一週間ぶりのご無沙汰です。Blubirder*Sです。
今日は ゴールデンウィーク最終日。
みなさんは どんな黄金週間を過ごされましたか?
先日、といっても もうGW序盤のことになりますが、
観洋では 岩手県は大船渡市出身のシンガーソングライター
濱守栄子(はまもりえいこ)さんの ロビーコンサートが開かれました。
濱守さんは、東日本大震災後
被災地に1000万円の義援金をと 全国を回って音楽活動を続けています。
ちょうど一年前にスタートしたツアーは「ピアノと 女一人旅」。
今回は、たまたま関東方面から故郷岩手県へと向かう途中、
ホテル観洋に寄ってくれました。年に2回ほど訪ねてきてくださいます。
機材はすべて持込み。ほとんど手弁当状態で歌い続けています。
活動資金はコンサート会場でのCDの売り上げの半分から、
あとの半分は義援金に充てています。
ピアノの弾き語りで、オリジナル曲からJ-pop、アニメソングまで
やさしく伸びのある歌声は、会場を心温かく包み込んでくれます。
聞けば、ピアノは 小さいころから弾いていたわけではなく
30歳にして始めたのだとか。
それも、もともと新社会人としてスタートした銀行員の仕事を辞めて
音楽活動を始めた人です。
オリジナル曲「45号線」は、大震災前の国道45号沿いの光景や景色を思い浮かべ
回想し、3.11の出来事を忘れないで と しんみり語りかけます。
同じく「キセキ」は、
当たり前と思っていることは 当たり前ではなく奇跡なんだよ。
生きていること それだけで奇跡、だから出会いにも意味があり、
笑顔で奇跡は起こせるのだ と訴えます。
心をこめ、魂こめて切々と語りかける歌声は、
いつしか ロビーで聴き入っていたお客さまの心にも染み入って共感を呼び、
公演後のCD販売には、長い行列が出来ました。
義援金の目標額まで、あと 150万円を切りました。
今回の公演でまた、サポーターが増えましたね。
みなさんも、是非 彼女のオフィシャルサイトで歌声を聴いてみて下さい。
心 洗われます。
がんばれ、濱守栄子! 南三陸の地から 応援しています。