一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
丁度 一週間前、南三陸ホテル観洋では
全国被災地語り部シンポジウムが開かれました。
その朝、
シンポジウムのMC担当でしたから、朝食を早めに取って準備をと
いつもより早く男子寮を出た 出勤の道すがら・・・
い、いました、「彼」が!!! 7時40分過ぎのことです。
Breakfastの お邪魔をしてしまったようですが、
いつものように逃げもせず、ジ~っと こちらを見つめていました。
警戒心が弱く、好奇心が旺盛なので
「森の哲学者」と呼ばれているカモシカならではの「行動」です。
ヒゲを蓄えたようにも見える「お顔」も 哲学者っぽいかも・・・
さて、目下 志津川湾で越冬中のコクガン。
ご希望のお客様には、日曜の午前中「観察ツアー」にご案内していますが、
Bluebirderの場合、
震災の記憶を風化させないための「語り部バス」ガイド担当の際、
ワゴン車で移動できる場合、コクガンを「観に」お連れしています。
この日は、観洋には初めてのお泊りで語り部バスも初めてというお客様
コクガンを間近に「かわいい、かわいい」と 大喜びで
スマホ撮影していらっしゃいました。
他じゃぁ こんな好条件で観察できる場所は なかなかありませんから。
よかった よかった♪
そして、29日 この日は、お客様を
観光船「第三はまゆり」による 志津川湾クルーズにご案内。
前回同様、ウミネコたちが それはもうもの凄い勢いで
大挙 押し寄せて来ました。
そんな勢いに気圧されて 最初は 怖がっていた未就学の男の子でしたが、
「おばあちゃん」から手を添えてもらって「餌付け」。
ウミネコが 上手に食べてくれることがわかってからは、
クルーズの途中、前回と大体同じ場所で、
コクガンのツガイを何組か確認することが出来ました。
去年10月の末から 志津川湾に入り始めた コクガンたち。
この日は、海水浴場サンオーレ袖浜に併設された広場に面した海にも
「ここに集結し始めると、もう間もなく 北帰行の時期だね」とは、
観光船船長の 言葉。
暖冬の今季は その北帰行が早まるのか、否か・・・。
いずれにしても、彼らが繁殖のため北へと向かう
「別れ」の時期が 迫っています。