「いつもの岩場の巣は 海面から一定の高さがあって

波が少し高めでも大丈夫だと思いますが、

右手の巣は、岩場がそんなに高くないから
波を被りそうで 心配なんですよぉ・・・」かねてからそんな話をしておりました

一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです。

6月3日、その心配は 現実に・・・

そこに 巣と卵はありません
この岩場で カモメのカップルが温めていた卵の巣は
大波にさらわれてしまったのです

Bluebirderは非番でしたが、たまたま立ち寄ったバックヤードで
ティーラウンジのKさんから聞き、

流されてしまったことを知りました
風のある時々雨の日、潮が満ち 海は荒れていました。

去年はこんなこと無かったことですし、
カモメのツガイにとっても 見守っていた私たちにとっても
なんとも 無情な出来事です

が これもまた自然の摂理のひとつ その旨を受け止めるしかありません

去年、今年と2年続けて繁殖できていませんから
おそらく来シーズンはもう この岩場で巣は作らないでしょう
残念ですが 仕方ありません・・・・・と、そんな風に思っていたのですが

よ~く見ると ?! 親鳥が巣材をくわえて運んで来ています

まだ ここで子育てをする意欲があるようです

一方、

以前から毎年営巣が続いているこちらの岩場では
もう一組のカップルが、ヒナの誕生に向け

それはもう大切に卵を温めています

12日には1個目が孵る予定です。 ヒナが孵るまで あと2日、 秒読みです。

 

ところで

この9日、スターパーティがありました
6月一回目の開催

夏の星座 はくちょう座が東の水平線上に

一方 ふたご座の主星ポルックスに三日月が接近 する日でした、が
20%だった星空指数は 10%にダウン・・・

星空観望は 絶望的と思われました

ところがどうでしょう 午後7時前になって 徐々に雲が広がり始めたのです

まさに観洋の上空だけに!

それでもって 地球照の三日月

ふたご座のポルックス

他に 織姫星のベガや 北斗七星に 牛飼い座のアークトゥルスなどを
観望出来ました

まさか星を見られるとは思っていなかったお客様は 大喜び

思い思いに 望遠鏡を覗き込んだり

スマホでそのままの光景を あるいは望遠鏡の接眼レンズにあてて
撮影していました

観洋の奇跡 再びとあいなったのでございます

一方、5階ロビーでは 星空観望が叶わない前提で準備していた
星のお話も お楽しみいただきました

星空案内人の  滝原さんが 春の星座について 詳しく解説

特に 今回は NPO法人 星のソムリエ機構 代表理事の
柴田晋平さんをお迎えしての スターパーティで
屋上でも 星について解説頂いた上

星のお話でも お客さまから土星の環、一等星やブラックホール

惑星の自転についての質問に 分かり易く回答いただきました

ありがとうございます

次回は24日

春の星座の見つけ方

夏の星座 さそり座が出現します

スタパ 今後の予定です