一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
暖冬の今シーズン、
三週間も早く北へ向かい始めた伊豆沼のマガンや白鳥の
北帰行も殆ど終わり・・・
という報道に驚いて、もしやコクガンも?!と、
海辺に出かけ 姿を確認してホッとしたのが もう三週間前のこと。
春のような陽気も手伝って、志津川湾のコクガンも
すっかり北へ帰ってしまったとばかり思っていました。
が、まだ居ました。数羽だけですが。
二週間前に「取り残されていた」とご紹介した
調査用の標識と発信機を付けたコクガンも
あの時より いくらか元気を取り戻しているようで
他にも、合わせて八羽くらいでしょうか、オオバンの傍に寄り添うように
港の岸壁からそう離れていない辺りに 点々と。
オオバンに「寄り添う」コクガンたちの魂胆は・・・、こうです。
横取り!!
横取り!!!というわけです。
さすがのオオバンも、冬場以上に執拗に迫ってくるコクガンに
潜水の得意なオオバンにとっては 気の毒にも見えますが、
何せコクガンは 潜れませんから。しかも、旅立ち間近。
きっと、この横暴とも思える行為を許容し共生してくれているのは
それを知っているから なのかも知れません。
身体の小さなオオバンの方が、心が広いのかな?
最後の一団の旅立ちも いよいよ間近なようです。