みなさまこんにちは。売店のグリです!
もうすぐ2月も終わり、3月になろうとしています。
この時期になると、どうしても3.11を意識してしまいます。
今日は、24日・25日にわたり当館で開催された
第5回全国被災地語り部シンポジウム in 東北から
第3部 <分科会④>~記憶を伝えていくための記録・手段とは~
の様子をご報告させていただきます。
コーディネーターは山内 明美氏(宮城大准教授)
パネリストは
格井 直光氏(一般社団法人ふらむ名取代表理事/閖上震災を伝える会代表)
山内 宏泰氏(気仙沼リアスアーク美術館副館長)
小山 一彦氏(ビジュアルコミュニケーションズ代表取締役社長)
金 千明氏(FMわいわい代表理事)
そしてコメンテーターには
宮本 肇氏(前 北淡震災記念公園総支配人)
以上6名の方を中心に進行させていただきました。
当初の応募数を超える大勢の方にご参加いただきました。
情報があふれる社会の中で、多様化は日常生活だけではなく、
防災・減災・教育の場面でも多様なコンテンツがある中で、
自身の判断や決断、行動について考える必要性が高まっている現代。
今回のセッションでは実際に様々な手法で活動をすることを学び、
共有することを目的としながらも、さらに多様化する社会・生活の中で
語り部の在り方や役割について、
それぞれの方々の思い・考え方を広くご説明いただきました。
会場でご参加いただいた皆様からのご質問等も多く、
皆様の関心の深さを感じました。
今回この分科会に参加できたことを糧とし、
今一度どのように記憶を伝えていくのかを考えてみたいと思います。