一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
1960年と2011年
大津波に襲われた 南三陸町
お見舞いの意味も込めてチリ政府から贈られた二体のモアイ像の間に
当館 南三陸ホテル観洋を望める小さな公園が最近出来ました
実は 二体のモアイとホテル観洋は 尊い縁(えにし)で結ばれています
観洋創業者は町内で魚の行商を生業としていましたが
1960年のチリ地震津波で一切を失いました
その後 拠点を気仙沼に移し 秋刀魚の行商・販売で成功
旅館ホテル業にも着手
大勢の集う施設は より安全な場所にしなければと
岩盤の上に 最新の耐震構造を持つ宿泊施設”観洋”を建設したのです
それが功を奏し 3.11の津波では 2階迄の浸水はありましたが
建物自体びくともせず揺れによる損壊は無し 館内のお客さまも従業員スタッフも
誰一人として犠牲になることも怪我をすることも無かったばかりか
二次避難所としても機能しました
モアイ像の モアイとは「未来に生きる」という意味
1960年の教訓を未来に生かし
2011年にはお客様や町民の命を守ることの出来た観洋では
新たな教訓を生かすべく 毎朝 語り部バスを運行中
モアイの眼差しは 「未来に生かす命」をジッと見つめてくれています
さて そんな二体のモアイ像の右手は 八幡川の河口で
先週ご紹介した鷲鷹の仲間 ミサゴの狩場になっています
上空でホバリングして 川の中の魚に狙いを定め
ドボンと飛び込んで捕まえます
前回のブログでは 鷲鷹の風格が無いとか
まさにミサゴの”沽券に関わる”失礼な記述をしてしまいましたが
どうしてどうして 獲物を狙う姿は素晴らしく かっこいい♪ イケてる! やはり猛禽
猛禽類独特の鋭利な雰囲気は 鋭い矢のイメージがあります
白黒(白濃茶)鮮やかなコントラストの翼 しなやかなそのシルエットからは
科学忍者隊ガッチャマン ”大鷲の健”を連想させられてしまいました
えっ?ガッチャマン?大鷲の・・? 知らない? 古い?
これはまた失礼いたしましたww ただ 去年は実写版が公開されてましたから
多少うなずいて頂ける方もいらっしゃるはず
それはまあさて置くとして こちらのミサゴの場合
狩りの最中は 下から見上げるBluebirderをあまり煙たがりませんでしたから
ここは希少な野鳥ミサゴを比較的近くで観られる 貴重なスポットかも
観洋から車で数分 国道45号を挟んでさんさん商店街の反対側
興味がおありの方 観に行ってみてください 空が青く晴れた日が狙い目です
さてさて 気仙沼には当館観洋の姉妹館が2店舗
気仙沼港をミサゴよろしく見下ろす高台に
サンマリン気仙沼ホテル観洋と
気仙沼プラザホテルがあります
お泊り あるいはドライブで気仙沼まで足を延ばされましたなら
喫茶コーナーでコーヒーブレイクはいかがでしょう
眼下に 気仙沼港を望む高台
ここは サンマリン気仙沼ホテル観洋の喫茶コーナー”Sun&Sun”・・・
只今 ”生どら焼き&珈琲セット”を提供中です
どら生地には珈琲風味のクリームが挟んであります
小豆餡が好きなBluebirderではありますが
フワフワなやさしい生地に挟まれた
甘さ控えめの珈琲クリームと香り高い珈琲の香りが イイ~♪のです
港町 海辺の雰囲気とも相まって ホッとする安らぎのひと時をいただきました
東北各地に展開する老舗菓子メーカー「ラグノオ」とのコラボ商品
気仙沼へお出かけの折には 是非 ご賞味あれ~!!
さあ 次のスターパーティは 今月13日