う~さぎ うさぎ 何見て跳ねる
十五夜お~月さ~ん 見て跳~ああ ね~るぅ~(^^♪
中秋の名月、当夜のスターパーティでした。
一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
日中はよく晴れた、今月17日、 十五夜。
午後5時23分ごろ。
かくして、椿島から 名月は昇ったのでございました。
午後7時にスタートした、スターパーティ。
中秋の名月は、観洋屋上”汐風の空”を、
やさしく明るい光で包み込んでくれました。
椅子に掛け、星空案内人の話に耳を傾ける お客様方。
煌々と輝く名月を、皆さん満足そうに眺めていらっしゃいました。
何より、この日は 月が土星に大接近。
望遠鏡では、”いも名月”のお顔に”大接近”
して ご覧いただきましたし、
レンズを覗いて 眼に映る土星は、ごくごく 小さいのですが、
辛うじて土星の環を確認できると、「うん、土星だね」って嬉しそう♪。
ところが、午後8時近くなると、徐々に雲が広がり、
月は、雲の間に間に、あるいは薄雲の向こうに 見える程度に。
それまで、時々天頂付近で雲の切れ間から見えたベガや夏の大三角も、フェードアウト。
もう、スタパの終わる午後9時頃には この通り。
それでも、夜の部だけでも 130名を超えるお客様から
お楽しみ頂けくことができました。
昼の部、
太陽黒点の観察にご参加いただいた方々を含めると、
170名越えに♪
「普段、夜空を見上げることなんてないから、観洋で
いい体験と思い出がで出来ました」というお客様もいらっしゃって、幸いです。
ご参加いただき、本当にありがとうございました。
ただ、最近「スタパを楽しみに泊りに来ました」とおっしゃるお客様が
増えてきていて、この日も多かったものですから、
後半の曇り空は、とても申し訳なく思っておりました。
にも拘わらず「たとえ見えなくとも、雲越しにでも 仲秋の名月を愛でられたことが、
とても良かった」とおっしゃるお客様がいらっしゃったのです。
正直、その言葉には、 心 救われました。
古くから日本には「無月(むげつ)」という風流な概念があり、
それは、月が雲に隠れていても、その存在を感じ取り、
見えない美しさを想像するのもまた一興、という考え方です。
まさに、そんな風におっしゃられたお客様が、何とも粋だなぁ~と思えた
今回のスタパでございました。