一週間ぶりのご無沙汰です。
Bluebirder*S です。
今年も彼らがやって来ました。
国の天然記念物にして絶滅危惧種の 「コクガン」たち !
カモの群れの中、「白いお尻」が目印。
聞けば もう今月の8日あたりに 宮城県の職員が6羽を確認していたそうで、
私 Bluebirder が 彼らを撮れたのは、もう それから一週間後のこと。
この日は、冬型の気圧配置で 朝から北風が強く吹きつけ 指先も凍えるような朝。
コクガンたちは、波に揉まれながら 好物のアマモを食べていました。
もう皆さんご存知の通り、南三陸町の志津川湾は ラムサール条約登録湿地。
先月 正式登録を受けたばかりです。
南限北限の藻類200種類以上が混生する湾内では、
生物の多様性が保たれています。
その豊かな自然が、コクガンの越冬を支えています。
2年前の100羽の群れは かなり警戒心が強く
遠巻きに人影を認めると 一斉に飛び立ってしまっていましたが、
この日の彼らは、Bluebirderの姿を見つけても 飛んでしまうことはありませんでした。
とは言え、優に50m以上の距離はありましたけれどもね。
岸では、防潮堤などの復興関連工事が進められていて、
ひょっとしたら 工事車両や工事に携わる人たちの存在と動きに
「慣れっこ」になっているせいなのかもしれません。
とすれば、今は比較的近い距離で コクガンを観察できるチャンスかも !
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観洋から湾の対岸にある、志津川自然の家では、
このコクガンも見られる野鳥観察会を来年1月と2月に予定しています。
日程は、1月12日土曜日と2月17日日曜日。
小学生以上の25名を先着順で受け付け。
小中学生は保護者同伴でお願いしますとのこと。
↑ こちらは、自然の家に展示してあった写真。オオワシも見られるかも!
申し込方法は、FAXかメールで
①氏名、②住所、③性別、④電話番号、⑤希望する日を記入して 送信してください。
志津川自然の家 FAX: 0226-46-9045
メール:szm@pref.miyagi.lg.jp
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北の国からの 冬の使者コクガンは
地球上に8000羽いるかいないかという絶滅危惧種。
この13日には
ラムサール条約登録の先進地 伊豆沼から訪れた自然観察員により、
8羽が確認されています。
ラムサール条約登録元年のこの冬、
果たして何羽が 志津川湾に飛来し 冬を越えることでしょう。
Welcom to Minamisanriku,Blent Gooses !