一週間ぶりのご無沙汰です。Bluebirder*Sです。
5日の朝、三陸自動車道を車で南下していたところ、
ハラハラ、ヒラヒラと雁行陣を崩して飛ぶ
7~8羽のマガンと思しき野鳥を見かけました。
石巻上空、桃生豊里インター付近で、
登米市と栗原市にまたがる
伊豆沼方面に飛んで行ったようです。
こちらは、あくまで参考画像ですが、こんなイメージ♪
運転中の目視でしたから証拠の写真がありませんが、
もう そんな「渡り」の時期なのですね。
10月に入ったばかりですから、
越冬の飛来には まだ「早い」という印象がありました。
ただ、ネット上の新聞記事を探ってみると、
もう 9月14日に今季初飛来していましたね。
去年も同じ日だったのだとか。
伊豆沼は 国の天然記念物マガンの一大越冬地で ラムサール条約登録湿地。
広く野鳥ファンにも知られ、毎冬バードウォッチングの愛好者で賑わう場です。
ラムサール条約は、
「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」という
私たちの暮らしを豊かにする湿地を守るために決められた条約です。
南三陸町の志津川湾も、
国の天然記念物にして絶滅危惧種「コクガン」の越冬地で
去年10月に ラムサール条約に登録されたばかり。
まだ初飛来には早いだろう、とは思いましたが、
6日午後、FMの山下達郎のサンソンを聴きながらハンドルを毎冬の飛来場所へ。
ただ、そこに居たのは、やや強い風に吹かれたウミネコと
カルガモだけ。
↑ スマホ撮影の拡大トリミングで すみません!
そうそう、コクガンは
丁度このカルガモたちと同じくらいの大きさです。
去年の初飛来はいつだったのか、正確なところはつかめていませんが、
大体11月中旬には、もう 上の写真を載せて
ブログでご紹介していましたから、
先陣は、もうそろそろ やって来てもおかしくない時期なのかも知れません。
こちらは、今年の北帰行直前の様子。
国の天然記念物で 絶滅危惧種、貴重な水鳥コクガンを養い 育む
豊かで深い自然をたたえる志津川湾。
前の冬は、200羽を超える数のコクガンが 大好きなアマモやアオサを
食べながら越冬しました。
今年は一体 何羽がやって来るのかなぁ・・・、などと
飛来を待ちわびながら、北の空に思いを馳せた 日曜の午後なのでした。