一週間ぶりのご無沙汰です Bluebirder*Sです
バケツをひっくり返したような雨・・・ 轟く雷鳴・・・
なんとも蒸し暑い日でしたから 気温の上昇とともに
積乱雲 いわゆる入道雲が立ち昇って 激しい夕立となったのでしょう
久方振りに耳にした 雷でした
その後ややあって 西の地平線上の雲が切れて陽の光が湾内に差し込み
現れたのが こちらの虹だったという訳です
観洋屋上からなら
きっと志津川湾の岬から岬に渡る虹が撮れたのでしょうけれども
この日は非番で 寮の東側の外階段上での撮影
右側に鉄骨が入り込んでしまいました
わずかにピークを過ぎててっぺんの色が薄くなっていますが
脚から脚までの全容を見せてくれた虹はBluebirderにとって久しぶりでした
徐々に薄れゆく中で 右の脚は10分近くに亘って 文字通り「踏ん張り」
美しい色を 楽しませてくれました
けだし きれいです
よくよく観れば 虹は二重
主虹は 空気中に浮遊する水滴の上側から入った光が
その中で 1回だけ反射して下側から出てきたもの
副虹は 水滴の下側から入った光が
2回反射して上側から出てきたものなので主虹の外側にあって
2回の反射で光が弱まり 主虹よりも薄くなって見えます
そもそも 虹は縁起の良いもので 幸運の前兆だと言われていますが
東に立つ虹はより縁起が良く
ダブルレインボーはさらにラッキー♪ なのだとか・・・
この日 この虹を目にしたお客様 当館スタッフ
町内の方々も さぞ多かったことでしょう
これはこれは この虹を愛でられた方には 誠におめでとうございました♪
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さて 当館眼下の岩場で営巣を続ける オオセグロカモ
無事孵ったヒナたち(父カモメの傍に居るのがお兄ちゃん 右がお姉ちゃん)
カモメ3兄妹の名前の募集を7月1日で締め切りました(こちらは妹)
3週間の長きに亘り ご応募頂き ありがとうございました
その間にヒナたちは それは素晴らしい勢いで すくすく大きく成長しています
館内で人気投票を経て 3羽の名前を決定させて頂きますので
発表迄 今しばらくお待ちください
さて 近くの岩場で営巣中の別のオオセグロカモメですが
卵を1個 しっかり温め続けています
先に産まれた2個の内のひとつならば もうそろそろ孵るころですが
どうも 先の2個のあとに産まれた卵のようで
孵化には もう2週間はかかりそうです
繁殖できる地域が狭くなったことなどが原因で
今年 準絶滅危惧種に指定されたオオセグロカモメ
指定と機を一にして 観洋の海辺に巣が一つ増えた ということは
この近辺でも他に営巣に適した場所が無かったという
彼らを取り巻く状況を そのまま反映した出来事だったのかも知れません
だとすれば この場で営巣するツガイの卵には 何としても孵ってほしい
そんな風に Bluebirderは願っております
皆さんも どうか応援してくださいね