一週間のご無沙汰です。

BlueBirder*Sです。

Uターンラッシュで6日の東北道は

26kmの渋滞だったそうですね。

皆さまのゴールデンウィークは如何でしたか?

家族サービスのお父さま方 お母さま方には

大変おつかれさまでした。

観洋もおかげさまで大勢のお客さまにお泊り頂きました。

ありがとうございます。

 

さてさて、そんなさ中 観洋近くの立木から延びたツルに

白い藤の花♪

五月晴れの空の下、しっとりとした趣きで咲いていました

ああいい香り~♪などと思いながら

気分よく歩道を歩いていくと・・・、

黄と黒の羽色を持つ小鳥が二羽

何やら争うように道路の反対側からこちら側へと

飛んできました。

さえずりはもう耳にして

町に来ていることは分かっていたのですが、

南三陸町にとっては「夏の使者」的 存在の

「キビタキ」でした。

繁殖期で自分たちの縄張りを主張した

「小競り合い」だったようです。

こういう争いの時に聞こえるのが、

まるでクマ蜂の羽音のようなブ~ンという音。

あれが声なのだとしたら、

とてもきれいなさえずりを持つ鳥とは思えません。

「怒り」の「声」なのか何なのかその音には驚かされます。

が、すぐにキビタキとわかって見つけやすい。

運よく20m程向こうの立木にとまってくれたので

カメラを手に しばらく眺めていました。

もっとも300mmで手持ち撮影というのは

ほとんど暴挙的スタイルですから、

ブレや明瞭度の悪さはご容赦ください。

ラッキー♪とばかり、

ついつい、森の中へと入りこんでのシュートがこちら。

きれいでしょ?鮮やかで深い黄色。

キビタキはおとなり福島の県鳥だそうです。

南三陸では毎年初夏あたりには子育てのため渡ってきて

ひと夏を過ごしていきます。

更に、キビタキを追って森の小道を分け入ると

ヤブの中にうごめく影がもう一羽!

これはもう完璧?な 枝かぶり写真ですが、

その鮮やかな瑠璃色はオオルリ!に間違いありませんでした

まだ、今年はさえずりを聞いていなくて

探してもいませんでしたから、これが今年最初のコンタクト。

ちょいと感激しながら 夢中でシャッターを切りました。

とはいうものの森の中は光が足りず失敗の山積み。

補正してやっとのこの姿も、トホホ・・・

ヤブの中では瑠璃色は

ほとんど黒にしか見えないオオルリですが、

もうすぐ、キビタキ同様

美しいさえずりを聞かせてくれることでしょう。

明るい場所で会えたら、また美しい瑠璃色をご紹介しますね

とにもかくにも、今年も「黄色」「瑠璃色」そろい踏み!!

沿道のヤマツツジも咲いて

南三陸町にも もう間もなく夏の到来です。