一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
それにしても、凄まじい低気圧でした。
この13日に三陸沿岸を発達しながら北上した
低気圧の猛威たるや!
南三陸町内にも 激しい雨と風をもたらしました。
それはもう まるで台風並み。
そのせいで、震災遺構の高野会館の周囲はすっかり水浸しに。
14日の10時15分便の語り部バスは、
お客様を会館内にご案内出来なくなってしまい
申し訳ござませんでした。
そんな語り部バスのご案内の途中、
黒崎海岸では波乗りを楽しむサーファーの姿を久しぶりに目にしました。
語り部バスのご案内の最中でしたから、撮影は出来ませんでしたが、
こちらは、以前ご紹介したシーン。
お客様にも、普段は穏やかな志津川湾にも
実は 隠れたサーフポイント
「黒崎スポット」があることもご紹介出来ました。
かっこいいですよねぇ。
しばらく眺めていたくなってしまいます。
さて、13日には、徐々に強くなる雨脚の中
いつもの漁港のコクガンは 一体どうしているものかと
様子を観に行ってきました。
まだ、居ます。
この小さな港が また 彼らにとって 心地よい居場所のようで、
外海が荒れていても、
このように
突堤の内側では、穏やかな水面で過ごすことが出来ます。
だんだん強くなる雨になど めげる様子も無く、
自慢の羽で きれいに弾いた雨粒を背中に載せ
アマモを求めて 泳ぎ回っていました。
相も変わらず、元気いっぱいです。
既に 北帰行が始まったとはいえ、
南三陸海のビジターセンターによれば、
まだ近辺で90羽ほどが確認できているとのこと。
14日朝には、お泊り頂いたお客様から、
「まだコクガンは居るの」というお問い合わせを頂きましたが
大丈夫です。まだ 居ます。
た~だ、今回ご紹介している写真は、どれもブレブレ・・・。
雨雲の下、シャッタースピードが稼げないもので、この始末。
ご容赦くださいませ。
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おまけ です。
「冬鳥その7」ということになりますが、
14日の午後3時半ごろ、休憩を終えて観洋に戻る途中
歩道から ぱっ!と飛び立つ 黄色い小鳥!!!
すわ! キビタキ?!!!
と、思いました。
が、まだ 夏鳥がやって来るには早すぎる。
なぜかまた、小生の進行方向に帰って来て、
しきりに植物の種子か何かをついばんている様子・・・
とっさに スマホのカメラを2倍ズームにして、撮ってみたものの
残念至極な ぼんやり写真に。 この「子」も 困り顔・・・。
図鑑で確認したところ、
その正体は 越冬中の マヒワの♂ でした。
どうやら「繁殖期以外は 群れで生活する」らしいのですが
彼は なぜか"単独"。
冷たい雨にすっかり濡れながら、
北へ旅立つ準備でしょうか、
一生懸命 餌をついばんで
ちっちゃな体に エネルギーを充電しているようでした。