一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
あれから、まだ再会出来ていません。
10月19日に、志津川港近くの荒島(あれしま)前に着水する
まだ。
国の天然記念物にして絶滅危惧種の コクガン。こちらは前の冬の様子。
休日の度、仕事の合間に
水辺へ その姿を確認に出かけてはいるのですが・・・
非番だった28日には、ちょいと悔しい思いをしました。
コクガンに「会い」に
わざわざ山形は庄内からお見えのご夫婦とたまたま意気投合。
すぐさま戸倉方面の入り江に向かったものの
飛び立ってしまったあと。 トホホ・・・
お二人によれば、居たのは 5羽とのこと。
惜しい! 残念!!
ところで、コクガン情報を確認にいつも訪れている
南三陸・志津川湾の自然と生物に関する情報展示で いっぱいです。
コクガンのことはもちろん、例えば、
剥製が展示してあります。
野鳥写真マニアにとって、垂涎(すいぜん)の被写体なのであります。
何だか わかります? ザリガニではありません。
イセエビなのであります。まだ 小さいのですが。
それも、志津川湾に居たというのですから 二度驚き。
漁師さんが 網にかかったのを、持ってきてくれたのだそうな。
イセエビと言えば、茨城県辺りから南の太平洋沿岸から
朝鮮半島南部の沿岸、更に台湾にかけて分布する甲殻類。
全国的にみても、一番の漁獲量を誇るのが三重県で、
なぜ 志津川湾に・・・
ということなのですが、海流に乗って
それと、もともと「南方」生まれですから
これまでは 水温が低く志津川湾では越冬出来なかったそうですが、
これまた 何と越冬するイセエビも出現してきているというのです。
それだけ 海水温が上昇して来ている証し。
地球温暖化がその要因ですね。
この日 ほかに持ち寄られていたのが、タツノオトシゴ。
センタースタッフが汲んできた海水を入れたバケツに
ポンプで空気を送り込んで
水槽に展示する準備をしていました。
竜のような格好をしていますが
エラ呼吸している 列記とした「魚」です。
志津川湾一帯には、
実に600種類を超える多様な生物が棲息しているのだとか。
センターでは そうした生き物たちの情報展示も楽しめます。
スタッフも あれこれ親切に教えてくれます。
深まる秋を 印象付けています。
それにつけても 未だ撮れぬコクガンの姿、
その後 手に出来たのは、11月1日午前9時ごろ
波伝谷(はでんや)辺りで18羽を確認!という情報のみ。
トホ・・・
徐々に羽数は増えてきているようですが
コクガンの画像は
また次回「以降」のお楽しみでございます。