一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
9月4・5日の南三陸の蒸し暑さといったら・・・
台風9号が南からもたした温かく湿った空気は
さながら熱帯雨林気候的暑さに。
昔、夏に仕事で訪れた雨のシンガポールが
こんな暑さだったのを ふと思い出しました。
9号は 日本列島の西側を北上。
台風は低気圧ですから風は反時計回りで吹きます。
その風が、南の暑く湿った空気を巻き込んで
日本列島の残暑を蒸し暑くしている。
これまた9号同様 列島の西側を直線的に北上する予想。
ということは、南から蒸し暑い風が再び・・・。
この5日朝には、9号の影響で
南三陸町では 車のワイパーが効かない
傘も役に立たないほどの激しい雨が降り、
国道398号は一時冠水する箇所が発生しました。
こちら ↓ は翌6日の様子。
国道沿いのドラッグストア駐車場は 前の日 川から流れ込んだ濁流により
泥で汚れて 土色になっていました。
観洋が維持管理している震災遺構 高野会館の周囲も このあり様・・・
(☆「高野会館」は国土交通省東北地方整備局
震災伝承ネットワーク協議会登録の「震災伝承施設」です)
丸一日経っても水が溢れていて、
これでは 語り部バスでお客様をご案内するのも 容易ではありません。
6日19時現在、10号の中心気圧は945hPa。
920hPaからは多少勢力は弱まりましたが
依然として大型で「非常に強い」勢力を保ちながら北上しています。
北陸や新潟では、再び暴風とフェーン現象が懸念されていて、
全国的にも残暑と呼ぶには厳し過ぎる暑さは まだ続きそう。
もちろん、東北地方でも風と大雨に警戒が必要です。
さて、今年 観洋眼下の岩場で孵ったカモメ兄妹ですが、妹のみなみは、未だ この場を離れられない様子です。こちらは、今月3日父親から餌を貰おうと巣のあった岩場にやってきた みなみ。
それでも前回ブログを更新した月曜の夕刻には、観洋6階の窓をかすめるように親鳥の後について兄のりくと一緒に飛んでいくみなみを目撃。
風の強かった4日には東館の屋上に居て、おもむろにフワリと舞い上がると、風に乗って悠々と旋回「こんなに成長したよ」とばかりに空の高みにのぼっていく姿を観ることが出来ました。兄のりく同様、飛翔能力はしっかり身に付けたみなみですが、いかんせん 餌を上手く獲れず、いまだに親に餌をねだっています。
なんとか、自分で餌を獲る努力はしているようですから、今しばらく、温かく見守ることにいたします。