皆さん、こんにちは!カナです。
本日は9月18日に南三陸町で活躍する語り部の皆さんと
当館スタッフが参加した、
「気仙沼の復興と民間震災遺構「命のらせん階段」を語る会」の
様子を紹介いたします。
「命のらせん階段」とは..
当館の親会社である「阿部長商店」の創業者自宅となります。
震災時には約30人の地域住民の方が
外側のらせん階段を使用し屋上に上り津波を逃れた場所です。
「命のらせん階段」にまつわるブログはこちら⇩
【震災伝承施設に…「高野会館」と「命のらせん階段」が登録されました。】
「命のらせん階段」の現在は
国や県でつくる震災伝承ネットワーク協議会の伝承施設に
「命のらせん階段」として登録されています。
当日は約20名が参加し、震災遺構や伝承施設に向かいました。
こちらの「命のらせん階段」は曳家工事も2021年6月に終了し
来年の一般公開を目指して、現在工事を進めております。
家の周りをぐるっと見る事ができるため、どんな被害を受けたのか
以前よりもっと近くで見学できるようになりました。
また、「命のらせん階段」は国や県でつくる
「震災伝承ネットワーク協議会」の震災伝承施設に登録されています。
本ブログで写真で掲載をしている「命のらせん階段」は
現在、工事が進められているため、立ち入ることができませんが、
上記にも記載した通り、一般公開になった際にはぜひ、
現地にてご覧いただきますと幸いです。
また、経過などはこちらのブログやSNSでも発信して参ります。
今回、震災遺構の視察は地域を超えた語り部の交流を目的に
気仙沼の語り部らでつくる
「『命のらせん階段』を伝える会が企画しました。
参加した20名は内湾地区、大島、震災資料が展示される
リアス・アーク美術館も巡りました。
今年開催された「語り部フォーラム」にて
副館長である山内 宏泰様が震災遺構について
コーディネーターの方々と意見交換を行っている動画と
ブログがございます。
合わせてご覧くださいませ↓
物言わぬ語り部である「震災遺構」
建物に残された震災当時の爪痕が、
この場所で何がったのかどれくらいの高さまで
津波が押し寄せたか、
そして、その場所で語り部が当時の様子を伝えることにより
「教訓」を見て聞いて感じることができるのではないかと思います。