが「語り部」であり、私たちは「命を守る」ため次世代へ
教訓を伝え、共に「未来知」をつむぎだすことを宣言します。
1.国内外のあらゆる自然災害、歴史を学び、自身、地域の経験を記憶・記録
し、「命を守る」ため、次世代、そして未災地へ広く伝える活動を実践、支援します。
2.2回のシンポジウムを経てつながった全国の語り部との交流ネットワークをさらに広げていきます。
これらの交流を地震、津波、噴火、風水害、土砂災害、火災など様々な自然災害と多様な語り部の活動を
理解する一助とし、自身の語り部活動の学びとします。
3.自然災害の脅威から生き残り、生き延びるため、備えとしての自助・共助・公助を語り部の視点から広げ、
つなげていきます。そのために様々な提案を行います。
語り部の人智を共有し、タテのつながり、ヨコのつながりを広げ、防災・減災・縮災を実現するために被災地、
未災地においてフォーラムを開催していきます。
第2回全国被災地語り部シンポジウムin西日本
淡路夢舞台国際会議場において
2017年2月27日
各報道にも大きく取り上げられました。
さらに広がっていくことを願っています。
淡路で見た日の出はとてもキレイでした・・・。
南三陸もキレイだけど、淡路でもごく当たり前の日常のひとときの大切さを感じ、
ずっと守っていきたいと思いました。
そして、ここからのスタートはまた次への全国被災地語り部シンポジウムへ向けて繋がります。
来年またみんなで会えることを約束し、
それぞれがまたそれぞれ「伝えること」を今日も語ります。
それでは今週はここまで。
PS、明日3/11 私、「しゅん」は千葉県のBayFM(7:00)、埼玉県川口市のFM川口にそれぞれ
インタビューが放送されます。
本日のJ-WAVEに続き、圏内の皆様、よろしければラジオをオンでお願いします!